日曜日に国際多肉植物協会の東京例会に参加してきました。とは言え、どうしても例会に参加したかったわけではありません。以前、神代植物公園で国際多肉植物協会の多肉植物展があり何となく見に行ったのですが、神代植物公園自体が面白く、植物園の楽しさに気がついてしまったのです。それから、行けそうな範囲の植物園を探していたら、そのうちの1つが東京例会の開催地である板橋区立熱帯環境植物館だったわけです。行くならば、ついでに東京例会にも顔を出そうという算段です。
例会は12時からのようですが、10時半には開催地である板橋区立熱帯環境植物館に到着しました。早速、館内を見て回ります。豊富な熱帯の植物が沢山ありましたが、館内の様子はまたそのうち記事にまとめようと思います。写真を撮りすぎてしまい、整理するだけで時間が必要です。さて、1時間位、時間をかけてじっくりと見て、少し早いのですが館内の喫茶店で昼食を食べてから、ゆっくり会場に向かいました。
まだ、ほとんど人がいませんでしたが、徐々に人が増えてきました。最終的30人くらいだったでしょうか。流石に年末だけに参加者は少ないのかも知れませんね。
例会には初めての参加でしたから、勝手が分かりませんでしたが、いくつか販売机が出ていたので少し見たりしました。別に何か買うつもりはなかったのですが、ミリイ交配系の花キリンが実に可愛らしいので、ついつい購入してしまいました。まあ、珍しい種類というわけではありません。かなり安いものではあります。
リップマンジャー
小型で良く花がつく可愛らしい花キリン。
まずは、小林会長の会誌についての話がありました。会誌は節目の300号になりました。年12回で単純に割ると25年にもなります。浮き沈みはあったようで、協会は全体として赤字と黒字を繰り返して来たようです。そもそも年会費は変わらないため、会誌は赤字化しているようです。ビッグバザールの入場料などで賄っているのでしょう。某協会の某氏などは入場料で儲けを出すのはケシカランと仰っていますが、参加者が納得するならばそれで良いのだと思います。我々は自由意志で参加しているのであって、強制されているのではないのですから。
その他にも、いくつかの話がありましたが、来年の1月27日と28日に、新宿住友ビル三角広場で開催されるサボテン・多肉植物プレミアムバザールの話もありました。話は前々からあったようですが、会場費が500万円程度必要らしく見送って来たそうです。しかし、あまり利用されていないせいかは分かりませんが、向こうからイベント開催をお願いしてきた模様です。そのため会場費がタダなので、今回は入場料がなく無料で入れると言うことらしいですね。
しばらくすると、投票用紙が配られたので、品評会の出品を見て3位まで書いて投票したりしました。つくし玉は初めて見ましたから珍しく、1位に投票しました。出品者から詳しい解説もあり、有意義な話も聞けました。
つくし玉 Bulbine bruynsii
国際多肉植物協会の会誌にも説明があるつくし玉です。寿命があるのか数年しか保たないようです。夏越し出来なかっただけかも知れないとも仰られていましたが、どうでしょうか。実生で更新しているそうです。
Fouquieria fasciculata
紅葉が綺麗ですね。盆栽風の仕立てです。
品評会の出品。兜が目につきますが、メセンの解説が面白く感じました。メセンは詳しくないので出品はスルーしてしまいましたが、かなりの技術があるそうです。どうにも日本で育てていると分頭して小さくなってしまいますが、本来は1〜2頭で大きく育つと言うことです。
出品し忘れのエケベリア。かなりのサイズです。締めてより白く作るのは如何にも手間がかかりそうです。エケベリアは夏に溶かしたり冬に徒長させたりしそうで、怖くて手が出せません。
兜はかなりの大きさです。ここらへんの事情も解説がありました。個人的には、兜は癖が強くて育て方が良くわからないサボテンです。
少しヒトデ型。
最後に競りがありました。この時点の写真はまだすべて揃っていないので、この後もう少し大物もありました。人数が少ないせいか競りはそれほど活発ではなく、かなりの安価で競り落とされていました。世のアガヴェ人気にも関わらず、作り込んだアガヴェが300円とかで落とされていました。最後の方はFouquieria3連発で、F. columnaris、F. fasciculata、F. purpusiiの根本が膨らんだ良型の個体が1〜2万円で落とされていました。本来ならば考えられない位安価でしたから、うっかり参加しそうになりました。しかし、冷静になって考えたら、私は苗を育てる過程が楽しいわけで、全くいらないわけです。3種類とも小苗をすでに入手済ですからね。最後にダンボール箱に入った寄付品のTillandsiaが、1つ100円で販売されていました。競りは3時くらいに終わりましたが、一足先に退場しました。総評としては、経験者の有意義な話を聴けて良かったと思います。
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例会は12時からのようですが、10時半には開催地である板橋区立熱帯環境植物館に到着しました。早速、館内を見て回ります。豊富な熱帯の植物が沢山ありましたが、館内の様子はまたそのうち記事にまとめようと思います。写真を撮りすぎてしまい、整理するだけで時間が必要です。さて、1時間位、時間をかけてじっくりと見て、少し早いのですが館内の喫茶店で昼食を食べてから、ゆっくり会場に向かいました。
まだ、ほとんど人がいませんでしたが、徐々に人が増えてきました。最終的30人くらいだったでしょうか。流石に年末だけに参加者は少ないのかも知れませんね。
例会には初めての参加でしたから、勝手が分かりませんでしたが、いくつか販売机が出ていたので少し見たりしました。別に何か買うつもりはなかったのですが、ミリイ交配系の花キリンが実に可愛らしいので、ついつい購入してしまいました。まあ、珍しい種類というわけではありません。かなり安いものではあります。
リップマンジャー
小型で良く花がつく可愛らしい花キリン。
まずは、小林会長の会誌についての話がありました。会誌は節目の300号になりました。年12回で単純に割ると25年にもなります。浮き沈みはあったようで、協会は全体として赤字と黒字を繰り返して来たようです。そもそも年会費は変わらないため、会誌は赤字化しているようです。ビッグバザールの入場料などで賄っているのでしょう。某協会の某氏などは入場料で儲けを出すのはケシカランと仰っていますが、参加者が納得するならばそれで良いのだと思います。我々は自由意志で参加しているのであって、強制されているのではないのですから。
その他にも、いくつかの話がありましたが、来年の1月27日と28日に、新宿住友ビル三角広場で開催されるサボテン・多肉植物プレミアムバザールの話もありました。話は前々からあったようですが、会場費が500万円程度必要らしく見送って来たそうです。しかし、あまり利用されていないせいかは分かりませんが、向こうからイベント開催をお願いしてきた模様です。そのため会場費がタダなので、今回は入場料がなく無料で入れると言うことらしいですね。
しばらくすると、投票用紙が配られたので、品評会の出品を見て3位まで書いて投票したりしました。つくし玉は初めて見ましたから珍しく、1位に投票しました。出品者から詳しい解説もあり、有意義な話も聞けました。
つくし玉 Bulbine bruynsii
国際多肉植物協会の会誌にも説明があるつくし玉です。寿命があるのか数年しか保たないようです。夏越し出来なかっただけかも知れないとも仰られていましたが、どうでしょうか。実生で更新しているそうです。
Fouquieria fasciculata
紅葉が綺麗ですね。盆栽風の仕立てです。
品評会の出品。兜が目につきますが、メセンの解説が面白く感じました。メセンは詳しくないので出品はスルーしてしまいましたが、かなりの技術があるそうです。どうにも日本で育てていると分頭して小さくなってしまいますが、本来は1〜2頭で大きく育つと言うことです。
出品し忘れのエケベリア。かなりのサイズです。締めてより白く作るのは如何にも手間がかかりそうです。エケベリアは夏に溶かしたり冬に徒長させたりしそうで、怖くて手が出せません。
兜はかなりの大きさです。ここらへんの事情も解説がありました。個人的には、兜は癖が強くて育て方が良くわからないサボテンです。
少しヒトデ型。
最後に競りがありました。この時点の写真はまだすべて揃っていないので、この後もう少し大物もありました。人数が少ないせいか競りはそれほど活発ではなく、かなりの安価で競り落とされていました。世のアガヴェ人気にも関わらず、作り込んだアガヴェが300円とかで落とされていました。最後の方はFouquieria3連発で、F. columnaris、F. fasciculata、F. purpusiiの根本が膨らんだ良型の個体が1〜2万円で落とされていました。本来ならば考えられない位安価でしたから、うっかり参加しそうになりました。しかし、冷静になって考えたら、私は苗を育てる過程が楽しいわけで、全くいらないわけです。3種類とも小苗をすでに入手済ですからね。最後にダンボール箱に入った寄付品のTillandsiaが、1つ100円で販売されていました。競りは3時くらいに終わりましたが、一足先に退場しました。総評としては、経験者の有意義な話を聴けて良かったと思います。
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