NPO法人日本多肉植物の会(JSS)が開催するサボテン・多肉植物の展示会の続きです。日比谷花壇大船フラワーセンターの温室内にて開催されました。本日は実は近縁な強刺類と有星類、分類は離れますがギムノカリキウムを見ていきましょう。
強刺類はカクタス亜科カクタス連に分類されます。カクタス連は、アズテキウム、ゲオヒントニアからスクレロカクタスやエキノカクタス、アストロフィツムからなるエキノカクタス亜連、ステノカクタス、レウクテンベルギア、フェロカクタス、テロカクタスからなるフェロカクタス亜連、さらにマミラリアなどのイボサボテンからなるカクタス亜連からなります。
ギムノカリキウムは、カクタス亜科ケレウス連ギムノカリキウム亜連に分類されます。ギムノカリキウム亜連は主に柱サボテンからなるケレウス亜連の姉妹群です。



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金鯱錦
トゲが派手で分かりにくいのですが、「錦」ですからよく見ると斑入りです。金鯱はかつてはEchinocactusでしたが、2014年にKroenleiniaとなりました。つまり、Kroenleinia grusoniiです。かつて読んだ論文では、分子系統ではエキノカクタス系ではなくフェロカクタス系でした。最終的な分類はどうなるのでしょうか?



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刺無王冠竜
王冠竜(Ferocactus glaucescens)のトゲがないタイプ。王冠竜は良く日に当てると蝋質が良く出て、青みがかる美しいサボテンです。英名でも「Blue Barrel」。


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翠平丸
太平丸のタイプ違いですから、学名は太平丸と同じEchinocactus horizonthaloniusです。これはまあ、多様な太平丸の中で、特に美しいいくつかの特徴を持つタイプを園芸的に別名で呼んでいるだけでしょう。


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紅鷹
一般的にはThelocactus heterochromusですが、2000年にT. bicolor subsp. heterochromusとされました。T. bicolorとはいわゆる「大統領」です。そういえば、T. schwarziiとも呼ばれる「春雨玉」はT. bicolor subsp. schwarziiとされていますね。


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黒刺群鳳玉
黒刺の群鳳玉。群鳳玉はAstrophytum senileですが、今は瑞鳳玉(A. capricorne)に含まれるとしているようです。群鳳玉と瑞鳳玉の違いは白点の有無やトゲの強さ、柱状になるか否か程度です。


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複隆碧瑠璃鸞鳳玉
白点がつかない碧瑠璃鸞鳳玉の複隆があるタイプ。


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狂刺バッテリー
バッテリーのトゲがアチラコチラを向いているタイプ。そういえば、バッテリーはGymnocalycium vatteriから来ていますが、現在は武勲丸やインターテクスツムと共にG. ochoterenaeに統合されています。


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守殿玉錦
錦が美しい守殿玉ですが、全斑の個体は光合成出来ているのかよく分かりませんね。守殿玉の学名はGymnocalycium bodenbenderianumと言われていますが、本当かどうかは分かりません。G. bodenbenderianumには、G. riojenseやG. occultumなどを含むとしています。


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黒刺天平丸
Gymnocalycium spegazzinii。天平丸は本体を隠すように密にトゲに覆われます。大変美しいサボテンです。


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