5月に行った小石川植物園の記事の続きです。ようやく分類標本園から出て温室に向かいましたが、すでに2時間ほどうろついた後なのでもうヘトヘトです。集中力が切れて観察が御座なりとなってしまいました。


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ジャーマンアイリス Iris × germanica
ジャーマンアイリスが沢山咲いていました。ジャーマンアイリスは乾燥地に生えるアイリスです。日本のアイリスであるアヤメやハナショウブなどは湿地性のイメージが強いので妙に感じてしまいます。ジャーマンアイリスはI. pallida × I. variegataの自然交雑種とされ、バルカン半島の北西部の原産です。アヤメ科。アヤメ属は世界に320種が知られています。



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カナヘビは日向ぼっこ中。


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ニオイシュロラン(匂棕櫚蘭) Cordyline australis
温室の入口にあるニオイシュロランが咲いていました。ニュージーランドの原産。キジカクシ科。Cordyline属はオーストラリア、ニュージーランド、ニューギニア島、などに24種が知られています。
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花は穂状で強い香りがあります。


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コウトウニクズク(紅頭肉豆蒄)
Myristica ceylanica

これより温室内です。ナツメグの仲間で種子はスパイスとして使えますが、生産量が少ないので流通しないとのことです。スリランカの原産。ニクズク科。ニクズク属は南アジア、東南アジア、ニューギニア島、オーストラリアなどに173種が知られています。
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小さな花が咲いていました。


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カイニット Chrysophyllum cainito
スイショウガキ(水晶柿)、スターアップルとも呼ばれています。パナマの原産。アカテツ科。Chrysophyllum属は世界に38種が知られています。
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乾いた果実がついていました。また、葉裏の密な毛が特徴的です。


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Phyllanthus grandifolius
コミカンソウ(Phyllanthus urinaria)と同じPhyllanthus属です。コミカンソウと言えば、日本に広く分布する一年草ですから、樹木状となるPhyllanthusは珍しく感じてしまいます。
P. grandifolius Spreng.(=P. ovatus)という名前もありますが調べても情報が出てこないので、一般的なP. grandifolius L.のことなのでしょう。旧・トウダイグサ科で現在はコミカンソウ科。ベリーズ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコの原産。コミカンソウ属は世界に1067種が知られています。

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小さな花が咲いていました。
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果実も出来ていました。


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Peperomia incana
ブラジルの原産。コショウ科。ペペロミア属は世界に1447種が知られています。


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ナガホアリアカシア Vachellia cornigera
Acacia属でしたが、2005年(publ. 2006)にVachellia属とされました。中空のトゲがあり、そこにアリが巣を作るアリ植物です。葉の付け根にある花外蜜腺や、新葉の先端にベルツ体というタンパク質や脂質からなる栄養分をアリに供給します。アリは害虫を積極的に排除するため、ナガホアリアカシアにも利があります。ベリーズ、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグアの原産。マメ科。Vachellia属は世界に157種が知られています。


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