正月明けに板橋区立熱帯環境植物館にて蘭展が開催されたので行って参りましたが、温室内もじっくり見てきました。本日は東南アジアの熱帯雨林では主要な樹種であるフタバガキ科植物や椰子などの熱帯樹種を見ていきます。


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ウチワヤシ Licuala grandis
大変観賞価値が高い椰子。サンタクルス島、バヌアツの原産。



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Shorea sumatrana
Shorea属はフタバガキ科最大の属でしたが、分解され現在は47種からなります。また、サラノキ属と呼ばれ沙羅双樹(S. robusta)が代表的です。S. sumatranaはジャワ島、マレー半島、スマトラ島、タイの原産。


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Gnetum gnemon
グネモンノキ。遭遇したのは小石川植物園に続いて2回目。驚くことにグネツム科はグネツム属(Gnetum)、マオウ属(Ephedra)やウェルウィキア属(Welwitschia)という、外見も育ち方もまったく異なり似ていない3属からなります。3属とも裸子植物らしく味気ない花を咲かせますが、グネモンノキは虫媒花です。アッサムから東南アジア、ニューギニア島、オーストラリアの原産。



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Shorea singkawang
こちらもフタバガキ科。2022年にRubroshorea属となっています。Rubroshorea属はShorea属から分離された属で、71種からなります。マレー半島、スマトラ島、タイの原産。


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Hopea odorata
フタバガキ科。Hopea属は114種からなる大きな属です。現地では「タキアン」と呼ばれ、民間信仰に関係する樹種です。また、樹脂を薬用に使用するそうです。バングラデシュ、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレー半島、ベトナムの原産。


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ヤエヤマヤシ(八重山椰子)
Satakentia liukiuensis

1属1種で、八重山諸島の石垣島と西表島に固有の椰子。すっきりとした美しい椰子です。


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アマメシバ(天芽芝)  Sauropus androgynus
開花していましたが、何せ小さく目立たないので気が付かれにくい花です。しかし、2023年に来た時も咲いていましたから、存外いつでも咲いているのかも知れません。ちなみに、ダイエットのためにアマメシバの粉末やジュースが販売されましたが、重篤な気管支炎を誘発し、アマメシバが原因で亡くなる方まで現れたため現在は販売が禁止されています。南アジア、中国南部、東南アジア、ニューギニア島の原産。
そう言えば、2023年に調べた時はBreynia(オオシマコバンノキ属)でしたが、現在はPhyllanthus(コミカンソウ属)です。しかし、どうやらコミカンソウ属は近縁属を統合しながら拡大しているようで、Sauropus属も今はコミカンソウ属に吸収されました。オオシマコバンノキ属もいずれコミカンソウ属に吸収されるのかも知れません。旧・トウダイグサ科、今はコミカンソウ科。



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サトウヤシ Arenga pinnata
樹液から砂糖を取ることが出来ます。東南アジアの原産。



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