去年の12月に行った筑波実験植物園の記事の続きです。サバンナ温室でサボテンを見ていましたが、いくつか木々に花や実がなっていたので、そちらも見てみましょう。

ポインセチア Euphorbia pulcherrima
よく育ったポインセチアですが、暖地では野外に地植えされ、思ったより大きく育ちます。ちなみに、ポインセチアはユーフォルビア属です。とはいえ、多肉植物の多いユーフォルビア亜属やリザンチウム亜属ではなく、カマエシケ亜属です。メキシコ、グアテマラの原産。トウダイグサ科。

ポインセチアが色づく季節でした。ポインセチアは短日植物で、夜の長さが開花には必要です。

ポインセチアでこれだけ太い幹はまず見かけません。

Euphorbia punicea
ジャマイカポインセチアと呼ばれるユーフォルビ、名前の通りジャマイカの原産です。苞が色付きポインセチアに似ていますが、こちらはユーフォルビア亜属ですからあまり近縁とは言えません。分類的にはSection Cubanthusで新世界のユーフォルビアですが、分子系統学ではユーフォルビア亜属の割りと早い段階で分岐したグループで、夜光キリンと同じNew World Cladeに属します。

Jatropha integerrima
提琴桜とも呼ばれます。神代植物公園で見た株は切れ込みがない葉でしたが、こちらの株は葉が切れ込みます。カクレミノのようなウコギ科によくある異形葉かと思いましたが、必ずしもそうではないようです。個体差があるということなのでしょうか。キューバの原産。南洋桜とも呼ばれますが、ナンヨウザクラ科のMuntingia calacraも南洋桜と呼ばれます。ヤトロファ属は世界に176種が知られています。

花はまだ開きかけでした。

Leucaena sp.
Leucaenaはギンネム属、あるいはギンゴウカン属と呼ばれています。ギンネム(ギンゴウカン、L. leucocephala)が代表的です。ギンネム属は新世界に24種が知られています。マメ科のジャケツイバラ亜科に属します。

ネムノキのような葉です。

残念ながら花はありませんでしたが、長い豆の鞘がなっていました。

Hamelia patens
「Firebush」、「Scarlet bush」とも呼ばれるそうです。ハチドリが訪れる筒状の赤い花が咲きますが、残念ながら花はありませんでしたが、赤い実がなっていました。北米南部、カリブ海地域、中米、南米の原産。アカネ科。Hamelia属は新世界に16種が知られています。

クコバナスビ(枸杞葉茄子) Solanum lycioides
現在はLycianthes lycioidesとされています。アルゼンチン、ボリビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ベネズエラの原産。ナス科。Lycianthes属は世界に156種が知られています。

旧・ナス属ですから、ナスっぽい花です。

ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
開ききらず枝垂れて咲きます。新宿御苑や板橋区立熱帯環境植物館でも花を見ています。現在、変種mexicanusは変種arboreusに含まれるとしています。さて、これは毎度言っていますが、タイリンヒメフヨウ(M. penduliflorus)との違いがわかりません。同種とする向きもありますが、そもそもウェブ上だと混同されている様子がありますから本当のところはわかりません。北米南部から南部北部の原産。アオイ科。Malvaviscus属は新世界に11種が知られています。
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ポインセチア Euphorbia pulcherrima
よく育ったポインセチアですが、暖地では野外に地植えされ、思ったより大きく育ちます。ちなみに、ポインセチアはユーフォルビア属です。とはいえ、多肉植物の多いユーフォルビア亜属やリザンチウム亜属ではなく、カマエシケ亜属です。メキシコ、グアテマラの原産。トウダイグサ科。

ポインセチアが色づく季節でした。ポインセチアは短日植物で、夜の長さが開花には必要です。

ポインセチアでこれだけ太い幹はまず見かけません。

Euphorbia punicea
ジャマイカポインセチアと呼ばれるユーフォルビ、名前の通りジャマイカの原産です。苞が色付きポインセチアに似ていますが、こちらはユーフォルビア亜属ですからあまり近縁とは言えません。分類的にはSection Cubanthusで新世界のユーフォルビアですが、分子系統学ではユーフォルビア亜属の割りと早い段階で分岐したグループで、夜光キリンと同じNew World Cladeに属します。

Jatropha integerrima
提琴桜とも呼ばれます。神代植物公園で見た株は切れ込みがない葉でしたが、こちらの株は葉が切れ込みます。カクレミノのようなウコギ科によくある異形葉かと思いましたが、必ずしもそうではないようです。個体差があるということなのでしょうか。キューバの原産。南洋桜とも呼ばれますが、ナンヨウザクラ科のMuntingia calacraも南洋桜と呼ばれます。ヤトロファ属は世界に176種が知られています。

花はまだ開きかけでした。

Leucaena sp.
Leucaenaはギンネム属、あるいはギンゴウカン属と呼ばれています。ギンネム(ギンゴウカン、L. leucocephala)が代表的です。ギンネム属は新世界に24種が知られています。マメ科のジャケツイバラ亜科に属します。

ネムノキのような葉です。

残念ながら花はありませんでしたが、長い豆の鞘がなっていました。

Hamelia patens
「Firebush」、「Scarlet bush」とも呼ばれるそうです。ハチドリが訪れる筒状の赤い花が咲きますが、残念ながら花はありませんでしたが、赤い実がなっていました。北米南部、カリブ海地域、中米、南米の原産。アカネ科。Hamelia属は新世界に16種が知られています。

クコバナスビ(枸杞葉茄子) Solanum lycioides
現在はLycianthes lycioidesとされています。アルゼンチン、ボリビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ベネズエラの原産。ナス科。Lycianthes属は世界に156種が知られています。

旧・ナス属ですから、ナスっぽい花です。

ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
開ききらず枝垂れて咲きます。新宿御苑や板橋区立熱帯環境植物館でも花を見ています。現在、変種mexicanusは変種arboreusに含まれるとしています。さて、これは毎度言っていますが、タイリンヒメフヨウ(M. penduliflorus)との違いがわかりません。同種とする向きもありますが、そもそもウェブ上だと混同されている様子がありますから本当のところはわかりません。北米南部から南部北部の原産。アオイ科。Malvaviscus属は新世界に11種が知られています。
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