ユーフォルビア・オベサ・ドットコム

カテゴリ: 多肉事情

「本日の多肉植物」という記事を2023年の11月26日から始めましたが、なんと今日で100回なりました。だから何だということはありませんが、ある種の節目ですかね。調べたら書いた記事数は1000を超えていました。思ったより書いていましたね。とはいえ、本日も何事もないかのように、我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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Euphorbia silenifolia
シレニフォリアが初めて開花しました。
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しかし、貧弱な花です。オベサのように小さい花でも花茎か短いならまだしも、わざわざ花茎を長く伸ばしてこの目立たなさは何やら不思議です。

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Euphorbia fimbriata
フィンブリアタはE. mammillaris(鱗宝)の異名で、太さなどが違うと言われていますが、おそらくは
ただのタイプ違いに過ぎないのでしょう。ちなみに、鱗宝の斑入りは「白樺キリン」とか「ミルクトロン」などという名前でよく見かけます。

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Euphorbia polygona var. noorsveldensis
かつてはE. horrida var. noorsveldensisとされていましたが、E. horridaがE. polygona var. horridaとされたことから、E. polygona var. noorsveldensisとなりました。しかし、近年ホリダ系はすべてポリゴナとされたため、ホリダ系の変種horridaも変種noorsveldensisもすべてEuphorbia polygona扱いとなっています。

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Euphorbia polygona
白粉が少ない多稜タイプのポリゴナ。やや尖端がすぼまり気味です。10%の遮光でも徒長してしまうようで困ったものです。

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Euphorbia makallensis
マカレンシスはまだ生長が続いているようです。自生地ではマット状に群生して広がるといいますが、何年育てたらそうなるのでしょうね。


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今年は植物園にあちこち行く予定でしたが、思ったより忙しく板橋区立熱帯環境植物館と筑波実験植物園、それと新宿御苑にしか行けませんでした。もっとバリバリ回る予定でしたから、何だかガッカリです。12月はこれと言ったイベントも無さそうですから、少しのんびりします。というわけで、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。なんとなく、Euphorbia decaryiグループを取り上げてみました。


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Euphorbia ambovombensis
古参のアンボボンベンシス。何故か花は咲きません。アンボボンベンシスはやや厚みのある葉の縁が少し縮れます。

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Euphorbia ambovombensis
こちらは「suzannae-marnierae」の名前で入手したものです。日本国内で販売されるスザンナエ-マルニエラエは、実はアンボボンベンシスというパターンが多いようです。ウェブ上でもスザンナエ-マルニエラエはアンボボンベンシスらしきものばかりでしたが、最近は本物らしきものも見かけるようになってきました。

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Euphorbia suzannae-marnierae
こちらが本来のスザンナエ-マルニエラエです。葉が細長く葉縁の縮れもより繊細なようです。

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Euphorbia waringiae
ワリンギアエは非常に葉が細長く葉の幅が均一です。幹の毛羽立ちも激しいですね。

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Euphorbia cap-saintemariensis
カプサインテマリエンシスは最近やたらに見かけるようになりました。葉は分厚く縮れは激しくEuphorbia boiteauiに似ていますが、幹が立ち上がる性質が強いようです。

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Euphorbia boiteaui
挿し木のボイテアウイです。挿し木のボイテアウイは地下茎が暴れがちになりますが、意図的に地下茎を切除して育てています。そういえば、ボイテアウイは一般的にはEuphorbia decaryiの名前で流通していました。現在、Euphorbia decaryiとはEuphorbia francoisiiと呼ばれていた花キリンを指す名前です。

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Euphorbia boiteaui
ボイテアウイの実生苗ですが、未だに少し珍しい部類です。挿し木がしやすいせいか、以前は挿し木苗しか流通していませんでした。流通している挿し木と異なり葉が小さいようですが、この違いが実生と挿し木の違いなのか、産地の違いなどによる個体差なのかは分かりません。

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Euphorbia decaryi
いわゆるEuphorbia francoisiiと呼ばれる花キリンです。交配が繰り返されて様々なタイプが生み出されており、原種がどのようなものかよく分かりません。このデカリイも、どのような交配の結果かは不明です。

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Euphorbia crassicaulis
クラシカウリスはフランコイシイの変種とされてきましたが、現在は独立種とされています。こちらもやはり交配が繰り返されており、このタイプが原種にあたるのかは分かりません。この個体は枝分かれしやすいようです。


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気がつけばもう12月になってしまいます。多肉植物はシーズンオフですね。我が家の多肉植物たちは、冬の間に室内なので中には多少生長するものもありますが、やはり本来の生長期の勢いはありません。今月は多肉植物を室内に取り込むのにバタバタしましたが、取り込んでしまえば暇なものです。12月は何もすることがありません。

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Euphorbia millotii
ミロティイの葉がすべて落ちました。のっぺりした幹だけだと実に妙な雰囲気です。

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Euphorbia heterodoxa
ヘテロドクサが結実しました。どうやら自家受粉したようです。

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Euphorbia ramena
ラメナが開花しています。去年も冬に咲いていたような気がします。

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Tylecodon buchholzianus
コンパクトな樹形のブクホルジアヌスに葉が出てきました。我が家では珍しい冬型の多肉植物です。何故か葉が出ないという話も聞きますが、何が違うのでしょうか? 確かに去年は冬の間も葉が出ませんでした。

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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスが開花しています。まあ、デルフィネンシスは一年中咲いていますけどね。

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Poutulacaria namaquensis
ナマクアエンシスはまだ生長が止まりません。ナマクアエンシスは10℃以下になっても平気で、冬の間も生長を続けます。



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いよいよ寒くなって来ました。多肉植物たちを慌てて室内へ取り込んでいますが、とりあえずパキポディウムとユーフォルビア、あとアロエだけはなんとか終わりました。他はまあぼちぼちやるつもりです。まあ、本当に室内に入れただけで、床に並べただけですけどね。混乱している様子をお伝えします。

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柱サボテン状のユーフォルビアや花キリン。

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5号鉢以上の多肉植物たち。

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Pencil Stemのユーフォルビアなど。

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アロエたち。

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とりあえず、適当にメタルラックに収納。並びは後で考えます。

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こちらも同様。取り敢えずこれ以上は寒さに当てたくないというだけです。

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10号鉢のPachypodium densiflorum。部屋が片付かないと置く場所がありません。取り敢えず玄関で待機。そういえば、同じ10号鉢に植えたZamia furfuraceaを忘れていました。こちらもどうにもしなければ…


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鶴仙園のイベントも終え、今年最後のBBも無事参加出来ました。しかし、多肉植物の室内への取り込みが遅れに遅れ、もう11月も終わりだと言うのにバタバタ慌てて取り込んでいます。そろそろ氷点下になる可能性もありますからね。

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花キリンと柱サボテン状のユーフォルビア。

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ユーフォルビア普及種。

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ユーフォルビアその他。
恐ろしいことにまだユーフォルビアあるんですよね。 しかし、これで9割方は片付いたはず。しかし、ユーフォルビア以外はまったく片付いていない恐怖…

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こちらはプレステラ120に入らない、5号鉢以上の連中。とりあえず、集めて並べただけ。

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パキプスはおかしな形に育ちましたが、このロングポット植えは灌木系には最適です。今年もよく育ちました。
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写真だとわかりにくいのですが、ポットはかなり変形しており、パワータンクの発達が見て取れます。しかし、ロングポットで塊根が底まで到達しているわけですが、これ以上深い鉢はややナンセンスな気がします。パワータンクを外したり切断はしたくないわけで、さてどうしようかといったところです。ユーフォルビアの塊根よろしく地上に出してしまうのも手ですかね。しかし、パキプスでは一般的に何故か塊根そのものを露出させないのは不思議です。パワータンクを露出させると育ちが悪くなるとか何かあるのでしょうか? パキプスを塊根刺しで増やすことはよくやられていますから、特に問題は無さそうですけど。

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Pachypodium brevicaule
ブレヴィカウレは絶好調で、プレステラ90ではもう窮屈そうです。冷え込むようになったこの時期まで室外に出していましたが、葉は結構残りましたね。

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Pachypodium rutenbergianum
ルテンベルギアヌムは葉がだいぶ落ちましたが、今年の生長は良好でした。来年は枝を切って枝を増やしていきます。マダガスカルのパキポディウムはあまり枝を剪定しませんが、現地球ならともかく苗木ならそれもアリだと思うわけですけどどうでしょうか?

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Pachypodium enigmaticum
エニグマティクムはなかなか饅頭形態から進みません。エニグマティクムは偽物も流通したことがあるそうですが、花が咲かないと判別出来ません。早いところその大型の花を拝みたいところです。

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Pachypodium drakei
ロスラツムに吸収されてしまったドラケイですが、ロスラツムより全体的に長細く育ちます。しかし、今年は花が咲きませんでしたね。残念。


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相変わらず多肉植物の室温への取り込みをしています。しかし、なかなか時間が取れずまだ半分も取り込んでいません。来週には最低気温が2℃との予報ですから、流石になんとかしないと不味いですよね。
そういえば、ライブドアブログのアプリが機能不全に陥って、ついに1ヶ月になろうというところですが、ようやく復旧した模様です。私は移動中に記事を書くため、コード入力しながらの記事作成は非常に煩雑で時間がかかりました。記事をアップする頻度を下げてなんとか継続していましたが、来週から本来のペースに戻ります(たぶん)。
まあ、そんなこんなで、悲喜こもごもありつつも、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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今回の室内への取り込み第一弾はユーフォルビア。

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こちらもユーフォルビア。

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主にユーフォルビア。恐ろしいことにまだユーフォルビアはまだまだありますが、本日はここまで。この調子だと11月中に終わるのか怪しいですね。最近の冷え込みを考えると大丈夫なのかはわかりませんが…

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Euphorbia tortirama
トルティラマは枝が捻れる塊根性ユーフォルビアです。今年は枝がよく出て綺麗な仕上がりです。

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Euphorbia hedyotoides
ヘディオトイデスは1年で驚くほど生長しました。去年は枝分かれしていなかったわけですから、正に急成長です。

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Euphorbia globosa
グロボサは少し徒長してしまいました。しかし、同時期に出てきた球の中で、1本だけ徒長した理由は不明です。
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相変わらず花が咲き続けています。
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奇妙な花が多いユーフォルビアの中でも、グロボサの花は特に面白い形状です。

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Euphorbia robecchii
ロベキイは目立った生長がありません。入手1年目はまったく動かずでしたが、植え替えたら貧弱だった根はよく発達していました。
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よく見たら、生長点が十字になっています。いよいよribが増え始めているようです。

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Gymnocalycium ferocior
フェロキオル(フェロシオール)は、相変わらず良いトゲが出ていますね。そういえば、一昨年の10月に鶴仙園で小苗を入手しましたが、もうプレステラ90では少し窮屈そうです。凄まじい生長を見せてくれました。
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2022年10月の姿。まだ初々しいですね。



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多肉植物を室温に取り込まなければならないのですが、なかなか進みません。困りましたね。記事を書く時間もとれない有様ですが、本日もなんとか我が家の多肉植物たちをご紹介します。

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Euphorbia sepulta
セプルタは非常によく生長しました。ソマリアものですし、非常に心許ないサイズでしたから、割と気を使って様子を見ながら育てていました。しかし、意外と丈夫で根の張りも良好です。

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Euphorbia cuneata var. pumilans
クネアタ変種プミランスはこの前の木更津C&Sで入手したばかりですが、生長が止まりません。

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Adenia stenodactyla
ステノダクティラがつるを一気に伸ばしました。
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アデニアと言えば、このような装飾的な美しい葉が特徴です。
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本来は地中に埋まった塊根から、つるを伸ばすタイプ。

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Adenia goetzei
ゴエトゼイ(ゴエツィー)は今頃になって秋の生長を開始しました。秋というには遅い気もしますが…

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Commiphora pseudopaolii
プセウドパオリイが生長しています。コミフォラは初めてですから、これからが楽しみです。


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いよいよ寒さが本格的になってきました。去年のブログを見返して見たら、今頃は多肉植物たちを室内に取り込むのにバタバタしていましたね。というわけで、唐突に多肉植物の室内への取り込みを開始しました。

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いよいよ寒くなり、明け方は10℃を下回る日も出てきました。寒さに弱いユーフォルビアは流石にそろそろ室内に取り込む必要がありそうです。

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こちらはパキポディウム苗たち。

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お次はユーフォルビアというか花キリンたち。

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こちらはユーフォルビアのやや過保護にしている連中。

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Uncarina roeoesliana
ロエオエスリアナは春先にロングポットに植えて水を切らさないようにしましたが、非常によく育ちました。塊根の太り具合が良好です。生長が鈍り、ナメクジに葉を舐められるようになったため、室内に取り込みます。傷んだ葉はポロポロと取れてしまいました。来年の春まで葉を落としたまま休眠します。

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Euphorbia ankarensis
こちらは冬の間は葉を出さずに花だけを咲かせる可能性があるアンカレンシスです。しかし、アンカレンシスの名前で入手しましたが、特徴的にはE. denisianaに見えます。まあ、アンカレンシスもE. denisiana var. ankarensisとされていますから、違いは微妙なところかも知れませんけど。

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Euphorbia gottlebei
今年のゴトレベイは調子が良く、秋口に枝が出たり花が咲き始めました。まだ、花は続くようです。

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Aloe albiflora
「雪女王」の名前もあるアルビフロラが開花しました。その名前の通り白い花を咲かせます。暖色系の花が多いアロエ中にあって、白花は割りと珍しい部類です。
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基本的に鳥媒花であるアロエの中にあって、おそらくアルビフロラは虫媒花なのでしょう。
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良く見たら2本目の花茎が出てきています。株が充実している証拠でしょう。

さて、多肉植物たちの室内への取り込みを行いましたが、実はまだほんの一部に過ぎません。土曜日は休日出勤で、日曜日も忙しく夕方に日が落ちるまでの一時に作業しただけです。早く取り込みたいのですが、なかなか進みませんね。困りました。

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いよいよ寒くなって来ましたが、いつ多肉植物たちを室内に取り込むのか思案中です。いつも、ぎりぎりまで粘ってバタバタ取り込むのが毎度恒例となっています。さて、そんなこんなで、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia clavigera
クラビゲラは育ってはいますが、なかなか枝が伸びません。もっとぐんぐん育ってほしいですね。
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塊根はよく太っているようです。

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Aloe spectabilis
スペクタビリスはなかなか大きくなりません。BBのオマケでいただいたものですが、かなりの巨大種ということです。まあ、育ったら育ったで持て余しそうです。
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いいトゲが出ています。

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Zamia integrifolia
インテグリフォリアは今年は非常に良い葉が出ました。去年はまさかの尺取虫に齧られるという蘇鉄にあるまじき失態を犯しましたから、まったくもって嬉しい限りです。
インテグリフォリアは一般的にはZ. floridanaの名前で販売されていますが、これは誤りということになります。とはいえ、正しいとされるZ. integrifoliaという名前は曰く付きです。von Linneの息子さん(Linne filius)が命名しましたから非常に古い名前なのですが、実はZ. pumilaと区別出来ていないのではないかという疑惑があるのです。ただし、Z. floridanaの命名より前に命名されたZ. integrifolia以外の名前がいくつもあるため、Z. integrifoliaの正統性がどうであれ、Z. floridanaが採用されることはありません。

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Tulista pumila var. ohkuwae
このツリスタはなかなかにして悩ましい存在です。入手した時のラベルには「Tulista pumila (ohkuwai) GM 602」とありました。「GM 602」はフィールドナンバーで、野生個体の由来であることを示します。しかし、残念ながらGM 602の詳細な情報はよく分かりません。GMはGM 602を採取したGerhard Marxを指しますが、Gerhard Marxが採取した他のプミラはHaworthia pumilaとされています。Tulista属はかつてはHaworthia属で、分離独立しましたが、おそらくGerhard MarxがGM 602を採取したのはTulista属誕生前のような気がします。ですから、GM 602もフィールドナンバーの情報としてはHaworthiaだったのではないでしょうか。ちなみに、プミラがツリスタ属とされたのは2013年のことです。さらに、(ohkuwai)とありますが、これも問題です。先ずはこの括弧表示の意味からです。2006年にHaworthia ohkuwaeが記載されましたが、Tulista pumila var. ohkuwaeとされたのは2016年と割りと最近です。GM 602は採取された時、単にH. pumilaとされたのではないでしょうか。まとめると、Gerhard Marxにより採取された時には、Haworthia pumila GM 602とされ、後にTulistaへ変更され、この個体がvar. ohkuwaeであることが判明したという流れです。どうでしょうかね? 何言ってんだこいつは、と思われるかも知れませんが…。ちなみに、ohkuwaeがohkuwaiと表記されているのは、2018年の国際命名規約の変更によるもので、様々な植物の名前の語尾が変更されたようです。

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Hawortiopsis coarctata var. tenuis
コアルクタタ亜種テヌイス、要するに九輪塔のタイプ違いです。割りと小型で可愛らしい感じがします。今年は割りとよく育ちました。

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Aloiampelos gracilis
ヤブ状に育つ旧・アロエ属のアロイアンペロス属のグラキリスです。最近はこんなものも販売されています。

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Aloiampelos tenuior
こちらもアロイアンペロスです。「青々錦」という名前もあります。下葉が枯れて見苦しい感じです。もうちょい、水を多めでもいいのかも知れません。


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相変わらずライブドアブログのアプリが復活しません。いやはや、なんとも困りましたね。先日、アガヴェの論文の記事をあげましたが、編集に結構な時間がかかりました。連休中に基本的なコードは覚えましたが、妙に手間がかかります。アプリがないととても不便です。まあ、しばらくはだましだましペースを落として記事を書いていきます。さて、そんな状況ですが、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia debilispina
デビリスピナは塊根性ではありませんが、根が木質化し荒れ肌なので面白いと思い根を露出させています。根を露出させても生長にはまったく影響はなく、今年は沢山枝が出ました。水分や栄養の吸収は根毛が担っており、木質化した太い根は水や栄養を運ぶパイプラインであり、地上部を支える役割があります。ですから、露出させても問題にはならないのです。なんとなく盆栽風。
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ユーフォルビアの根は滑らかな質感のものが多いため、この荒れ性は特筆に値します。

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Haworthia arachnoidea
アラクノイデアは冬の間に根腐れさせてしまいましたが、見事に復活しました。全体的に軟弱になりふにゃふにゃしていましたから、ここまで早く生長するとは驚きです。

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Tulista kingiana
キンギアナはツリスタの中ではあまり見かけない種です。その理由は単純に地味だからに過ぎないような気もします。

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Dioon spinulosum
スピヌロスムは非常に順調です。すっきりした姿はインテリア向きかも知れませんね。

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Tulista minor こちらはツリスタのミノルです。私の育てている個体はこのサイズより大きくなりません。ミノルはツリスタの中では小型らしいのですが、流石に小さ過ぎる気もします。


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ライブドアブログのアプリが死亡してしばらく経ちましたが、どうにもならない感じがしています。今回のような記事ならまだしも、論文の翻訳記事だと非常に長文になるため、いちいちコードを書いていると恐ろしく煩雑で時間がかかります。ネタはあるものの、編集に時間がかかるため、論文の記事の頻度は下げざるを得ないでしょう。困りましたね。まあ、そんなこんなで、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia makayensis
マカイエンシスが開花しました。
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初めての開花ですが、花キリンとしては小さく目立たない花でした。
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よく見たら3本も枝が出てきました。これは来年が楽しみですね。

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Euphorbia ramena
ラメナはトゲがなく毛がモサモサ生える変わった花キリンです。
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蕾が出てきました。

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Euphorbia fimbriata
フィンブリアタは4月にコーナンで購入しましたが、倍くらいの高さになりました。E. mammillarisの異名扱いされていますが、別種としている人も結構いるみたいです。まあ、私にはただのタイプ違いにしか見えませんが…

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Euphorbia alluaudii subsp. alluaudii
何故かsubsp. onchocladaの名前で販売されているアルアウディイです。今年は植え替え効果か順調に生長しました。去年は秋の西日にやられてしまい、全体的に黄色くなってしまいました。気を付けたいですね。

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Aloe peglerae
苗を入手してから3年、だいぶ育ちましたね。現在では6号鉢。ペグレラエは美しいアロエですから、これからが楽しみです。雑草だらけなのは見なかったことにしてください…


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最近は忙しくなかなか論文を読めないため、記事のネタに困っています。逆にイベントに行った際は、移動中にじっくり読めるので、イベント続きの今は少しネタのストックがあったりします。さて、そんなこんなで、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。【追記】ライブドアブログのアプリが不具合で上手く書き込めません。症状が出てからすでに1週間ほど経つようですが、いよいよ我がブログも書けなくなりました。アプリ以外なら書けますが、コードを打ち込まないと編集出来ないため、コードがわからない私ではどうしようもないですね。ということで、アプリの不具合が直るまではブログもお休みですかね。早く直ればいいのですが…

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Euphorbia bubalina
ブバリナの花が開いてきました。ユーフォルビアにしては巨大な苞です。似た雰囲気の鉄甲丸(E. bupleurifolia)の花は短命ですが、ブバリナの花は非常に長持ちです。


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瑠璃晃 Euphorbia susannae
スサンナエが開花しています。スサンナエな非常に徒長しやすく、10%の遮光でも徒長気味になってしまいます。


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白花矮性花キリン Euphorbia milii cv.
剪定を繰り返して枝を増やした花キリンです。10月始めくらいの異常な強光で調子を落としましたが、半日陰になる場所に置き復活しました。なんだかんだで10年以上の長い付き合いですから、大事にしたいものです。


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Gymnocalycium esperanzae VoS 1791
エスペランザエが良いですね。今年も好調です。暗い色合いにも関わらず、割りと強光にも耐えます。


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Aloe bowiea
ボウィエアは根元から子が吹いてきました。株が充実したということでしょうか。


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Haworthia mucronata var. mucronata JDV 90-111
ムクロナタが非常に元気で、鉢から溢れんばかりです。しかし、このままだと根詰まりを起こしかねないので、来年植え替えることにしましょう。



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イベント続きですが、週末には神田神保町古本まつりに行く予定です。うっかり忘れていましたね。しかし、天気予報は雨続きですから開催されるのは心配です。さて、めっきり涼しくなってきましたが、多肉植物たちはどんな感じでしょうか? 本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイの花が沢山咲いています。枝も増えましたから、これから毎年花が増えてくれるでしょうか。楽しみですね。


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Aristaloe aristata
アリスタタは沢山の花を咲かせましたが、何と2本目の花茎が伸びて開花し始めました。


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Pachypodium horombense
ホロンベンセが非常に元気ですが、どういう訳か花が咲きません。


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H. jonesiae
ヨネシアエはおそらくH. glauca var. herreiの1タイプです。全体的に小型で華奢な感じがします。


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Euphorbia pachypodioides
パキポディオイデスは早くも葉が落ちています。根が細く繊細なせいかすぐに葉を落としてしまうので、管理が面倒ではあります。ある程度のサイズになれば、根が太くなりそれなりに強くなるのでしょうか?


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雪女王 Aloe albiflora
雪女王が非常に充実しています。早くも花茎が伸びてきました。

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「雪女王」にしろ「albiflora」にしろ、アロエらしからぬその白い花を冠した名前です。


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最近はめっきり涼しくなってきました。多肉植物を見るのに適した季節ですが、蚊が多くて敵いません。蚊に血を吸われつつ写真を撮りましたので、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Portulacaria namaquensis
去年の11月にBBで購入しましたが、下の画像が購入時なので、1年の間に実によく生長しました。ちなみに、Ceraria属はPortulacaria属に吸収されて消滅しました。
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2023年11月、BB

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Euphorbia makayensis
去年の5月に木更津C&Sで購入しましたが、下の購入時の画像と比べるとまるで違う植物のようです。よく育ちました。最近、初めて花芽が出てきました。これは楽しみですね。2021年に記載された新種です。
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2023年5月、木更津C&S

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Fouquieria purpusii
今年の3月にBBで購入したプルプシイですが、実によく育ちました。下の画像は購入時のものです。しかし、えらく曲がっていますね。
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2024年3月、BB

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Haworthia chloracantha var. denticulifera
2月の始めに鶴仙園にて購入したクロラカンタ変種デンティクリフェラです。周囲の子株が育ち見事な群生株になりました。


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H. venosa subsp. woolleyi GM 079
2年前の鶴仙園のイベントで購入しましたが、ほとんどサイズ感は変わっていないですね。小型のタイプなのでしょうか?



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最近の購入品を植え替えるために赤玉土をアマゾンで注文しましたが、何故か到着予定日を過ぎても発送されていないため、キャンセルしました。在庫有り商品だったのに一体何だったのやら。おかげで今年最後の植え替えが出来ませんでした。流石にもう11月ですから、これからの植え替えはなかなか厳しいですよね。最近の購入品は用土が不明ですから、乾き具合が分からないので冬に根腐れする可能性があります。困りました。まあ、仕方がありませんね。さて、そんなこんなでグダグダしていますが、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia tardieuana
トゲナシ花キリンのタルディエウアナですが、勢いは良いものの残念ながら花は咲きませんでした。同じトゲナシ花キリンであるE. geroldiiはよく開花したので、こちらも楽しみにしていました。来年は咲いてくれるでしょうか?


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Euphorbia boiteaui
こちらは挿し木のボイテアウイです。根や主幹が太ってきて、少し見られるようになってきました。


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Euphorbia boiteaui
同じボイテアウイですが、こちらは実生苗です。葉が茂り見えませんが、自然と塊根ができます。しかし、上の挿し木苗と比べると、葉の形が結構違いますよね。これは、挿し木と実生の違いではなく、産地の違いによるタイプ違いに過ぎないような気もします。


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孔雀丸 Euphorbia flanaganii
去年まではよく陽を当てていたので、太く短く締まった枝が出ていました。しかし、枝は割りと短命で、なんとなくみすぼらしい姿となってしまいます。今年は遮光強めにしたところ枝は間延びしましたが、枝の本数は圧倒的に増えました。


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Agave × leopoldii
レオポルディイは2022年の秋のBBで、オマケでいただいた抜き苗でした。発根からスタートしましたが、去年は色味が悪く目立った生長は見られませんでした。しかし、今年は葉が次々と出て色味も良くなりました。新しい葉は繊維が出て特徴が出てきましたね。


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Fouquieria fasciculata
今年のファスキクラタは、相変わらず枝が伸びるだけでした。幹はなかなか太りません。

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太る気配なし。


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2日連続で多肉植物のイベントに出て、少し疲れてしまいました。土曜日は横浜、日曜日は木更津と、まあ移動時間が長いこと。しばらくは大人しくしていましょう。ということで、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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イヌサフランがちらほら咲いています。香辛料のサフランと異なり、こちらは猛毒です。

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Euphorbia brachyphylla
7月に開催されたヨネヤマプランテイションのイベントで購入したブラキフィラですが、初めて開花しました。

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予想していなかった緑色の花です。

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Euphorbia bubalina
ブバリナも開花が始まりました。まだ開きかけですが、ユーフォルビアとしては割りと大型の花を咲かせます。まあ、大きいのは花弁ではなく苞ですけどね。

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Euphorbia longetuberculosa
ロンゲツベルクロサも葉が出てきました。実生苗なので直根が1本しかなくグラついていましたが、側根が出たのかグラつかなくなりました。


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H. tessellata IB 6776
テセラタIB 6776は幾度も花を咲かせ好調でしたね。IB 6776はテセラタの中でも風変わりな外見です。


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Aloe thompsoniae
トンプソニアエが非常に元気で、良い葉が出ています。


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白磁盃 Aloe pratensis
白磁盃が非常に元気。しかし、国内で販売されている白磁盃は、何だかA. humilisの血が入っているような気がしますが、どうでしょうかね?


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新天地 Gymnocalycium sagrionis
新天地は季節に関係なくトゲを出している気がします。冬でも新トゲ出していますよね。


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こちらは野良多肉のH. cooperiらしきハウォルチア。周年野外栽培というか割りと放置気味です。非常に丈夫で、増えたり根詰まりおこして枯れたりして、勝手に更新しているようです。
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花はやや根元が膨らんだ形で、色は全体的に白っぽいですね。放置していても花はよく咲きます。

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士童 Frailea castanea
こちらは野良サボテンの士童です。同じく周年野外栽培かつ雨ざらしです。雑草も取りませんが、真夏は良い遮光になっているみたいです。勝手に増えて更新しています。



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出かけたいのは山々なのですが、最近は妙に忙しく多肉植物を見ている時間すらなかなか取れません。今週末は木更津でイベントが開催され行く予定ではありますが、疲労でダウンしてしまうかも知れません。さて、多肉植物たちにもチラホラ花芽が見え始めていますが、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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闘牛角 Euphorbia schoenlandii
闘牛角の花が完全に開きました。両性花なんですかね?


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Euphorbia hofstaetteri
ホフスタエテリの花が色付いてきました。徐々に紅い模様が入ります。


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リップマンジャー
小型の花キリンのリップマンジャーですが、非常に元気でよく開花しています。剪定を繰り返して花を増やしたいですね。


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H. triangularis
トリアングラリスがなかなか美しい仕上がり。このH. triangularisは学術的に記載された名前ではなく、古い時代にAloe triangularisと命名された植物を、ハウォルチア属に移したものです。要するに園芸名で、その正体はH. viscosaとされているようです。


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H. rynveldii
リンヴェルディイはもう少し日当たりよくしても良さそうです。


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Aloidendron ramosissimum
ラモシシムムは今年はよく生長しました。


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こちらは周年、屋外栽培しているオブツーサです。cymbiformis系かcooperi系かわかりませんが、とにかく丈夫で手間いらずです。


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めっきり冷え込む日も出てきました。雨が多いのは困りますが、まあ仕方がありません。そろそろ、多肉植物たちのこの1年の生長を確認する頃合いかも知れません。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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闘牛角 Euphorbia schoenlandii
闘牛角は枯れた枝が長く残り、荒々しいトゲに覆われた姿になります。一見してバリダの花柄の跡に似ていますが、闘牛角はタコものユーフォルビアなので、ゴルゴニスや孔雀丸の枝と同等なものです。

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よく見ると花が咲いていました。

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閃光閣 Euphorbia knobelii
実生の閃光閣が非常に元気です。3分頭しましたが、これは今年生長した分です。


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Agave multifilifera
ムルティフィリフェラはあまり大きくはなりませんでしたが、今年は強光に当てて非常に締めて育てました。以前、植え替えた時に、葉が軟弱で根元からポキポキ折れてしまい難儀しました。しかし、現在は触ると非常に硬くがっしりしています。


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Aloe pseudoparvula
プセウドパルヴラは生長が良く、青白い葉が非常に美しいですね。全体的に扁平なロゼットでしたが、葉な立ち上がり少しだけA. parvulaに似てきました。


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Gasteria bicolor
このビコロルは元々葉が長いタイプではありますが、流石に徒長気味ですかね。同じ環境に置いていても、ビコロルとG. verrucosaだけ徒長している感かあります。


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H. glauca v. herrei RIB 0217
フィールドナンバーつきのヘレイです。株分けしたというか、植え替え時に外れてしまったやつです。今年は結構育ちましたね。


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逆鱗竜 Euphorbia clandestina
これはいけません。たぶん赤ダニです。とりあえずベニカXをかけましたが、ダニにどれだけ効くかわかりません。殺ダニ剤を作らないといけないかも知れませんね。



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ちらほらとサボテンの展示会が開催されており、週末に行く予定でしたが、仕事が忙しく疲労で外出する気になりませんでした。残念ですが仕方がありません。無理してまで行くものではありませんからね。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイが開花しました。意外にも花キリンは地味な色合いの花が多いため、ゴトレベイの花は覚めるような美しさがあります。


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Euphorbia hofstaetteri
ホフスタエテリも開花しています。まだ苞が開き始めといったところで、紅色の模様はこれからもっとはっきりするはずです。


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Euphorbia decaryi
いわゆる、Euphorbia francoisiiです。E. decaryiと言われてきた花キリンが実はE. boiteauiであり、E. decaryiはE. francoisiiと言われている花キリンのことだったということです。ただし、フランコイシイ系は交配が盛んに行われてきた経緯から、以下のクラシカウリスも含め原種ではないかも知れません。

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どうにもまっすぐ育ちませんでした。塊根も滅茶苦茶な形です。そういえば、不思議と枝分かれしません。

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Euphorbia crassicaulis
一般的にはE. francoisii var. crassicaulisと呼ばれている花キリンですが、現在は独立種とされています。

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塊根の太り具合は良好です。枝分かれが激しいですね。

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Euphorbia crassicaulis f. rubrifolia
一般的にはE. francoisii var. crassicaulis f. rubrifoliaという怪し気な名前で取引される花キリンです。要するにクラシカウリスの葉がより赤いタイプというだけの話です。
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塊根の太り具合はイマイチですね。どちらかと言えば、クラシカウリスというよりデカリイ(旧フランコイシイ)なのかもしれません。


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多肉植物たちも秋の生長期に入り、見ていて楽しい季節です。そんな我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia hedyotoides
ヘディオトイデスの勢いが止まりません。分岐しまくっています。

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実は相変わらず地味な花も咲いていたりします。

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Euphorbia silenifolia
シレニフォリアに新しい葉が沢山出てきました。

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塊茎はなかなか大きくなりません。

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Adenia olaboensis
オラボエンシスは相変わらずといった感じがありますが、幹は太く成りつつあるようです。

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幹が割れてきました。太くなっている証拠ですね。

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Fouquieria splendens
スプレンデンスは何故か夏の間は葉を落としてしまい、完全に休眠状態でした。他のFouquieriaは元気なのに不思議です。しかし、ようやく葉がお目見えです。枯れなくて一安心しました。


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Euphorbia spannringii
スパンリンギイは最近植え替えましたが、新しい葉がもりもり出ています。将来が楽しみな塊根性ユーフォルビアです。



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今年の秋はサボテンや多肉植物の展示会がいくつか催されるようです。私も時間が合えば行ってみるつもりです。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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閃光閣 Euphorbia knobelii
クノべリイは冬の間に植物用ランプで焼けてしまい、模様があやふやかつ全体的に黄色くなり、生長が止まってしまいました。しかし、徐々に色味が戻り最近ようやく生長を再開しました。


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龍尾閣 Euphorbia griseola
グリセオラが非常に元気で、グングン伸びています。グリセオラは何故かE. richardsiaeの名前で販売されているようです。


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亀甲竜 Dioscorea elephantipes
亀甲竜もだいぶ蔓が伸びてきましたね。しかし、火星人(Fockea edulis)の蔓と絡んでしまい、外すのに難儀しました。メタルラックに絡ませた方が管理が楽なので、室内に移動させます。

240929135020843
丸みがあって可愛らしい亀甲竜です。

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Pachypodium enigmaticum
どういう訳か、エニグマティクムの葉が落葉しています。幹は健全ですが地下が心配です。グラついてはいないようですが…


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Euphorbia venefica
猛毒3兄弟のヴェネフィカが元気です。黄色いのは去年の葉ですが、新しい葉はより立派ですね。


240929134801702
Euphorbia geroldii
トゲなし花キリンのゲロルディイが開花しています。まあ、夏の間はずっと開花していたのですが、相変わらずの美しさです。



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やや涼しくなり過ごしやすい日も出てきました。多肉植物たちも皆元気に生長しています。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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狗奴子キリン Euphorbia knuthii
狗奴子キリンは塊根は太るものの、イマイチ育ちが悪くて困っていました。ところがどういうわけか、急激に枝が伸び始めました。

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勢いがよく太い枝です。
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塊根の太り具合も良くなるかも知れません。

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Gasteria ellaphieae GM 300
フィールドナンバー付きのエラフィエアエが回転し始めました。割と扁平なタイプ。

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Gasteria ellaphieae
こちらはタイプ違いのエラフィエアエ。やはり回転が始まっています。


240921145301199
五重の塔 Haworthiopsis × tortuosa
五重の塔が非常に充実して素晴らしい姿です。五重の塔はH. viscosaの交配種とされています。


240921145312870
Haworthiopsis × pseudorigida
プセウドリギダは詳細不明の交配種とされていますが、H. viscosa系に見えます。



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最近は少し過ごしやすい日も出てきました。そろそろ、植物園巡りを再開したいですね。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

240921150114272
武勲丸
武勲丸は割りと扁平なギムノカリキウムですが、今年の生長は中々良かった模様です。プレステラ90はそろそろ限界な雰囲気ですが、鉢を触るとパンパンに膨れており植え替えの必要がありそうです。


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Astroloba spiralis
スピラリスの勢いが良好です。別にレア物でも何でもありませんが、あまり見かけない多肉植物です。アストロロバ自体が不人気かつスピラリスが地味なこともあるのでしょうね。


240921145716357
Astroloba hallii nom. nud.
ハリイと呼ばれる白みがかる美しいアストロロバで、白亜塔と呼ばれているようですが、大変美しい葉が出ています。ハリイは正式に記載されていない裸名で、学術的には意味がありません。その正体はA. spiralisです。スピラリスには小型のスピラリス・スピレラ系(A. spiralis, A. spirella)と、大型のペンタゴナ系(A. pentagona)が見受けられますが、ハリイはペンタゴナ系の特に白いタイプを指す名前のようです。


240921144716923
Aloe fleuretteana
フレウレテアナが開花しました。

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実にカラフルな花ですね。
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先端が緑色というのは、少し珍しく感じます。

240921145352790
Haworthiopsis koelmaniorum
コエルマニオルムの充実ぶりがすごいですね。隙のない完全なロゼットがたまりません。


240921145412824
Haworthia chloracantha var. subglauca RIB 0099
フィールドナンバーつきのクロラカンタ変種スブグラウカですが、相変わらず野趣あふれる素晴らしさ姿を見せてくれています。軟葉系でこれほどの渋さは中々ありませんよね。


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この間開催されたBBで購入したアデニアを植え替えました。葉を展開中ですからいじらない方が良いのですが、赤玉細粒で冬越しはしたくないため植え替えてしまいます。

240915134030824
Adenia stenodactyla
ステノダクティラは小さな葉が出始めてまだ開いていない状態です。
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思いの外、塊根は大きかったようです。すっぽ抜けないように深植えしていた模様。ただ、塊根を大きく見せようと超浅植えでグラグラしたものを高値で売り捌くパターンが多いため、実に誠実な売り方ですね。しかし、このままだと根が鉢底についてしまっていますから、もうちょい浅植えにします。
240915140202949
植え替え後。根が少ないため、しばらくは水多めで様子見します。

240915134045859
Adenia goetzei
ゴエトゥゼイは一輪開花した後、葉が展開し始めました。花は撮影するのを忘れました。しかし、鉢があまりにも浅いので気になります。

240915135558100
根は少ないですね。塊根から出ている根も太るようです。
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植え替え後。明らかに根域が狭かったので、これで十分に根が張れるはずです。

240915133950352
Adenia isaloensis
イソラエンシスは生長中です。化粧砂があるので下の用土が分からないのは不安です。
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細根が割りかしありました。しかし、用土は水はけにやや難がありそうでした。
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植え替え後。塊根はまだ埋めておきます。地際の緑色の部分が太るところなど、Adenia glaucaに少し似た雰囲気がありますね。塊根の太り方はかなり違うかもしれませんが。


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アロエや硬葉系ハウォルチアはこの暑さの中、ポツポツと開花しています。本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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女王錦 Aloe parvula
今年2回目の開花ですが、花はこれだけ。先端部の蕾が遮光ネットに擦れてしまったせいですね。

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Aloe fleuretteana
フレウレテアナが花茎を伸ばしています。今年2回目です。葉も実に美しいですね、

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開花まではもう少しかかりそうです。蕾の時点でカラフルですね。

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Fouruieria macdougalii
マクドウガリイは今年は非常に調子が良かったのですが、葉を喰われてしまいました。姿が見えないのでヨトウムシでしょうか? まったく困ったものです。

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マクドウガリイは根本が膨らんで、なかなか良い感じです。枝分かれもしていますから、仕立て方次第では面白い樹形になりそうです。

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小松波(姫紅小松) Trichodiadema bulbosum
ブルボスムは育て方がよく分かりません。強光だか乾燥だか分かりませんが、一度坊主になったことがあるので、何かと甘やかしています。

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この塊根は枝挿しでも出来るそうです。
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一応、ほんのり多肉植物。

240915095542870
Euphorbia fianarantsoae
フィアナラントゥソアエは去年の春に購入しましたが、1年以上まったく動きがありませんでした。最近ようやく新しい葉が出始めて一安心です。


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連休中に庭木を剪定していたら、イラガにしこたま刺されてしまいました。刺された時には激痛がありますが、むしろその後に腫れ上がって痒くなるので非常に面倒くさいですね。さて、そんな感じで少し凹んでいますが、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう

240910091429858
蘇鉄キリン
蘇鉄キリンは怪魔玉と鉄甲丸(E. bupleurifolia)の交配種と言われています。伸び過ぎてついに自重を支えきれずに、倒れてしまいました。
240910091442448
実はこの倒れている部分が主頭になります。

240915095303586
H. tuberuclata v. subexpansa
変種スブエクスパンサの花茎が分岐して、新たな蕾が出来ています。最初の花は7月末くらいでしたから、実に長く咲きますね。

240915095330003
ツベルクラタ変種スブエクスパンサは非常に渋い硬葉系ハウォルチアです。現在はH. sabra v. sabraの異名扱いとされていますが、実に個性的な姿です。よく見ると子吹きしていました。
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開花にはもうちょっとかかりそうです。

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Euphorbia bongolavensis
ボンゴラベンシスは生育は良好です。本来は深緑色の葉ですから、遮光をもっと強めにした方が良いのかも知れませんが、まあ特に問題はなさそうです。今は乾燥にも弱く直ぐに日焼けしてしまいますが、株が充実して根が木質化していけば強くなるのかも知れません。

240915095104308
主幹はこれでもだいぶ太くなりました。ロングポットに植えて、株を充実させた方が良いかも知れません。

240915095651336
白馬城 Pachypodium saundersii
サウンデルシイはやや徒長気味かも知れません。生育は順調なので、少し明るい場所に移動しました。


240915094323487
Aloe bergerii
これは、正体不明の謎アロエです。正体を突き止めるために開花を待っていましたが、ようやく開花したので同定してました。名前的にはベルゲリーなどというアロエは存在しません。オークションサイトに珍品だの原種だの言って出品されたことがあるみたいですが、それ以外に情報はなく胡散臭さしかありませんよね。ちなみに、一番近い名前はAloe  bergerianaですが、これはかつてChortolirion bergerianumと呼ばれていたやつで、球根性のアロエですからまったく似ていません。

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まずは草体を画像検索すると、いくつか候補が出てきました。とりあえず、ディッキアだとか、単純に形が似てるだけでまったく特徴が異なるAloe parvulaあたりは除外します。さらに、たまたま画像で似た雰囲気に撮影されてしまったAloe bowieaあたりも除外しました。
240915094339697
花はかなり特徴的。筒型で先端まで直線的です。花茎は黄色から緑色。
240915094412398
さて、では似ている連中と比較してみましょう。

①Aloe perrieri
ペリエリはかなり似ていますが、花は釣鐘型で形状がまったく異なります。葉や花色はもっと濃いかもしれません。花茎は強い赤。


②Aloe bellatula
これはたまたま似ている画像があっただけですね。若い時に一時的に似ているようです。育つと葉は立ち上がり気味で、全体的に暗色で斑が沢山入ります。花も釣鐘型で、花茎もやや色付きます。


③Aloe thompsoniae
花の特徴から言えばトンプソニアエに当てはまります。しかし、個人的には疑義があります。なぜなら、トンプソニアエはトゲが痕跡状で、アロエらしさが薄いからです。日本のサイトでは、トンプソニアエで検索して出てくる画像の多くは、明瞭なトゲが沢山ありトンプソニアエには見えません。ちなみに、Aloe thompsoniaeと検索すると海外のサイトが中心となりますが、こちらは正しくトゲが目立たないタイプばかりです。要するに、日本国内ではトンプソニアエの名前で別物が流通している可能性があるのです。可能性としては、「トンプソニアナ×ベラツーラ」という名前で販売されている雑種かも知れません。

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ちなみに、こちらがAloe thompsoniaeです。まったく似ていないのに、なぜ混同されたのかは謎ですね。


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いよいよ秋の植え替えのシーズンです。今年は190鉢ほど植え替えを敢行しましたが、流石に8月には中断していました。とりあえず、夏以降の購入品を植え替えてしまいましょう。私の苦手な赤玉細粒に植えられていたり、化粧砂で植え込み用土が不明だったりするので、基本的に購入品は直ぐにも植え替えたいのです。というわけで、じゃんじゃん植え替えます。

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H. limifolia v. ubomboensis
8月に鶴仙園で購入した、スワジランド原産のリミフォリアです。私の苦手とする赤玉細粒で植えられています。
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根はあまり動いていないようです。白いのは根ではなく地下茎で、先端が地上に出ると子株になります。
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植え替え後。これで水はけがよくなりました。

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H. nigra BK596
こちらも鶴仙園での購入品。化粧砂は下の用土がわからないのはあまり好かないので、直ぐにも植え替えたいところです。
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根はあまり動いていないみたいです。やはり地下茎が出ていますね。
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植え替え後。子株も出るように植えました。

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Euphorbia spannringii
この間の9月のBBでの購入品。フィッシュボーンと呼ばれる塊根性ユーフォルビアです。塊根の育ち具合が気になります。
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塊根は出来ていますね。何やら根菜感が満載です。
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植え替え後。塊根はまだまだ小さいので埋めておきます。


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残暑厳しいというか、体感温度は8月よりも高く感じてしまい、外に出ると尋常ではない量の汗をかいてしまいます。そのせいで、なかなか庭の手入れなどが出来ずにおります。体調もあまりよろしくないので、今月はイベントにもいかないで大人しくしている予定です。さて、そんな暑さの中でも我が家の多肉植物たちは割りかし元気です。本日も我が家の多肉植物を少しだけご紹介します。

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Euphorbia cylindrifolia
キリンドゥリフォリアは冬に枝を1本折ってしまいましたが、折れた枝から新芽が出てきました。しかし、この如何にも折れそうな枝ぶりはどうにかならないものでしょうか。むしろ、定期的にカットして短く分岐させた方が良いのかもしれませんね。

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塊根はかなり太りました。

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Euphorbia tulearensis
トゥレアレンシスは非常に丈夫な花キリンで、乾燥にも強く一年中花が咲いています。割と乾かし気味なので、中々大きくなりませんが、詰まった形にしたいのでこのままの育て方でいきます。

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枝は中々伸びませんが、非常に太いですね。

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Euphorbia ambobombensis
アンボボンベンシスも非常に元気です。しかし、この個体は何故か花をつけません。


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Euphorbia subapoda
スバポダはまだ小さく葉も少ないのですが、塊根は太り始めています。


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Euphorbia milii cv.
ミリイの白花矮性品種ですが、最近の日照の強さで葉が傷んでしまいました。半日陰に移して様子見していましたが、新しい葉が出てきて一安心です。


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そういえば、秋の植え替えはどうしようか考え中です。とりあえず、夏以降に購入した多肉植物たちは植え替える予定です。化粧砂とかあると、ちょっと水はけの悪い用土が隠されていないか怖いわけです。そのまま冬に突入すると高率で根腐れしますからね。さてさて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia gottlebi
ゴトレベイが非常に元気ですが、なんと先端付近で枝分かれしました。根本から盛んに分岐するタイプですから意外です。


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Pachypodium rutenbergianum
ルテンベルギアヌムは非常によく伸びました。来年は枝の先端をカットして枝を増やしていきます。こんもりとした形に仕立てたいですね。


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Dasylirion berlandieri
ベルランディエリは青白い葉を持つ美しいダシリリオンです。しかし、ダシリリオンはみな似ていますから、イマイチ区別がつきませんね。

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美しい葉は逆向きのトゲだらけです。

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Euphorbia dichroa
ディクロアが非常に元気です。地際からの枝分かれがだいぶ増えました。ウガンダ原産。


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Ceraria namaquensis
ナマクエンシスは非常によく生長しました。思った以上に生長が早いですね。
ナマクエンシスはケラリア属とされがちですが、もともとPortulacariaでした。近年の遺伝子解析の結果ではCerariaとPortulacariaは区別出来ないことが明らかとなりました。ということで、現在の学名はPortulacaria namaquensisです。他のケラリア属もPortulacariaとなりましたから、人気があるCeraria pygmaeaもPortulacaria pygmaeaとなっています。



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日曜日に開催されたビッグバザールは大変な盛況で、多肉植物の質も量も豊富で、個人的には最高クラスのビッグバザールでした。今後の開催が確定している行けそうなイベントは、10月の木更津C&Sと11月の五反田BBくらいですかね。前回の木更津C&Sは残念ながら仕事でいけませんでしたから、今回は行きたいものですね。さて、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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Tulista pumila var. ohkuwae
変種オウクワエがストレスカラーで色付いています。均整が取れた美しいツリスタです。


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Tulista maginata
マルギナタは一度日焼けしてしまい、復活に時間がかかりましたが、ようやく見られるようになってきました。


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Aloe saundersiae
サウンデルシアエが花茎を伸ばしています。今年2回目の開花となります。


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Aloe fleuretteana
2000年に記載されたフレウレテアナも、今年2本目の開花です。

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Aloe bakeri
野生絶滅種のバケリも元気です。夏にやや弱りましたが葉の色艶が良いですね。まだ未開花なので、そろそろ花が見たいところです。


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Aloe bergerii
謎のアロエが開花しそうです。ペリエリ系の交配種かと思いましたが、花は黄色系統ですから違うかもしれません。

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開花した花の形が気になります。


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本日はビッグバザールが開催されます。私も参加予定ですが、あまり時間が取れないので、一巡してすぐ帰る羽目になりそうです。たまにはゆっくりしたいところですが仕方がありません。

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皇帝
皇帝はなんと1ヶ月も咲き続けています。おそらく200輪以上咲いています。しかし、まだ咲くようです。

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ところが、流石に消耗して痩せてきてしまいました。これ以上は危険なので花茎はカットしました。

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Euphorbia silenifolia
シレニフォリアの新葉が沢山出てきました。しかし、生長が遅いですね。


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Zamia integrifolia
インテグリフォリアは今年は絶好調で、素晴らしい葉が出ています。一般的には、Z. floridanaの名前で流通しています。
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よく見ると新葉が出ています。

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Copiapoa hypogaea
黒王丸には興味がありませんが、ヒポガエアは可愛らしい感じがして好きですね。花芽があがっていますが、多分タイミングが合わなくて写真は撮れないでしょうね。今年は既に開花していましたが、やっぱり写真撮れないですね。


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Gonialoe sladeniana
スラデニアナは根がないカット苗として入手しましたが、発根しても色味が薄く生長も鈍いものでした。あれから1年半を過ぎて、ようやく色味が濃くなり素晴らしい葉が出てきています。今年は花も咲いたので、嬉しい限りです。



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ちょっとだけ秋っぽい感じもあるこの頃ですが、多肉植物たちは生長を再開し始めました。生長が楽しみな季節です。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia fimbriata
フィンブリアタの生長が著しいですね。しかし、フィンブリアタは他のユーフォルビアにも何回も重複して命名されたいわく付きの名前です。現在はE. mammillarisの異名扱いですが、太さなど特徴が異なるとよく言われます。ちなみに、E. mammillarisとは、白樺キリンとかミルクトロンと呼ばれている白いユーフォルビアの原種のことです。


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Euphorbia venefica
猛毒3兄弟の長男ヴェネフィカですが、新しい葉が出ています。E. venenificaと呼ばれて来ましたが、これは引用した研究者の誤記でしたが、何故か誤記の方で流通してしまいました。現在は訂正されています。E. poissoniiと似ていますが、トゲが発達するヴェネフィカとは異なります。


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Euphorbia cap-saintemariensis
カプサインテマリエンシスも特徴的な葉を次々と出しています。E. decaryiの変種とされてきましたが、現在では独立種です。


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Pachypodium windsorii
ウィンドゥソリイ(ウィンゾリー)が秋の成長期で、新しい葉を勢いよく出しています。パキポの中でも、特に葉色が濃く艶があって美しい種です。バロニイの変種とされることもありますが、現在は独立種です。というより、1916年に独立種として記載され、1949年にバロニイの変種とされましたから、元に戻っただけとも言えます。


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Dioon edule
エドゥレの赤銅色の美しい新葉が展開中です。エドゥレは2000歳を超える個体もある非常に長寿のソテツです。


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台風の進路がめちゃくちゃで、すっかり翻弄されてしまいました。雨はすごかったものの、風がなかったので多肉植物の被害がなくてほっとしました。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Gymnocalycium ferocior
フェロキオルに良いトゲが出ています。まあ、まだ小苗ですが。


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H. fasciata fa. vanstaadensis
ファスキアタの矮性種が開花しました。

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矮性ゆえか花は小型。花弁の先端はよく開く方です。

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H. venosa
硬葉系のヴェノサが開花しました。

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随分と子株が増えました。
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花は全体的に白く、先端は非常に狭いですね。

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Aloe thompsoniae
トンプソニアエが非常に元気です。勢いがあります。小型種ですが花が美しいタイプなので、花が楽しみです。


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Euphorbia razafindratsiae
ラザフィンドラトシラエが開花しました。この個体は生長が鈍く、しばらく動きがありませんでしたが、今年は根元から分岐するなど非常に元気です。

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花は緑色。


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台風が来る来る言ってなかなか来ませんね。おかしな天気が続いていますが、雨が止んだ隙に少し撮影しました。というわけで、今日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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Euphorbia hedyotoides
今年は随分と生長しました。よく見ると開花しています。

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初めての開花です。ユーフォルビアの花は地味ですが、ヘディオトイデスはことさら地味ですね。

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H. coarctata IB 5850
九輪塔が咲きました。本体に比べて花茎が短いですね。

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花はスタンダードなタイプ。

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Euphorbia cylindrifolia
キリンドゥリフォリアは室内に取り込んだ冬の間に、うっかり枝を折ってしまいました。そのままにしておいたら根付いたのですが、何故かやたらに花が咲きます。

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Aloe florenceae
マダガスカル原産の小型アロエ、フロレンケアエ(フローレンシー)ですが、新しい葉が勢いよく出ています。この怪し気な青白い雰囲気がたまりませんね。


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Astroloba rubriflora
青白い繋がりでルブリフロラ。だいぶ育ったのですが、なかなか花が咲かないですね。

 
    
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台風が来ているため、撮りためた写真でお送りします。鉢が転がりそうなのでサギソウを室内に取り込みましたが、ちょうど花が咲いています。

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サギソウ Pecteilis radiata
湿地に生える球根性の蘭。


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天平丸 Gymnocalycium spegazzinii
天平丸が元気です。南米病にビビってなかなか手が出ないでいましたが、安売りしていたので去年の夏につい買ってしまいました。しかし、この素晴らしいトゲには感心しています。


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Euphorbia millotii
ミロティイの新葉が展開しています。日が強いため、新しい葉は小型です。

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古い葉は焼けていますが、花キリンは芽と幹にダメージがなければ問題ありません。環境に合った新しい葉が出ますからね。

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Euphorbia viguieri var. caproniana
変種カプロニアナも元気です。葉が非常に大きいですね。


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Dioon edule
エドゥレが今年2回目のフラッシュです。購入時は2枚だった葉はこれで6枚になりました。エドゥレは非常に生長が遅いソテツですから、葉が増えてもなかなか大きくなりません。

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密に詰まっています。エドゥレの葉はその青白い色合いや整然と揃った小葉など、非常に美しいソテツです。大事に育てたいものです。


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いよいよ台風が来ます。前回は肩透かしでしたが、今回は直撃しそうです。しかし、何やらふらふらしていていつ来るのやら。困ったものです。それはそうと、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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龍尾閣 Euphorbia griseola
龍尾閣の新芽が勢いよく伸びています。E. richardsiaeの名前で入手したユーフォルビアですが、特徴的にグリセオラでした。


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H. limifolia var. glaucophylla
グラウコフィラが開花しました。

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変種グラウコフィラは実に個性的です。
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花は典型的な色合いですが、根元が膨らみ先端がすぼまる形です。花弁の開き方が特徴的。

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Euphorbia erythrocucullata
塊根性花キリンのエリスロククラタも急成長しています。古い葉は焼けていますが、まあ問題ありません。塊根はまだ地下で養成中。

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グングン伸びています。面白い花を咲かせるようですから、楽しみですね。

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Gymnocalycium erinaceum WR 726B
エリナケウムが盛んにトゲを出しています。あまりギムノカリキウムらしくない姿ですが、種小名も「禾状トゲの」という意味ですから、まあ見たまんまです。ちなみに、「ハリネズミ」という意味であるとしているサイトが沢山ありますがこれは誤りのような気がします。ハリネズミはErinaceus属ですが、その見た目からラテン語のErinaceusがつけられただけで、元来ラテン語にハリネズミという意味はないように思われますが。

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Aloe erinacea
エリナケアもやはり外見から命名されました。そういえば、栽培されているエリナケアをウェブ上で探すと、徒長しているものが多いことに気が付きました。私は早く育てる意味がないため、非常に締めて作っていますからなかなか大きくなりません。しかし、それ故に整った姿をキープしています。



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.何やらまた台風が来ていますね。直撃する可能性が高そうですから、私も台風対策をしないとまずそうです。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しだけご紹介しましょう。

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Gymnocalycium prochazkianum subsp. simile VoS 1417
鳥についばまれてしまいました。トゲが虫に見えるのでしょうか? 以前も同じことがありましたが、困ったものです。


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Gymnocalycium intertextum
こちらは流石に鳥についばまれないであろうインテルテクスツムです。そういえば、学名の読み方ですが、私は個人的な好みでラテン語読みしていますが、一般的には英語読みとラテン語読みがチャンポンになっていたりします。この場合、英語読みだとインターテクスツムですね。


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Aloe bowiea
ボウィエアが開花しました。株が充実していますから、よく開花します。

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アロエは一般的に鳥媒花ですから、アロエの花は鳥にアピールするために赤や橙などの暖色系です。しかし、ボウィエイはご覧の通り緑色からクリーム色です。虫媒花、しかもこの地味さは蛾媒っぽいですね。雄しべや雌しべが飛び出していますから、花に潜り込むような小型の蜂は関係がなさそうです。筒状で口が狭いため、蛾の長い口吻を差し込む時に受粉するのでしょう。

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Euphorbia iharanae
イハラナエが非常に元気です。イハラナエは非常に丈夫で生長は早いようです。ちなみに、イハラナエはE. viguieri系ではなくE. neohumbertii系の花キリンです。

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葉には産毛が生えており、美しい模様があります。

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Euphorbia hofstaetteri
ホフスタエテリが活発に生長しています。

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よく見ると、根元から分岐し始めました。

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Operculicarya pachypus
パキプスは勢いがあります。まあ、おかしな形に育ちましたけど。とはいえ、パキプスは乾燥地の灌木に過ぎないので、盆栽よろしく切り戻せばいいだけです。

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ロングポットに植えてから、生長が良くなり幹も太くなりました。ポットの底から根がはみ出しているくらいですから、根もよく張っているのでしょう。


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気が付けばもう8月も終わってしまいます。今年の夏はあまりに暑くてやる気が起きず、庭や多肉植物関連のことが何も出来ませんでした。涼しくなるこれからバタバタ忙しくなりそうです。本日も我が家の多肉植物を少しご紹介します。

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Euphorbia granticola
グランティコラの実生苗ですが、今年は一気に生長しました。特徴があらわれてきました。


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Euphorbia alluaudii
アルアウディイはあまり元気がありませんでしたが、今年は生長してくれました。割と乾燥に強いタイプです。


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闘牛閣 Euphorbia schoenlandii
闘牛閣は非常に元気です。やはり闘牛閣はなるべく太く育てたいものですね。こう見えてタコものユーフォルビアの仲間です。


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Aloe pseudoparvula
「偽のパルヴラ」という不名誉な名前のプセウドパルヴラですが、少し特徴が見えてきました。とはいえ、今年6月のビッグバザールで購入したばかりですから、まだまだこれからです。


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Aloe parvula
パルヴラは2022年に入手しましたが、見違えるように生長しました。しかし、まだ当時の葉が少し残っていますね。プセウドパルヴラとあまり似ていないようにも見えますが、小さな苗のうちは区別がつかないくらい似ていました。

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根がはみ出してきました。来年は植え替えないといけませんね。


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鶴仙園に行ったりして疲れてしまい、相変わらずぐうたらしていますが、多肉植物たちの写真は撮りました。少しだけご紹介しましょう。

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Euphorbia brachyphylla
7月に横浜のヨネヤマプランテイションのイベントで購入したブラキフィラですが、生長が始まりました。

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新しいトゲと葉が出ています。トゲは平たい面白い形です。

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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスが相変わらず開花しています。

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よく見ると結実しています。
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どうやら、雌雄同株のようです。

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Euphorbia gorgonis
ゴルゴニスも相変わらず結実していますが、よく見るとやはり雌雄同株のようです。


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Gymnocalycium prochazkianum subsp. simile VoS 1417
プロカズキアヌム亜種シミレがパンパンにふくれています。新しいトゲも出て調子が良さそうですね。

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紅彩ホリダ
紅彩閣×ホリダの交配種と言われる紅彩ホリダです。個人的には好きなんですが、人気がないらしく検索かけても、ほとんど情報がありません。普及種ですが、育てている人はあまりいないようです。


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Haworthiopsis fasciata var. browniana
ファスキアタ変種ブロウニアナが開花しています。花は随分とスリムです。蛾媒なのでしょうか? あと、花の開き方がハウォルチアにしては激しいですね。


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台風7号が大暴れしましたが、風は言われていたより大したことはなく、多肉植物たちにこれといった被害はありませんでした。お手製の雨よけが飛んでいくかも知れないとだいぶ心配していましたから、一安心です。さて、そんな台風一過の青空の下で撮影した、我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。

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矢毒キリン Euphorbia virosa
矢毒キリンの美しい新トゲが出ています。


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グロエネフィカ
交配種のグロエネフィカが次々と開花しています。


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Aristaloe aristata
1ヶ月以上咲き続けていたアリスタタの花が、いよいよ終わりの雰囲気です。

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と思ったのですが、花茎が分岐してまだ咲くみたいです。
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2014年にアロエから独立し、1属1種のアリスタロエになりました。ハウォルチア・ライクの美しいアロエ類です。

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Aloe bergerii
正体不明の謎アロエに蕾が出てきました。これで正体が分かるかもしれません。


240817083654921
H. tessellata IB 6776
テセラタが開花しました。実は1度花茎が萎れてしまったので、今年2本目の花茎でした。

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フィールドナンバー付きですが、何ともいえない渋さがあります。
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花はかなり大型で、緑色が強いですね。非常に個性的です。


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本日も特にこれといった話題はありませんが、我が家の多肉植物たちを少しご紹介します。

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Euphorbia hedyotoides
この暑い中でもヘディオトイデスは実に元気です。葉が細長いユーフォルビアは何種類か育てていますが、その中でもヘディオトイデスが一番細い葉を持ちますね。

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短枝と長枝を繰り返す「ヘディオトイデス型分岐」が見られます。枝分かれは常に短枝から出て、長枝は枝分かれしません。

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Euphorbia sapinii
サピニイにようやく葉が出てきました。長らく坊主だったので心配でしたから、ほっとしましたね。


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魔界玉 Pachypodium makayense
魔界玉は葉焼けしつつも、勢いがあります。

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本体はほとんど見えませんが、赤味があるトゲが特徴的ですね。

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Euphorbia makayensis
こちらは、花キリンのマカイエンシスです。今年の生長は良好ですが、乾燥に弱く葉がすぐに巻いてしまいます。

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マカイエンシスの美しい新トゲ。

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Euphorbia woodii
タコものユーフォルビアの珍品、ウォオディイ(ウーディー)です。まだまだ小さいのですが、生長は旺盛で、かつ大変引き締まっています。将来が楽しみです。

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鉄甲丸 Euphorbia bupleurifolia
鉄甲丸が開花し始めました。暑さに弱いようなことも言われますが、実際には極端な乾燥を嫌うだけです。水切れに注意していれば、真夏でも盛んに葉を出して開花もします。



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8月はあまりの暑さに参ってしまい、イベントはすべてパスしました。まあ、馴染みのあるイベントはなかったので特に問題はありません。新しいイベントを開拓する元気がないだけです。しかし、都内に出なくてはならない用事が出来たため、西武池袋の鶴仙園に寄ってみる予定です。まあ、そんなこんなで、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。

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Euphorbia boiteaui
一般的にはE. decaryiと呼ばれている花キリンです。挿し木苗が流通していますが、この株は珍しいことに実生苗です。ちなみに、一般的にE. francoisiiと呼ばれている花キリンがE. decaryiとなっています。ボイテアウイは年間降水量が730mmの半乾燥地に生え、フランコイシイ(=デカリイ)は1600mmを越える湿潤地に自生します。


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Euphorbia guillauminiana
グイラウミニアナは暑さ知らずで、よく生長しています。グイラウミニアナはマダガスカルでも降水量が多い地域の原産ですから、他の花キリンよりも水切れを嫌います。


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孔雀丸 Euphorbia flanaganii
孔雀丸は久しぶりに調子が良さそうです。タコものユーフォルビアはみな近縁なグループですが、日照に対する好みは種ごとにまったく異なります。ゴルゴニスが日照を好むため、孔雀丸も以前は同じ環境に置いていましたが、どうしても生長不良になっていました。今年は遮光を強くしたため、枝の勢いも数も良好です。


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Euphorbia pachypodioides
パキポディオイデスは当初は育て方が分からず、他のユーフォルビアと同じ管理していたため、葉が直ぐに落ちてしまい、常に葉が1〜2枚しかない貧相な外見でした。植え替えをしてみると根が細く繊細で、とても乾燥に強いようには見えません。調べてみると、パキポディオイデスは年間降水量が1600mmを越える地域の原産なので、それなりに湿潤な環境を好むようです。


240811101019027
貴青玉錦 Euphorbia melofolmis cv.
メロフォルミス系の交雑種らしき貴青玉の斑入り品種。ユーフォルビアの班入りはあまりにも整然と入るため、作り物のように見えますね。

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Haworthia maraisii var. notabilis JDV 87/197
マライシイ変種ノタビリスが開花しました。
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流石に暑いようで顔色はあまりよくありません。
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花は典型的な配色。

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今年の植え替えでは、どうにも調子が悪そうな多肉植物がいくつかありました。様子を見ていましたが、いくつかは復活の兆しがあります。忙しさにかまけて十分に手入れ出来ない私のせいではありますが、なんとか完全復活して欲しいものです。

240811173215539
Euphorbia poissonii
ポイソニイは去年、急に調子を落としてしまいました。理由がわかりませんでしたが、今年植え替えたところ、根か寄生性のカビにやられていました。このカビはある程度広まってしまったようですが、殺菌剤がよく効くようで、ポイソニイも危機は脱したようです。ただ、ユーフォルビアは根をやられるとなかなか復活しない場合が多いため、カビは駆除出来ても生長が止まってしまいがちです。

240811102217727
飛竜 Euphorbia stellata
飛竜は中々上手くいきません。購入時にあった脇の太い塊根が腐り、今でも深い傷跡が残ります。その後はそれ以上、腐敗は進行しませんでしたが、例によって寄生性のカビが感染してしまったようです。こちらも殺菌剤で治療中です。この寄生性のカビは、塊根ではない太い根に感染し、黒い菌核を作ります。今のとこユーフォルビアだけで、何故か同じユーフォルビアである花キリンには感染しないようです。

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Euphorbia magnifica
おそらくですが、根詰まりと言うか根腐れを起こしてしまいました。冬の間に下から枯れていったので、水やりを中止したらそれ以上は進行せず、先端だけ生きている状態で春を待っていました。その状態で少し根が出ていましたから、切断して植え込みましたが、どうやら大丈夫なようです。購入時に小さな鉢にミッチリ根が詰まっており、カチカチに固まってしまっており、ほとんどほぐせませんでした。仕方なくそのまま植え込みましたが、やはり塊部分が過湿になっていたのでしょう。

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Euphorbia gymnocalycioides
ギムノカリキオイデスは、今年の植え替えでは根がほとんどありませんでした。冬の間の植物用ランプが強すぎたようで、やや焼け気味の色合いでした。しかし、室内で様子見していたところ、色合いも良くなり触ってもぐらつかなくなりました。ちゃんと根を張ったようですね。

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大型鬼胆丸
すっかり縮んでしまいましたが復活しました。まあ、根には問題かなかったので、去年厳しくしすぎただけのようです。
一般的に大型鬼胆丸はGymnocalycium gibbosum var. nigrumとされており、というか変種ニグルムの中でも大型のタイプを大型鬼胆丸と呼んでいるらしいです。では、大型ではない鬼胆丸はというと、Gymnocalycium gibbosum var. brachypetalum、あるいはGymnocalycium brachypetalumと呼ばれます。しかし現在では変種ニグルムも変種ブラキペタルムも、
Gymnocalycium gibbosum subsp. gibbosumに含まれてしまっているようです。

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Aloe humilis
小さい鉢に植えられていたので、根詰まりからの過湿で弱っていたので植え替えました。現在は新しい葉を盛んに出しており、完全に復活したようです。

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Haworthia arachnoidea
アラクノイデアは育ちすぎて、葉で鉢に蓋をした形となってしまい、水分がまったく蒸発しない状況になってしまいました。根腐れを起こし、葉も全体的に軟弱になりましたが、植え替え後しっかり根を張ったようです。中央の新しい緑色の葉はしっかりしており、周囲の色味の悪い古い葉はぐにゃぐにゃしています。まあ、ハウォルチアは強いので多分大丈夫だろうとは思っていました。


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暑い日が続きます。水をまくだけで全身汗だくで、写真を撮るだけでも疲れてしまいます。日中に撮影していると、スマホが過熱してしまいカメラが強制停止してしまうため、夕方の明るいわずかな時間に慌てて撮影しました。

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亀甲竜 Dioscorea elephantipes
亀甲竜が早くもお目覚めです。暑くよく日に当たる場所に置いたせいかもしれません。

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恵比寿笑い Pachypodium brevicaule
恵比寿笑いは、パキポディウムの中でも非常に元気です。葉が繁りすぎて本体が見えませんね。

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塊茎がよく発達しています。少し窮屈かも知れません。

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Uncarina roeoesliana
ロエロエスリアナの葉は大変勢いが良いですね。しかし、何故か花は咲かず…。

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露出させた塊根部がひび割れを起こしています。塊根の生長は順調なようです。

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Euphorbia mlanjeana
ムランジェアナがようやく動き始めました


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Pachypodium densiflorum
デンシフロルムの2番花が咲いています。今年は3番花はあるでしょうか?



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本日はあまり多肉植物に動きがないため、適当に撮影しました。何となく、硬葉系ハウォルチアを少しだけご紹介します。

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Haworthiopsis limifolia
普通のリミフォリアです。この場合、H. limifolia var. limifoliaと言うことになるのでしょうか? 勢いはあるのに、何故か花が咲きません。不思議。


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Haworthiopsis limifolia var. stolonifera
変種ストロニフェラは色合いが明るいだけで、だいぶ雰囲気が変わりますね。明るい色ですが、実に元気で育て方に特別な違いはなさそうです。現在は変種リミフォリアの異名とされています。


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Haworthia gideonii
ギデオニイは葉が薄いみたいで、乾燥で葉が巻いてしまいました。流石に置き場所を変えて遮光を強くしました。ちなみに、H. gideoniiと書きましたが、明らかにH. limifolia系です。しかし、ギデオニイはキュー王立植物園のデータベースにはないよくわからない名前です。Haworthia Updateと言うサイトでは、「
Haworthia gideonii Breuer(2010)、nom inval.(非公式名)」とありました。一般的にもnom. nud.(裸名)とされていますし、まあ現状は渾名のようなものかも知れません。原産は南アフリカのKomatipoortと言うモザンビークとの国境付近とのこと。小型の暗色のタイプのようですね。

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Haworthiopsis limifolia var. glaucophylla
変種グラウコフィラは明るい色合いと、結節がない滑らかな肌が特徴です。4月にホムセンで買った時には根がほとんどありませんでしたが、復活し花茎を伸ばしています。


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Haworthiopsis fasciata var. browniana
変種ブロウニアナは7月にホムセンで購入しましたが、早くも花茎を伸ばしています。ファスキアタの結節が目立たない変種ですが、思った以上に美しいですね。


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Gymnocalycium friedrichii LB 2178
タイミングが合わなくて、なかなか開花した写真が撮れません。そういえばLB 2178は有名ですが、情報を調べたことがなかったような気がします。と言うことで調べてみました。

Field number : LB 2178
Collector : C. A. Ludwig Bercht
Species : Gymnocalycium friedrichii
Locality : Agua Dulce, Alto Paraguay, Paraguay


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怪竜丸
怪竜丸に蕾がつきましたが、タイミングが合わなさそうなので、室内に入れてシャッターチャンスを狙いましたがなんかイマイチですね。ちなみに、怪竜丸はG. basiatrumに比定されているようです。



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猛暑が続き私はあまり元気がありませんが、多肉植物たちは大変元気です。本日も多肉植物が開花したりしましたから、少しご紹介しましょう。

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グロエネフィカ
交配種のグロエネフィカが開花しています。E. groenewardii × E. veneficaと言う面白い組み合わせの交配種です。

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花は筒状。

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大正キリン
大正キリンが開花しました。しかし、大正キリンの学名は、一般的にはE. echinusと言われてきましたが、実はE. officinarumが正しく、E. echinusは異名となりました。しかし、近年ではE. officinarumは3亜種に分割されたようで、"echinus"の名前は亜種として復活したようです。この内、稜(rib)が少ない(5〜8本)ものが亜種echinusの特徴とされるようです。一般的に国内で普及している大正キリンは、おそらくはE. officinarum subsp. echinusなのでしょう。


240804174940699
Euphorbia gorgonis
ゴルゴニスが結実しました。一般的にユーフォルビアは雌雄異株なので、結実しないはずですが…。ちょうど花が咲いているタコものユーフォルビアはありません。何と交配したのでしょうか? 近くにあるのはE. handiensisで、確かにずっと開花しています。他だと花キリンがいくつか開花していますが、果たして受粉するでしょうか? まあ、ユーフォルビアは稀に雌雄同株もあるようですから、必ずしも他家受粉とは限りませんが。


240804181035774
Euphorbia rossii
ロシイは植え替えの効果か元気です。この暑い最中、開花し始めました。

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花は割と目立ちません。
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塊根は荒れた感じで実に良いですね。

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Aloiampelos striatula var. caesia
とんでもない形に育っているストリアツラ変種カエシアです。以前は棒で支えていましたが、根本が樹木化してきたので自立しましたが、頭が重いのでこうなります。

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根本から新しい芽が出てきました。藪状に育つアロイアンペロスですが、これからどのように育つが楽しみです。


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アロエやハウォルチアなどの仲間をまとめてアロエ類と呼びますが、本日はその中でも特に小さい連中をご紹介しましょう。

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Aloe descoingsii
一般的に最小のアロエと呼ばれているデスコイングシイです。理由はわかりませんが、何故か「ディスコイングシー」と読まれているようです。その方が言いやすいからでしょうか。
さて、
デスコイングシイは小さいだけで、外見的にはアロエらしいアロエです。葉には厚みがあり幅が広く、全体的に斑点があり葉縁には鋸歯があります。異なるのは、全体的に小型で、葉が幅と比べて異様に短いため、寸詰まりな外見となります。有名な割りにあまり見かけないアロエです。

240803081235975
Aloe haworthioides
こちらも最小のアロエと呼ばれることがあるハウォルチオイデスです。群生して密集した塊になります。ハウォルチオイデスは、外見的にはアロエらしさはありません。あまり多肉質でもなく、葉は細長く鋸歯もありません。毛に覆われる姿はどちらかと言えばハウォルチアで、学名も「ハウォルチアに似た」と言う意味です。
ハウォルチオイデスの葉はデスコイングシイよりも長いのですが、全体的に貧相で葉の幅がほとんどないため、肉質なデスコイングシイよりも小さいように感じるのかも知れません。ちなみに、ハウォルチオイデスは偽物もあるようで、
もっと多肉質で鋸歯のあるアロエらしい姿をしています。どうやらハウォルチオイデスの交配種らしいのですが、無責任にも誤った名前で販売している人がいるようです。

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Aloe 
calcairophila
カルカイロフィラは葉は長いのですが、草体は非常に小柄です。カルカイロフィラは葉が回転しないで育ちます。アロエやハウォルチアなどのアロエ類は、小さなうちは2列性ですがやがて回転し始めます。アロエ類で生涯に渡り2列性と言うのは、割と珍しい部類です。アロエ類ではGasteria nitida v. armstrongiiなど、ガステリアは回転しないものもあります。そういえば、Kumaraは2種類とも2列性ですね。


240803080103137
Haworthia parksiana
こちらは最小のハウォルチアと呼ばれるパルクシアナです。非常にコンパクトで整った美しいハウォルチアです。葉の長さ、幅、厚み共に小さいですね。

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H. nigra IB 1284
硬葉系ハウォルチア、つまりはハウォルチオプシスの最小は何でしょうか? 聞いたことがありません。硬葉系と軟葉系を区別せず、単に「最小のハウォルチア」としているからかもしれません。硬葉系ではニグラは小さい方だと思います。
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ニグラにはタイプ違いが沢山あり、サイズは様々です。右側はH. beanii IB 284ですが、現在ではニグラの異名となっていますから、タイプ違いと言うことになります。サイズ感が違いますね。

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H. woolley GM 079
ウォオレイ(ウーレイ)ですが、小柄なタイプのようで小さいままです。
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ウォオレイはヴェノサの亜種や変種とする考えもありましたが、今は独立種です。右側はH. venosaですが、やはりサイズ感の違いに驚きます。

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H. fasciata fa. vanstaadensis
矮性のファスキアタです。葉が短く詰まった外見となります。

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通常のファスキアタと比較すると、小ささが分かります。右側はH. fasciata DMC 05265。

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H. attenuata f. tanba
こちらは矮性のアテヌアタです。

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十二の巻系のスーパーゼブラと比べると、やはり葉は短いですね。

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H. scabra var. morrisiae VA 6451
こちらのモリシアエは割と小型です。花茎の細さからして、大きくならないでしょう。

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右側のH. scabraもダルマ型なので葉は短いのですが、全体的に大柄に見えます。

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H. viscosa
ヴィスコサも割と小型ですね。最近、ヴィスコサ系交配種の五重の塔(H. tortuosa)をH. viscosaの名前で販売するのが流行っているようです。皆様、お気をつけ下さいね。

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右側はH. rynveldiiですが、現在はH. viscosaの異名です。つまりはただのタイプ違いと言うことになりますが、えらく違いますね。

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H. jonesiae
ヨネシアエ(ラテン語の"jo"は"ヨ"と読みます)は、それほど小さくもありませんが、実は小さい部類です。と言うのも、ヨネシアエは現在ではH. glauca v. herreiの異名だからです。

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右側がH. glauca v. herreiですから、ヨネシアエは小型で華奢に見えます。まあ、変種ヘレイはかなりのバリエーションがありますから、右側のヘレイが典型的と言うわけでもありません。

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H. coarctata var. tenuis
テヌイスも葉は短く小さいですね。

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右側のH. coarctata IB 5850と比べると如何に小さいか分かります。

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Astro foliolosa
フォリオロサの小型のタイプです。アストロロバもアロエ類の一員です。

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Astroloba aspera
アスペラも小さいですね。ちなみに、アスペラは現在は存在しない名前で、おそらくはA. corrugataの1タイプのような気がします。1804年にHaworthが命名したAloe asperaが何だったのか、調べてもよくわからないのです。
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並べてみると、サイズ感は似ています。


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あまりにも暑い日が続くせいで、花キリンの一部は乾きすぎて葉が巻いてしまいます。塊根性ではなく葉が薄いものは、週1回の水やりでは厳しすぎるようです。

240727180429705
Euphorbia f. rubrifolia
ルブリフォリアが開花しています。学名がおかしな感じですが、これは購入時のラベル情報です。一応説明しておくと、これはE. francoisiiと呼ばれてきた花キリンの仲間です。しかし、
E. francoisiiは誤りで、正しくはE. decaryiであるとされています。今までE. decaryiと呼ばれてきた花キリンはE. boiteauiとなっています。さらに、E. francoisiiからE. crassicaulisが分離され、別種となったのです。と言うことで、これはE. crassicaulisの葉が赤いタイプです。名前がコロコロ変わるので、何のforma.とするかで困ってしまったのかも知れません。

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Euphorbia crassicaulis
購入時のラベルはE. francoisii var. crassicaulisでしたが、上記のように現在は独立種です。

240727180517591
草体は赤味がかりますが、花は薄緑色です。
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実生苗なので塊根があります。

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Euphorbia paulianii
パウリアニイの新葉と新トゲが美しいですね。

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幹の螺旋状の回転が始まりました。

240728171727209
Gymnocalycium ochoterenae var. cinereum
キネレウムは実に均整の取れた姿です。 


240727175440820
Haworthiopsis reinwardtii f. chalumnensis
鷹の爪系のカルムネンシスが開花しました。

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結節が目立ちますね。
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花は先端に近い半分だけ緑色のラインが入っています。全体的に白っぽいですね。
 
240727175511092
Haworthiopsis scabra
スカブラも開花しました。

240727175622994
よく日を浴びているので、実に良い色合いとなっています。
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花は典型的な形状・配色ですが、やや根元が赤味がかるようです。


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気付けばもう8月で、あっという間に時間が過ぎてしまいます。暑くて何に関してもイマイチやる気が出ません。今月は私の行きたいようなイベントもなさそうなので、しばらくは大人しくしています。

240727180659317
Zamia furfuracea
フルフラケアのコーンが伸びています。

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よく見たら、一部開花(?)していました。ソテツは基本的に雌雄異株なので、1株だけでは結実しません。

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Euphorbia quadranguralis
クアドラングラリスもこの暑さの中、ぐんぐん生長しています。


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Gymnocalycium damsii subsp. evea var. torulosum VoS 03-040
フィールドナンバー付きのダムシイですが、良い色合いです。選抜品ではなく野生個体由来とは思えない美しさです。しかし、亜種と変種が並ぶ奇妙な学名ですが、これはフィールドナンバーの登録情報となります。亜種エヴェアだか変種トルロスムか分からなかったので併記したのでしょうか? ちなみに、現在G. damsiiはG. anisitsii subsp. damsiiとされているようで、亜種エヴェアも変種トルロスムもG. anisitsii subsp. damsiiの異名となっています。

240728173630546
Euphorbia susannae
スサンナエは割と徒長しやすいらしく、検索すると細長く徒長したものが散見されます。おそらく、室内栽培で日照不足なのでしょう。しっかり日に当て、雨よけして育てるだけで徒長は防げます。


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Euphorbia tortirama
トルティラマは枝が沢山出て勢いがあります。植え替えた効果でしょうか?


240728171932784
Operculicarya sp.
植え替え後、非常によく育っています。しかし、O. hyphaenoidesの名前で入手したオペルクリカリアですが、特徴が異なるためsp.表記としています。どうやら、オペルクリカリア属は輸入種子の名前が割といい加減みたいですね。


240728172037507
Euphorbia delphinensis
何故かE. delphinenseとされがちなデルフィネンシスですが、ちらほら開花しています。

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花は小さいのですが、実に可愛らしい感じがします。


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嵐が去ってBuddlejaが倒れたりしましたが、特に多肉植物に被害はありませんでした。硬葉系ウォルチアは次々と花茎を伸ばしていますから、少し心配しましたが。まあ、水やりができなかったので、鉄甲丸(Euphorbia bupleurifolia)が乾きすぎて新しい葉が縮れてしまったのは遺憾でした。多肉植物は基本的に雨よけしていますから、思わぬ誤算です。

240728173335697
Euphorbia aphylla
この暑さの中、アフィラが急激に伸びています。カナリア諸島の海岸沿いの岩場に自生していますから、厳しい環境に耐えるために非常に強いのかも知れません。

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全体的に産毛に覆われていますが、生長中の先端部は特に密に生えています。

240727175649598
Aloe saundersiae
サウンデルシアエが開花しました。

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一見してDychiaのように見える小型アロエです。
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可愛らしい花です。アロエにしては短い花ですが、この淡い色合いと相まって鳥媒花らしからぬ感じがしますね。虫媒花なのでしょうか?

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Aristaloe aristata
開花から2週間以上、経ちましたがまだ開花が続いています。

240727180326088
この花筒の長さはいかにも太陽鳥に特化しているように見えますね。

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Euphorbia geroldii
ゲロルディイは植え替え後は中々花が咲きませんでしたが、最近はよく開花します。

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花キリンの中でも大きく丸みがあります。

240727175036900
Haworthiopsis longiana
大型の硬葉系ハウォルチアのロンギアナが開花しました。

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花穂にはまだ沢山の蕾があります。
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花もやや大柄に見えます。花色はハウォルチアに典型的な配色。

240728173005803
Euphorbia waringiae
ワリンギアエが非常に元気です。新しい葉を次々と出しています。

240728173114658
Euphorbia suzannae-marnierae
スザンナエ-マルニエラエはよく開花します。新しい葉も出て、今後の生長が楽しみな花キリンです。


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