1月に行った板橋区立熱帯環境植物館の記事の続きです。本日は温室内の蘭以外の植物を見ていきます。


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パンノキ Artocarpus altilis
熱帯で果実を食用とするクワ科の樹木。カロリン諸島とマリアナ諸島の原産ですが、カヌーによりミクロネシア、メラネシア、ポリネシアなどに拡散しました。


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ゲッキツ (月橘) Murraya paniculata var. exotica
オオバゲッキツと言えばカレーリーフのことですが、こちらはただのゲッキツです。南アジア、東南アジア、中国南部、ニューギニア島、オーストラリア、台湾、日本の原産。ミカン科。
学名は現在変種は認められておらず、M. paniculataです。そう言えば、変種exoticaはHeterotypic Synonymで、現在の学名につながる名前ではありません。現在の学名につながるHomotypic Synonymは、Chalcas paniculataとM. exotica var. paniculataということです。まあ、ただの引用の系譜を見ているだけのような気もしますが。


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Asparagus densiflorus 'Sprengeri'
アスパラガスが垂れ下がっていました。しかし、この'Sprengeri'という表記ですが、A. densiflorusの異名がA. sprengeriなので不要な表記なような気もします。(sprengeri)だとか、=sprengeriという表記が、いつの間にやらこうなってしまったのかも知れません。さらに、このデンシフロルスはややこしいことに、A. aethiopicusと混同されているそうです。デンシフロルスは立ち上がり塊根がなく、エティオピクスは垂れ下がり塊根があります。詳しく見ていないので確実なことは言えませんが、これはエティオピクスのように見えます。キジカクシ科。


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Anthrium crassinervium
非常に大型のアンスリウムとのことですが、本来のクラシネルヴィウムの花は披針形で細長く緑色など目立たない色合いとされています。


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Brachycilum horstfieldii
ジャワ島原産のショウガ科植物。小さな奇妙な花が咲いていました。

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果実が裂けて赤い種子が露出しています。


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ベニギリソウ(Episcia cupreata)でしょうか。ちょうど赤い花が咲いていました。中南米の原産。イワタバコ科。


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Medinilla magnificaの開花はあともう少しといったところです。


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ハシカンボク Bredia  hirsuta
日本と台湾原産のノボタン科植物。日本では屋久島以南に分布します。



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Rhododendron lochiae
オーストラリア原産のツツジ科植物。クイーンズランドの雲霧林で岩などに着生します。



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Dorstenia contrajearua
ドルステニアの特徴的な奇妙な花が咲いていました。ドルステニアは一般的には多肉植物として栽培されるアフリカ原産のものが主流ですが、このような薄暗くジメジメした林床に生えるものも沢山あります。この種は1753年にvon Linneが命名した由緒正しい植物で、匍匐茎を持ち薬用とされます。メキシコ〜南米北部の原産。クワ科。



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