去年の12月に行って参りました市川市観賞植物園の記事の続きです。前回はバス停から植物園を目指して、途中で薔薇園を覗いたりしました。植物園に到着しましたが、取り敢えず中庭を見てから温室に入りました。


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温室前の植え込みに柿がなっていました。とは言え、あまりにも実が小さいので豆柿か老爺柿かも知れません。豆柿や老爺柿は柿(Diospyros kaki)とは別種で、豆柿はD. lotus、老爺柿はD. rhombifoliaです。


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中庭は立派な蘇鉄やアガヴェが植栽されていました。


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これは当然、Agave americanaですね。


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Yuccaが開花していました。
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この時期(12月)に野外で見られる貴重な花です。


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池があり水生植物も栽培されているようです。冬なので内容はわかりません。


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サラセニアがありました。サラセニアは北米の原産で耐寒性が高いため、周年屋外で栽培されることもあります。
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湿地の植物のはずですが、普通にプランターで栽培されていました。


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いよいよ、温室に入ります。まずは、サボテン温室を見ていきます。


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Kalanchoe prolifera
「五節の舞」の名前もあるカランコエ。多肉植物感はあまりありません。高さ3〜4mにもなるそうですが、自重を支えられずに倒れて育つと言います。マダガスカル原産。

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ちょうど、蕾が出ていました。


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Euphorbia spp.
名札には「大雲閣」とありましたが、大雲閣は一般的にはE. accurensisと呼ばれています。しかし、E. accurensisは巒岳(E. abyssinica)の異名とされています。ソマリア、スーダン、ジブチ、エリトリア、エチオピアの原産。
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巒岳は稜(rib)がうねる特徴がありますが、一般的に大雲閣の名前で販売されるユーフォルビアにその特徴はありません。また、巒岳は挿し木だとその特徴が出ないとも言います。よくわかりません。稜がうねらないタイプの巒岳が大雲閣なのか、挿し木の巒岳が大雲閣と呼ばれているのか、あるいはそれらが混同されているのでしょうか。はたまた、まったく別種が混同されている可能性もあるかも知れません。そもそも、なぜこの個体の名札では「Euphorbia spp.=ユーフォルビアの仲間」とされているのは、実は正体が分からないからかも知れません。論文を探せば、E. accurensis=E. abyssinicaは確認出来るかも知れませんが、E. accurensis=大雲閣の証拠は見つかる気がしません。


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