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カテゴリ:植物園 > 新宿御苑

去年の11月に行った新宿御苑で開催された洋らん展の記事の続きです。新宿御苑が栽培した洋らんを見てきましたが、本日は個人出品の蘭を見てみましょう。


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Alcra. Donaod Halliday
Aliceara(Alcra.)。Brassavola(Brs.) × Miltonia(Milt.) × Oncidium(Onci.)の交配。この場合は、Alcra Tahoma Glacier × Onc. Richard Waugh。ちょっと変わった花ですが、よく見るとミルトニアとオンシジウムが合わさった感はありますね。



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ここからは、個人出品の蘭です。


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Phal. pulcherrima
Phalaenopsis(Phal.)。コチョウランの重要な交配親。旧・Dortis属。東南アジアの原産。



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Aergs. biloba
Aerangis(Aergs.)。アフリカのギニア湾沿いの原産。

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エランギスは夜香性です。


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Onc. Aloha Iwanaga
Oncidium(Onc.)。Oncidium × Gomesa(Gom.)なので、OncidiumではなくOncidesa(Oncsa.)となっています。この場合は、Oncsa. Goldiana × Gom. Star Warsの組み合わせ。



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L. rubescens
Laelia(L.)。メキシコ、中米の原産。



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Den. bigibbum
Dendrobium(Den.)。旧・デンファレ系のデンドロ。ニューギニア島、オーストラリアの原産。



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V. Pachara Delight
Vanda(V.)。非常に濃い紫色です。V. coerulea × V. saunderiana × V. deareiなどの交配。この場合は、V. Karulea × V. Gordon Dillonの組み合わせ。


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去年の11月に行った新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。相変わらず素晴らしい蘭、珍しい蘭が盛りだくさんです。珍種のエリオデスは初めて見ましたし、ガストロキルスもあまり栽培されない蘭です。あと、旧・オドントグロッサム系を久しぶりに見ましたが、目が覚めるような素晴らしい花でした。


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Odm. エンペラー
Odontoglossum(Odm.)。オドントグロッサム系は花の形が美しくややフリンジ状になるだけではなく、花色も目を引きます。
しかし、この「エンペラー」はよくわかりません。外見的には「Oda. Lovely Penguin 'Emperor'」に似ているような気がします。このOda.はOdontidaですが、Odm. × Cochlioda(Cda.)という組み合わせです。旧・オドントグロッサム系はこのOda.が多いような気がします。しかし、OdontoglossumにしろCochliodaにしろ、現在はOncidium(Onc.)に統合されたため、Odontidaは消滅しました。Onc. × Onc.になりますからね。


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C. C.G.Roebling
Cattleya(C.)。素晴らしい色合いです。大変美しいですね。C. gaskelliana × C. purpureaの組み合わせ。



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Gchls. obliquus
Gastrochilus(Gchls.)。カシノキラン(Gchls. japonicus)の仲間。アッサム、ヒマラヤ、ラオス、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの原産。



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Paph. primulinum
Paphiopedilum(Paph.)。縮こまったようなペタルが可愛らしいですね。スマトラ島の原産。



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Cym. dayanum
Cymbidium(Cym.)。寒鳳蘭と呼ばれる東洋蘭。アッサム、中国、東南アジア、台湾、日本の原産。
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Eriodes barbata
1属1種の珍種。アッサム、中国南部、ヒマラヤ、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。



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C. Marcello Miranda
Cattleya。C. caulescens × C. labiataの組み合わせ。



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去年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。新宿御苑の蘭コレクションを観ていましたが、蘭の同好会の育てた蘭を見ていきます。


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Brs. arcuigera
Brassia(Brs.)。実にブラッシアらしい花。まさにスパイダーオーキッド。中南米の原産。



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Coel. rossiana
Coelogyne(Coel.)。現在はCoel. trinervisの異名となっています。アッサム、中国、東南アジアの原産。



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V. lamellana
Vanda(V.)。バンダらしさが薄い希少種。南西諸島、台湾、フィリピン、ボルネオ島の原産。



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ここからは、川崎洋蘭クラブの展示。


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V. Wirat Gorden
Vanda系交配種。V. sanderiana × V. coerulea × V. deareiなどの組み合わせ。
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バンダらしいインパクトの大きな花。


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Bc. Miura Otome
Brassocattleya(Bc.)と表記されていましたが、おそらく「Cahuzacara Miura Otome」ではないかと思います。Bc.はBrassavola × Cattleyaですが、Cattleya(C.)からGuarianthe(Gur.)が分離され、Brassavola(B.)からRhyncholaelia(Rl.)から分離されたからですかね。Cahuzacara(Chz.)は、B. × C. × Gur. × Rl.ということです。



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Ctt. Portia
Cattlianthe(Ctt.)。よく揃って咲いています。Gur. bowringiana × C. labiataの組み合わせ。


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昨年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。本日は新宿御苑が栽培している蘭のコーナーがありましたので、そこを見ていきます。


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蘭展に合わせて雛壇が作られていました。


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Bol. violacea
Bollea(Bol.)。ボレアはあまり見かけない蘭です。花の雰囲気も個性的。ちなみに、2005年にPescatoniaとなっています。ブラジル、ギニア、ガイアナ、スリナム、ベネズエラの原産。


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Octomeria sp.
オクトメリアは中南米、カリブ海地域に171種が知られています。妙な花の付き方ですが、花茎が伸びないからですね。



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Paph. henryanum
Paphiopedilum(Paph.)。原種のパフィオでは割りと見かける種です。中国、ベトナムの原産。


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Paph. spicerianum
Paphiopedilum。アッサム、中国、ヒマラヤ東部、ミャンマーの原産。



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Oma. grandiflora
Octomeria(Oma.)。種小名からして、オクトメリアでは花が大きいのかも知れません。南米の原産。


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Bulb. dearei
Bulbophyllum(Bulb.)。フィリピン、ボルネオ島、マレー半島の原産。

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萼片が反り返る面白い花です。


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Epig. nakaharae
Epigeneium(Epig.)。現在はDendrobiumとされているようです。台湾、タイ、ベトナムの原産。


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去年の11月に新宿御苑の洋らん展へ行きましたが、その続きです。前回までは屋外を散策したり、温室内の熱帯植物を見てきましたが、本日から洋らん展の内容に移ります。まずは入口付近の入選作から。ちなみに入賞作は一番最後に配置されていましたから、今回は登場しません。


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C. maxima
Cattleya。マキシマは代表的なカトレアの1つで、蘭展ではよく見かけます。しかし、これだけ咲きそろうのと実に見事です。エクアドル、ペルーの原産。


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Psh. vitellina
Prosthechea(Psh.)はEncycliaから独立した属です。一見して蘭に見えない雰囲気があります。メキシコ、中米の原産。


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Den. serratilabium
Dendrobium(Den.)です。デンドロビウムは有名ではありますが、種類が多いため私も知らないものばかりです。フィリピンの原産。


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Tolu. Jairak Firm
Tolumnia(Tolu.)はOncidiumから独立した属です。Tolumniaはあまり聞かない蘭です。Tolu. triquetra × Tolu. hamiltoniiの組み合わせ。



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Den. munificum
Dendrobiumです。印象的な花です。旧・Inobulbon。ニューカレドニアの原産。



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Bc. Carnival Kids
Brassacattleya(Bc.)は、Cattleya × Brassavola(B.)の交配種。しかし、Bc. Carnival Kidsは「Bc. Gulfshore's Beauty」の異名とのことです。鮮烈な色合いが楽しいですね。これは、B. nodsae × C. dormanianaの組み合わせ。



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C. Remo Prada
Cattleya。C. trianae × C. mossiae × C. pupurataの組み合わせ。面白い配色ですね。



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去年の11月に行った新宿御苑の記事の続きです。洋らん展を見に行ったわけですが、苑内を散策していました。今回、ようやく洋らん展の会場である温室に到着しましたが、本日は蘭以外の植物を見ていきます。洋蘭がところ狭しと並んでいるせいか、あちこちで花が咲いていることに気が付かない人もいそうです。


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温室に到着。洋らん展を見にきた人で、いつもより少し混んでいました。


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レッドジンジャー Alpinia purpurata
最近、ショウガ科植物が気になっており、以前より目に入るようになって来ました。アカボゲットウ(赤穂月桃)と呼ばれているそうです。夢の島熱帯植物館でレッドジンジャーらしき花を見ています。ニューギニア周辺、ニューカレドニア、バヌアツ、モルッカ諸島、ビスマルク諸島の原産。


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Clerodendrum macrosiphon
Clerodendrum macrosiphonという名前は2種の植物に命名されており、残念ながらネット上では混同されているようです。この植物の場合は、1883年に命名されたC. macrosiphon Hook.f.でしょう。アフリカ東部の原産です。現在はRotheca microphyllaとされています。混同されているC. microsiphon (Baker) W.Piepは1938年に命名されましたが、nom.illeg.ですから非合法名です。こちらは1900年に命名されたClerodendrum duseniiが正しい名前です。標本を確認すると集散花序が確認され、名前以外で似ている要素はなさそうです。


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Euphorbia leucocephala
「白雪姫」の名前で栽培されるユーフォルビア。一般的には鉢植えサイズですが、植物園では樹木状となりかなり大型となります。メキシコ、中米、コロンビアの原産。


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Dioon spinulosum
これは大変立派なスピヌロスムですね。スピヌロスムは蘇鉄の中でも最大となる種です。メキシコ原産。



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Hypoestes aristata
キツネノマゴ科は詳しくないので、よくわかりません。「Ribbon bush」と呼ばれているそうです。花はコエビソウ(Justicia brandegeeana)に似ていますが、かつてはJusticia aristataとされていましたから納得ですね。アフリカに広く分布します。


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オオハマオモト Crinum asiaticum var. sinicum
去年の9月に来た時は終わりかけでしたが、今回は満開です。タイワンハマオモトとも呼ばれます。
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ハマオモトとはあまり聞き慣れない名前かも知れませんが、一般的にはハマユウと呼ばれています。日本に分布しているハマユウ(ハマオモト)は、Crinum asiaticum var. japonicumです。


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9月に見た時は赤みがありましたが、だいぶ熟してきましたね。


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コエビソウ Justicia brandegeeana
こちらがコエビソウです。メキシコ、中米の原産。キツネノマゴ科。
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印象的な花です。


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Osmoxylon lineare
新宿御苑でオスモキシロンの特徴的な花を見るのは2回目です。そういえば、板橋区立熱帯環境植物館でも花を見ています。オスモキシロンは「コウトウヤツデ属」と呼ばれるらしく、東南アジアに61種あります。ウコギ科。


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ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
変種mexicanusは現在は変種arboreusに含まれます。それはさておき、ウナズキヒメフヨウとタイリンヒメフヨウ(M. penduliflorus)の違いがよくわかりません。タイリンヒメフヨウはM. arboreus var. penduliflorusとされたこともありますから、似ていることは間違いありませんが…。タイリンヒメフヨウの別名をウナズキヒメフヨウとしているサイトもあり、ウェブ上の情報だけだと判断は難しそうです。



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11月に新宿御苑の洋らん展に行ってきましたが、まだ温室に入らずに屋外を彷徨っています。紅葉・黄葉が始まっており、巨木が多い新宿御苑では実に見事でした。また、菊花壇展がちょうど開催されていたので、展示がある日本庭園を散策して一通り見学してきました。


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イチョウも巨木なので黄葉が実に見事でした。


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こちらはユリノキの黄葉。やはり大木で大変な美しさでした。


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葉はまばらですが、大変な巨木です。
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幹肌からするとプラタナスですね。


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ラクウショウ(落羽松、Taxodium distichum)が群生しています。沼杉の名前もあり湿地に生えます。特徴的な呼吸根が出ていました。
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これが呼吸根。湿地に適応しています。呼吸根はマングローブでも見られますよね。


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日本庭園の池にかかるカエデの葉が、一部だけ日を浴びて燃え上がるような鮮烈な赤色を見せてくれました。


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菊花壇ですが、一般的な菊の展示会と異なり地植えの菊です。これは江戸菊ですが、江戸菊の花壇は明治11年(1878)から始まっており、新宿御苑の菊花壇ではもっとも歴史があるということです。


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筆染川


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日本庭園


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鯉がゆったり泳いでいました。


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大作り花壇が見事です。なんと、初冬に出た芽を分枝させて、一株から数百輪咲かせます。この大作り花壇は新宿御苑のオリジナルで、全国の菊花壇展で見られる千輪作りの先駆けということです。新宿御苑では明治17年(1884)から始まっています。


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嵯峨菊


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丁字菊


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伊勢菊


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肥後菊


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11月に行った新宿御苑洋らん展の続きです。洋らん展といいながらも、会場である温室に入らずに、11月の冷たい風が吹くなか花を求めて彷徨っています。
 

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ジュウガツザクラ(十月桜)
10月に新宿御苑を訪れた時はいまいち場所が分かりませんでしたから、違う場所を探しました。というわけで、今回のお目当ての1つです。春と秋〜冬の二季咲きの桜です。

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枝により花色が微妙に異なります。11月の桜も乙なものですね。
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一般的に桜はPrunus属と認識していましたが、特に日本を含む東アジアでは、桜はCerasus属として独立させることがよくあるそうです。Prunusというと、梅や桃、スモモ、アンズ、アーモンドなどが含まれます。
十月桜は豆桜と江戸彼岸の交配種とされ、Prunus × subhirtella(=Cerasus × subhirtella)の1タイプのようです。



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皇帝ダリア Dahlia imperialis 
皇帝ダリアが咲いているとのことで見に行きました。一般的には皇帝ダリアですが、キダチダリアという名前があるそうです。高さ8〜10mに達する巨大なダリアで、学名もちゃんとDahliaです。中米〜南米北部の原産。

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我が家でも昔は皇帝ダリアを植えたりもしましたが、背が高くなりすぎてどうしても倒れてしまうため栽培は断念しました。2階の窓まで届く高さだと、園芸用の支柱では用をなしません。これだけガッチリ支柱を組む必要があります。これでも、今年は小ぶりらしいです。


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チャノキ(茶の木)が開花しています。私は茶の木にあまり馴染みがなく、今年の5月に行った東京都薬用植物園で見たのが初めて見たくらいです。原産地は一応はアッサムから東南アジア、中国南部とされますが、いかにも伝播していそうですね。
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非常に密に咲いていました。葉の雰囲気はやはりカメリア=ツバキ属ですね。学名はCamellia sinensis。
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花は目立ちませんが小さな椿のような花です。


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苑内は至る所で紅葉・黄葉が見られます。


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新宿門の近くに立派な乳イチョウがありました。


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ヤツデ(八つ手) Fatsia japonica
もっとも身近なウコギ科植物の1つです。林内や公園に勝手に生えてきます。日本、韓国の原産。



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センリョウ(千両) Sarcandra glabra
植栽されたものか鳥の落とし物由来かは分かりませんが、下生えに千両がありました。千両や万両は寒く侘しい時期に実をつけ、果実は目を楽しませてくれます。インド、スリランカから東南アジア、ニューギニア島、台湾、中国南部、朝鮮半島、日本の原産。センリョウ科。


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「母と子の森」でキチジョウソウの花を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。細い道が多く、違う道を歩いていたような気がしますが多分気の所為でしょう。


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10月にも新宿御苑に行ってきたわけですが、11月に洋らん展を開催するということで、また新宿御苑へ行ってきました。会期が短く他イベントと被るため、休みを取って平日に観に行くことになりました。


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新宿御苑の洋らん展は、第37回となる歴史ある洋らん展です。洋らん展は温室内で開催されますが、今回はそれ以外にも目的があります。1つは前回見逃したジュウガツザクラの花を見たかったのと、新宿御苑の開花情報にあるいくつかの花を見ること、さらにはヒマラヤスギの仲間であるレバノン杉とアトラス杉を見ることです。というわけで、まずは散策から開始します。前回は苑内の東側を歩いたので今回は西側です。少し風が強いものの、よく晴れた散策日和でした。


まずは、ヒマラヤスギ属(Cedrus)から。ヒマラヤスギ属は3種からなり、ヒマラヤスギ(C. deodara)、アトラス杉(C. atlantica)、レバノン杉(C. libani)がありますが、一般的にはヒマラヤスギしか見かけません。新宿御苑ではヒマラヤスギ属が勢ぞろいしていますから、今回はすべて見て回ろうという魂胆です。


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ヒマラヤスギ Cedrus deodara
ヒマラヤスギは植物園だけではなく、公園や学校にも植えられる針葉樹です。高さ50mと巨大に育ちますから基本的に庭木にはされません。それに、ヒマラヤスギは自然な樹形が美しいため、あまり剪定に向いているとは言えませんよね。
新宿御苑には巨大なヒマラヤスギが数え切れないほど植栽されています。ヒマラヤスギはヒマラヤ山脈からアフガニスタンの標高1500〜3200mに分布します。



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園内のマップにヒマラヤスギ属の解説があり、それぞれの植栽場所が示されています。レバノン杉は1カ所だけですね。


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アトラススギ Cedrus atlantica
実際のネームプレートには「ギンヨウシーダー」、「Blue Atlas Cedar」とありました。「銀葉」の名前の通り葉が銀色に見えます。高さは35m程度になるそうです。モロッコのRif山脈およびAtlas山脈、アルジェリアのTell Atlasに分布します。自生地は標高1170〜2200mとのこと。
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温室前のアトラススギ。


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レバノンスギ Ceader libani
レバノン杉はいつか見てみたいと思っていました。なんと言っても、レバノン杉は歴史と関係深い樹木で、旧約聖書どころかギルガメシュ叙事詩にも出てきますからね。造船用などに古くから利用されてきたため、野生のレバノン杉は非常に少なくなってしまいました。やはり、様々な国や民族が入り乱れた文明の交差点に生えている以上、仕方がないことなのかも知れません。


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そういえば、あちこちに山茶花(Camellia sasanqua)が咲いていました。この時期に咲いているのは椿ではなく山茶花ですよね。
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こちらはピンク色の山茶花。
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八重咲きの山茶花。


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ミュージアムの入口に何やらありますね。
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面白い仕立ての小菊でした。中に支柱があり支えています。
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園内にはツワブキ(石蕗、Farfugium japonicum)の花があちこちで咲いていました。寒さに向かうこの時期には貴重な花です。
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丸花壇の近くはツワブキの花で埋め尽くされていました。
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ニホンミツバチにとってもこの時期に貴重な花なのでしょう。


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Ericaも開花中。


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ミュージアム近くの低木ですが、よく見ると花が咲いています。
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アベリア(ツクバネウツギ)の仲間ですね。


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10月に行った新宿御苑の記事の続きです。温室を出て、温室の脇道を通り新宿御苑から出ました。ということで、新宿御苑の記事は本日で最後となります。


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温室から出て大木戸門を目指します。


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温室の外から巨大なキダチチョウセンアサガオの花が見えます。


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温室の開閉部の隙間からはみ出した植物が咲いています。


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フジバカマ(藤袴) Eupatorium japonicum
フジバカマが満開でした。秋の七草。中国原産と言われてきましたが、原産では日本が原産地とされているようです。


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ヒメガマ(姫蒲) Typha domingensis
ヒメガマは世界中の熱帯から温帯に分布します。その範囲は恐ろしく広く、旧大陸と新大陸にまたがるため、自然分布としては過剰な気もします。なんと、地中海沿岸からアフリカ、中東、中央アジア、南アジア、東南アジア、ニューギニア島、オーストラリア、台湾、中国、朝鮮半島、北米から南米、カリブ海地域にまで分布します。ところが、不思議なことに日本は自然分布に入っていないようです。

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蒲は湿地帯に一般的な植物です。


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ムラサキルエリア(Ruellia tuberosa)と思しき花が咲いていました。撮影がぶれて名札が写っていませんでした。
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ムラサキルエリアはルエリアの中では一般的なので、おそらくそうでしょう。


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門の近くですが、遠目にフトモモ科の樹木が見えます。
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Callistemonですかね? 開花しています。


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新宿御苑を出て、外周を歩いていたらHemerocallisが咲いていました。ヘメロカリスにはカンゾウ(萱草)、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲ、ユウスゲなどがあります。新宿区の立てた看板によると、ノカンゾウのようです。


ということで、秋の新宿御苑を散策しました。今回は屋外の散策をメインにしましたから、花は少な目です。実は新宿御苑の蘭展が11月の19〜24日に開催されており、私も見に行きました。そのうちに記事にします。


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10月に行った新宿御苑の記事の続きです。前回は温室の入口近くの蘭を見ましたが、今回は一気に出口まで行きます。


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イカダバルカス Ruscus hypophyllum
ナギイカダ(R. aculeatus)の仲間。Ruscus属6種のうちの1つ。アルジェリア、シチリア、イタリア、モロッコ、スペイン、チュニジアといった地中海沿岸の原産。

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葉の中から蕾が出ているように見えますが、葉に見えるのは扁平になった茎ですからそれほど不思議ではありません。まあ、葉を痕跡程度までなくして、わざわざ偽葉を茎で作る方が不思議ですけどね。


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Thunbergiaが咲いていました。


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ドラゴンフルーツ Selenicereus undatus
ドラゴンフルーツの花が終わり実が出来始めていました。ドラゴンフルーツは1918年以来Hylocereus undatusとされてきましたが、2017年にSelenicereusとなっています。メキシコ、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラの原産。
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こちらはより熟しています。


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カカオノキ Theobroma cacao
いつ行ってもカカオは実っていますね。



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群生するアンスリウムが満開。


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温室内の池に熱帯スイレンが咲いていました。


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可愛らしいパイナップルがなっていました。後ろに落ちているのはサガリバナの花。


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滝の裏側を通ります。


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パパイヤ Carica papaya
パパイヤがなっています。パパイヤはかなりのサイズになりますが、材は軟質で樹木と言っていいのか微妙なラインです。

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細長い品種です。



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10月に行った新宿御苑の記事の続きです。温室に入りましたが、入口近くに蘭が並べてありました。あと、奥の方に吊り下げられている蘭の中に、ひっそりと咲いているものもありました。


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Oncidiumが満開です。


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名前を見忘れました。Bulbophyllum longiflorumでしょうか。ブルボフィルムは2000種以上あり似たものが多いため、素人の私では同定は難しいところです。


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Brasada Orange Delight
Brasadaとは聞かない名前ですが、Brassia × Adaの交配種とのことです。しかし、Ada属はBrassia属に吸収されたため属内交配となり、現在では名前もBrasadaではなくBrassia表記になっています。


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Chondrorhyacha discolor
何やら見たことがない珍しい蘭です。ChondrorhyachaはWarczeviczellaに吸収されたため、現在はW. discolorとなっています。中南米の原産。


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Masdevallia infracta
マスデヴァリアの奇妙な花が咲いていました。神代植物公園で大量のドラクラを見たせいか、マスデヴァリアが妙に可愛らしく見えます。



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カトレア系交配種。複雑な色合いです。


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カトレア系交配種。


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Warczewiczella Merion
何と読めば良いのか分からない属名ですね。ラテン語読みだとワルクゼウィクゼラでしょうか。「Merion」の組み合わせはW. discolor × W. wailesianaです。実は8月に行った神代植物公園でも花を見ています。


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Mormolyca  ringens
赤く小さなリップの上に、雄蕊と雌蕊が合わさった緑色の蕊柱が目立ちます。さらに、下2枚の萼が広がらず、上2枚の花弁も広がらないため、やや奇妙な雰囲気がありますね。
そういえば、蘭は巨大なグループゆえ、知らない属の方が多いというか、ほとんど知らないわけです。この、モルモリカも知りませんでした。調べてみたところ、モルモリカはマキシラリアに吸収されて消滅したようです。ということで、M. ringensも2015年にMaxillaria lineolataとなったようです。中米の原産。


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Ceratostylis rubra
小さく非常に目立たない花。フィリピンの原産。



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オオナガバサンゴアナナス
Aechmea caudata
蘭ではなくパイナップル科植物。タンクブロメリアの仲間です。蘭と同様にアナナスは熱帯林に適応した着生植物です。アナナスは葉を筒状にして水を貯めます。しかし、強烈な赤色の花穂が目立ちますね。ブラジルの原産。



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Aechmea fasciata variegata
ファスキアタは「シマサンゴアナナス」と呼ばれる、もっとも一般的なAechmeaです。Variegataですから中斑が入るはずですがよくわかりませんね。ブラジルの原産。


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10月に行った新宿御苑の続きです。今回は花メインでどんどん進みます。


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キツネノゴマ科のパキスタキスです。一般的に栽培されるパキスタキスはPachystachys luteaなので、おそらくそうでしょう。ブラジル、ペルーの原産。
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黄色の部分は苞で、飛び出してくる白いものが花弁です。


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絶妙な色合いのハイビスカス。花も非常に大型でした。


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Nepenthes × mixta
ウツボカズラの自然交雑種。現在の学名はN. × northisiiで、組み合わせはN. maxima × N. northianaです。



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Kaempferia galanga
地面に張り付くような葉を持つバンウコンの仲間。インドではスパイスに、中国では漢方とします。ショウガ科。南アジア、東南アジア、中国南部の原産。



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Aristolochia gigantea
巨大な花を持つウマノスズクサ科植物。前回来た時も咲いていましたが、今回は沢山咲いていました。


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Dichorisandra thyrsiflora
Blue Gingerと呼ばれるツユクサ科植物。去年来た時はまだ蕾で咲いていなかったのでラッキーでした。オオタチカラクサという名前もあるようです。ブラジルの原産。

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非常の濃厚な紫色です。


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Curcuma zedocaria
夏ウコン、紫ウコンと呼ばれ、生薬とされるショウガ科のガジュツ(莪朮)です。アッサム、バングラデシュ、東ヒマラヤの原産。東京薬科大学の薬用植物園でも見ています。



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Zingiber zerumbet
ハナショウガ、シャンプージンジャーと呼ばれるショウガ科植物。食用となる他、シャンプーになるようです。南アジア、東南アジア、中国南部の原産。



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Tapeinochilus ananassae
クスダマジンジャー、マツカサジンジャーと呼ばれるショウガ科ではなくオオホザキアヤメ科植物。今回はずいぶんと色あせていますが、既に開花した後なのでしょう。以前、新宿御苑に来た時には、目が覚めるような赤色の花穂を見ることが出来ました。




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10月に行った新宿御苑の続きです。園内を半周しましたが、いよいよ温室に入ります。


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まずは温室の入口付近の植物から。これは、皇帝ダリアの交配種、ガッツアリアとのこと。大変美しいですね。皇帝ダリアはあまりに背が高くなるため、あまり観賞向きとは言えませんが、これはちょうど良いサイズですね。
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花は皇帝ダリアよりは小さいですが、八重咲きで美しい花です。


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パンパスグラスの穂が出ています。出始めでしょうか?


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チユウキンレン(地湧金蓮) Musella lasiocapa
中国南部からインドシナ半島原産のバショウ科植物。そういえば、2023年の5月に神代植物公園で鉢植えのチユウキンレンが咲いていましたね。


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シークァーサー Citrus depressa
8月に神代植物公園に行きましたが、鉢植えのシークァーサーがなっていました。しかし、地植えでも大丈夫なんですね。沖縄のイメージが強すぎて寒さに弱い気がしていました。ちなみに、交配種なので学名はCitrus × depressaです。


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パイナップルリリー Eucomis comosa
南アフリカ原産の草本で、MassoniaやDrimiopsis、Lachenalia、Ledebouriaなどに近縁です。

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とても面白い花です。


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温室に入ると直ぐにハイビスカスが咲いていました。


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Ixora × 'Super King'
サンタンカの仲間。アカネ科。


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Pachira aquatica
園芸店や100均でもお馴染み、インテリアの定番となっているパキラですが、その種に関してはややこしい事情があるようです。何でも、台湾で苗が生産されているものの、P. aquaticaではなくP. glabraを誤認したということです。そのため、インテリア用に幹が編み込まれたものはP. glabraです。ただ、植物園のパキラはどちらの種になるのかは分かりません。
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幹は太っています。


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ビロウ Livistona chinensis
九州南部や四国南部から、台湾、中国南部に分布する椰子。ビロウという名前はビンロウ(檳榔)と混同されたためとのことです。大変美しい葉を持つ椰子です。
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幹はまだ短いですね。そういえば、夢の島熱帯植物館ではオガサワラビロウ(L. boninensis)を見ていますが、オガサワラビロウは葉柄のトゲか少ない、あるいはまったくないそうです。


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アリアケカズラの仲間が沢山咲いていました。


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プルメリアも満開で美しいですね。


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10月の中頃に新宿御苑にいって来ました。バラがその頃から見頃だと言う話があり、ちょいと見てきたわけです。まあ、バラは全然咲いていなかったわけですが、園内を2時間ほどかけて散策しました。涼しくなって来ましたから、気持ちの良い散策でしたね。実は新宿御苑では11月に蘭展があるため、来月もまた訪れるつもりです。ですから、今回の新宿御苑の記事はさっと終わらせます。本日は大木戸門からバラ花壇とプラタナス並木を経由して、丸花壇に至るまでを駆け足でご紹介します。


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大木戸門から入りました。入口にこんな看板がありました。今見頃の植物が分かります。


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何となく生えているイチョウが、当たり前のように巨木です。
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これは乳イチョウなどと呼ばれますが、ある種の気根のようなものらしいです。すべてのイチョウにあるわけではなく、気根は割りと高い位置から出がちなので地面に着くこともありません。何のためにあるのか不思議です。


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カラスウリがなっていました。


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遊歩道は巨木に挟まれ、木漏れ日の中を歩きます。ふと見上げると、巨木たちの林冠はまるで空の天蓋の如くでした。


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アツバキミガヨランでしょうか。バラ花壇の周囲に沢山植栽されていました。
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このように花茎があちこちからにょきにょき出ていました。しかし、バラだけではなくアツバキミガヨランまで花が見られないとは、これは実に遺憾。


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バラ花壇はまだまだこれからでした。


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Strawberry Ice
1975年、フランス作出。


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Lilli Marleen
1959年、ドイツ作出。


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Glamis Castle
1992年、イギリス作出。香りの強いバラ。



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Pat Austin
1995年、イギリス作出。香りの強いバラ。


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Jubile du Prince de Monaco
2000年、フランス作出。


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庭園風の庭木。
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丸く整えられています。


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羽衣
1970年、京成バラ園芸作出。



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Tchin-Tchin
1978年、フランス作出。



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Cornelia
1925年、イギリス作出。


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Ballerina
1937年、イギリス作出。



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Andalusien
1976年、ドイツ作出。



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Goldmarie '84
1984年、ドイツ作出。



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Queen Elizabeth
1954年、米国作出。


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Esmeralda
1973年、ドイツ作出。



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Fragrant Cloud
1963年、ドイツ作出。



251013094136657
Gina Lollobrigida
1990年、フランス作出。



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Black Tea
1973年、日本作出。香りの強いバラ。



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Ingrid Bergman
1981年以前、デンマーク作出。


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プラタナス並木も立派。


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彼岸花はもう終わりの時期で、ここだけ咲いていました。


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ヒマラヤスギの大きな球果。
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これも巨木。


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丸花壇に到着。温室は目の前です。
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時期により植栽される植物は変わるのでしょう。


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アメジストセージ(Salvia leucantha)
アメジストセージが満開でした。
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種小名のレウカンタとは白いという意味がありますが、紫色の萼片から白い花が出てくるからでしょう。


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9月に行った新宿御苑の温室の記事が未だに続いていますが、今日で最後となります。温室を出て、温室の近辺を少しうろついて帰りました。

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パパイヤ
日本だとパパイヤは寒さで冬に枯れてしまいますが、温室だと枯れないため巨大に育ちます。

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まだ実は小さいですね。

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チェリモヤ Annona cherimoya
昔一度だけチェリモヤの果実を食べたことがありますが、
完熟するとねっとりとして非常に甘く、大変美味でした。それ以降は交配種のアテモヤしか入手出来ていません。

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コバンボダイジュ Ficus delioides
小型のボダイジュというかイチジクの仲間。実物は初めて見ました。

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小さな実が沢山なっていました。

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ウツボカズラ Nepenthes × mixta
温室につきもののウツボカズラです。


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ウコン Curcuma longa
運良くウコンの花が咲いていました。いわゆるターメリックです。


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Aristolochia gigantea
奇怪な花で知られるアリストロキアの花が咲いていました。ギガンテアは去年の5月に神代植物公園で初めて見ましたから、これで2回目の出会いです。

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蕾もまた異様な感じがしますね。そういえば、アリストロキアは腐肉臭や糞便臭などを放ちハエを呼びます。ギガンテアは花弁は柑橘系の香りを放ち、花筒は腐臭を放つそうです。今回は開いた花が高い位置にあったので、残念ながら確認できませんでした。
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アリストロキアにありがちなコルク質のヒビ割れた幹。

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Coelogyne guamense
通路の壁には沢山の蘭がぶら下げてありましたが、時期が悪く咲いていたのはコエロギネ(セロジネ)だけでした。

ここで温室を出ましたが、風が非常に強くなっており、温室の入り口に並べてある鉢植えが倒れていました。帰り道、看板やら傘立てやらみんなひっくり返っていましたから、大した暴風でしたね。

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ヤタイヤシ Butia yatay
ヤタイヤシは耐寒性が強く日本でも野外栽培可能なヤシです。とはいえ、それなりのサイズになりますから、庭に植える人もそうはいないでしょう。

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実が沢山なっています。
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芝生には熟した果実が落ちていました。

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アオノリュウゼツラン
巨大なアオノリュウゼツランですが、このようにのびのびとした場所に植えられず、狭い場所に寄せ植えされがちですよね。
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花茎が伸びていました。右は枯れた過去の花茎です。
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よく見ると花は終わっていて、実がなっていますね。そういえば、今年はリュウゼツランの花が咲いたというニュースが沢山ありましたが、実際のところそれほど珍しい現象ではないような気がします。逆に話題になったから、あちこちで取り上げられただけではないでしょうか。あと、実はアオノリュウゼツランではないリュウゼツランは結構あちこちで咲いていますから、気にして見ると意外と目に入るものです。

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ソテツ Cycas  revoluta
立派なソテツの群生株がありました。奄美大島のソテツは外来のカイガラムシにより、相当やられてしまっているようです。場合によっては壊滅もあり得るかも知れません。これといった対抗手段がないのが、歯痒いところです。

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コーンが出た跡がありました。

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Bauhinia forficata
外にもバウヒニアがありました。これで遭遇したバウヒニアは3種類になります。

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一輪だけ咲いていました。大型の花です。

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穏やかに見えますが、暴風が吹き荒れています。

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帰りに駅付近にある、& Sandwich.のBLTCEサンドを購入。すごいボリューム。

というわけで、新宿御苑の温室を堪能してきました。実に9回に渡りしつこく記事にしましたが、これでも加減したほうです。残念ながら一日天気が怪しかったこともあり、温室以外はほとんど見ていませんが、まあまた行けば良いことです。撮影していない植物もまだまだありますからね。とはいえ、もう11月になってしまいます。今年の植物園巡りはこれで最後かも知れません。来年、春になったら再開しましょう。


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9月に行った新宿御苑の温室の続きです。植物園の記事は人気がありませんが、個人的には植物園は面白くて仕方がないので記事は終わりません。

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サガリバナ Barringtonia racemosa
残念ながら花期が終わってしまっています。一夜花。アフリカ東岸・マダガスカルからインド、東南アジア、ニューギニア、オーストラリアまでと非常に分布が広い植物ですが、種子が海流に乗って広まるタイプのようです。日本でも奄美大島以南に自生します。湿地の植物。

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樹の下には沢山の花がらが落ちていました。タイミング的には散ったばかりかも知れません。
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探したら一輪だけ咲いていました。沢山あるのは雄しべです。

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スイレンがひっそりと咲いていました。

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名前のわからない巨大なイモが何気なくあったりします。

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滝の裏側を通ります。

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Dichorisandra thyrsiflora
Blue Gingerの蕾が膨らんできています。ジンジャーと言うものの実際にはツユクサ科植物です。ブラジル原産。


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ヒシガタホウライシダ Adiantum trapeziforme
実に目を引く大型のアジアンタム。別名シシガタホウライシダ。中南米の原産。
ちなみに、A. trapeziformeという名前は3種のシダ植物に命名された名前です。ヒシガタホウライシダはCarl von Linneが1753年に命名したものですが、1762年に命名されたA. trapeziformeはAsplenium marinum var. marinum、1786年に命名されたA. trapeziformeはAdiantum cunninghamiiの異名となっています。この2種の
A. trapeziformeという名前は"sensu auct."、つまりは本来指定された植物と異なる植物に使用されてきたようです。

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フイリソシンカ Bauhinia variegata
バウヒニアは板橋区立熱帯植物館で見たB. purpureaに続いて2種類目。世界中の熱帯域で栽培されています。インド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナム、中国南部の原産。キュー王立植物園のデータベースでは何故かパナマも自生地となっていますが、どうなんでしょうね?
未だにバウヒニアの花は見たことがありませんでしたが、温室の外のバウヒニアが開花していました。次回の記事でご紹介します。


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ベニマツリ Rondeletia odorata
実にまとまりの良い一見して作り物のような紅茉莉の花が咲いていました。キューバ原産。

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マカダミア Macadamia integrifolia
ひっそりと目立たない場所にマカダミアがありました。インテグリフォリアはもっとも一般的なマカダミアのようです。板橋区立熱帯植物館ではM. tetraphyllaがありましたがいずれもまだ小さな樹です。マカダミアの実がなりそうな成木にはまだ出会えていません。オーストラリア原産。

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ゴレンシ Averrhoa carambola
いわゆるスターフルーツです。断面が星形になる面白い果実がなりますが、要するに巨大なカタバミの実です。しかし、カタバミの樹というと不思議な感じがしますね。インドネシア原産ですが、東南アジア一帯や南米で栽培されます。

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ゴレンシの葉。

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タビビトノキ Ravenala madagascariensis
オウギバショウが正式な名前のようですが、タビビトノキが一般的です。植物園の温室にはつきもののようで、これで3回目の出会いです。オウギバショウという名前ですが、バナナの仲間ではなくゴクラクチョウカの仲間のようです。マダガスカル原産。


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Osmoxylon lineare
ウコギ科のオスモキシロンが開花していました。1月に行った板橋区立熱帯植物館でも花を見たので、これで2回目です。あまり馴染みがない植物ですが、温室では一般的なのでしょうか? フィリピン原産。

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お菓子のような面白い花です。


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9月に行った新宿御苑の温室の続きです。多肉植物が沢山あった乾燥地のゾーンが終わり、熱帯のジャングルに入ります。

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タイヨウフウトウカズラ Piper postelsianum
特に外見的に目についたわけではありませんが、ピペル属、つまりはコショウの仲間なので気になりました。小笠原諸島の母島の固有種。自生個体はわずか1個体しかない絶滅危惧種。


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サポジラ Manilkara zapota
chicle、つまりチューインガムの意味で呼ばれる高木。樹皮にラテックスが豊富でチューインガムの原料となります。完熟果は柔らかく甘みが強く、干し柿に似ていると言われています。中米周辺の原産。


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タコノキ Pandanus boninensis
タコノキに実がなっていました。小笠原諸島の原産。

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気根が伸びて幹を支えます。海岸線に生えるため、砂地でも倒れない工夫でしょうか。
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足下にも実が転がっていました。

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ムユウジュ Saraca asoca
いわゆる、無憂樹。仏教三大聖樹の1つで、釈迦が生まれた場所にあった木とされているようです。マメ科植物。インド、スリランカ、ヒマラヤ地域の原産。


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インドボダイジュ Ficus religiosa
こちらも仏教三大聖樹で、釈迦が悟りを開いた場所にあった木とされています。熱帯のイチジクなので、気根が沢山出て、1個体で広大な面積を占有したりします。

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インドボダイジュの葉は先端が細長く伸びています。これを滴下尖端と呼び、雨だれが高率良く流れ落ちるのだと言われているようです。

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カカオノキ Theobroma cacao
筑波実験植物園では幹から直接咲く奇妙な花を見ることが出来ましたが、カカオの実がなっているのははじめて見ました。南米北部の原産。

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デイコ Erythrina indica
非常に分布が広いマメ科植物。台湾や中国南部からニューギニア、オーストラリア北部、東南アジアからインド、アッサム、そしてマダガスカルとタンザニアまでが自然分布とされているようです。要するに、海流に乗ってインド洋から東南アジア、ミクロネシアやメラネシアに拡がったということなのでしょうか。ちなみに現在ではE. variegataに含まれます。和名はデイコだったりデイゴだったりします。


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ロウソクノキ Parmentiera  cereifera
幹から直接花を咲かせる幹花性ですが、残念ながら花は咲いていませんでした。細長い面白い実をつけるので、いつか見てみたいものです。パナマ原産。


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Tacca chantrieri
東南アジアに広く分布するタシロイモの仲間。クロバナタシロイモという名前もあるようです。奇怪な花でよく知られています。

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中国南部に自生するT. chantrieriは観察してもそれらしい花粉媒介者が訪れないため、どのように繁殖しているのか分かっていません。そういえば、神代植物公園でも花を見ています。

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ショウベンノキ Turpinia ternata
幹を切ると水が沢山出るところから、この酷い和名がついたらしいのですが…。四国以南の日本から台湾に分布。ちなみに、現在の学名はStaphylea ternataとなっています。


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何やら巨大なイモ。こういうサトイモ科植物は沢山種類があるため、よくわかりません。

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オオハマオモト Crinum asiaticum var. sinicum
タイワンハマオモトとも呼ばれる大型のハマオモト。

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タイミングよく花が咲いていました。見上げる高さ。我が家にもハマユウ(ハマオモト、C. asiatica v. japonicum)がありますが、サイズ感が違います。


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9月に行った新宿御苑の温室の続きです。乾燥地の植物ゾーンにいますが、いよいよ主役であるサボテンやユーフォルビアが登場します。

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Haworthia asperiuscuta
硬葉系ハウォルチアはHaworthiopsisとして軟葉系ハウォルチアから独立しましたが、植物園のハウォルチアは基本的にラベルはそのままです。こちらも明らかにHaworthiopsisなのですが、聞いたことがない名前です。七重宝塔という名前もあり、H. asperiusculaとと表記されている場合もあるようです。まあ、どう見てもH. viscosaかその交配種ですよね。調べてみると、正しい表記はH. asperiusculaの方で、ラベルの名前は誤記ですね。やはりと言うか、H. viscosa var. viscosaの異名でした。タイプ違いくらいのものですかね。


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スミダノユキ Euphorbia grandidens
樹木状になるユーフォルビアです。南アフリカ、スワジランド、モザンビークの原産。


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白条キリン Euphorbia leuconeura
マダガスカル原産の花キリン。花キリンにはいくつか系統がありますが、何に近縁なのでしょうか。

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幹は独特のヒビ割れによりブロック状の模様があります。

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沖天閣 Euphorbia ingens
沖天閣はアフリカの角からタンザニア、ザイールまでアフリカ大陸を横断し、そのライン以南のアンゴラと南アフリカ西部以外の恐ろしく広い地域に分布します。高さ10mを超える巨大なユーフォルビア。


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朝霧閣 Ritterocereus pruinosus
Ritterocereusは現在Stenocereusに吸収されたため、Stenocereus pruinosusとなっています。


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アオサンゴ Euphorbia tirucalli
手前の金鯱ではなく、奥にあるモサモサしたやつです。ミドリサンゴとかミルクブッシュとも呼ばれます。原産地は熱帯アフリカあるいは東アフリカと書かれていることが多いのですが、実際には世界中に移植されているため原産地は長らく不明でした。しかし、キュー王立植物園のデータベースを見てみたら、いつの間にやらマダガスカル原産となっていました。何か関係する論文が出たのかも知れません。


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Zamia pumila(誤)
こちらは近年ではすっかり普及したヒロハザミア(メキシコソテツ)ですが学名が間違っています。Z. pumilaではなくZ. furfuraceaが正しい学名です。ヒロハザミアはプミラあるいはフルフラケアと呼ばれて販売されていますが、本来はそれほど似ているわけではありません。以下のキュー王立植物園のプミラの標本を見れば、葉の形がまったく異なることがわかります。

Zamia pumila
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:270561-2/images

Zamia furfuracea
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:270522-2/images

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リュウケツジュ Dracaena draco
温室栽培だと原産地のような威容は再現出来ないようです。筑波実験植物園の個体も、やはりなかなか分岐せずに背ばかり高くなっていました。カナリア諸島原産。


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トックリラン Beaucarnea recurvata
大きなトックリランは温室に付き物ですが、基本的にサボテンと同じゾーンにありますから、あまり目立ちません。メキシコ原産。

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幹の太り具合はまあまあ。

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フイリウスバリュウゼツラン Agave angustifolia var. marginata
そういえば、
A. angustifolia var. marginata GentryとA. angustifolia var. marginata Trelがありますがどちらを示しているのでしょうか? アガヴェは詳しくないのでよくわかりません。Gentryの方はnot validly publ.とあり、正式に記載されていませんから、Trelの方ですかね。まあ、どちらもA. angustifolia var. angustifoliaの異名扱いとなっています。
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立派な幹があります。

乾燥地の植物のゾーンはここまでです。これより先は熱帯植物のゾーンがまだまだ続きます。


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9月に行った新宿御苑の温室の続きです。まだ多肉植物ゾーンにいます。気になる植物が多く、なかなか進みません。

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青々錦 Aloe tenuior
青々錦が雑草のように蔓延っていました。ちなみに、青々錦はアロエ属から独立し、現在ではAloiampelos tenuiorになっています。アロイアンペロスは非常に丈夫で藪状になるアロエ類です。南アフリカ原産。


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Aloe davyana
ネームプレートには「ホシフリュウゼツ」とありましたが、どうやら「星斑竜舌」と書くようです。アロエっぽくない名前ですが、もしかしたら命名が古いのかも知れませんね。南アフリカ原産。


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Macrozamia pauli-guilielmi
日本ではマクロザミアは滅多に見かけないため、非常にレア感があります。オーストラリア原産の小型ソテツ。

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葉は非常に繊細で実に優美。

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不動剣 Agave horrida
なんだか間延びしたような形ですが、選抜品でなければこんなものなのでしょうか。メキシコ原産。


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Cycas sp.
キカスの不明種。大型で見上げる高さで、実に立派。

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幹も太く貫禄があります。

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Bursera fagaroides
コーデックスとして栽培されるブルセラ・ファガロイデスですが、地植えにするとただの灌木ですね。鉢植えのものは盆栽的な楽しみ方なのでしょう。米国からメキシコの原産。


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ススキノキ Xanthorrhoea preissii
あまり目立たないため注目されませんが、ススキノキは乾燥地を模した温室ではよく見かける植物です。神代植物公園や筑波実験植物園でも植栽されてましたね。オーストラリア原産の1属1種の珍種です。

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幹の葉をカットした跡が面白いですね。

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ハナキリン Euphorbia milii var. sprendens
ハナキリンの大株がありました。これは変種スプレンデンスですが、ミリイ系はすべてハナキリンの和名でいいのか気になります。

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ちらほら花が咲いていました。

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ヒメオニソテツ Encephalartos horrida
人気のエンケファラルトスですが、サイズはまだまだですね。筑波実験植物園の個体よりは大きそうですが、神代植物公園の個体は実に巨大で別種のようでした。


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シャムソテツ Cycas siamensis
シャムソテツは樹形が非常に整い美しいソテツです。実に見栄えしますね。今まで見た中では筑波実験植物園のシャムソテツが最優美でしたね。



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9月に行ってきた新宿御苑の温室の続きです。ここからは乾燥地のゾーンで、いよいよ多肉植物が登場します。

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ドラゴンフルーツ Hylocereus undatus
何やら断崖から垂れ下がるサボテンがあるなあと思ったらドラゴンフルーツでした。面白い展示方法です。ちなみに、2017年にSelenicereusとなりました。中米原産ですが、世界中で食用の果実を目的に栽培されています。

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気根が岩にしっかりと着生しています。

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玉つづり Sedum morganianum
これは上手い生態展示ですね。メキシコ原産。


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Haworthia herrei
代表的な青白い硬葉系ハウォルチアのヘレイですが、現在はHaworthiopsis glauca var. herreiとなっています。様々なタイプがあり、割と外見は異なります。


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アヤミノ × Gastrolea beguinii
タイミングよく開花中でした。
Aloe aristata × Gasteria carinataらしいのですが、アロエとガステリア交配なら× Gasteraloeなのではと思いました。調べてみたところ、× Gasteroleaは有効に出版されていないとあり、やはり× Gasteraloeが正しいようです。ただし、交配親であるAloe aristataがアロエ属から独立しAristaloe aristataとなったため、2019年に× Aristeria属とされています。ということで、現在の名前は「× Aristeria beguinii」です。


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吉祥天 Agave parryi var. huachucensis
一般的にはパリイ系全体を吉祥天と呼びがちで、変種パリイも変種トルンカタも吉祥天と呼ばれたりしますが、何が正しいのかはよくわかりません。


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虎の巻 Gasteria gracilis
KwaZulu-Natal原産と言われているグラキリスですが、現在では由来のわからない種とされています。詳細は不明ですが、タイプ標本がないだとか、記載時の種と現在のグラキリスと呼ばれているものが同一種かわからないだとかが考えられますが、要するに謎の植物ということです。


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朧月 Graptopetalum paraguayense
グラプトペタルムは確かに茎が長く伸びますが、こういう展示は初めて見ました。本来は岩の割れ目に生えるそうですから、これが正しい姿なのかも知れません。


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十二の巻 Haworthia fasciata
残念なことに園芸品種である十二の巻にファスキアタの名札がついていました。これは筑波実験植物園でもそうでしたね。十二の巻はおそらくはH. attenuata系と思しき交配種ですから、ファスキアタではありません。ハウォルチアの栽培品は園芸品種や優良選抜品の掛け合わせが多いので、野生個体とはまったく異なる姿だったりします。植物園の役割からして、園芸種以外ならばフィールドナンバーつきの野生由来の個体を展示すべきではないかと思いますが如何でしょうか。


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王犀角 Stapelia gigantea
ヒトデのような形の異様な雰囲気の花を咲かせる王犀角ですが、残念ながらまだ蕾でした。

乾燥地のゾーンはまだまだ始まったばかりです。続きます。


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9月に行った新宿御苑の温室の記事の続きです。不定期に記事にしていますが、今回は林床っぽいフロアの続きから、空中遊歩道へ行き高い位置から見た温室の状況です。

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クスダマジンジャー(マツカサジンジャー)
Tapeinochilos ananassae
名前の通り面白い花を咲かせる植物ですが、ジンジャーとありますがショウガ科ではなくホオザキアヤメ科です。まあ、ショウガ科に近縁ではあるようですが。オーストラリア北東部、ニューギニアの原産。

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何とも言えない形状ですが、実に目立ちます。

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シナニッケイ Cinnamomum cassia
いわゆるシナモンですが、シナモンとして利用される5種のうちもっとも一般的とのことです。そういえば、板橋区立熱帯植物館で大きなセイロンニッケイは見たことがあります。
しかし、このCinnamomum cassiaという名前には問題があり、インド原産のNeolitsea cassiaの異名でもありnom. illeg.です。現在、シナニッケイはCinnamomum burmanni (ジャワニッケイ、インドネシアン・シナモン)と同一種とされています。中国南部から東南アジアの原産。

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ソーセージノキ Kigelia africana
ソーセージノキは熱帯アフリカに広く分布するノウゼンカズラ科植物です。長く垂れた花柄の先に、重さ5〜10kgにもなる巨大なソーセージ型の果実を沢山つけます。観葉樹としては非常に面白い植物ですが、残念ながら果実は見られませんでした。


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ヒカゲヘゴ Cyathea lepifera
背の高いヘゴも空中遊歩道から見ることが出来ます。

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下から見上げるのではなく、横から見るヘゴの葉は非常に装飾的で美しいものです。
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鱗片に覆われた新芽が見えます。

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ホウオウボク Delonix regia
マダガスカル原産のマメ科植物。熱帯地方で広く植栽されており、日本では沖縄で見ることが出来ます。その花の美しさで有名ですが、残念ながら今回は花は見られませんでした。


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ベニラタンヤシ Latania lontaroides
ベニラタンヤシが大きな美しい葉を広げています。レユニオン島原産。


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上から林床の熱帯植物を見ることが出来ます。サトイモ科やらパイナップル科やら。

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鬱蒼としています。

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崖から水が滴る小さな滝がありました。

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何やら細く垂れ下がる植物に花が咲いています。Russeliaでしょうか? 名札がないので分かりません。

さて、空中遊歩道を渡ったらいよいよ乾燥地の植物たちの登場です。続きます。


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この間行った新宿御苑の温室の続きです。今回は入り口付近の外周部のヤシの鉢植えと、熱帯雨林の林床環境っぽい部屋をご紹介しましょう。

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トックリヤシ Hyophorbe lagenicaulis
小さな鉢植えですが、茎の基部が綺麗に徳利型になっています。モーリタニア原産。

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トックリヤシモドキ Hyophorbe verschaffeltii
滑らかな幹肌が美しいヤシですが、まだ小さいので分かりません。モーリシャスのロドリゲス島原産の珍種。


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ビンロウジュ Areca catechu
東南アジアでビンロウジュの実を噛む習慣があります。フィリピン原産ですが東南アジアに広く移植されています。

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幹はこんな感じ。

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ヤエヤマヤシ Satakentia liukiuensis
ヤエヤマヤシは八重山列島原産ですが、ヤエヤマヤシ属はヤエヤマヤシ1種しかありません。高さ25mに達する大型のヤシです。

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根張りが強そうです。

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アケビバナナ(ピンクバナナ) Musa velutina
ちょうどカラフルなアケビバナナの実がなっていました。耐寒性があるため、日本でも露地栽培可能らしいですね。アッサム、東ヒマラヤの原産。


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こちらはバナナの実ができ始めています。
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背は高くありませんが、葉は大きく通路にトンネルを作っていました。

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ブラジルシシガシラ Blechnum brasilense
南米原産のシダ植物。ここからは半日陰のややジメジメした場所で、熱帯雨林の林床のようでした。


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リュウビンタイも巨大でした。
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リュウビンタイは塊状の塊根を持ちますが、これほど巨大な塊根は初めて見ました。

まだ温室は始まったばかりですが、思いの外内部は広く植物の密度が高いので、見どころが多くなかなか進めません。とはいえ、すべてを撮影出来ないので、これでもセーブしている方です。心残りはありますが、また来れば良いと思い諦めました。
続きはこの先にある空中遊歩道の様子です。ということで続きます。


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今年は植物園を沢山巡るつもりでいましたが、実際には忙しくそれほど行けませんでした。今年の夏はあまりにも暑いため植物園巡りは中断していましたが、最近は涼しくなったため、再開する運びとなりました。先ずは行きやすい新宿御苑へ行って来ました。

当時は雨の予報でしたが、その代わり少し涼しく陽射しが弱く過ごしやすい感じでした。朝イチで向かいましたが、弱い雨が降ったり止んだりしていました。
新宿御苑前駅から大木戸門まで、鬱蒼とした遊歩道を歩きました。入園料は500円ですが、1日券なので出入りが可能です。天候もよろしくないので、今回は温室にターゲットを絞ることにしました。ということで、温室に向かいます。

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巨大なヒマラヤスギ。奥に見えるのが温室。
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ヒマラヤスギに巨大な球果、いわゆる松ぼっくりがついていました。

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温室は熱がこもらないようにか、壁がオープンになっています。真夏の密閉された温室は地獄ですからね。

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途中に池がありました。

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ハスの実がなっています。
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花は遠くに1輪だけ咲いていました。
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蕾は濃色で美しいですね。

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ガガブタも咲き乱れていました。

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ミズカンナらしき大型の水生植物が開花中。
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涼しげな花。

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入り口付近にはカラフルなクロトンなどの鉢植えが沢山ありました。

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入り口付近の植栽にAloe arborescnens、いわゆるキダチアロエだとか医者いらずとか呼ばれている昔から日本で栽培されているアロエが、まあまあの群落を作っています。

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巨大なアガヴェ。

さて、ようやく温室に入ります。どのような植物が見られるでしょうか?

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斑入りのハイビスカスがお出迎え。上から垂れ下がって低い位置で咲いていました。

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コモチクジャクヤシ Caryota mitis
東南アジア原産の面白い形の葉を持つヤシです。これは鉢植えの小株でしたが、板橋区立熱帯環境植物館では結実する様子を見ることが出来ました。


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Ficus umbellata
最近ホームセンターでもよく見かけるウンベラータですが、熱帯性のイチジクですからまあそれなりに巨大に育ちます。西アフリカ、ギニア湾沿いの原産。


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プルメリア
ちょうど開花中でした。中南米、カリブ海地域の原産。


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サンタンカモドキ Acokanthera spectabilis
アカネ科のサンタンカに似ていますが、こちらはキョウチクトウ科で毒があるようです。覚めるような鮮烈な赤。南アフリカ原産。ちなみに、現在はA. oblongifoliaと同一種とされているようです。


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巨大なビカクシダの塊。

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アメフリノキ Samanea saman
「Rain Tree」と呼ばれるマメ科の樹木。テレビCMでお馴染みの「この木何の木」というあれですね。中米から南米北部の原産。現在では世界中の熱帯地域に植栽されているようです。

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花が少し咲いていました。ネムノキによく似ていますが、ネムノキ属(Albizra)ではありません。

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Portea petropolitana
ブラジル原産のパイナップル科植物。

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タンクブロメリアなので水が溜まってますね。
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蕾が沢山。

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オウコチョウ Caesalpinia pulcherrima
見上げる高さにマメ科植物の葉が拡がっています。ジャケツイバラ(蛇結茨)の仲間のようです。その美しい花が見られなかったのは残念。中米原産ですが、世界中に植栽されているようです。


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天井にツルが張っていました。名前が分かりませんが、アリアケカズラでしょうか?
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割りと大型の花。

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フウリンブッソウゲ Hibiscus schizopetalus
ケニア、タンザニア原産。まるで作り物のよう。


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Dendrochilum
デンドロキラムが沢山並べてありましたが、如何せん地味なので無視されてました。しかし、デンドロキラムは香りの良い蘭として有名なので、嗅いで見ないと勿体ないですよ。

実は温室はまだ入り口付近です。まだまだ続きます。


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