2月に行った熱川バナナワニ園の記事の続きです。別館の第3号温室で珍しい熱帯果樹のコレクションを堪能し、第4号温室に向かう途中に何となく植えられた珍しい海外の蘇鉄を観賞しました。


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セイロングーズベリー Dovyalis hebecarpa
酸味が強いものの上品な甘味があるとされています。スリランカの原産。イイギリ科でしたが現在はヤナギ科です。これは、大規模や植物の遺伝的な分類学的なプロジェクトであるAPG植物分類体系により、イイギリ科の大半がヤナギ科に統合されたことによります。ヤナギ科はあまり似ていない旧・イイギリ科を含むこととなり、セイロングーズベリーのような熱帯果樹までも含む分類群となりました。


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コーヒーノキ Coffea arabica
ちょうど実がなっていました。コーヒーノキは植物園の温室では常連です。エチオピア、ケニア、スーダンの原産。アカネ科。Coffea属は旧大陸の熱帯付近に133種が知られています。


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カニステル(クダモノタマゴ)
Lucuma  nervosa
果実は瑞々しさがなく、ゆで卵の黄身や蒸し芋などに似たホクホクした食感といいます。英名も「Egg fruit」です。果実は甘くスイカの匂いがするそうです。学名は現在、L. campechianaとされています。メキシコ、中米の原産。アカテツ科。Lucuma属は新大陸に9種が知られています。

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葉は濃色で厚みがあります。


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テリハバンジロウ Psidium cattleianum
学名を調べたらP. cattleyanumでしたが、これは命名学上の議論があるもののようです。種小名はイギリスの園芸家であるWilliam Cattleyへの献名として「cattleianum」と命名されました。しかし、文法的には「-anum」で繋ぐ方が正しいため、現在は「cattleyanum」とされています。種が記載された時の原記載を尊重すべきであるという考え方もあるため、「cattleianum」とされることもあるということです。

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名前の通り葉には光沢があります。


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ピンポン Sterculia nobilis
ピンポンノキは「蘋婆」(ピンポー)から来た名前で、ピンポン玉とは関係ありません。3月に神代植物公園の大温室でも花を見ています。現在は、S. monosperma var. monospermaの異名となっています。中国、ラオス、マレー半島、タイ、ベトナム、台湾の原産。アオイ科。説明ではアオギリ科とありましたが、パンヤ科、シナノキ科、アオギリ科はすべてアオイ科に吸収されたようです。ちなみに、Sterculia属は世界に183種が知られています。

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背が高い樹でしたので、ズームしてもこんなものです。花はバニラのような香りがするそうです。


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Cycas pectinata
ヒマラヤ地域、ネパール、アッサム、バングラデシュ、中国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、、タイ、ベトナムの原産。IUCNのレッドリストではVulnerable(危急種、絶滅危惧II類)とされています。


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Cycas petraea
ラオス、タイの原産。IUCNのレッドリストではEndangered(絶滅危惧IB)とされています。

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葉縁は波打ちます。
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幹の様子。


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