去年の12月に行った市川市観賞植物園の記事の続きです。本日は玉サボテンを中心に取り上げます。


251220100424674
金鯱 Echinocactus grusonii
植物園の温室には欠かせない巨大な金鯱です。なかなか数が多いですね。ちなみに、2014年にKroenleinia属とされましたが、今後また変わるかも知れません。メキシコの原産。


251220100455901
こちらは3分頭の金鯱。


251220101041569
白刺金鯱
Echinocactus grusonii var. albispinus n.n.とありましたが、nom. nud.ですから正式な学名ではありません。



251220100522294
巌 Echinocactus platycanthus
最大の玉サボテンとも言われる巌ですが、あまり見かけません。金鯱の方がトゲな目立ちますから仕方がないのかも知れませんね。E. ingensと呼ばれることもあります。メキシコの原産。



251220100441062
Ferocactus pottsii
かなり大型のフェロカクタス。メキシコの原産。


251220100532377
瑠璃丸
Ferocactus alamosanus var. platygonus
変種platygonusは亜種alamosanusの異名扱いとなっています。メキシコの原産。


251220101059010
大碇 Hamatocactus hamatacanths
ハマトカクタスはThelocactusに吸収されましたが、大碇はFerocactusになっています。


251220101122600
白雲閣 Marginatocereus marginaus
室内インテリア用に販売されることもある白雲閣ですが、やはり柱サボテンはのびのび育った方が美しいですね。ちなみに、2009年にLophocereusとされたこともあります。Marginatocereusは本種のみからなる1属1種の単型属です。


251220100626324
鬼面角 Cereus peruvianus
いやはや、このCereus peruvianusはいわく付きの名前で困ってしまいます。本来のCereus peruvianusは、1753年にCarl von Linneにより命名されたCactus peruvianus L.に由来します。1768年にCereus peruvianus (L.) Mill.とされましたが、これは現在のCereus repandusに相当します。もう1つは、1846年に命名されたCereus peruvianus C. F. Forstですが、こちらはStenocereus griseusの異名です。鬼面角は明らかにStenocereus griseusではないので、鬼面角はCereus repandusとなるような気がします。しかし、一般的には鬼面角はCereus hildmannianusとされているようです。これは、複数あるCereus peruvianusの変種とされたものは、基本的にCereus hildmannianusの異名となっていることからのようです。まあ、「鬼面角」という名前のサボテンは、かつてCereus peruvianusあるいはその変種とされた、Cereus hildmannianusおよびCereus repandusを含んだ名前ということになるのでしょう。


251220100927121
岩石獅子 Cereus pervianus cv.
鬼面角の石化したものです。しかし、これは実に立派な株ですね。岩石獅子はCereus peruvianus var. monstrosusという異名もありますが、これはCereus hildmannianusに含まれるとしています。
251220100931882
鉢植えでは出ない迫力があります。


ブログランキング参加中です。
下のにほんブログ村のバナーをクリックしていただけますと嬉しく思います。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 塊根植物・塊茎植物へ
にほんブログ村

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村