今年の正月明けに開催された、新年のサボテン・多肉植物のビッグバザールでラフレシアリサーチさんからFouquieria leonilaeを購入しました。相変わらず、珍しいものを持ってきてくれます。購入時は葉のない小さな棒でしかなかったのですが、最近暖かくなってきましたから葉を初めて拝むことが出来ました。F. leonilaeは、11種類のFouquieriaの中でも一番新しく発見された種類です。しかし、命名は1961年のFouquieria leonilae Mirandaですから、今から60年以上前とかなり昔ですね。
さて、そんなF. leonilaeはあまり見かけないFouquieriaです。一体どんな植物なのでしょうか? 少し調べた限りでは、まともな情報はあまり出てきません。仕方がないので、海外の雑誌をちょろっと読んでみました。

Fouquieria leonilae
まずは、2014年の「Acta Succulenta」から。
F. leonilaeは高さ2m、最大4mの低木で、直径15cmのやや細い幹を持ちます。幹は多肉質で柔らかく、皮は緑色で非常に薄く紙のようです。枝は少なく上部にあります。F. leonilaeはFouquieriaの中で最小のトゲを持ち、葉は卵形で最大5cmです。花は赤く細長い筒状で、ハチドリにより受粉する鳥媒花です。
分布はメキシコのGerrero州の中央Balsas窪地、Zopilote渓谷でのみということです。F. leonilaeの分布する岩だらけの谷は20平方km強です。標高は400~600mです。特に若い植物はBurseraやJaprophaに似ています。瓦礫だらけの斜面などで育つため、一見して岩生植物に見えます。この地域では、Mammillaria guerreronisやNeobuxbaumia mezcalaensis、Agave aff. petrophilaが見られます。

次にCentral Arizona Cactus and Succulent Societyによる、2017年の「Central Spine」を見てみましょう。
この可憐な種はFouquieriaの中でも最も珍しいものの1つです。比較的細い枝分かれがあります。花はわずか30~60cmで咲き、長い花序と濃い血のように赤い色で可憐です。欠点は寒さ(マイナス2.2℃未満)に対する感度であり、水をやりすぎると腐敗しやすいようです。十分な光を与えても良いですが、西日(afternoon sun)をあまり当てなければ、Fouquieriaの中でも最も魅力的でユニークなものの1つになることが出来るでしょう。

思いの外、大きな葉が出ました。
というわけで、F. leonilaeについて少し調べました。まあ、大した情報はありませんでしたが、割合小さいうちから花が咲くみたいですから将来が楽しみですね。そういえば、Fouquieriaは11種類ありますが、いつの間にやら7種類が集まりました。最近は変わった植物が入手しやすいため、もしかしたらそのうち全種類集まってしまうかもしれません。とはいえ、ネット通販や種子には手を出さず、偶然イベントで入手出来るのを待ちます。出会いは一期一会ですからね。
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さて、そんなF. leonilaeはあまり見かけないFouquieriaです。一体どんな植物なのでしょうか? 少し調べた限りでは、まともな情報はあまり出てきません。仕方がないので、海外の雑誌をちょろっと読んでみました。

Fouquieria leonilae
まずは、2014年の「Acta Succulenta」から。
F. leonilaeは高さ2m、最大4mの低木で、直径15cmのやや細い幹を持ちます。幹は多肉質で柔らかく、皮は緑色で非常に薄く紙のようです。枝は少なく上部にあります。F. leonilaeはFouquieriaの中で最小のトゲを持ち、葉は卵形で最大5cmです。花は赤く細長い筒状で、ハチドリにより受粉する鳥媒花です。
分布はメキシコのGerrero州の中央Balsas窪地、Zopilote渓谷でのみということです。F. leonilaeの分布する岩だらけの谷は20平方km強です。標高は400~600mです。特に若い植物はBurseraやJaprophaに似ています。瓦礫だらけの斜面などで育つため、一見して岩生植物に見えます。この地域では、Mammillaria guerreronisやNeobuxbaumia mezcalaensis、Agave aff. petrophilaが見られます。

次にCentral Arizona Cactus and Succulent Societyによる、2017年の「Central Spine」を見てみましょう。
この可憐な種はFouquieriaの中でも最も珍しいものの1つです。比較的細い枝分かれがあります。花はわずか30~60cmで咲き、長い花序と濃い血のように赤い色で可憐です。欠点は寒さ(マイナス2.2℃未満)に対する感度であり、水をやりすぎると腐敗しやすいようです。十分な光を与えても良いですが、西日(afternoon sun)をあまり当てなければ、Fouquieriaの中でも最も魅力的でユニークなものの1つになることが出来るでしょう。

思いの外、大きな葉が出ました。
というわけで、F. leonilaeについて少し調べました。まあ、大した情報はありませんでしたが、割合小さいうちから花が咲くみたいですから将来が楽しみですね。そういえば、Fouquieriaは11種類ありますが、いつの間にやら7種類が集まりました。最近は変わった植物が入手しやすいため、もしかしたらそのうち全種類集まってしまうかもしれません。とはいえ、ネット通販や種子には手を出さず、偶然イベントで入手出来るのを待ちます。出会いは一期一会ですからね。
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