今年初の多肉植物のイベントはビッグバザールです。私にとってはもっとも寒い時期のイベントとなります。
さて、12日は天気が怪しく朝は非常に寒くなかなか布団から抜け出せませんでした。結局、五反田TOCに着いたのは10時半をまわっていましたが、流石に待機列は解消していたので、むしろちょうどよいくらいでしたね。
さて、今回のBBはどうだったでしょうか。特に目的を決めずに来たので、割りとぼんやり見て回りましたが、最近気になっているアデニアはあまりありませんでした。手持ちにあるので購入しませんでしたが、ガステリアが結構ありましたね。以前は滅多に見かけませんでしたが、多少は人気が出てきたのでしょうか? 傾向としては、エケベリアやアガヴェ、ハウォルチア、コーデックスが相変わらずメインです。小さなパキポディウム苗も沢山ありました。ユーフォルビアも非常に豊富で、私の手持ちにない種類ばかりでした。サボテンも以前と比べるとあちこちにありました。
そういえば、Echinoagaveが提案されていますが、前回のBBで上手く1株しかないA. albopilosaを入手しましたが、今回はどういうわけかあちらこちらで見かけましたね。とはいえ、すでに入手済ですから、今回は同じくEchinoagaveとされる吹上を探しました。吹上はおそらく5株ほどあったと思います。事前に配布された配置図が少し違うようでしたから店名はよく分かりませんでしたが、入って左側の窓際のブースで吹上を購入しました。ただの吹上ではなく、「姫吹上」とありました。姫とつくことからして、小型なのでしょう。まあ、そちらの方が私の好みですから良かったですね。次にラフレシアリサーチを覗いて、珍しいユーフォルビアを2つ購入。そういえば、珍しいことにラフレシアリサーチにEuphorbia antsoがありました。E. antsoを見たのはこれで2回目です。安かったのですが、欲しいかと聞かれるとただの灌木なので微妙な感じがします。温室に地植えとかならよさそうですけどね。
さて、そんなこんなで購入品です。名前はラベル表記のママです。
白葉姫性吹上
吹上の矮性品種のようです。白葉とありますから、より白いタイプなのでしょう。
吹上については調べたのですが、よく分かりません。A. strictaあるいはA. striataとされますが、混同されているようです。日本ではほとんど問題視されていませんが、海外では結構議論になっているみたいですね。
海外のサイトでは、A. strictaの葉は黄緑色や緑色、灰緑色で断面は四角で丸みを帯びることもあり長さ35cm程度で鋭いトゲがあり、葉はやや湾曲しておりもっとも葉が密に詰まったアガヴェとのことです。A. striataの葉はやや平らで長さ60cm程度になり、尖端のトゲが長いようです。ただ、サイズなどには幅があり、花の特徴が最大の違いのようです。今度、詳しく調べてみることにしましょう。
さて、問題はまだあり、姫性とは何かです。矮性品種には昔からあるやや小型の「姫吹上」と非常に小型の「ナナ」がありますが、「ナナ」はA. stricta 'Nana'とされますが、特徴的にはA. striataのような気がします。「姫吹上」はよく分かりません。昔の吹上は大きかったとよく聞きますがこれは実はA. striataで、それより小型なA. strictaを姫吹上と命名したなんてことはないでしょうか? まあただの想像です。しかし、私の入手した個体は、A. striataっぽい雰囲気がありますが、まだ小さいため特徴は明らかではないかも知れません。
Euphorbia mitriformis
何やら気になる外見のユーフォルビアでしたが、なんとソマリアものでした。要するに標高1000mを超える高地性です。なんとなく顔つきがE. phillipsiaeに少し似ていますね。
怒竜頭 Euphorbia micracantha
とんでもない名前の塊根性ユーフォルビア。どうやら、2022年に飛竜(E. stellata)の亜種になったようです。飛竜の平たい枝に対し怒竜頭は角柱型の枝が出ます。しかし、名前を変更したBruynsは詳しい根拠もなく学名のリスト上で安易に名前を変更してきますから、どの程度正しいのかは分かりません。
というわけで2025年最初の多肉植物のイベント、新年のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。現状、1月2月は特にこれと言ったイベントは無さそうですから、どこか植物園に行くつもりです。次のイベントは3月のBBですかね?
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さて、12日は天気が怪しく朝は非常に寒くなかなか布団から抜け出せませんでした。結局、五反田TOCに着いたのは10時半をまわっていましたが、流石に待機列は解消していたので、むしろちょうどよいくらいでしたね。
さて、今回のBBはどうだったでしょうか。特に目的を決めずに来たので、割りとぼんやり見て回りましたが、最近気になっているアデニアはあまりありませんでした。手持ちにあるので購入しませんでしたが、ガステリアが結構ありましたね。以前は滅多に見かけませんでしたが、多少は人気が出てきたのでしょうか? 傾向としては、エケベリアやアガヴェ、ハウォルチア、コーデックスが相変わらずメインです。小さなパキポディウム苗も沢山ありました。ユーフォルビアも非常に豊富で、私の手持ちにない種類ばかりでした。サボテンも以前と比べるとあちこちにありました。
そういえば、Echinoagaveが提案されていますが、前回のBBで上手く1株しかないA. albopilosaを入手しましたが、今回はどういうわけかあちらこちらで見かけましたね。とはいえ、すでに入手済ですから、今回は同じくEchinoagaveとされる吹上を探しました。吹上はおそらく5株ほどあったと思います。事前に配布された配置図が少し違うようでしたから店名はよく分かりませんでしたが、入って左側の窓際のブースで吹上を購入しました。ただの吹上ではなく、「姫吹上」とありました。姫とつくことからして、小型なのでしょう。まあ、そちらの方が私の好みですから良かったですね。次にラフレシアリサーチを覗いて、珍しいユーフォルビアを2つ購入。そういえば、珍しいことにラフレシアリサーチにEuphorbia antsoがありました。E. antsoを見たのはこれで2回目です。安かったのですが、欲しいかと聞かれるとただの灌木なので微妙な感じがします。温室に地植えとかならよさそうですけどね。
さて、そんなこんなで購入品です。名前はラベル表記のママです。
白葉姫性吹上
吹上の矮性品種のようです。白葉とありますから、より白いタイプなのでしょう。
吹上については調べたのですが、よく分かりません。A. strictaあるいはA. striataとされますが、混同されているようです。日本ではほとんど問題視されていませんが、海外では結構議論になっているみたいですね。
海外のサイトでは、A. strictaの葉は黄緑色や緑色、灰緑色で断面は四角で丸みを帯びることもあり長さ35cm程度で鋭いトゲがあり、葉はやや湾曲しておりもっとも葉が密に詰まったアガヴェとのことです。A. striataの葉はやや平らで長さ60cm程度になり、尖端のトゲが長いようです。ただ、サイズなどには幅があり、花の特徴が最大の違いのようです。今度、詳しく調べてみることにしましょう。
さて、問題はまだあり、姫性とは何かです。矮性品種には昔からあるやや小型の「姫吹上」と非常に小型の「ナナ」がありますが、「ナナ」はA. stricta 'Nana'とされますが、特徴的にはA. striataのような気がします。「姫吹上」はよく分かりません。昔の吹上は大きかったとよく聞きますがこれは実はA. striataで、それより小型なA. strictaを姫吹上と命名したなんてことはないでしょうか? まあただの想像です。しかし、私の入手した個体は、A. striataっぽい雰囲気がありますが、まだ小さいため特徴は明らかではないかも知れません。
Euphorbia mitriformis
何やら気になる外見のユーフォルビアでしたが、なんとソマリアものでした。要するに標高1000mを超える高地性です。なんとなく顔つきがE. phillipsiaeに少し似ていますね。
怒竜頭 Euphorbia micracantha
とんでもない名前の塊根性ユーフォルビア。どうやら、2022年に飛竜(E. stellata)の亜種になったようです。飛竜の平たい枝に対し怒竜頭は角柱型の枝が出ます。しかし、名前を変更したBruynsは詳しい根拠もなく学名のリスト上で安易に名前を変更してきますから、どの程度正しいのかは分かりません。
というわけで2025年最初の多肉植物のイベント、新年のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。現状、1月2月は特にこれと言ったイベントは無さそうですから、どこか植物園に行くつもりです。次のイベントは3月のBBですかね?
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