ユーフォルビア・オベサ・ドットコム

カテゴリ: 多肉事情

先週の週末は横浜にあるヨネヤマプランテイションの多肉植物の即売会とコーナン港北インター店をハシゴしました。今回はその時の購入品を植え替えます。

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Euphorbia polygona
良い形のポリゴナです。白粉はまったく吹かないタイプのようです。新しいトゲ(花茎)が美しいですね。ヨネヤマプランテイションにて購入。

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用土は私の苦手な赤玉細粒でした。案の定、ジメジメしています。
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植え替え後。よく日に当てて形を崩さないようにしたいものです。

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Euphorbia fimbriata
フィンブリアタも赤玉細粒でした。コーナン港北インター店にて購入。

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根はまあ普通です。結構、深植えされていたようですね。
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植え替え後。少し浅植えしました。

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Haworthiopsis limifolia var. glaucaphylla
リミフォリア変種グラウコフィラです。一見してハウォルチアに見えない姿が魅力的です。コーナン港北インター店にて購入。

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おっと、これは根が駄目ですね。まあでもホームセンターの多肉植物ではこういうことはつきものです。多肉植物は根をやられていても一見して変化がなかったりしますから、ある種のギャンブルですよね。しかし、新しい根がすでに動いています。しばらく養生しますがそれほど問題にはならないでしょう。
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植え替え後。しばらくは室内で様子を見ます。

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カンディカンス
謎の多肉植物カンディカンスです。H. angustifolia var. candicansと言う名前もあるようですが、由来が分からない怪し気な名前です。

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根の状態は問題なさそうです。
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植え替え後。一体、どのように育つのか気になります。

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Haworthiopsis × pseudorigida
謎の交配種、プセウドリギダです。今どき珍しく用土に砂を使っているようです。

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根は非常に良いですね。
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植え替え後。「偽のリギダ」と言う名前ですが、このリギダとはH. rigida、つまりはH. viscosaのことです。どう違いがあるのか生長を見守りたいと思います。

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黒竜 Pterocactus tuberosus
黒竜も植え替えます。サボテンはアレがいるかも知れませんから、買ったら直ぐに抜く派です。
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まだ小さいですが塊根があります。しかし、やはりアレと言うかネジラミがいました。流水で根をゴシゴシ洗って殺虫剤をぶっかけました。ただ、塊根は洗いにくいですね。物理攻撃が一番効くわけですが、塊根の隙間に隠れていたらお手上げです。
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植え替え後。まだ見られるような塊根ではないので埋めておきます。しかし、大したトゲではないと油断していました。刺さったトゲが抜けません。あとからズキズキ痛みますね、これ。
さて、話は代わり、黒竜の塊根の太り方はよく知りません。と言うかサボテンと塊根がイマイチ結びつかないわけです。茎が高度に多肉化するサボテンが、わざわざ塊根を持つ意味や有利な点は何でしょうか? ユーフォルビアを調べた結果では、サボテン状の形態を持つユーフォルビアよりも、塊根を持つユーフォルビアの方が乾燥に強いことが分かっています。黒竜もより乾燥に適応した結果、塊根を持つに至ったのでしょうか?



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さて、多肉植物たちの植え替えを続けています。今日は冬の間の購入品と、窮屈そうな塊根を植え替えました。あと、少し室内の多肉植物を外に出しました。

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室内にあったハウォルチアとアロエは先週ほとんど出しましたが、一部は出せていませんでした。と言うことで、残りもすべて出しました。

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Euphorbia waringiae
今年の正月明けに開催されたビッグバザールで購入したワリンギアエです。この手の塊根性花キリンにありがちなことですが、当初は枝が寝ていました。しかし、植物用ライトに反応したのか起き上がっています。

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抜いて見るときれいな形の塊根がありました。
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植え替え後。特に塊根を出す必要はなかったのですが、根が多いので根域確保のために少し浅植えしました。まだ塊根の皮が薄いので日焼けしそうです。しばらくは遮光気味でしょうか。

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Euphorbia boiteaui
一般的にはE. decaryiと呼ばれている花キリンです。挿し木苗が一般的ですが、こちらは珍しいことに実生苗です。去年の1月のビッグバザールでの購入品。

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根は素晴らしいですね。1年で塊根も太りました。
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↑去年の植え替え時の写真。比較すると違いは歴然ですね。
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植え替え後。狭そうでしたからプレステラ105に植え、塊根は少しだけ出しました。

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Euphorbia moratii
2022年の冬のビッグバザールでの購入品。しかし、非常に生長が早く、いかにも窮屈そうです。葉が茂りすぎて水やりも難しくなっています。
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塊根が非常に発達しており、なかなか抜けませんでした。根は鉢底に当たってしまっています。
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↑購入時の写真。この頃は塊根どころではなかったのですが、わずか1年半ほどで見違えました。
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植え替え後。さすがにプレステラ120に植え替えました。次回の植え替えからは、塊根を徐々に出していきます。

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Euphorbia tardieuana
去年の11月に飛鳥山公園で開催された北区グリーンフェスタでの購入品。タルディエウアナは珍しいトゲなし花キリンです。化粧砂の下が気になって仕方がないので植え替えました。

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化粧砂の下は割と排水の良い用土でした。根の状態もよく一安心です。
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植え替え後。プレステラ105に植えました。花が楽しみですが、年内に咲かせられるでしょうか?

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Aloe bergerii
こちらも去年の11月の北区グリーンフェスタでの購入品。しかし、このベルゲリイとはよく分からない名前です。何故なら、おそらくBerger氏に対する献名ですが、命名規約上では少しおかしいような気がします。姓名が子音で終わる際は「ii」が付きますが、「-er」で終わる際は「i」なので「bergeri」ではないのかと思うのです。実はA. bergeriana(=Chortolirion bergerianum)と言うアロエもありますが、こちらは旧・コルトリリオンですからアロエらしい姿はしていません。と言うわけで、A. bergeriiは謎のアロエです。
ちなみに、C. bergerianumの「-anum」は中性形ですが、A. bergerianaの「-ana」は女性形です。男性形は「-anus」ですから、A. bergerianaは女性に献じられたと言うことなのでしょう。

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根はよく張っています。
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植え替え後。まずは花を確認したいですね。

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Adenia glauca
グラウカは長らく植え替えしていないため、用土が減ってしまっています。

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根の様子はイマイチでした。用土が細粒なので、冬の間は過湿になってしまったのでしょう。
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植え替え後。粒の大きい用土で植えました。これで排水はだいぶ良くなるはずです。


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植え替えの続きです。新しい購入品たちを中心に植え替えています。とりあえず、赤玉土やら鹿沼土やらは適当に買いました。プレステラも3サイズを買い込んでいます。しかし、プレステラの新しいサイズが出て、確か150と180でしたか、シマムラ園芸では売り切れでしたね。アマゾンだと30鉢以上だったりするわけで、試したいだけなのでそんなにいりません。もう少し流通するまで待ちたいと思います。

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Tylecodon buchholzianus
去年の12月に開催された草乱祭へ行った折、結局は何も買わずに、帰りにシマムラ園芸でこいつを購入しました。

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根の具合は悪くありません。
どういうわけか植え替え後の写真がありませんが、まあ普通にプレステラ90に植えただけです。枝が折れやすいと言われているので相当丁寧に扱いました。


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Euphorbia fruticosa
フルティコサはこの前のビッグバザールで入手したものです。

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根はなんか弱ってました。
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植え替え後。もう季節的に寒くないし、排水よく植えたので、まあ大丈夫でしょう。国内で流通しているフルティコサはトゲが短いタイプですが、この個体はトゲが長いので期待しています。

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Euphorbia phillipsioides
フィリプシオイデスもこの前のビッグバザールで購入しました。

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根の状態は悪くありません。
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植え替え後。フィリプシオイデスは再挑戦ですから大事にしたいですね。

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Aloe fleuretteana
都庁前駅の近くで開催されたプレミアムバザールで入手。根の写真を撮り忘れましたが、地下には地下茎と芽が沢山あって驚きました。群生するタイプのようです。
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植え替え後。一気に増えそうなので、やや大きめの鉢に植えました。

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Euphorbia hedyotoides
去年の9月のビッグバザールでの購入品。論文を調べていたら、野生のヘディオトイデスは塊根と幹の狭間からも根を出して、地表すぐ下に横方向に根を広げるとありました。ですから、野生状態を再現するのも面白いと思い、塊根を埋めてしまうつもりでした。

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しかし、地下はえらいことになっていました。栽培されているヘディオトイデスの画像は何やらボコボコしてるやつがよくあると思っていましたが、どうやらこの状態で塊根を地中から出したと言うことなのでしょう。
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↑購入時はこんな感じでしたから、まさか冬の間にあそこまで肥るとは予想外です。
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植え替え後。埋めるつもりが、鉢底に根が到達していたせいで、塊根を出す羽目になりました。なかなか上手くいかないものです。

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Cycas Thai Silver
葉が美しいタイ・シルバーは昨年11月のビッグバザールの購入品です。短い葉が2枚なので地下は貧相だと思っていました。
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しかし、このすさまじい塊根っぷり。私の育てている他のソテツとは明らかに様相が異なります。
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ちゃんとサンゴ根もありました。サンゴ根が地表付近で形成されているのを見ると、共生している藍藻の光合成能力が思い浮かびます。なにやら示唆的ですが、さてどうでしょうか? まあ、単にガス交換のためかも知れませんが。
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植え替え後。思い切って6号鉢に植えました。あれだけ根が強ければ、直ぐに根が回りそうです。
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埋まっていた幹を出しました。まだ可愛らしいサイズですね。


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さてさて、引き続き植え替えに勤しんでいます。同時にハウォルチアやらガステリアやらを外に出しました。しかし、相変わらず忙しく午前中が丸々潰れてしまいました。暗くなるまでの作業なので、まあ進まないこと進まないこと。まだ、ハウォルチアはすべて外に出せていません。

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こちらはガステリアとアストロロバ。

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硬葉系ハウォルチア。要するにハウォルチオプシス。

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軟葉系ハウォルチアと硬葉系ハウォルチア。

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小型アロエとツリスタ。

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ちょいと大きいアロエやガステリアなど。

さて、ここからは植え替えをします。まあ、多肉置き場を整理して、多肉植物を運搬するだけでそれなりに時間がかかり、あっという間に暗くなってしまいました。

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Haworthiopsis coarctata var. tenuis
3月に開催されたビッグバザールでの購入品です。分頭しているため、少し窮屈な感じもします。

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根の張りは非常に良いですね。
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植え替え後。余裕を持たせてプレステラ105に植えました。

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Haworthia ryneveldii
リネヴェルディは去年の11月に鶴仙園で購入しました。さて、Haworthiopsis nigra var. nigraの異名とされていますが、外見的にはかなりの違いがあります。
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子株は外れていました。根はいまいち。
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植え替え後。子株も一緒に植えました。

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Haworthia jonesiae
ヨネシアエは去年の11月に開催された鶴仙園のイベントにて入手しました。現在ではHaworthiopsis glauca var. herreiの異名とされていますが、ヨネシアエは小型に見えます。

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根の状態は良好。
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植え替え後。根がしっかりとしているので、生長が期待できます。

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Astroloba spiralis
H. jonesiaeと同じく鶴仙園のイベントでの入手です。

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根の状態は普通です。
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植え替え後。

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Astroloba aspera
こちらもやはり鶴仙園のイベントにて入手しました。
アスペラは謎多きアストロロバで、現在流通しているタイプはA. corrugataではないかと言われていますが、はじめて命名された頃にどの植物を指していたかはよく分かりません。
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根は少ないものの元気に動いています。
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植え替え後。流石に小さいので同じ鉢に植えました。


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いよいよ多肉植物の植え替えの季節がやって参りました。去年の植え替えは3月末から5月初めくらいまでかかりました。去年の植え替えの記事を見ると、なんと春先だけで136鉢も植え替えていました。しかし、毎年植え替えているわけではありませんから、今年は去年植え替えなかったものと、冬の間に入手したものを植え替えるだけです。最近は最低気温が5℃を下回らなくなってきましたから、室内に取り込んだ多肉植物たちも少しづつ外に出していきます。毎年、室内への取り込みと、室外への搬出は面倒くさくていつもやたらに時間がかかってしまいます。今年は手早く済ましたいものです。

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本日の植え替えはこれだけ。とりあえず、最近の購入品を植え替えました。
やや体調不良で、起きたらもう夕方でした。なので無理やり露光時間を上げて撮影していますから、少しピントが甘いかも知れません。

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Euphorbia aphylla
最近、シマムラ園芸で購入したアフィラです。この生産者(シマムラ園芸じゃないよ)は面白いものが多いのは結構なのですが、用土がよくありません。軽石とヤシガラを混ぜただけの用土で、非常に乾きやすいと言うか保水性や肥料の保ちがゼロに近いため、直ぐに植え替えが必要です。まあ、ピートモス主体で乾かない用土よりマシですが。

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根は一応はあると言ったところ。
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植え替え後。プレステラ105に植えました。すでに新芽が動き始めていますから、生長が楽しみです。

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Euphorbia mahabobokensis
この前の五反田TOCでの開催は最後となったビッグバザールで入手したマハボボケンシスです。枯れ木にしか見えませんでしたが、新芽が吹いてきました。

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塊根があります。実生苗ですね。
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植え替え後。塊根はまだ小さいので埋めて育てます。

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Haworthia chloracantha var. denticulifera
最近お気に入りのクロラカンタ系です。2月初めに鶴仙園にて入手しました。やや日照不足みたいですから、植え替えして外に出します。
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根張りはまあまあ。
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植え替え後。少し鉢が大きいような気もしますが、まあいいでしょう。

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Fouquieria purpusii
この前のビッグバザールで入手した実生苗のプルプシイですが、非常に勢いがあります。
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まだ根は少なめですが、やはり勢いが良い。強い根が出ています。しかし、そろそろ縦に根が伸びる有余が欲しいところです。
ところで、この用土の境で塊根がくびれる現象は、Fouquieriaでも健在です。塊根性花キリンや塊根性パキポディウムでも同じことが起きます。

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植え替え後。少しだけ深植えしました。この勢いを殺さないためには、かなり日を当てないといけませんね。

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峨眉山
ユーフォルビアの交配種である峨眉山ですが、明らかに狭そうです。こちらは最近の購入品ではありませんが、ちょっと気になったので植え替えます。

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やや根腐れ気味でした。と言うか用土がまったく乾いていません。増えた子株が用土にかぶさる形になってしまい、水分の蒸発が抑えられて過湿になってしまうわけです。峨眉山は丈夫なので枯れませんが、何とかしてやらないといけません。
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植え替え後。思い切って平鉢に植えました。これなら乾きやすいでしょう。

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Adenia olaboensis
1月に都庁前駅の三角ビルで開催されたプレミアムバザールにて入手しました。枯れ木2号ですが、微妙に緑色の新芽が見えてきました。

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根は普通でしょうか。と言うか、アデニアは他にはグラウカしか育てていないため、アデニアの根張はよく分かりません。
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植え替え後。元の状態と同じ深植えでいきます。枯れ木状態しか見ていませんから、美しい斑入りの葉が楽しみです。


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早いものでもう3月も終わってしまいますが、最高気温はともかく最低気温はなかなか上がりません。植え替え含め、悩ましい季節です。さて、本日も我が家の多肉植物を少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia primulifolia
プリムリフォリアが開花し始めました。咲き始めの花色は薄いのですが、徐々に濃くなっていきます。


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Euphorbia ankarensis
アンカレンシスは、
冬の間は思い出したように開花を繰り返しています。なお、E. ankarensisは現在E. denisiana var. ankarensisとなっています。しかし、葉に毛がないため、変種アンカレンシスではなく、E. denisianaのような気もします。

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Euphorbia neohumbertii
ネオフンベルティイは新しい葉を少しづつ展開し始めています。似ているE. viguieriとは分類学的にやや距離があります。と言うか、E. viguieriが他の花キリンから距離があると言うのが正しいのでしょう。

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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイは枝分かれしないタイプの花キリンです。根元から叢生するはずですが、1本だとやや貧相な感じがします。


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本日は野ざらしの多肉植物たちをご紹介しましょう。とはいえ、一応は雨避けしてありますが、冬の間は基本的に放置しています。水やりもしていないので乾ききっています。そろそろ水やりしたいところですが、最近また寒くなったので、しばらくは様子見ですかね。

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怪魔玉
頭が重いので、直ぐに倒れてしまいます。明らかに鉢が小さいので、今年は植え替えます。

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蘇鉄キリン
蘇鉄キリンは相変わらずうねっていますが、こちらはそろそろどうにかしないととは思っています。

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Aristaloe aristata
綾錦の外した子株は外栽培です。綾錦自体はかなり丈夫で、野ざらしにされがちです。しかし、さすがに痩せてしまっています。

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オブツーサ?
H. cymbiformis v. obtusaなのかH. cooperi v. truncataなのか不明ですが、一般的にはオブツーサの名前で流通しています。窓の先端部が平らで筋が上がって来ていないので、おそらくはH. cooperi系なのでしょう。

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Haworthia cooperi
風が強いのでゴミが絡まってます。しかし、まったく水やりしていないのに元気ですね。花茎も上がってきました。


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Haworthiopsis tessellata
竜鱗もカリカリに乾いています。土もカチカチなんで植え替えないといけませんね。


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暖かくなってきと思ったら、また何やら寒さがぶり返したりしています。朝晩は寒くて敵いませんが、日中は暖かいせいか多肉植物たちも少しづつ動き始めています。そろそろ、外の多肉植物置き場を整理する頃合いですが、張っていたビニールが強風でビリビリに破れてしまったので、何とかしないといけません。まあそんなこんなですが、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia globosa
グロボサは育て方がよく分かりません。どういうわけか、ほぼ一年中花が咲いており、その間は生長しません。今年は室内に取り込むタイミングで花茎が枯れて、生長するかなと思ったらまた花が咲いてしまいました。さすがに生長が見られないのは困りますね。
種小名の「globosa」とはラテン語で「球状の」と言う意味ですが、割と見たままの名前です。

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Euphorbia pseudoglobosa
ついでに、「偽のグロボサ」と言う不名誉な名前のプセウドグロボサにも登場してもらいましょう。こちらはまったく開花せず、少しづつ玉を重ねています。徒長させないように厳しく育てていますから、花が咲かないのはそのせいかも知れません。


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Agave multifilifera
アガヴェは集めていないのですが、これは2022年の春のビッグバザールのオマケでいただいたものです。我が家に来た時の上の画像と比べると、下の今の姿は見違えるようですね。繊維が沢山出るタイプのアガヴェですが、葉は柔らかくみずみずしいので、植え替え時に葉が根元から折れやすくて難儀しました。

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Agave × leopoldii
レオポルディイもオマケです。こちらは2022年の秋のビッグバザールでいただきました。こちらの育ちはいまいちですね。そう言えば、レオポルディイは自然交雑種とされているようです。レオポルディイはムルティフィリフェラとは異なり、繊維質であまり多肉質ではありません。サイザル麻をとるようなタイプのアガヴェですね。


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さて、最後の五反田TOCビル開催のビッグバザールも終え、そろそろ植え替えをする頃合いです。しかし、まだ何も準備していませんから、3月中は無理そうです。忙しいため、4月から何とかします。さて、そんな中、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia paulianii
パウリアニイは枝分かれした少し変わった花茎を伸ばす花キリンです。春先に開花すると言いますから楽しみですね。

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Gasteria baylissiana
ツボミが膨らんでいましたが、ようやく開花しました。バイリシアナはガステリアの中でも、花に丸みがあって可愛らしいものです。


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Euphorbia crassicaulis
一般的にE. francoisii var. crassicaulisと呼ばれるタイプです。ただし、E. 
francoisiiは本来はE. decaryiであり、E. decaryiと呼ばれていたものはE. boiteauiであると改正されています。そのため、var. crassicaulisは、E. francoisiiではなくE. decaryiの変種となりました。その後、var. crassicaulisは独立し、E. crassicaulisとされています。

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Euphorbia francoisii var. crassicaulis f. rubrifolia
妙な名前ですが、裸名(nom. nud.)なのでしょうか? 上で示した通り、クラシカウリスは独立したため、この場合はE. crassicaulis f. rubrifoliaとなりますが、学術的に記載された名前ではありません。ちなみに、ルブリフロラとは、クラシカウリスのより葉が赤い(rubri=赤い、folia=葉)タイプを示しています。日照不足で緑色の葉が出てしまっていますけどね。


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最近は公私共にバタバタしており、多肉植物をじっくり見られる時間がすっかり減ってしまいました。そろそろ、植え替えだの外の多肉置き場の整備もしたいところですが、まったく手がつけられていません。困りましたがまあ仕方がありません。本日も少しだけ我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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Gymnocalycium pseudoquehlianum
プセウドクエフリアヌムとは聞き慣れない名前ですが、これはnom.nud.(裸名)です。命名の経緯もまったく不明です。1995年のMetzingらの論文では、貿易リストに登場する名前一覧にあります。正式に命名されていない園芸名のようなものなのかも知れません。

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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスは冬の間も目立たない小さな花をよく咲かせていました。しかし、
Euphorbia delphinensisで検索すると、普通の赤い花キリンっぽい花が出てきます。我が家のデルフィネンシスの花はなんか違うんですよね。冬の間は日当たりは悪かったのですが、花色ならともかく花の形は変わらんだろうと思案中です。

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Euphorbia erythrocucullata
エリスロククラタはひょろひょろしていて地味な花キリンですが、実は塊根性です。小さな鉢で育ったようで、塊根が絡まった感じになってしまっているため、今は埋めて伸ばしています。面白い花が咲くようなので楽しみにしています。

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Operculicarya pachypus
2021年の冬に開催された木更津Cactus & Succulentフェアで購入したパキプスです。非常に若い実生苗で幹は爪楊枝くらいの細さでした。実は購入時、O. borealisの名前で購入したのですが、後にブログなどで不明種であると訂正されたようです。輸入種子は名前が間違っていることは珍しくありませんから、こういうこともあります。
オペルクリカリア属の特徴を詳しく解説した論文がありましたから、比較したところ何とパキプスに該当することが分かったのです。パキプスの主な特徴は、葉軸に羽がある、小葉は5〜6mm(最大10mm)、毛はほとんどない、葉軸が目立たない、茎はジグザグに伸びるなどです。
しかし、パキプスは以前から法外に高額で、爪楊枝くらいの細さの実生苗でも園芸店では5000〜6000円くらいしましたから、当時2000円で入手できたのは僥倖でした。まあ、普及した今はもうそれほど高価ではないかも知れませんが…


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まだまだ寒い日が続きますが、多肉植物たちは春を感じているようで、花芽をつけるものもポツポツ出てきました。そんな我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Gymnocalycium erinaceum WR726B
エリナケウムの花芽が膨らんできました。花が楽しみです。私の好きなユーフォルビアや硬花系ハウォルチアは、大抵の種類の花は地味ですからね。3年前の10月に鶴仙園さんで購入しました。

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Haworthiopsis koelmaniorum
コエルマニオルムも花茎が上がってきました。花は咲いても、ハウォルチアはだいたい同じようなものですが…。2022年の4月のビッグバザールで、グランカクタスさんから購入しました。

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Euphorbia hofstaetteri
ハナキリンのホフスタエテリにも花芽が出来ています。ホフスタエテリは下向きで筋模様が入る面白い花を咲かせます。去年の6月のビッグバザールで、錦玉園さんから購入しました。

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Aloe fleuretteana
フレウレテアナは今年の1月に都庁前で開催されたプレミアムバザールで、Baby leaf Plantsさんから購入しました。花芽つきでしたが、環境の変化で開花しないかなと思いましたが、どうやら咲きそうな雰囲気です。

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Gasteria glomerata
ガステリアはよく花芽の出来損ないのようなものを作りますから、どうせ咲かないだろうとたかをくくっていたのですが、いつの間にやら花茎が伸びてきました。ガステリアは鳥媒花なので、アロエ類の中では割と派手なので、私は結構楽しみにしています。


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最近は妙に寒く、関東では急に雪が降ったりしました。3月に入ったのに寒くて敵いませんね。それはさておき、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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Gymnocalycium pungens
プンゲンスは大変トゲが鋭いサボテンです。どちらかと言えば強棘のサボテンのトゲはあまり鋭くなく、小さいトゲを持つサボテンのトゲの方が刺さりやすかったりします。しかし、プンゲンスは
強棘とまではいきませんが、まあまあ強いトゲですから少し珍しく感じます。まあ、「pungens」とはラテン語で「刺すような」と言う意味ですから、命名したFleisherもプンゲンスに刺されたのかも知れませんね。
プンゲンスは現在、
G. schickendantzii subsp. schickendantziiの異名となっているようです。

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Haworthiopsis pungens
こちらもプンゲンスつながりで、ついでに紹介します。硬葉系ハウォルチアのプンゲンスです。葉の先端が尖ります。硬葉系ですから非常に硬いのですが、トゲではなく葉の先端なので、刺さるような鋭さではありませんが、触ると普通に痛いですけどね。


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Aloidendron ramosissimum
ラモシシムムは生長は実にゆっくりしています。アロイデンドロンは太い根を持ちますが、本数は少なく普通のアロエと比べるとえらく貧相です。
かつてはAloe ramosissimaでしたが、2023年にアロエ属から分離されアロイデンドロンとなりました。Aloe dichotoma(=Aloidendron dichotomum)の亜種や変種と考えられたこともあります。遺伝的にはA. ramosisimumは、A. dichotomumやA. pillansiiと近縁なようです。


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Aloe peglerae
苗を入手してから丸2年で、少し見られる姿になりました。ペグレラエはそれなりのサイズになりますが、高さ数メートルに育つAloe marlothiiやAloe feroxのような木質の幹がある姿にはなりません。そのため、本来の花粉媒介者である鳥だけではなく、ネズミも登ってきて蜜を舐めたり花を食べたりするそうです。


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そう言えば、10日は「3月のサボテン・多肉植物のビッグバザール」が開催されますね。五反田のTOCビルでの開催は今回が最後でしたっけ? 場所的には便利な立地でしたから、残念ではあります。新しい会場の埋立地の方は行きやすさ的にどうなんでしょうか。それはさておき、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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Aristaloe aristata
あまり顧みられない綾錦ですが、ハウォルチア的なアロエで実は非常に美しい植物です。
A. aristataは2014年にアロエ属から分離され、1属1種のArirtaloe属とされました。遺伝的にはアロエやハウォルチアに思った程には近縁ではなく、ゴニアロエやアストロロバ、ツリスタに近縁とされています。


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Gonialoe variegata
いわゆる千代田錦です。この冬は花が咲かず残念です。
千代田錦は綾錦と同じく2014年にアロエ属から独立しました。Aloe variegataは1753年のCarl von Linneの命名ですから、千代田錦はアロエ属の初期メンバーと言うことになります。1880年にBakerがGonialoe亜属に分類しましたが、その名前が新属にそのまま昇格したみたいですね。


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Aloiampelos striatula var. caesia
急生長したため倒れてしまい、妙な形で育っています。まあ、切ればいいだけの話ではありますが、幹を自立させるために太らせたいので、しばらくは伸ばしっぱなしにします。そもそも、「Aloiampelos」とは「つる状のアロエ」と言う意味ですから、自立しないのは正しい姿かも知れませんが、野生状態のようなブッシュを作るつもりはないので、自立してくれないと困るわけです。

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Gasteria baylissiana
バイリシアナが開花寸前です。小型のガステリアは花が可愛らしいのでお勧めしたいのですが、残念ながら昨今の多肉植物ブームとは無縁の存在であまり見かけません。


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三寒四温で気温が不安定ですが、急に動き始める多肉植物も出てきました。我が家の多肉植物たちも早く外に出してやりたいものですが、今しばらくの辛抱です。さて、本日も我が家の多肉植物を少しだけご紹介します。

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Euphorbia venefica
葉が1枚落ちました。まだまだ小さなヴェネフィカです。E. poissoniiやE. unispinaと合わせて猛毒三兄弟と呼ばれ、強い毒性があります。
E. venenificaと呼ばれてきましたが、これは誤記で本当はE. veneficaが正しい学名です。また、E. unispinaと同種であると言う意見もあります。葉の形が異なると言われていますが、産地ごとの変異のほうが大きいことが判明しているようです。

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Euphorbia sapinii
サピニイは去年は葉が1枚しか出ず、がっかりしてしまいました。サピニイはE. poissoniiやE. veneficaと同じCylindrical Euphorbiaですが、あまり詳しく調査されていないそうです。

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Euphorbia razafindratsirae
葉はだいぶ落ちましたが、何故か花盛りです。まあ、地味ではありますが…


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Euphorbia tardieuana
トゲなし花キリンです。花が美しいタイプですが、花はまだ拝んでいません。原産地のマダガスカルではほぼ絶滅に近いと見なされているそうです。実に残念なことです。


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ぼんやりしていたら、いつの間にやら3月になってしまいました。色々とやらなくてはならないことが沢山あるのですが、まったく手がつけられていません。何かと時間が取れず困ってしまいます。さて、それはともかく、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介します。

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Euphorbia caput-medusae
代表的なタコものユーフォルビアのカプトメデュサエです。タコものは高額なものが多いのですが、カプトメデュサエは実生苗が量産されたので、一時期は安価で入手出来ました。私も豆粒のような実生苗を入手して、数年経ちます。これでもだいぶ大きくなりました。

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Euphorbia tuberculata
こちらもタコものユーフォルビアのツベルクラタです。緑仏塔と呼ばれることもあるようです。現在、ツベルクラタは、度し難いことにカプトメデュサエの異名とされています。異なるようにも思えますが…

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Gasteria glomerata
こちらはホームセンターで「白雪姫」の名前で入手したグロメラタです。ダルマ型の特白選抜品種と言われているようです。
可愛らしい見た目ですが、意外にも中々綺麗に育ちません。

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Gasteria glomerata
こちらもホームセンターで入手したグロメラタです。こちらは原産地のものによく似た外見です。


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植物園に行くと言っていましたが、まだ行けていません。むしろ、3月は忙しくて無理みたいです。論文検索もほとんど出来ていないため、正直ネタ不足です。まあ、記事を書いている時間もとれないのですけどね。
さて、本日は青白い葉を持つ硬葉系ハウォルチアのヘレイをご紹介します。美しい植物ですが、割とタイプ違いがあるためコレクションする楽しみがあります。


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Haworthiopsis glauca var. herrei
葉が非常に長いタイプのヘレイです。全体的に大柄で、まばらに結節があります。


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Haworthiopsis glauca var. herrei RIB0217
こちらは葉に丸みがあり短いタイプのヘレイです。結節ははっきりとしています。フィールドナンバーつき。


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Haworthiopsis glauca var. herrei 
H. jonesiaeの名前で入手したヘレイ。全体的に小型で華奢な感じがします。結節はほとんど目立ちません。


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最近忙しく、趣味に費やせる時間がありません。しばらくは、ブログも休みがちになるかも知れません。まあ、そんな感じですが、今日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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Euphorbia cap-saintemariensis
多肉質で葉が縮れるタイプの小型の花キリンです。冬の間は動きませんでした。E. decaryi系とされてきましたが、実際にはE. tulearensis系です。

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神蛇丸 Euphorbia clavarioides var. truncata
意外に難しいと噂されている神蛇丸ですが、どうも上手く行きません。水を絞っていますが、何故か間延びしてしまいます。

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Euphorbia viguieri var. capuroniana
ややトゲが強い印象のカプロニアナです。ただのヴィグイエリとの違いはまだ判然としません。

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Euphorbia polygona var. noorsveldensis
去年はもう少し厳しく育てても良かったかも知れません。ノオルスヴェルデンシスはポリゴナ11変種の1つですが、違いはよく分かりませんね。


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今週は天気が荒れがちです。先週は春の陽気でしたが、また冬に逆戻りですね。何やら雪が振るとか言っていますが、どうでしょうか? 今日も我が家の多肉植物の様子を少しご紹介しましょう。

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Euphorbia phillipsiae
フィリプシアエが開花を始めました。小さい花は長く咲き続けます。
異名のE. golisanaから、「ゴリサナ」とか「ゴイサナ」の名前で流通しています。ソマリアもの。


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Euphorbia aerginosa
もっともポピュラーなユーフォルビアの1つです。開花しましたが、ユーフォルビアの中では花は少し大き目です。

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Aloe calcairophila
Guillauminiaとされたこともある小型アロエ。葉が回転せず2列性のまま育つようです。マダガスカルの高地性種。


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Tulista kingiana
やや怪しい色合いのキンギアナです。
ツリスタはハウォルチアから分離・独立しました。2013年にG. D. RowleyによりT. pumilaとT. marginataがツリスタになりましたが、T. kingianaは2017年にGideon F. Smith & Moltenoによりツリスタとされました。では何故、G. D. Rowleyは2013年にキンギアナをツリスタにしなかったのでしょうか? これは実に頭の痛い問題でしたが、これはすでに解決済みです。
そもそも、キンギアナは1937年にVon PoellnitzによりHaworthia kingianaとして記載されました。しかし、G. D. Rowleyは、PoellnitzのHaworthia kingianaを初めて記載した論文として、1936年の論文を参照として学名の変更を行いました。要するに参照として引用した論文が間違っていたため、これは有効な学名として認められなかったのです。そのため、2017年に新ためてGideon F. Smith &  Moltenoが、1937年のPoellnitzの論文を正しく引用しキンギアナをツリスタに変更したのです。


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春一番が吹き荒れましたが、暖かい日が続きました。何やら週末はまた寒くなるみたいですね。

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Tylecodon buchholzianus
ティレコドンは塊茎があり太るものが人気ですが、ブクホルジアヌスの繊細で密な枝も良いものです。去年の12月に入手しましたが、しかしまったく葉が出ませんなあ。

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Euphorbia hedyotoides
ヘディオトイデスの小さな実生苗です。実は野生のヘディオトイデスは、本来埋まっている塊根の上部から、地面に水平に根を伸ばすそうです。塊根は埋めておいた方が早く大きくなると言いますが、ヘディオトイデスの場合は違いが顕著に出そうです。ですから、小さい内は埋めておいた方が良さそうですね。
そう言えばヘディオトイデスの枝は「hedyotoides型分岐」と言う面白い分岐の仕方をします。新しい枝を出す短枝と、長く伸びて分岐しない長枝を繰り返して生長します。


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Astroloba spiralis
Astroloba spirellaとも言われますが、これは学術名ではありません。19世紀初頭にHaworthia spirellaとかAloe spirellaと呼ばれたことはありますが、Astrolobaとされずに消えた名前です。他にもA. pentagonaもA. spiralisの異名とされますが大型です。おそらく、A. halliiと呼ばれているものは、このA. pentagona系なのでしょう。ちなみに、A. halliiは裸名で学術名ではありません。


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Astroloba hallii
ハリーは、Astroloba hallii nom. nud.です。この"nom. nud."は「裸名」と言われ、学術的に認められていない正当に発表や記載がなされていない、いわゆるなんちゃって学名、というか学名ではなく「学名風」なだけのあだ名みたいなものらしいです。アストロロバ・ハリーはペンタゴナ系と同一とされているようです。他にも、1783年に命名されたAloe cylindracea Lam.はペンタゴナのことらしいです。
ペンタゴナは大型で、一見してスピラリスとは似ていません。また、ハリーはペンタゴナの白みが強い個体につけられた園芸名みたいなものなのかもしれません。ペンタゴナとハリーは色以外はよく似ています。


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先週は世界らん展日本大賞に行って参りましたが、行列と人混みで妙に疲れてしまいました。今週は人の少ない冬の植物園でも行って、のんびりと散策する予定です。
さて、日中は妙に暖かい日もあり、何やらすでに春の気配もあります。あまり寒くない冬でしたね。本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。


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Euphorbia dichroa
ディクロアは根元から枝が吹いてきました。叢生するようですから、将来的には中々面白い姿になりそうです。そう言えば細長く伸びるユーフォルビアは何種類かありますが、これほど細くヒョロっとしたものはあまりないような気がします。枝は柔らかく、水が切れると少し倒れたりします。
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よく見ると美しい模様があります。

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Portulacaria namaquaensis
Ceraria namaquaensis
去年の11月に入手してから、かなり生長しました。
ほとんど暖房はかけていませんが、暖冬の影響か生長が止まりません。日照が弱いのでやや徒長気味かも知れませんが。
そう言えば、Ceraria属は遺伝的にはPortulacaria属と分離出来ないことが明らかとなっています。
Portulacaria属の方が命名が早いため、Ceraria属はPortulacaria属に吸収されました。そのため、Ceraria属はすべてPortulacaria属となっています。

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Haworthia chloracantha var. denticulifera
クロラカンタは軟葉系ハウォルチアですが、軟葉系に期待されるような透き通った美しい「窓」はありません。しかし、硬葉系とも異なる独特の美しさがあります。この色も実に良いですね。変種デンティクリフェラ。

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Haworthia chloracantha var. subglauca RIB 0099
こちらもクロラカンタですが、変種スブグラウカ(サブグラウカ)になります。フィールドナンバーつきで、非常に野趣溢れる姿です。こうなると、変種クロラカンタも欲しくなってしまいますね。

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皇帝
Tulistaの交配種の皇帝です。T. marginata系でしょうか。まだ小さいのですが、割と大型になり貫禄ある姿になります。育てるのに相当な年数がかかりますが、ゆっくり育てていきます。



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多肉植物にはトゲが生えているものもありますが、特にサボテンやユーフォルビアには強いトゲを持つものがあります。サボテンもユーフォルビアも、新しいトゲは美しいものが多いですよね。冬でも新しいトゲを出すものもありますから、少しトゲの写真を撮ってみました。

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Gymnocalycium ferocior
フェロキオル(フェロシオール)は良いトゲが出ています。冬は室内で植物用ランプをガンガン当てています。


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Gymnocalycium spegazzinii
天平丸も綺麗な黒いトゲが出ています。


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Euphorbia handiensis
ハンディエンシスも強いトゲが出ています。

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Euphorbia polygona v. polygona
ポリゴナも新しいトゲが出てきました。このポリゴナはトゲが出たり出なかったりするタイプです。

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Euphorbia officinarum
大正キリンも元気に新しいトゲを盛んに出しています。そう言えば、大正キリンはE. echinusと国内では言われて来ましたが、正しくはE. officinarumが正しい学名と私も思っていました。しかし、現在ではE. echinusは、E. officinarum subsp. echinusとされているようです。



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関東にも雪が降り、だいぶ冷え込みました。室内の最低気温も一桁だったかも知れません。窓際の多肉植物たちはさぞ寒かろうと思います。さて、そんな寒さの中ですが、本日も我が家の多肉植物たちを少々ご紹介しましょう。

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Pachypodium horombense
ホロムベンセは葉は落ちてはいるものの、かなり葉が残っています。パキポディウムの中でも丈夫で育てやすい部類です。

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Fouquieria columnaris
一度は葉をすべて落としたコルムナリスですが、どういうわけかまた葉が出てきました。雪が降ったくらいの低気温ですから、このタイミングで葉を出されてもとは思います。


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Fouquieria fasciculata
ファスキクラタは下の方の古い葉以外はほとんど落ちません。むしろ、盛んに生長していますが、日照が弱いので逆に困りますね。


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Haworthiopsis fasciata DMC 05265
私のお気に入りのファスキアタです。結節のパターンが非常に美しいですね。ファスキアタは自然と均整のとれた姿に育ちます。
本物のファスキアタは入手困難ですが、タイプ違いをあと何株か入手したいところです。


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スーパーゼブラ Haworthiopsis attenuata cv.
スーパーゼブラは結節が太く密な選抜品種です。だいぶ葉の枚数が増えて見られるようになってきました。
ちなみに、ラベルにはH. fasciataとありましたが誤りで、実際はアテヌアタです。「十二の巻」はアテヌアタ系交配種ですが、なぜかファスキアタの名前で流通してしまっています。そのため、国内のアテヌアタはファスキアタと呼ばれています。まあ、そもそもファスキアタとアテヌアタがあると言うこと自体が、あまり知られていないような気もします。2種の分け方は簡単で、アテヌアタは葉の内側にも結節がありますが、ファスキアタにはありません。



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本日は鶴仙園に行く予定です。まあ、久しぶりですが、時期的にはあまり私好みの多肉植物はないかも知れませんが。何か購入したら明日記事にする予定です。それはそうと、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介します。

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新鳳頭
扁平に育っています。新鳳頭はあまり見かけないギムノカリキウムです。

瑞昌玉と同じくG. quehlianumとされています。

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Gymnocalycium pseudoquehlianum
正体不明のギムノカリキウムです。この名前は正式に命名された学名ではなく、どうやら裸名のようですね。つまり、「n. n.」、あるいは「nom. nud.」と表記した方が良さそうです。Detlev Metzingらの1995年のギムノカリキウムの種のチェックリストでは、由来不明とされています。

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Euphorbia tulearensis
トゥレアレンシスもだいぶ枝分かれして、混み合ってきました。この密な姿が魅力ですから、徒長させたくないものです。
去年は実生苗が大量に出回り、即売会では割と安価で入手できるようになりました。私の購入時の半額くらいになっています。

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Aloe somaliensis
ソマリエンシスはかなり遮光していても、夏に下葉が枯れがちになります。強光だけではなく、暑さも苦手な感じがします。

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Aloe bakeri
バケリはやや繊細ですが、問題なく育っています。去年の冬に入手して、植え替えせずに冬越ししましたが、根腐れして春に慌てて植え替えしました。野生絶滅種。


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いよいよ寒くなって来ました。今年は暖冬だったので、ようやく冬らしい寒さです。我が家は風が強く、1月は強風が吹き荒れました。多肉植物置き場のビニールが吹き飛びそうになっていたので処分しました。強風ですっかり傷んでボロボロでしたからね。我が家は一部を除き、冬は室内栽培なのでまあ問題はありませんが困ったことです。本日も少し我が家の多肉植物をご紹介しましょう。

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瑞昌玉
昔からあるタイプの瑞昌玉です。何だか妙に盛り上がった形に育ちました。下の瑞昌玉と並べて育てていますから、原因がよく分かりません。
そう言えば、瑞昌玉や鳳頭は
Gymnocalycium quehlianumとも言われていますね。

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瑞昌玉
ホムセンで購入した瑞昌玉。最近、このようなトゲが張り付かないタイプを良く目にします。こちらは扁平に育っています。


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Euphorbia leistneri
レイストネリが完成に葉を落としました。花キリンのように最初から木質化せず、徐々に木質化していきます。当初はE. monteiroiと混同されていたユーフォルビアです。
レイストネリは非常に
分布が狭いようですが、水力発電のためのダム計画で自生地が消失する可能性があると言われていましたが、現在はどうなっているでしょうか?

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Gasteria pillansii
ピランシイはゆっくり生長中です。そう言えば、牛舌殿なる名前もあるようです。遺伝子解析の結果から、ピランシイは分子系統の根本にあり、原始的なガステリアとも言えるかも知れません。ガステリアはおそらく南アフリカ北西部あるいはアンゴラ南部が起源で、南アフリカ南部で一気に種分化し、現在は南アフリカ東部まで到達しています。

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白磁盃 Aloe pratensis
A. humilisとの交配種の場合もあるみたいです。そこで、A. pratensisの野生個体の画像を探しましたが、野生のA. pratensisはみな大きく育ちきったものばかりで、あまり比較対照としては相応しくないように思われます。とは言え、正直なところ明らかにA. humilisよりの外見に見えるわけで…。まあ、育っていけばやがて違いが見えてくるかも知れませんから、気長に待つことにしましょう。

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帝王錦 Aloe humilis
せっかくなので、比較のためにフミリスにも登場してもらいます。フミリスは大部葉が混んで来ましたね。


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早いもので、年が明けたと思っていたら、いつの間にやら2月になってしまいます。寒い日が続きますが、まだまだ冬本番ですね。多肉植物たちも休眠するものが増えてきました。

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瑠璃塔 Euphorbia cooperi
瑠璃塔は去年初めて枝が出ました。特有の段が形成されますが、現在の環境下では中々綺麗に段が形成されません。難しいものですね。


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Euphorbia fuscoclada
こちらは花キリンのフスコクラダです。新しいトゲは美しいですね。2021年に記載されたばかりの新種です。今は目立ちませんが、良く日に当てると幹の赤味が強くなるようです。

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Aloe peglerae
ペグレラエは非常に美しいアロエですが、若いうちは生長は割と早い方です。苗を2年育てただけで、そこそこ見られる姿になりました。論文では生長は遅いと書かれていますが、かなり大型になりますから、そこまで育つには大変な時間がかかるのでしょう。

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春鶯囀 Gasteria batesiana
バテシアナは非常に格安で入手したものです。ガステリアの不人気さからあまり見かけませんが、古典植物的な風合いを持ち、独特の美しさがあります。ガステリアがもう少し流行ってくれたら、色々な種類が入手しやすくなるのですが…


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Haworthiopsis scabra var. scabra JDV 95/17 
硬葉系ハウォルチアのスカブラですが、フィールドナンバーつきの野性的な個体です。表面がざらつくだけで結節がない実に渋い見た目ですね。フィールドナンバーのJDVとは、採取者のJakobus (Kobus) D. Venterのこと。

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風車 Haworthiopsis scabra var. starkiana
硬葉系ハウォルチアのスタルキアナです。これは、特に葉が短く太いタイプです。良く日に当てると黄色くなりますが、上手く日照をコントロール出来ないため、あまり黄色くなりません。
現在はスカブラの変種とされていますが、H. starkianaと表記されることの方が多いかも知れません。しかし、スタルキアナはスカブラからざらつきを無くし、明るい色合いにしただけにも見えます。



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朝晩は大部冷え込むようになりました。パキポディウムも葉を落とすものが増えています。冬なので代わり映えしない多肉植物も多いのですが、本日も我が家の多肉植物をご紹介します。

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奇怪ヶ島 Euphorbia suquarrosa
奇怪ヶ島は塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアです。まだ小さいので塊根は露出させていません。見られる塊根が出来るまであと何年かかるでしょうかね。

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Euphorbia marsabitensis
ケニアのMarasabit山原産のユーフォルビア。高地性にも関わらず、育てるのは難しくないと言われているようです。しかし、これと言った情報がないため、あまり語ることがありません。去年の秋の入手ですが、まだ生長は見られません。

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特徴的な「Y字型」のspine shieldを持ちます。トゲに連なる角質化した構造であるspine shieldですが、spine shield同士で繋がるものと繋がらないものとがあります。また、ユーフォルビアには、このように大きいトゲ2本と小さいトゲ2本のセットと、トゲは1対のみと言うものがあります。2対の場合については、「1対のトゲと1対の托葉」と見る向きもあるようです(Carter, 1994)。このようにトゲが1対のものと2対のものとがありますが、1対のトゲにもう1対のトゲが追加されたのではなく、2対のトゲから1対が省略されたと考えた方が自然ですが、どうでしょうか?

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Pachypodium densiflorum
デンシフロルムは今頃になって紅葉し、ハラハラと落葉し始めました。サイズが大きいせいか、暖房が効いていると冬でもよく開花します。しかし、今年はまだ暖房をかけていないため、葉はすべて落ちてしまうかも知れません。

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Pachypodium rutenbergianum
去年の3月にホムセンで投げ売りされていたルテンベルギアニムです。購入時は根がカリカリに乾いて駄目になっていました。現在は鉢底から根がはみ出るほどです。本来は枝が長く伸びますが、切り詰めて枝が混んだ樹形にしようと企んでいます。

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Euphorbia millotii
ミロティイはのっぺりした幹肌の花キリンです。先端付近は葉の落ちた痕跡が目立ちますが、下部に行くに従い痕跡は目立たなくなります。このトゲすらないつるつるした幹に何か意味があるのでしょうか?

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Astroloba foliorosa
フォリオロサの小型タイプです。生長は緩やかですが、これでも倍くらいの高さになりました。
そう言えば購入時のラベルには「フォリオサ」とありましたが、単純な書き間違いではないようです。海外でもA. foliosaと誤記されがちみたいですから、ラベルの名前はどうやらそこから来ているようです。また、これはフォリオロサだけの話ではありませんが、最初の命名時はAloeで、やがてHaworthiaに移され、新たに創設されたAstrolobaと言うお決まりのパターンを踏襲しています。まあ、途中で時代の徒花であったApicraも挟み、2013年にはTulistaとする意見もありましたが、結局はAstrolobaで落ち着きました。ちなみに、AstrolobaはAloeやHaworthiaより、GonialoeやTulista、Arirtaloeに近縁とされています。


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土日は何やら忙しくて、記事を書いている時間が取れませんでした。仕方がないので、ちょっとだけ多肉植物のご紹介をしましょう。

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Gymnocalycium erinaceum WR 726B
去年は暑かったせいか、あまり調子はイマイチでした。どうも水切れしていたみたいです。このWR 726Bはそれほど珍しいないフィールドナンバーみたいですね。
エリナケウムは1985年の命名ですから、割と命名は新しい方です。また、2001年に記載されたG. gaponiiは、2015年にG. capillense var. gaponiiとされたりしましたが、現在はG. erinaceumの異名とされています。


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Adenia glauca
枝を切って休眠させたつもりでしたが、中々寒くならなかったせいか、新しい芽が吹いてきてしまいました。


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Euphorbia antisyphilitica
北米原産のユーフォルビアです。やはり、生長が始まってしまいました。日が弱いので徒長しそうで困ります。

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Gonialoe sladeniana
かつてはAloe sladenianaと呼ばれていましたが、2014年にゴニアロエ属が創設され、スラデニアナもゴニアロエとなりました。カキ仔を購入しましたが、発根に時間がかかってしまいました。ようやく落ち着いたところです。


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最近、また一段と寒くなり、睡蓮の水が凍るようになって来ました。いよいよ冬本番です。外に置いた多肉植物は、ただ寒さに耐えるだけの時期です。しかし、室内の多肉植物は大変元気で、花芽を膨らませていたりします。そんな、多肉植物たちを少しご紹介します。

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紅ホリダ
いわゆる紅彩ホリダ。E. heptagona(=E. enopla) × E. polygona v. horridaと言われています。紅彩閣のように沢山の枝が出ますが、枝が太すぎて混んだ感じになります。割と丈夫で放置していても育ちます。


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龍尾閣 Euphorbia griseola
E. richardsiaeの名前で入手したユーフォルビア。小さいワンコイン多肉植物でしたが、直ぐに大きくなりました。この安い多肉植物のシリーズは、名前が間違っていることがあります。しかし、ユーフォルビアは種類が多く似たものが多いため、探し出すのは非常に骨が折れます。

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Euphorbia woodii
まだまだ小さいタコものユーフォルビアです。米粒のような実生でしたが、非常によく育ってようやくタコものらしい姿になりました。
孔雀丸(E. flanaganii)に似ていると言われていますが、そもそもタコものユーフォルビア自体の分類もよく分かりません。似た種類については研究者たちの間でも議論があり、変遷しています。
1915年にN. E. Brownは、E. discreta、E. ernestii、E. flanaganii、E. flanksiae、E. gatbergensis、E. passa、E. woodiiを別種としました。1941年にWhiteらは、E. discretaとE. passaをE. woodiiの異名としました。これらの植物は、個体によりサイズや枝の数や大きさが異なるため、分類を困難としています。Whiteらの考えはそのことを踏まえてのものです。さらに、2012年のP. V. Bruynsはその考えを拡大し、これらの種の違いのすべてを個体差に過ぎないとし、上記のタコものユーフォルビアをすべてE. flanaganiiの異名としました。しかし、現在ではBruynsではなくWhiteらの考えが支持されているようです。

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Gasteria acinacifolia
ガステリアは入手機会が少ないため、多肉植物の即売会では見逃さないようにしていますが、中々めぐり逢いません。基本的に昔からの臥牛と、最近は恐竜は割と目にします。あちこちの店を回り、ビッグバザールなどのイベントに参加しても、アキナキフォリアはこの1回しか見ていません。アキナキフォリアは葉の長さが
75cmにもなるらしい大型のガステリアです。

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Haworthia mucronata v. mucronata JDV 90-111
フィールドナンバー付きのムクロナタです。ほとんど雑草のようなもので、増えやすくしかも直ぐに大きくなります。葉は柔らかくて水っぽく夏は苦手です。葉先が枯れ全体的に痩せてみすぼらしくなりますから、今が一番綺麗な時期です。

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星の林 Haworthia reinwardtii var. archibaldiae
渋い色合いの星の林です。この手の硬葉系はあまり人気はありませんが、独特の美しさがあります。現在は、
Haworthiopsis reinwardtii var. reinwardtiiの異名とされています。


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めっきり寒くなりましたが、多肉植物たちは暖かい室内で花を咲かせているものもあります。一度葉を落とした花キリンも、新たに葉を出し始めたりしていますが、徒長しそうなので大人しくしていて欲しいのです。中々思った通りにはいかないものです。

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守殿玉
守殿玉は去年は割りかしよく生長しました。まだまだ小さいですが。ちなみに、守殿玉はG. bodenbenderianumとされているみたいです。


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Euphorbia lophogona
ロフォゴナが開花しています。花キリンの1種ですが、原種でこれ程大きく見栄えする花を咲かせるものは珍しいですね。
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新しい花芽がどんどん出て来ます。まあ、秋頃購入してからずっと咲き続けているわけですが。
見た目は何となくE. viguieriに似ていますが、遺伝的にはE. miliiに近縁です。

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1954年のLeandriの著作のロフォゴナ。この図譜を見てから気になっていた花キリンです。

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Euphorbia razafindratsirae
キュー王立植物園のデータベースや南アフリカ国立多様性研究所(SANBI)ではE. mangokyensisの異名とされています。これは、2021年のThomas Heavermansらの「Novelties in Malagasy Euphorbia (Euphorbiaceae)」の記載によるものです。しかし、サイトによってはE. mangokyensisの標本にE. razafindratsiraeが混ざっていたため混同されただけで独立種であると書かれています。ただ、そのことを指摘した1次文書が見つからないため困っています。誰がどこで主張しているか謎です。
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初めて花が咲きました。

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紅彩ロリカ
紅彩ロリカが開花しました。実に奇妙な姿です。
紅彩閣と炉裡火の交配種。

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花は紅彩閣より大きく炉裡火の血が見て取れますが、花の形は紅彩閣を感じます。

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Euphorbia tortirama
ユーフォルビアにはこのような塊根からねじれた枝を伸ばす種がいくつもありますが、違いがよく分かりません。販売サイトを見ると、何種類か混同されている気配がありますが…

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臥牛 Gasteria nitida var. armstrongii
特に芸のない普通の臥牛です。生長は良好で、花も咲かせました。2021年の論文、「Phylogeny of the Southern African genus Gasteria duval (Asphodelaceae) based on Sanger and next generation sequencing data
」によると、遺伝子解析の結果ではvar. armstrongiiはG. nitidaとは近縁ではありませんでした。しかし、データベース上ではまだG. nitidaの変種なんですよね。論文の内容に瑕疵があるのか、審議中なのかよく分かりません。


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年末年始は2023年を振り返っていましたが、そろそろブログも平常運転に戻ります。早速、正月明けの我が家の多肉植物の様子を少しご紹介します。

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Euphorbia ramena
ラメナが開花しました。苞は4枚あるように見えますが、ハート型の2枚の苞からなります。

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Euphorbia ankarensis
アンカレンシスの葉が落ちました。実に奇妙な姿です。
アンカレンシスは現在はE. denisiana var. ankarensisとされています。しかし、一般的にアンカレンシスは葉に産毛がありますが、この個体の葉はツルツルです。特徴的にはE. denisiana var. denisianaに見えます。

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葉の落ちた跡が幾何学模様のように見えますね。

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Gymnocalycium ochoterenae var. cinereum
武勲丸の変種です。現在はG. ochoterenaeの1タイプに過ぎないとされ、基本種に含まれています。「cinereum」は灰色と言う意味ですが、肌の色から来ているとされます。しかし、個人的には違いがよく分かりません。我が家のキネレウムはトゲが白い傾向がありますが、本来は根本が黒くなります。最近、このタイプがよく出回っています。

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Gasteria baylissiana
小型のガステリアはあまり人気がありませんが、大型種とは異なる面白さがあります。バイリシアナは大変可愛らしい花を咲かせます。
バイリシアナは、発見当時は割と個体数が少なかったようですが、現在はどうでしょうか? 


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Gasteria carinata
カリナタの花が咲いていますが、膨らみが小さくあまり胃(gaster)のような形ではありません。花茎はもう1本伸びています。

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乙姫の舞扇 Kumara plicatilis
去年の夏は暑かったみたいで、葉の枚数がずいぶんと減ってしまいました。水不足かも知れませんね。育て方が厳しすぎるせいか、中々育ちません。美しい茎を見ることが出来るのは何年先でしょうか。

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Aloe haworthioides
去年は日差しが厳しすぎるため、強く遮光したのですが、そのせいか徒長気味かも知れません。

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ハウォルチオイデスの小さく地味な花が咲いています。あまりにも目立たないので、いつの間にやら咲いていつの間にやら咲き終わっていたりします。


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明けましておめでとうございます。
新年早々、どうかと思いますが、私にとって2023年はある意味ではあまり良い年ではありませんでした。と言うのも、何故かしょっちゅう風邪をひいてしまい、何回か軽い怪我をしたりと、体調面においては全くもってツイてない1年でした。まあ、新型コロナには罹らずじまいでしたし、入院するような病気や怪我をしたわけではありませんから、大したことはないとも言えます。しかし、体調が悪く見送った多肉植物の即売会もありました。今年は良い1年を送れたら幸いです

おまけに、年間の閲覧数の多かった記事のランキングを発表しましょう。内容を見ると残念ながらあまり論文の解説は入っていませんね。あと、やはり今年の記事はありません。古いものばかりですね。当時はまだ手探り状態でしたから、少し恥ずかしい感じもします。

1位 猛毒に注意!!
閲覧数 7649
ユーフォルビアと言えば、何と言ってもその毒性が有名です。しかし、意外と毒性について書かれていることは稀です。残念ながら、この記事でもあまり毒性そのものについて書かれてはいません。そこで、最近になって実際の症例を取り上げた記事も書いています。


2位 アンボボンベンシスを育てる
閲覧数 7282
大した記事ではないのですが、何故か閲覧数が多かった記事です。もしかしたら、タイトルからアンボボンベンシスの育て方指南の記事と勘違いされただけかも知れません。記事はアンボボンベンシスの基本情報を書いただけの簡単なものです。
しかし、アンボボンベンシスの育て方って何でしょうね? 改めて考えるとよく分かりません。夏は少し遮光して、用土を加湿にし過ぎないように、冬は霜に当てないで暖かく…。要するに一般的な多肉植物の育て方ですよね。


3位 よくわかるムランジーナ(2016)
閲覧数 6839
これは、割と新し目な記事です。ムランジーナと言う名前の巨大なユーフォルビアが市場に突如として出現したのですが、その特異的な姿の出来方についての論文解説記事です。国内ではムランジーナを取り上げたのは、割と早い方ではないでしょうか。



4位 ザミア・プミラとザミア・フルフラケア
閲覧数 6418
ブログ初期の記事です。実はプミラとフルフラケアの違いが分からなかったので、色々調べていたのですが、その調べる過程からなんとなーくブログをやってみようと思いつきました。ある種のキッカケのようなものです。
その後、フルフラケアがフラッシュしたので新たな記事を書き、ついでに原産地の画像リンクを貼りました。リンクが切れていたので貼り直しましたが、見ればフルフラケアとプミラの違いは明らかです。



5位 ユーフォルビア・オベサについて語ろうではないか!
閲覧数 5541
我がブログのタイトルにもなっているユーフォルビア・オベサについて語った記事です。他愛のない内容ですが、この記事がきっかけで論文を記事にするようになりましたから、そういう意味においては転換点だったのかも知れません。



6位 狗奴子キリン激太りの怪
閲覧数 5437
私の育てている狗奴子キリンは、正直あまり育ちが良くないもので、閲覧数が多いのは気恥ずかしくもあります。


7位 ユーフォルビア・オベサ・ドットコム
閲覧数 5394
これは、ブログタイトルで検索された数です。つまり、偶然ではなく意図して見て下さる方が沢山おられたと言うことですから、実に有り難い話ですね。励みになります。


8位 怪魔玉はよく分からない…
閲覧数 5016
ユーフォルビアの代表的な交配種の1つである怪魔玉についての記事です。まあ、基本的な情報だけの当たり障りのない記事です。


9位 2022年の多肉植物のイベントを振り返る(2023年1月)
閲覧数 4415
この記事だけは2023年に書いた記事ですが、内容的には2022年を振り返ったものです。2022年の私が行った多肉植物のイベントについてです。これは、2023年版も書きましたから、そちらも是非ご参照下さい。今年も同じくらいの時期にイベントが開催される可能性が大ですからね。


10位 瑞昌玉とはなんぞ?
閲覧数 4066
瑞昌玉についてまとめた記事です。この記事では、竜頭、鳳頭についても種としては同じかも知れないとしました。まあ、一般論ですが。実はその後にも、武勲丸、バッテリー、インターテクスツムについて、あるいは怪竜丸と守殿玉についてもまとめています。是非、ご参照下さい。





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我が弱小ブログも立ち上げてから丸2年経ちました。閲覧数は上がったり下がったりジェットコースターのように乱高下していますが、去年よりも閲覧されているようです。さて、去年も年末に我がブログの閲覧した国と地域のランキングをお示ししました。これは、グーグル・サーチコンソールの機能ですが、結局は使い方が良く分からず放置状態です。この記事のためだけに利用している状況です。今年も久しぶりにグーグル・サーチコンソールを開いて、閲覧状況を見てみましょう。

まずは、1年間の閲覧数のベスト10です。順位の横の()は去年の順位です。日本はまあ意味がありませんね。日本語のブログなので当たり前です。米国、ブラジルは順位変わらず、台湾は順位が上がって、ロシア、インド、イギリスは順位を落しました。また、去年はベスト10入りしなかった韓国、タイ、フランスがベスト10入りです。
1位(1) 日本 224186
2位(2) アメリカ合衆国 2613
3位(−) 韓国 1286
4位(5) 台湾 979
5位(3) ロシア 970
6位(6) ブラジル 789
7位(4) インド 599
8位(7) イギリス 433
9位(−) タイ 385
10位(−) フランス 299

次にアジア地域の閲覧者ランキングを見てみましょう。ただし、日本は抜いたランキングです。日本語で書かれた日本のブログですから、多いのは当たり前ですからね。ちなみに、オセアニアは少ないのでアジア地域に含めました。
アジア地域は韓国が強かったようです。しかし、ベスト10の顔ぶれはほとんど同じです。アジア地域は非常に閲覧数が多く、すでにヨーロッパ地域を追い越してしまっています。今やサボテンや多肉植物栽培の中心地はアジア地域にあると言えます。特に東南アジア地域は品種改良も盛んで、非常に伸びている市場です。温暖な気候を生かし育種は早く、もはや日本は全く敵わないですね。羨ましい限りです。
1位(5) 韓国 1286
2位(2) 台湾 979
3位(1) インド 599
4位(7) タイ 385
5位(4) インドネシア 299
6位(7) ベトナム 270
7位(6) フィリピン 266
8位(3) トルコ 225
9位(9) オーストラリア 192
10位(15) 香港 166
11位(11) マレーシア 158
12位(9)   シンガポール 110
13位(14) 中国 65
14位(17) サウジアラビア 57
15位(12) パキスタン 55
16位(13) バングラデシュ 54
17位(−)   アラブ首長国連邦 51
18位(−)   イスラエル 38
19位(−)   ニュージーランド 29
19位(16) カザフスタン 29

お次は多肉植物の本場栽培の本場、ヨーロッパ地域です。去年7位のラトビア、13位アンドラは圏外へ。しかし、ベスト10は割と安定しています。逆に言えば急成長する余地はあまりなさそうな地域です。
1位(1) ロシア 970
2位(2) イギリス 433
3位(6) フランス 299
4位(3) ドイツ 280
5位(7) イタリア 228
6位(4) ウクライナ 210
7位(9) スペイン 184
8位(8) オランダ 168
9位(10) スウェーデン 133
9位(11) ポーランド 133
11位(14) チェキア(チェコ) 80
12位(12) リトアニア 69
13位(−)   ルーマニア 66
14位(15) ブルガリア 60
15位(−)   ベルギー 51
16位(−)   ハンガリー 47
17位(−)   オーストリア 40
18位(−)   ベラルーシ 39
19位(−)   スイス連邦 35
20位(−)   セルビア 34

お次は多肉植物の自生地を含むアフリカ地域です。去年は閲覧数が10を超えたのは2カ国だけでしたから、今年は大躍進です。去年3位だったアルジェリア、5位マダガスカルは圏外へ。
1位(2) 南アフリカ 110
2位(1) エジプト 75
3位(4) モロッコ 34
4位(−) チュニジア 22
5位(6) ケニア 19
6位(−) タンザニア 15
7位(−) ガーナ 13
8位(9) エチオピア 11
9位(−) レユニオン 10
9位(−) エルサルバドル 10


最後はサボテンの自生地を含む南北アメリカ地域です。上位6位まではほぼ同じ。米国は相変わらず強いですね。
1位(1) 米国 2613
2位(2) ブラジル 789
3位(3) カナダ 220
4位(5) メキシコ 219
5位(4) アルゼンチン 199
6位(6) コロンビア 96
7位(−) パナマ 67
8位(−) チリ 61
9位(7) ペルー 58
10位(8)   エクアドル 37
11位(10) ベネズエラ 32
12位(−)   ドミニカ 26
13位(−)   ボリビア 23
14位(9)   トリニダード・トバゴ 15
15位(−)   ジャマイカ 14

中には1回だけ閲覧された国もありました。それは、ブータン、南スーダン、グレナダ、モルディブ、英領バージン諸島、ブルネイ、ベリーズ、モーリシャス、ケイマン諸島、仏領ポリネシア、ソロモン諸島、タークス・カイコス諸島、アンティグア・バーブーダ、スワジランド、ジャージー、セントルシア、南極大陸、仏領ギニア、ガイアナ、北マリアナ諸島、マーシャル諸島、マン島、トンガ、シント・マールテンなどです。日本人にはあまり馴染みがない国や地域がありますね。あと、不明な地域から48回閲覧されていますが、相変わらずよく分かりません。同じ地域からなのか、あちこちからなのかは不明です。ちなみに、
グーグル・サーチコンソールの国や地域の分類をそのまま用いていますから、ご覧の様に〇〇領✕✕のような表記もあったりします。

皆様の暮らしている国や地域は何位だったでしょうか? それを知ったところで意味はないと言われてしまえば確かにそうです。単純に私が楽しんだだけですね。しかし、去年は137ヶ国でしたが、今年は驚きの178ヶ国です。多肉植物界に多少は貢献出来ているのではないかと思います。
ひたすらデータを羅列しましたが、なんとなーく多肉植物強国が見えてくるような気がします(日本は除く)。まあ、私の個人ブログのデータに過ぎませんから、まったく普遍性などはないかも知れませんけどね。


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我が家の多肉植物たちをご紹介してきましたが、ご紹介記事としては今年は本日が最後です。明日は今年最後の論文のご紹介で、年末は2023年のブログを振り返るつもりです。さて、今年最後の我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

231222003349995
Pachypodium windsorii
ウィンドゥソリイの生長は割とゆっくりです。P. baroniiの変種とされてきましたが、現在は独立しています。まあ、初めて記載された時は独立種だったわけですから、独立種→バロニイの変種→独立種と言うサイクルです。相変わらず、と言うか未だに2004年のLüthyの分類が基本になっているのは気に食わないのですが、仕方ありません。パキポディウムの分類はいずれ大幅に変更される可能性が高いと思いますが、何故か新しい研究成果が少ないのでしばらくは変わらないでしょう。

231222003638824
Euphorbia moratii
今年のモラティイは猛烈に育ちました。弱々しい苗でしたが、幹の太さは3倍くらいになっています。しかし、画像検索で出てくるモラティイはピンク色の花を咲かせるものが多いようです。私のモラティイは何故か黄色系の花が咲くので、何か誤っているような気もします。しかし、検索すると黄花のモラティイと言われるものもあるようです。そこで、マダガスカルの自生地の画像も見ましたが、まさかの白花でした。これらの花色の違いはただの地域変異に過ぎないのか、何かが混同されているのか、よく分かりません。詳しく調べてみるつもりです。

231222004147348
Euphorbia venefica
誰が呼んだか猛毒三兄弟が長男、E. veneficaです。非常に毒性が強いと言われています。三兄弟は命名年から、長男E. venefica、次男E. poissonii、三男E. unispinaの順番です。E. venenificaと呼ばれがちですが、これは本来はE. veneficaと命名されたのに、この名前を引用した研究者たちが何故かことごとくE. venenificaと誤記し続けたことが原因です。ちなみに、E. veneficaとE. unispinaは葉の形が異なるだけで、お互いの変異の幅と分布が重なるため区別出来ないと言われています。要するに長男と三男は同一人物だと言うのです。ただ、未だにキュー王立植物園のデータベースでは、E. unispinaは別種とされたままです。さらなる研究が待たれます。
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ちなみに、この強いトゲがポイゾニイとの違いの1つです。

231222010525814
Gasteria verrucosa
非常に美しいガステリアです。ガステリアの生長は非常に遅いのですが、丈夫で育てやすい植物です。
ヴェルコサは現在ではGasteria carinata var. verrucosaとされているようです。しかし、この名前を聞くとKumara plicatilisの命名を巡るゴタゴタを思い出して少々嫌な気分になります。以下の記事の論文は非常にややこしく、読むのにも記事を書くのにも苦労しました。まあ、全部Medikusが悪いと言うことにしておきましょう。


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Haworthiopsis reinwardtii f. kaffirdriftensis
カフィルドゥリフテンシスは中々生長しません。しかし、H. reinwardtiiと言えば「鷹の爪」と呼ばれる硬葉系ハウォルチアです。この鷹の爪にはカフィルドィリフテンシス以外にも品種(f.)や変種(var.)はありますが、どう違うのかよく分かりません。もともとワンコインの多肉植物でしたが、どうもこのシリーズは名前が異なることが度々あるため、イマイチ信用が置けません。


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今日は何とクリスマス・イブです。と言っても、本日は国際多肉植物協会の東京例会に行く予定です。実は目的は例会ではなかったりしますが、それは後ほど記事にしましょう。いずれにせよ、帰宅してからは軽い大掃除をする予定で、まったくクリスマス感はありません。さて、それはともかく本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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竜頭
良いトゲが出ていますが、今年はやや厳しく育て過ぎたような気もします。
Gymnocalycium quehlianumと言われていますが、正しいかどうかはよく分かりません。そう言えば、現在はG. quehlianum=G. stellatum=G. asteriumとされているようです。


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Euphorbia makallensis
去年は何故か動きが頗る悪く、老化が進行してしまいました。いわゆる、太陽光誘発樹皮形成と言うやつです。しかし、今年は生長も良く、新しい枝も出て好調です。自生地では、地際から子吹きして密なマット状に育ちますが、栽培下でも再現出来るものなのでしょうか?

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Uncarina  roeoesliana
ロエオエスリアナは早々と葉を落しました。ウンカリナは非常に丈夫な植物ですが、寒さには敏感なのかも知れませんね。今年は受け皿を敷いて、少し水が溜まるようにして育てましたが、大変良く生長しました。ウンカリナは水切れを嫌うようで、用土が乾くと直ぐに葉を落としてしまいます。普段、あまり頻繁に水やり出来ないことからの苦肉の策でしたが、上手くいって良かったです。
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今年は塊根を少し出しましたが、見事にくびれてしまっています。この地際がくびれるのは、Pachypodium succulentumや塊根性のユーフォルビアでも見られる現象です。いずれは目立たなくなりますが、見目は良くありません。今年は良く生長したため塊根は太りましたが、同時に長くなっているでしょうから、来年は植え替えてもう少し塊根を出す予定です。

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Haworthiopsis attenuata f. tanba
矮性のアテヌアタです。「十二の巻」や「松の雪」、最近良く見る「特アルバ」や「スーパーゼブラ」もアテヌアタ系ですね。葉の内側にも結節があるのがアテヌアタ系の特徴です。

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Haworthiopsis fasciata fa.vanstaadensis
こちらは矮性のファスキアタです。ファスキアタは葉の内側に結節がなく滑らかです。基本的にファスキアタは国内ではほぼ流通がありません。しかし、十二の巻をファスキアタと表記しているサイトが非常に多いため、アテヌアタ系と混同されてしまっています。この問題は海外の趣味家のフォーラムでも話題となっており、やはりアテヌアタばかりでファスキアタは中々入手が難しいようです。しかし、趣味家同士でアテヌアタとファスキアタの見分け方について、オープンに情報がやり取りされており、海外の趣味家のレベルの高さがうかがえます。国内ではアテヌアタとファスキアタの違いや混同について書かれたサイトはほとんどないように思われます。まあ、星の数ほどある販売サイトが積極的に誤りを広めてしまっていますから、こんな弱小ブログで私が主張したところで何も変わらないのでしょうね。


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いよいよ、年の瀬が迫ってきました。ブログもそろそろ年末モードで、この1年を振り返ってみようと考えています。早くも年末年始休みの雰囲気になってしまい、論文もあまり読んでいません。今年はあと1つ2つご紹介出来ればといった感じでしょうか。まあ、そんな感じで緩みきってしまっていますが、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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狗奴子キリン Euphorbia knuthii
狗奴子キリンは枝はあまり伸びませんが、塊根は良く太ります。
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絡みつくような塊根が面白いですね。

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噴炎竜 Euphorbia neohumbertii
噴火竜E. viguieriと異なり、強光を嫌うようです。これでも花キリンですから、他の花キリンと並べて育てています。多肉質の見た目に反して大変水を好みます。
しかし、最近では噴炎竜の現地球すら販売されているのには呆れました。現地の特殊な環境が育成に必要で、日本で栽培すると同じ姿にならないとか、塊茎や塊根が太るのに時間がかかるとかならまだ分かります。しかし、噴炎竜のただダラダラ長く伸びた個体を入手してどうするのかよく分かりませんね。日本で育てても同じ姿になるのに不思議です。

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Haworthia herbacea
冬のハウォルチアは、室内の暗い場所に押し込まれることになります。しかし、逆に透明感が増すので、冬が一番きれいな季節かも知れません。
ヘルバケアは、どうやら原産地ではH. maculataやH. reticulataとの区別が困難とされているようです。遺伝子解析により判別する必要があると言われているようです。
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ヘルバケアはスポット状に散りばめられたように透明の窓があります。ワンコイン多肉植物でしたが、ちゃんと育てれば美しい植物です。

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綾錦 Aristaloe aristata
綾錦は非常に美しく育っています。非常に丈夫で、一年中屋外に放置してあったりするのをたまに見たりします。残念ながら、あまり顧みられない多肉植物です。かつては、Aloe aristataと呼ばれるアロエの1種でしたが、現在はアリスタロエ属となりました。1属1種の単型属です。葉の先端の長い禾や葉の内面の結節はハウォルチアとの関連を疑わせますが、実際にはアストロロバやゴニアロエ(千代田錦など)と近縁とされます。

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Fouquieria splendens
今年は倍近く枝が伸びました。それでも、他のFouquieriaの苗に比べると生長が遅いのですが、アブラムシがついて葉をやられたりしたので、その影響かも知れません。
北イタリアでF. splendensを実生から育てた人の記録によると、実生から8年で開花したそうです。冬は雨避けして氷点下で管理していたそうです。もう少し育ったら、冬も外管理しても良いかも知れません。


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妙に暖かい12月でしたが、いよいよ寒くなってきました。流石に暖房をつけないと室内でも肌寒い陽気です。とは言え過度な暖房は植物に良くありませんから、設定は20℃程度にしています。さて、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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Euphorbia sp. nova. somalia hordio
謎の未記載種。地面を這うように育つようです。ソマリア原産と言われていますが、採取地は海岸沿いの低地らしく非常に丈夫です。情報が少なく、原産地などの情報もどこまで正しいのかは不明です。どなたか、正しい情報をお持ちの方は、ご指摘下さると助かります。

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光沢がある鮮明なストライプが非常に美しいですね。

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飛龍 Euphorbia stellata
飛龍はどうにも生長がイマイチです。塊根もあまり太っていません。何となく遮光が足りていないような気がします。


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Haworthia parksiana
小型ハウォルチアのパルクシアナです。葉の長さはせいぜい1cm 程度しかありません。軟葉系では最小クラスのようです。そう言えば、「群鮫」なる名前もあるようです。原産地では非常に希少となっているそうです。
そう言えば、「Parks」という人名からきていると誤解されていますが、どうやら異なるようです。H. parksianaは、南アフリカの公園で栽培されていたハウォルチアに「Parks 636/32」と言う表記がなされましたことに因みます。要するに、「Parks」はそのまま「公園」と言う意味しかありません。女性の人名を形容詞化する場合は「-ana」と言う語尾になりますから、この場合は謎のパークス夫人に献名されていることになります。


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Aloe fragilis
マダガスカル原産の美しい小型アロエです。模様の入り方が、何となくガステリア感があります。ワシントン条約(CITES)の附属書Iに記載されている希少種です。


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Haworthiopsis nigra IB 1284
ニグラは様々なタイプがありますが、こちらは葉が短いタイプです。葉は1cm以下と非常に小型です。ニグラの短葉タイプは、硬葉系でも最小クラスかも知れませんね。


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Haworthia rynverdii
リンベルディイの名前で入手しましたが、現在はHaworthiopsis nigra var. nigraの異名となっています。因みに、Haworthiopsis rynverdiiと言う名前はありません。ニグラ系では割と大型のタイプです。ニグラはタイプが豊富なため、集めたくなりますね。

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そう言えば、今日はシマムラ園芸で「草乱祭」と言う謎のイベントが開催されます。多肉植物などの即売会のようですが詳細は分かりません。今回、初の開催イベントのようです。会場はシマムラ園芸の店舗の奥にあるビニールハウスだか温室らしいのですが、何やら出店数がやたらに多い様子ですからかなり広い会場なのでしょうか? 憶測ばかりで何も分かりませんが、一応は見てくるつもりです。私にとっては、今年最後の多肉植物の販売イベントですかね。その様子は明日記事にするとして、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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Gymnocalycium friedrichii LB 2178
言わずとも知れたLB 2178です。採取地はパラグアイのAlto Paraguay県Agua Dulceです。STO 1611と同じと言う情報もあります。
よくわからない交配種が増えてしまい、本物か否かはもはや神のみぞ知るところとなっています。最近見られる「牡丹玉 LB 2178」とか「ミハノビッチ LB 2178」などの表記は誤りです。というのも、フィールドナンバーは採取時の情報とリンクしていますから、フィールドナンバーが付けられた時の名前で呼ぶべきものなのです。G. friedrichiiは現在G. stenopleurumの異名となっていますが、将来的に学名は変わる可能性があります。いちいち変えていたら大変です。ですから、「Gymnocalycium friedrichii LB 2178」、あるいは「G. friedrichii LB 2178」以外の表記は誤りです。 特にまったくの別種扱いであるG. mihanovichii表記は意味が分かりません。

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LB 2178は独特の暗い色合いに入る鮮烈なライン、爬虫類のような質感が美しいギムノカリキウムです。また、稜が深いということが、交配種との違いだと聞いたことがあります。最近では海外のナーセリーがVoSナンバーのG. friedrichiiを日本のイベントに持ってきていますから、集めて違いを楽しむのも一興でしょう。

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緑仏塔 Euphorbia tuberculata
太く長い枝が伸びるタコものユーフォルビアです。
現在はE. caput-medusaeの異名とされていますが、育ち方は異なるように見えますし、全体的に粗い感じがします。
実はこの2種は文献資料により同種と判断されただけで、両種を比較した研究に基づいているわけではありません。将来的には変更される可能性もあります。


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Dasylirion longissimum
これはいわく付きのダシリリオンです。国内ではこのようなトゲがないダシリリオンは割と普及種で、ロンギシムムの名前で販売されます。しかし、実はこれは誤りで、正しくはD. quadrangulatumです。これは海外でも同様で、というより海外由来の輸入種子の名前が誤っているからなのでしょう。

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Dasylirion quadrangulatum
こちらはクアドラングラツムの名前で入手したダシリリオン。特徴は上のロンギシムムとまったく同じです。
この誤りはかなり複雑な経緯があります。そもそも、ロンギシムムはLemaileが採取地や標本すらない状態で記載したことが、恐らくは混乱の始まりだったのでしょう。その後、ロンギシムムとクアドラングラツムが同一種ではないかと言う議論が繰り返されましたが、ロンギシムムと呼ばれるものが2種類あることが明らかとなり、D. quadrangulatumと新種D. treleaseiに分離しました。しかし、後にD. treleaseiは破棄されD. longissimumが復元されました。現状の混乱は、恐らくですが、ロンギシムムとクアドラングラツムが同種とされた時代に、より早く命名されたロンギシムムが正しい学名であると判断されたことがあるのでしょう。
2種類の違いは、ロンギシムムは葉の根本にトゲがあり葉は光沢がある場合がありますが、対してクアドラングラツムは葉の根本にトゲはなく葉に光沢がないそうです。


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Zamia furfuracea
フルフラケアは葉が水平に拡がって場所をとるため、冬は葉を縛って家に取り込みます。例年、無遮光で育てて来ましたが、今年は葉が少し焼けてしまい、悪化する前に半日陰に移しました。今年の夏は色々と異常で、多肉植物たちにもダメージがありました。
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小苗から育ててますが、随分と立派になりました。


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意外にもあまり寒くならず、暖かい日が続いています。一度寒くなりかけて急いで室内に多肉植物を取り込みましたが、慌てる必要はありませんでしたね。本日も我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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逆鱗竜 Euphorbia clandestina
逆鱗竜が開花しました。地味な色合いは如何にもユーフォルビアぽいですが、花は割と大きく形も可愛らしいですね。

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Pachypodium rosulatum
ロスラツムは緩やか生長中です。グラキリウスやらカクチペス、マカイエンセはロスラツムの亜種とされていますが、ただのロスラツム(P. rosulatum subsp. rosulatum)はあまり見かけません。しかし、遺伝的にはかなり異なるようですが、それらは何故か2004年から学名がずっと同じです。

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Pachypodium rosulatum var. drakei
ドラケイは現在は認められていない学名で、ロスラツムと同種とされています。しかし、ドラケイは葉が細長く、全体的に縦長に育ち大型です。今後、subsp. rosulatumとの違いがどう出てくるのか楽しみです。

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Aloe erinacea
エリナケア充実してきましたが、非常に生長が遅いですね。根ばかり伸びて、さっぱり大きくなりません。Aloe melanacantha var. erinaceaとされることもあります。


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Haworthiopsis limifolia
硬葉系のリミフォリアです。実に渋い雰囲気です。しかし、リミフォリアは他の硬葉系と遺伝的にやや異なるとされることもありますが、論文によりまちまちです。割と気になっているのですが、続報はまだないようです。


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Fouquieria ochoterenae
オコテレナエは枝が太く育ち大柄です。枝が細く枝分かれしやすいF. fasciculataと比べると、ずんぐりした雰囲気があります。


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多肉植物関連の作業はほとんどありません。室内に取り込んだ多肉植物にたまに水やりするくらいです。逆に庭木の枝を切ったりと外作業ばかりです。あまり日中は寒くないので、正月までにはすべて終えたいところです。さて、それはそうと本日も多肉植物たちをご紹介しましょう。

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Gymnocalycium esperanzae VoS 14-1791
フィールドナンバーつきのエスペランザエです。暗い肌色と黒いトゲが非常に美しいですね。
G. castellanosiiとG. bodenbenderianumの分布域の中間に自生することから、自然交雑種ではないかと言う意見もあります。トゲの色や種子の特徴はG. castellanosoniiに似ており、根の特徴や雄しべの色、中心のトゲがないことなどはG. bodenbenderianumに似ています。中間的な形状になるのではなく、形質によってきっぱり分かれているところが大変面白く感じます。


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Pachypodium brevicalyx
ブレビカリクスはまだ葉が落ちる雰囲気はありません。現在はP. densiflorumの異名とされていますが、トゲが強く葉が大きいなど、全体的に荒々しい雰囲気があります。

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Aloe saundersiae
かつてのLeptaloe saundersiaeです。草原性のアロエですが、牧畜により家畜の踏みつけなどで減少しているみたいです。
夏に花茎が出ましたが、途中で萎れてしまいました。暑かったからかも知れません。


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天守閣 ×Astrolista bicarinata
自然交雑種です。「スキンネリー」と言う名前でたまに見かけます。いわゆる、Astroloba skinneriです。しかし、TulistaとAstrolobaの交雑であるとされ、交雑属を示す「× Astrolista」とされています。交雑親はTulista pumila × Astroloba corrugataと推測されているようです。


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Euphorbia multifolia
ある程度の高地を好むと言う割に丈夫です。細長い葉は硬く丈夫です。
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幹が木質化しながら生長するようです。硬い花茎が長く残ります。


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多肉植物を室内に取り込みましたが、何やらまた少し暖かくなったりして、未だに暖房いらずです。日中暖かいせいか、新しいトゲを出すユーフォルビアすらあります。まだまだ、多肉植物たちは休眠体制に入っていないようです。本日も適当に多肉植物をご紹介します。

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Gymnocalycium pungens
トゲが長く激しいプンゲンスです。購入時、保湿力の高い用土に植えられていたのですが、化粧砂で見えなかったため、過湿になり根をやられてしまいました。植え替えしましたが、ようやく根が張ってきたようです。まだ、グラつきますけどね。そう言えば、プンゲンスは波光竜G. schickendatziiの1タイプとされているようです。プンゲンスは刺さりやすい非常に鋭いトゲを持ちますが、波光竜はどうなんでしょうか? 比べてみたいものです。

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Euphorbia pedilanthoides
痩花キリンと呼ばれています。去年は根が貧相だったせいか、まったく動きはありませんでした。しかし、今年は赤い美しいトゲが出ました。根が充実したのでしょうね。ペディラントイデスは割と面白い花が咲きますから将来が楽しみです。まあ、花が咲くまであと何年かかるか分かりませんが…

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Fouquieria macdougalii
マクドウガリイの古い葉が黄葉してきました。今年はよく育ち、背丈が倍以上になりました。
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マクドウガリイはおかしな幹の太り方をしています。ただ、マクドウガリイを育てている方のブログを見ていたら、やはりこんな感じで太っていましたから、ありがちなことなのかも知れませんね。

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恵比寿笑い Pachypodium brevicaule
少し葉が落ちました。正木なので腐らないか心配ですが、割と順調に育っています。花はまだ咲きません。

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Tulista marginata var. mariatii
去年焦がしたので心配していましたが、今年は順調に育ちました。マルギナタはあまり売っていないこともありほっとしました。

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Gasteria excelsa
大型のガステリアであるエクケルサです。下の2枚の葉は購入時のもので、上の2枚は新しい葉です。非常に生長が遅いと言われていますが、苗の頃は割と目に見えてぐんぐん大きくなります。


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すっかり寒くなりましたが、早目に室内に取り込んだ多肉植物は種類によってはまだ生長中です。本日はユーフォルビア中心に、我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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Euphorbia guillemetii
塊根性花キリンですが、塊根は埋めてもうちょい育ててから外に出す予定です。名前は植物学者のJean L. Guillaumetに対する献名らしいので、どうやらスペルミスかも知れないと言うことです。
まあ、それはそうと少し気になりことがあります。E. guillemetiiは、E. beharensisの異名とされています。ところが、E. beharensisの名前で入手したものとは特徴が少し異なるのです。以下に拡大写真を載せます。

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このように葉は細長くトゲは短く細い形です。海外の園芸サイトではE. beharensis var. guillemetiiの名前で記載があり、トゲは長さ3〜8mmで短く、葉は長さ12mmで幅4mmであり、E. beharensisとは容易に区別出来るとしています。では、E. beharensisを見てみましょう。

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Euphorbia beharensis
非常に良いトゲが出ました。ベハレンシスの葉は幅広くトゲが非常に長く太いのが特徴です。上記の園芸サイトではトゲの長さは1〜1.5cmであるとしています。トゲの強さは当てはまります。
さて、この違いに意味はあるのでしょうか? 外見的な違いがあることは、必ずしも別種であることを示しているわけではありません。ただの個体差と考えられた場合は、別種はおろか変種とも見なされません。この場合はどうでしょうか。何か根拠となる資料があるのか調べてみるつもりです。


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Euphorbia lenewtonii
レネウトニィイは、タンザニアの高地原産と言う割に
、特に気難しくなく丈夫です。白い結節が特徴的ですね。小型種ですが、根元から叢生しますから群生させるとかなり立派になります。そう言えば、名前は植物学者であるL. E. Newtonに対する献名と言うことです。

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Euphorbia caput-medusae
本来は長く太い枝が沢山出るタコものユーフォルビアですが、我が家の個体は枝はほとんど出ませんし貧弱です。タコものは日照が強いと枝が短くなりますが、そのせいかは分かりません。まあ、まだ小さいのでこれからかも知れません。去年初めて枝が出たばかりですからね。そう言えば、天荒竜と言う名前もあるようですがあまり使われていないかも知れません。


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Dasylirion berlandieri
ダシリリオンはあまり見かけない多肉植物です。たまに目にするのはD. longissimumばかりですか、実はこれは誤りだったりします。とにかく、日本ではメジャーな多肉植物ではありません。D. berlandieriは蒼白く美しいダシリリオンです。入手出来てラッキーでした。トゲが強いので将来的に持て余しそうですけどね。

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Adenia glauca
これでも大分大きくなりました。入手した時は500円玉より少し大きいくらいの実生苗でした。
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玄関の窓に蔓をテープで貼り付けて育てます。美しい深緑色の艷やかな幹肌を維持するために、あえて半日陰で育てています。蔓は今年は1.4mになりましたが、葉が枯れてきたのでそろそろ取り込みます。
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蔓を切って暖かい室内で冬越しさせます。今後の仕立て方は悩み中です。塊根部分から直に蔓を出させるのが現地球では良く見る仕立て方です。しかし、このまま枝分かれさせながら縦に伸ばして観葉植物風に仕立てるのも面白そうですし、太い枝を半分くらいで切断して盆栽風にするのも良いかも知れません。


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パキポディウムたちは割と室内に取り込むのが早かったので、あまり落葉していません。まあ、それでもだいぶ葉が減りましたが、苗により落ち具合が異なります。種類の違いか、個体差か、大きさか、その年の株の充実具合かなどなど、いくらでも理由がありそうですけどね。さて、本日も適当に目についた多肉植物たちを少しご紹介します。

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Pachypodium enigmaticum
パキポディウム苗のうち、落葉が早かったのはエニグマティクムでしたが、何故か微妙に葉が2枚だけ残りました。エニグマティクムはP. densiflorumに似ていますが、花が大きく直径6cmに達します。残念ながら我が家のエニグマティクムはまだ未開花です。
エニグマティクムはマダガスカルのナーセリーで発見されたため、P. densiflorumとP. brevicaule の交雑を疑われてました。しかし、その後に自生地が発見され、独立種として2014年に記載されました。発見当初の日本ではデンシフロラムがエニグマティクムとして販売されたこともあるそうです。我が家のエニグマティクムも、花が咲いて実はデンシフロラムだったなんてことにならなければ良いのですが…


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Agave multifilifera
ビッグバザールで1cmくらいの抜き苗をオマケでいただきました。それから1年半経ちましたが、ようやく少しだけ特徴が出て来ました。葉の縁から繊維が出て来ています。まだ繊維は少ないですが、名前も「多数の糸を持った」と言う意味ですから、正に名は体を表していますね。


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Gymnocalycium gibbosum subsp. borthii
ボルティイは丈夫で育てやすいギムノカリキウムです。地下には地上部より大きい巨大な塊根があり、如何にも乾燥に強そうですが、生長は実に緩やかです。

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観峰玉 Fouquieria columnaris
Fouquieriaの中では観峰玉だけが落葉しました。観峰玉は生育期でも葉を落としやすく、敏感な感じがします。トゲが勢いよく出ていますから育て方は間違っていないとは思うのですが、他のFouquieriaのような爆発力がありません。

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Euphorbia mlanjeana
最近良く見る巨大なユーフォルビアの挿し木苗です。今年は良いトゲが出ました。原産地では山火事が発生し、表面が焦げてあのような姿となるそうです。ですから、我が家のムランジェアナはあの独特の姿にはならないのです。


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Tulista pumila var. sparsa
スパルサがようやく我が家の環境に馴染みました。根の張りが弱かったのですが、今はガッチリ根を張って微動だにしません。


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12月に入り寒さもいよいよ本格的になります。ユーフォルビアは寒さに弱いものも多いようですが、室内に取り込んだだけで加温はしません。変に加温すると十分な日照が確保出来ないのに生長を始めてしまいますからね。と言うわけで、本日も我が家の多肉植物をご紹介します。

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Gymnocalycium damsii
ssp. evea var. torulosum VoS 03-040
やたらに長たらしい名前のギムノカリキウムです。いわゆる麗蛇丸ですが、現在の学名はG. anisitsii ssp. damsiiです。フィールドナンバーがついている場合は、採取された時の名前で呼ぶ習わしですから、学名が変わっても変えたりはしません。しかし、学名のルールから外れたおかしな名前ですが、G. damsii ssp. eveaだのG. damsii var. torulosumだのと命名されてきた経緯から、正式な名前が確定出来なかっただけかも知れません。


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逆鱗竜 Euphorbia clandestina
逆鱗竜は苦手で、どうにも徒長しがちです。今年は何故か徒長しませんでした。よく見ると蕾が出ていますね。学名は「秘密の、隠された」と言う意味ですが、花が葉に隠されるように咲く姿から命名されたようです。花茎がなくて幹に直接つき、それなりに育つと花が固まって咲きますから少し妙な感じがします。また、自家受粉するので増やすのは簡単です。


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Haworthiopsis sordida
ソルディダは非常によく生長しましたが、まだまだ大きくなるはずです。そもそも、ソルディダはあまり見かけない硬葉系ハウォルチアでしたが、今年はあちこちのイベントで安価な小苗を見かけました。ある程度の量の種子が流通したのでしょうか?

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H. scabra v. scabra JDV 95/17
フィールドナンバーつきのスカブラです。一般に栽培される選抜品とは異なり、野性味溢れる乱れた感じがします。

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Haworthiopsis scabra
スカブラは驚くほど多様です。このようにまとまりのあるタイプもよくあります。


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Haworthiopsis scabra var. starkiana
スカブラの変種のスタルキアナで、結節がなく明るい色合いです。我が家のスタルキアナは葉が太く短いタイプです。葉が渦巻くように捻れるため、「風車」と呼ばれています。この葉が巻く性質は、乾燥時に葉が縮んで生長点を強光から守るためだと言われています。そう言えば、ネットでは独立種H. starkianaとされる事が多いようですね。

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Astroloba rubriflora
赤い花を咲かせるアストロロバです。一般にアストロロバは白い花を咲かせますから、赤花のルブリフロラはPoellnitzia属とされてきました。しかし、遺伝的にはアストロロバに含まれるようです。赤い花は鳥が好む色ですから、鳥を花粉媒介者とする鳥媒花として進化したのでしょう。しかし、そろそろその特徴的な花を拝みたいところです。



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急激な冷え込みが始まりました。そろそろ、寒さに強い多肉植物も流石に休眠し始める頃合いです。我が家の多肉植物たちは室内にいますから、まだ生長しているものもあります。本日もそんな我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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紫翠殿 Haworthiopsis resendeana
九輪塔H. coarctata var. coarctataの結節が白くならないタイプです。実にゆっくりとしたペースで育っています。


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Gasteria glauca
グラウカは特徴的な灰緑色の葉を持つガステリアです。崖の岩の裂け目などに生え、石英質の岩に擬態していると言われます。ホームセンターで痩せていたのですが、ようやく新しい葉が出て来ました。新しい葉は太く良い葉ですね。

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Gymnocalycium ragonesei
塩分の高い草原に埋まるように生えるそうです。まあ、ギムノカリキウムの平たい種類が埋もれるというのはよく聞く話です。しかし、自生地は表土は塩分濃度が高いため、塩分濃度が低い深い場所まで根を張っているというのは本当でしょうか?

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Euphorbia ankarensis
花キリンに花が咲きました。ただ、葉に毛が生えていないのでE. desinianaのような気がします。

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E. cylindrifoliaなどに見られる地味な色の花です。かたまって咲いていますね。

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天馬空 Pachypodium succulentum
天馬空はあまり枝は伸びませんでした。一昨年、塊根が伸び過ぎて鉢を歪ませてしまい、葉がすべて落ちてしまいました。それ以来、どうにも調子がイマイチです。そろそろ立ち直って欲しいところです。
そう言えば、P. succulentumとP. bispinosumは良く似ており、花が咲くまで違いが分かりにくいようです。聞くところによると、P. succulentumのトゲは短く葉の裏には毛は生えていませんが、P. bispinosumのトゲは長く華奢で葉の裏には毛が生えると言うことです。


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Zamia integrifolia
インテグリフォリアはずいぶんと葉が増えました。しかし、シャクトリムシに葉を齧られるという、ソテツにあるまじき失態を犯しました。硬いし毒があるはずなんですけどね。ソテツを専門とするソテツシジミなら分かりますが何とも不思議です。
そう言えば、インテグリフォリアはZamia floridanaの名前で流通しています。インテグリフォリアはCarl von Linneの息子(Linne filius)が記載した種ですが、この時の記述に問題がある可能性があります。Linne filiusはZamia pumilaが複数種に分かれていると考えていたようです。この時に記載されたZ. integrifoliaにはZ. pumilaが含まれてしまっているのでは? という疑惑があるのです。これは、ラテン語の原文をどう解釈するかという話で、意見は対立していましたが、その後にZ. pumilaが除外出来ていることを示す論文も出ており、現在はインテグリフォリアで統一されています。



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もう11月も終わり12月になります。あっという間に時間が過ぎてしまいますね。本日も我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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Gymnocalycium friedrichii VoS 01-017/a
フィールドナンバーつきのギムノカリキウム。現在の学名はG. stenopleurumに統一されました。いわゆる牡丹玉ですが、G. friedrichiiは最近はLB 2178ばかりが持て囃されてあまり面白くありません。それはそうと、ちょっと日照が強すぎたみたいで真っ赤になってしまいました。まあ、いいトゲは出ているわけですが、焦がさないように気を付けないといけませんね。


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Euphorbia primurifolia
プリムリフォリアは古い葉か落ちて、隠れていた塊根が露わになりました。何となくイモムシ感があります。まだ、我が家の環境に慣れていないようです。まあ、ゆっくりと慣らしていきます。

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Euphorbia begardii
かつては、E. primurifoliaの変種とされてきましたが、近年独立しました。前々からE. primurifoliaに似ていないなあとは思っていましたが…

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Gasteria nitida
var. armstrongiiではないただのG. nitidaというか、G. nitida var. nitidaですね。var. armstrongiiと比べてあまり見かけません。遺伝子解析結果ではvar. nitidaとvar. armstrongiiは近縁ではありませんでしたが、まだデータベース上では記載に変化はありませんが、理由は分かりません。確証に至る新たな研究が望まれます。


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Aloe thompsoniae
アロエ感が薄い小型アロエです。残念ながらまだ花が咲きません。南アフリカの標高1500mを越える雲霧林に自生します。A. thompsoniaeを命名したGroenewaldは、このアロエを採取したThompson夫人に因んで1936年に名前をつけました。タイプ標本は1930年にThompson夫人により採取されたもののようです。

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Haworthia arachnoidea
軟葉系はあまり育てていませんが、禾が目立つタイプは気になっています。我が家のアラクノイデアは禾があまり目立たないノーマルなタイプです。現在、直径10cmになりますが、ロゼットは最大18cmになるといいます。そこまで育てたら、さぞ貫禄が出るでしょうね。


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多肉植物は基本的に室内に取り込みましたが、植物用ライトの当たり具合で適不適が生じているようです。ですから、その都度動かしたりして調整したりしています。環境が変わって多肉植物たちも何かと不満がありそうですが、来年の春まで我慢してもらうしかありません。

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青々錦 Aloiampelos tenuior
旧アロエ属が気になっています。しかし、植物用ライトにガンガン当てていたら、真っ赤になってしまいました。ちょっと刺激が強すぎたみたいです。アロエというには物足りない、薄っぺらい葉を持ちます。

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Gymnocalycium bayrianum 
快天丸とか言う馴染みがない名前もあるようです。寒くて赤くなったのではなく、入手した時からこんな感じです。あんまり育っている感じはしません。

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天平丸 Gymnocalycium spegazzinii
トゲに袖を引っ掛けて、2回ほどひっくり返してしまいましたが割と元気です。申し訳ない。

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Gymnocalycium berchtii TOM 6/481
フィールドナンバーつきのベルクティイです。まだ小さい苗ですが、地面に潜りがちです。ギムノカリキウムはそれほど強い日照を必要としていませんが、やや強めに日を当てているからかも知れません。

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蒼蛮閣 Euphorbia ×curvirama
学名に「×」が入っていますが、これは自然交雑種であることを示しています。人工的な交配ではなく、自然に生じたというところが面白いところです。交雑親はE. caerulescens × E. triangularisと推定されているみたいです。去年はなぜか酷く焦げましたが、今年は平気でした。


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Euphorbia longetuberculosa
アフリカの角とアラビア半島南部原産ですが、イマイチ育て方が分かりません。最初、焦がしましたが、慌ててかなり遮光下に置きました。新しい節が出てきましたが、これが正解なのかは不明です。


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小松緑 Trichodiadema bulbosum
去年は乾かし過ぎて、葉が枯れて貧相になってしまいました。今年は強遮光して水やりを頻度にしましたが、少し間延びしているような気もします。正直、よく分かりませんな。

本日はこんなところです。せっかく室内に多肉植物があるので、今年の冬は我が家の多肉植物たちを、沢山ご紹介するつもりです。


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最近は妙に忙しかったりして、ブログの更新がきつくなっています。多肉植物の論文はまだ沢山あるのですが、探す時間もありますがとにかく書く時間が足りていません。年末年始以外は記事をアップしてきましたが、そろそろ限界かも知れません。まあ、別に強制されているわけでありませんから、個人的なこだわりの問題です。論文の頻度は落ちるでしょうから、ご容赦下さい。
さて、多肉植物はあらかた室内に取り込みましたが、いつの間にやらアロエの花が咲いていました。最近はあまりじっくり多肉植物を見られていませんから、今日はただただ多肉植物を見てみましょう。

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Aloe albifloraが開花しました。
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アロエは赤・橙色系が多いため、白い花は珍しいほうです。明らかな虫媒花。花の寿命は短く直ぐにしぼんでしまいます。

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紅彩ロリカ
紅彩閣と炉裡火の交配種。蕾が出て来ました。奇妙な姿の交配種ですが、花も飛び出して咲きますから、やはり奇妙な感じがします。

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紅彩閣 Euphorbia heptagona
紅彩ロリカの交配親である紅彩閣にも蕾が出て来ました。E. heptagonaは紅偏閣あるいは彩閣とも呼ばれており、まるで紅彩閣とは別種のように扱われていますが同種です。紅彩閣は大抵はE. enoplaとされていますが、これはE. heptagonaの異名です。


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Euphorbia infausta
インファウスタは周年開花します。おそらくE. meloformisの異なるタイプです。稜が多く花茎が弱く残りにくいようです。ただ、Euphorbia infaustaと言う名前はN.E.Brownにより1915年に命名されたわけですが、同じN.E.Brownにより1912年にE. polyacanthaに対しても命名されています。いずれにせよ異名ですが、すでに命名済みの名前ですから、E. meloformisの方のE. infaustaはより瑕疵がある名前です。と言うより、N.E.Brownがなぜ同じ名前を使用したのか、その経緯が気になります。


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昭和キリン Euphorbia bubalina
開花してから2週間以上経ちましたが、まだ咲き続けています。多肉ユーフォルビアではここまで長く咲く花は初めてです。野生環境下ではどのような意味があるのでしょうか?


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Gasteria glomerata
小型のガステリア。初めて記載された野生のグロメラタと同じタイプです。


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こちらは、白雪姫の名前で入手したG. glomerata。葉が太く短く、全体的に丸っこい感じです。ガステリアは同種でも葉の長さや太さが異なり、一見して同種に見えないものがあります。


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今年は秋に入っても暖かく中々気温は下がりませんでしたが、今週から急激に冷え込んで来ました。土日に急いで室内に多肉植物を取り込みましたから、ギリギリセーフです。まあ、ほとんどの多肉植物は氷点下にでもならない限りは平気かも知れませんが、選別の手間と時間が惜しいため、考えなしのピストン輸送で入るだけ入れてしまいました。のんびり構えていると、あっという間に12月になってしまいそうです。室内に入れるのは面倒ですが、じっくり見られるところは利点です。というわけで、室内栽培に切り替えたばかりの11月の多肉植物をご紹介します。

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Gymnocalycium ferocior
去年の10月に鶴仙園で購入しました。良い棘が出ています。購入時は下の写真でしたから、結構いい感じです。

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Haworthia venosa ssp. wooleyi GM 79
去年、鶴仙園で山口県のPlant's Workさんとコラボしたハウォルチアのオンリー・イベントが開催されました。その時の購入品です。ちなみに、現在はHaworthiopsis woolleyiが正式な学名ですが、フィールドナンバーがついている場合は、フィールドナンバーがつけられた時の名前で呼ぶ習わしですから、名札はHaworthia venosa ssp. wooleyi GM 79と表記するのが正しいのです。
何と今年もコラボイベントが開催されるとのことです。開催日は11/18(土)と11/19(日)の2日間で、会場は西武池袋の屋上です。一応、リンクも貼っておきます。


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Aloe descoingsii
最小のアロエと呼ばれています。ビッグバザールでRuchiaさんから購入しました。子株がポコポコ出て来ました。


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Aloe humilis
葉の枚数は増えたものの、なぜか花を咲かせません。


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Aloe bowiea
だいぶ充実してきました。


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Garteria obliqua
今年の6月に開催されたビッグバザールで、Garteria bicolorの名前で入手しました。ガステリアにしては生長が早く、新しい葉は購入後に出たものです。良い葉が出ています。


11月19日はサボテン・多肉植物のビッグバザールが開催されますが、残念ながら参加できなさそうです。しかし、鶴仙園さんのイベントは18日に行くつもりです。


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すっかり寒くなりましたが、多肉植物の室内への取り込みは遅れています。先週末、一気に片付けましたが、それでも7割といったところです。週末はバタバタと残りの多肉植物を室内へ取り込みました。これで最後です。

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ガステリア、ハウォルチオプシス、アロエ。

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同じくガステリア、ハウォルチオプシス、アロエ。

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ハウォルチオプシス。

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ユーフォルビアの残り。

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ユーフォルビア、アロエ。

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Fouquieriaたち。

大き目な多肉植物を取り込んで最後です。
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Aloe peglerae
ようやく見られるようになった来ました。


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Dioon edule
非常に生長が遅いことで知られています。今年は2枚の良い葉が出ました。


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Dioon spinulosum
世界最大のソテツ。


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Zamia furfuracea
今年の日差しは異常で、フルフラケアの葉も日焼けしてしまいました。


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Pachypodium densiflorum
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取り込むのが遅れたため、葉が真っ赤です。

というわけで、多肉植物の室内への取り込みはなんとか終了しました。バタバタやっていて疲れました。


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多肉植物の室内への取り込みが思うように進まず、割と焦っています。とりあえず、室内に運べるだけ運びました。すべてではありませんが、なんとか半分以上は取り込めたはずです。10往復ぐらいしかしていませんが、すっかりバテてしまいました。神田神保町古本まつりだの北区グリーンフェスティバルだのと、連日の外出により疲労はピークに達しています。自業自得ですが、何とも疲れたので続きは来週末にやります。多肉植物たちは寒いかも知れませんが、我慢してくださいな。

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ガステリア、ツリスタ、小型アロエの寄せ集めです。これらはプレステラ90のサイズのみで、これ以上のサイズのものはまだですね。

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ユーフォルビア①

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ユーフォルビア②

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ユーフォルビア③

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ユーフォルビア④

とりあえず、室内の床に並べたら置く場所がなくなったので、とりあえずここまでにしました。後は棚に並べるだけですが、直射日光と植物用ランプのあたり具合を考えて、並べる直します。これが非常に面倒でやたらに時間がかかりました。以下は並べ替え後の様子です。

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背の高い連中。ほぼユーフォルビア。

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ユーフォルビアたち。

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こちらもユーフォルビア。

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やっぱりユーフォルビア。

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しつこくユーフォルビア。

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並べていたら昭和キリン(Euphorbia bubalina)が開花していました。初開花です。緑色で分かりにくいので中々気が付きません。
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分類的には鉄甲丸(Euphorbia bupleurifolia)に近縁ですから、花も似た雰囲気ですがこちらの方が大きく、苞も丸みがあります。

後はハウォルチアとガステリア、アロエ、ソテツ類の取り込みが残っています。まあ、ユーフォルビアはまだありますが…。来週から最低気温が一桁になる予報ですから、あまりのんびりはしていられませんね。


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