9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。熱帯の樹木を見ていますが、スパイスや食用の樹木が沢山あります。


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ムユウジュ(無憂樹) Saraca indica
ブッダ三聖樹の1つで、ブッダの生誕に関わる樹。夢の島熱帯植物館でも見かけましたが、東京薬用植物園ではS. indicaと同種とも言われるA. asocaの花を見ています。ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、スマトラ島の原産。マメ科。


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カカオ Theobroma cacao
植物園の温室にはつきもののカカオノキです。興奮作用のあるテオブロミンを含みますが、カフェインほど強い作用はありません。南米北部の原産。アオイ科。
余談ですが、テオブロミンはカフェインとまったく同じ骨格で官能基だけが違うだけとのことです。これは、近年の違法薬物に対する法規制のイタチごっこを思い起こします。官能基が違うから規制の対象じゃないため、脱法ハーブなんて呼ばれてましたね。

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今回は花と果実を同時に見ることが出来ました。カカオの花は筑波実験植物園で見た以来です。
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カカオの若い果実。果実は新宿御苑と夢の島熱帯植物館、東京都薬用植物園で見かけています。
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見上げると大きな果実がなっていました。


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ベンガルコーヒー Coffea bengalensis
Psilanthusとされることもあります。コーヒーとしての品質はアラビカ種に劣ります。インド、アッサム、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの原産。アカネ科。


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オールスパイス Pimenta officinalis
果実や葉を香辛料とします。シナモン、グローブ、ナツメグの香りを併せ持つと言われます。現在、学名はP. dioicaとなっています。中米原産。フトモモ科。


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ポンデローザ Citrus pyriformis
これは巨大な果実がなるレモンで、オオミレモンとも呼ばれます。C. pyriformisは交配種であることから、C. × 
pyriformisとなっており、現在はC. × lumiaの異名とされています。交配の組み合わせは、C. maxima(ブンタンやザボン) × C. medica(シトロン)とのことです。
ちなみに、筑波実験植物園では「Citrus limon 'Ponderosa'」という名前でした。こちらはレモンの1種であるとされるからかも知れません。レモンの学名は、やはり交配種なので、C. × limonとなっています。レモンはC. maxima(ブンタン、ザボン) × C. medica(シトロン) ×C. reticulata(マンダリンオレンジ)との交配と言われています。
他にも柚子とレモンの交配であるとも言われます。柚子はC. × junosと言われており、C. cavaleriei(中国原産の柑橘、Ichang papeda) × C. maxima × C.reticulataと言われています。
何れにせよ、柑橘系は複雑に交配されており、本当のことは分からないような気がします。


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まだ青い実がなっていました。


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ニオイタコノキ Pandanus amaryllifolius
ニオイタコノキは初めて見ました。葉に香りがあり、料理の香り付けに利用されるそうです。モルッカ諸島の原産と言われていますが、栽培が古く広い地域で栽培されるため、本来の自生地であるかはわかりません。タコノキ科。



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