10月にも新宿御苑に行ってきたわけですが、11月に洋らん展を開催するということで、また新宿御苑へ行ってきました。会期が短く他イベントと被るため、休みを取って平日に観に行くことになりました。


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新宿御苑の洋らん展は、第37回となる歴史ある洋らん展です。洋らん展は温室内で開催されますが、今回はそれ以外にも目的があります。1つは前回見逃したジュウガツザクラの花を見たかったのと、新宿御苑の開花情報にあるいくつかの花を見ること、さらにはヒマラヤスギの仲間であるレバノン杉とアトラス杉を見ることです。というわけで、まずは散策から開始します。前回は苑内の東側を歩いたので今回は西側です。少し風が強いものの、よく晴れた散策日和でした。


まずは、ヒマラヤスギ属(Cedrus)から。ヒマラヤスギ属は3種からなり、ヒマラヤスギ(C. deodara)、アトラス杉(C. atlantica)、レバノン杉(C. libani)がありますが、一般的にはヒマラヤスギしか見かけません。新宿御苑ではヒマラヤスギ属が勢ぞろいしていますから、今回はすべて見て回ろうという魂胆です。


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ヒマラヤスギ Cedrus deodara
ヒマラヤスギは植物園だけではなく、公園や学校にも植えられる針葉樹です。高さ50mと巨大に育ちますから基本的に庭木にはされません。それに、ヒマラヤスギは自然な樹形が美しいため、あまり剪定に向いているとは言えませんよね。
新宿御苑には巨大なヒマラヤスギが数え切れないほど植栽されています。ヒマラヤスギはヒマラヤ山脈からアフガニスタンの標高1500〜3200mに分布します。



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園内のマップにヒマラヤスギ属の解説があり、それぞれの植栽場所が示されています。レバノン杉は1カ所だけですね。


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アトラススギ Cedrus atlantica
実際のネームプレートには「ギンヨウシーダー」、「Blue Atlas Cedar」とありました。「銀葉」の名前の通り葉が銀色に見えます。高さは35m程度になるそうです。モロッコのRif山脈およびAtlas山脈、アルジェリアのTell Atlasに分布します。自生地は標高1170〜2200mとのこと。
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温室前のアトラススギ。


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レバノンスギ Ceader libani
レバノン杉はいつか見てみたいと思っていました。なんと言っても、レバノン杉は歴史と関係深い樹木で、旧約聖書どころかギルガメシュ叙事詩にも出てきますからね。造船用などに古くから利用されてきたため、野生のレバノン杉は非常に少なくなってしまいました。やはり、様々な国や民族が入り乱れた文明の交差点に生えている以上、仕方がないことなのかも知れません。


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そういえば、あちこちに山茶花(Camellia sasanqua)が咲いていました。この時期に咲いているのは椿ではなく山茶花ですよね。
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こちらはピンク色の山茶花。
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八重咲きの山茶花。


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ミュージアムの入口に何やらありますね。
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面白い仕立ての小菊でした。中に支柱があり支えています。
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園内にはツワブキ(石蕗、Farfugium japonicum)の花があちこちで咲いていました。寒さに向かうこの時期には貴重な花です。
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丸花壇の近くはツワブキの花で埋め尽くされていました。
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ニホンミツバチにとってもこの時期に貴重な花なのでしょう。


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Ericaも開花中。


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ミュージアム近くの低木ですが、よく見ると花が咲いています。
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アベリア(ツクバネウツギ)の仲間ですね。


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