たまたまですが、グーグルの記事にオザキフラワーパークの多肉植物のイベントが出てきました。オザキフラワーパークは過去に2回ほど行ったことがありますが、ブログを始める前ですから、だいぶ昔の話です。オザキフラワーパークは家からだと、行き方がやや面倒くさいのですが、イベントに合わせて久しぶりに覗いてみることにしました。

さて、「多肉大集合!」という名前で行われた土日のイベントでしたが、イベントの規模的にはまあまあでしたね。ただ、柱サボテンや大型ユーフォルビアなど、インテリア向きの見栄えする大株も多数入荷するところなどは一般的なイベントとは異なりますね。

多肉大集合スクエアポスター_アートボード-1-1260x1260

2階にエスカレーターで上がると、眼前に多肉植物が並んでお出迎えしてくれます。まあ、いろいろとありましたが、チタノタ系などアガヴェが沢山並んでいました。私は詳しくないのでよくわかりません。あと、人気のサンセベリアの小型種や筒アナナスも並んでいました。その他はユーフォルビアやPachypodium cactipes、Dorstenia gigasのなどの苗などもありました。ここでは、久しぶりに見たMonadenium rubellumが一鉢あったので購入しました。

同時開催で観葉植物のフェアもやっていて、ビカクシダとアロイド、いわゆるサトイモ科植物が大量にありましたね。アロイドは最近流行の兆しがあるようで、素晴らしい斑入りの植物が流通しています。ここには、着生サボテンの吊り鉢も沢山ありました。

最後にメインの売り場である一番奥の売り場ですが、見上げる高さのFicusなどで鬱蒼としており、まるで植物園の温室のようでした。コバンボダイジュの苗まであり、今は何でも売っているのだなあと驚きました。多肉植物のコーナーなそれなりのスペースを貰っていて、割りと多様でした。気になったのはTrichodiademaで、T. bulbosumだけではなく、T. stellatumやT. densumもありました。しかし、Trichodiademaはブルボスムを育てていますが、イマイチ育ち方が分かっていません。集めるのはまだ早いかもしれませんね。亀甲竜やPachypodium graciliusの小苗が大量にあり、よくあるミニ多肉もまあそれなりにありました。あと、何やらサンゴアブラギリが沢山ありましたが、需要はあるのでしょうか? サボテンも普及種を中心にそれなりにありました。「ロフォフォラ」とだけ表記されたサボテンが沢山ありましたが、何だか不思議です。他にはKumara plicatilis(Aloe plicatilis)やらガガイモ科植物もありました。Dioon supinulosumやFouquieria formosaあたりのややマニアックな連中もありました。ここでは、Cycas debaoensisを購入。巨大なミルクブッシュやボトルツリーを見ながら、プレステラ150と一緒に会計を済ませました。


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Cycas debaoensis
最近、割りと見かけるデバオエンシスですが、毎度気にしつつも見送ってきました。しかし、今回は奮発して購入しました。というのも、Dioon supinulosumのように普及種になってくれたら良いのですが、Dioon eduleのように一時期大量に実生苗が流通して打ち止めのパターンもあるためです。今後、流通してくれたら安くなるかもしれませんが、わかりませんからね。まあ、そんな講釈をたれつつ、流通して値が下がる前のバカ高いAloe erinaceaやらEuphorbia tulearensisを買ってしまった前科があるわけですが…

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Monadenium rubellum
ちらほらピンクの花が咲いているルベルムです。以前から気になってはいましたが、なんとなく手を出していませんでした。今回は塊根がなかなか良い形でしたから購入を決めました。モナデニウムはユーフォルビアに吸収されましたから、ルベルムも現在はEuphorbia rubellum、ではなくEuphorbia neorubellaとなっています。

先週のヨネヤマプランテイションの即売会、木更津C&Sに行ったばかりなのに、またイベントに行ってしまいました。しかし、久しぶりのオザキフラワーパークは多肉植物以外も割りと見るべきものが沢山あって面白かったですね。


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