ゴールデンウィーク中に行った小石川植物園の記事の続きです。

  
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シラカシ(白樫) Quercus myrsinifolia
関東地方の平野部や低山で一般的な樫の木。東日本では単に樫の木といった場合は、シラカシを指すそうです。材として利用されます。中国、日本、韓国、ラオス、タイ、ベトナムの原産。ブナ科。Quercus属は世界中に475種が知られます。



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スダジイ Castanopsis sieboldii
関東地方の鎮守の森を構成する代表的な樹種。一般的にシイノキと呼ばれます。椎茸の原木にも利用されます。日本、韓国の原産。ブナ科。Castanopsis属はアジアやニューギニア島などに145種が知られます。



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カイヅカイブキ(貝塚伊吹)
Juniperus chinensis 'Kaizuka'
貝塚伊吹は民家の生け垣として盛んに用いられてきました。しかし、梨の病気である赤星病を媒介するため、梨の産地には植えられないと聞きます。そう言えば、昔ボケの葉に赤星病の奇妙な形の子実体ができたことがあったのを思い出しました。ヒノキ科。

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葉だけではなく幹もうねるかのようです。


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バクチノキ Prunus zippeliana
一際目立つ幹のバクチノキですが、サクラやアンズと同じプルヌス属です。9〜10月に開花するということですが、どのような花なのか気になりますね。中国、日本、台湾、ミャンマー、ベトナムの原産。バラ科。

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樹皮は剥がれ落ちます。名前は、博打に負けて衣類を剥ぎ取られた人からの連想だそうです。


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ハマナツメ Paliurus ramosissimus
岸の近くの湿地などに生え、葉が棗(Ziziphus jujuba)に似ていることが名前の由来とのことです。托葉が変化したトゲが沢山あり、「トリトマラズ」という名前もあるそうです。秋に麦わら帽子のような形の実をつけますが、どうも海流散布するようです。海辺の植物らしい生態ですね。絶滅危惧種II類。中国、日本、韓国、台湾、ベトナムの原産。クロウメモドキ科。

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葉はこんな感じです。


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チャボトウジュロ(矮鶏唐棕櫚)
Chamaerops humilis

日本でもよく見かけるシュロはシュロ属(Trachycarpus)ですが、こちらは別属です。高さ2〜3m程度とのことです。ヨーロッパに唯一自生する珍しい椰子。地中海沿岸に生え、アフリカ側はアルジェリアやモロッコ、リビア、ヨーロッパ側はポルトガル、スペイン、イタリア、フランスなどに分布します。2変種が知られています。ヤシ科。
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こちらは倒れながら育っています。
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ちょうど花期でした。


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タチテンノウメ Osteomeles schweriniae
タチテンノウメが咲いていました。実は少し甘く生食出来るそうです。中国、小笠原諸島の原産。2変種が知られています。バラ科。

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タチテンノウメの花。
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蜜蜂が来ていました。


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オオベニガシワ Alchornea davidii
撹乱地に見かけるアカメガシワに似た雰囲気があり、何やら気になりましたが別属でした。しかし、同じトウダイグサ科です。中国の原産。

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実がなっていました。
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アカメガシワは花外蜜腺が葉の付け根に2つあるため一応見てみたら、オオベニガシワにもやはり花外蜜腺がありました。花外蜜腺は蜜を出して蟻を呼び、蟻は葉を食害する毛虫などを排除します。上手い仕組みですね。
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拡大すると花外蜜腺がよく分かります。しかし、この2本の赤い毛のような突起はなんでしょうね?

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