9月の始め頃に夏休みを取り、またまた植物園に行って参りました。今回は東京薬科大学の薬用植物園です。薬用植物は八王子キャンパスにあります。見学自由ではなくてちゃんと入館手続きをしてから校内に入ります。見学出来る施設が決まっていますから、勝手に校内をうろつくのは厳禁です。
さて、朝イチで到着したものの、その日は最高気温38℃という炎天下でした。開園時間に入りましたが既に35℃近い気温になっており、流石に熱中症の危険がある雰囲気がしていましたね。

薬用植物園の入口付近に池があります。

何はさて置き、まずは温室です。

入口にトンキンニッケイの枯れ葉がありました。枯れ葉でも折るとシナモンの素晴らしい香りが漂います。ニッケイ、つまりCinnamomum、シナモンの仲間です。トンキンニッケイとはC. cassiaのことです。シナニッケイという名前の方が一般的かも知れません。

トウワタ(唐綿) Asclepias curassavica
果実に綿がありますが、主な用途は観賞用ですから、産業化するレベルの量や品質ではないのでしょう。トウワタは旅をする蝶として有名なオオカバマダラの食草です。オオカバマダラは毒蝶ですが、トウワタ由来の毒を持ちます。旧ガガイモ科。中南米の原産。
何でも、トウワタ属の花はラン科に並ぶほどの複雑な構造で、小型の蜂などは花に閉じ込められてしまうそうです。小さな花なので実際に見ても構造はよく分かりませんが…

Euphorbia resinifera
いわゆる白角キリンと呼ばれるユーフォルビア。日焼け気味ですね。白角キリンはモロッコ産ハチミツの重要な原料です。ちなみに、ユーフォルビアのハチミツは薬用として用いられます。

ラカンカ(羅漢果) Siraitia grosvenorii
ラカンカの塊茎。つる性で果実は非常に甘く甘味料などとされます。含まれるモグロシドVはショ糖の300から400倍の甘さがあります。ウリ科。中国の原産。

マニホットゴム Manihot glaziovii
マニホットといえばタピオカの原料のキャッサバ(M. esculenta)を思い浮かべますが、こちらは食用ではありません。名前の通りゴムが採れますが、採取量はあまり多くはないようで、現在はあまり栽培されていないようです。というより勝手に増えて侵略的外来種となっています。デンプンをリューマチや汗止、消毒、さらには賦形剤として利用するそうです。トウダイグサ科。ブラジル原産。

独特の荒れた幹肌。

Polygonatum kingianum
植物園には知らない植物が沢山ありますから。このような雑草然とした植物も気になります。一見してよく分からない植物でしたが、Polygonatumですからナルコユリ(P. falcatum)の仲間ですね。アマドコロ属、あるいはナルコユリ属とも言います。P. kingianumはナルコユリやカギクルマバナルコユリ(P. sibiricum)と共に塊茎をオウセイ(黄精)の名前で漢方とするそうです。滋養強壮や病後の虚弱などに使用するようです。中国、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。

ビワモドキ Dillenia indica
植物分類表を見ていると必ず出てくるビワモドキ科のビワモドキです。以前から気になっていましたが、板橋区立熱帯環境植物館や夢の島熱帯植物館でも見ています。インドから中国、ボルネオ島まで広く分布します。

大きな蕾がありました。花はまだ見たことがないので、タイミングが合わず残念です。
というわけで東京薬科大学の薬用植物園に行ってきましたが、まだ記事は続きます。とは言え、温室に入った途端、全身から汗が噴き出て汗が止まらなくなりました。最高気温となる12時を避けて、早々に退却した次第です。ですから、温室に長居は出来ませんでしたから、いつもより撮影した写真は少な目です。
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さて、朝イチで到着したものの、その日は最高気温38℃という炎天下でした。開園時間に入りましたが既に35℃近い気温になっており、流石に熱中症の危険がある雰囲気がしていましたね。

薬用植物園の入口付近に池があります。

何はさて置き、まずは温室です。

入口にトンキンニッケイの枯れ葉がありました。枯れ葉でも折るとシナモンの素晴らしい香りが漂います。ニッケイ、つまりCinnamomum、シナモンの仲間です。トンキンニッケイとはC. cassiaのことです。シナニッケイという名前の方が一般的かも知れません。

トウワタ(唐綿) Asclepias curassavica
果実に綿がありますが、主な用途は観賞用ですから、産業化するレベルの量や品質ではないのでしょう。トウワタは旅をする蝶として有名なオオカバマダラの食草です。オオカバマダラは毒蝶ですが、トウワタ由来の毒を持ちます。旧ガガイモ科。中南米の原産。
何でも、トウワタ属の花はラン科に並ぶほどの複雑な構造で、小型の蜂などは花に閉じ込められてしまうそうです。小さな花なので実際に見ても構造はよく分かりませんが…

Euphorbia resinifera
いわゆる白角キリンと呼ばれるユーフォルビア。日焼け気味ですね。白角キリンはモロッコ産ハチミツの重要な原料です。ちなみに、ユーフォルビアのハチミツは薬用として用いられます。

ラカンカ(羅漢果) Siraitia grosvenorii
ラカンカの塊茎。つる性で果実は非常に甘く甘味料などとされます。含まれるモグロシドVはショ糖の300から400倍の甘さがあります。ウリ科。中国の原産。

マニホットゴム Manihot glaziovii
マニホットといえばタピオカの原料のキャッサバ(M. esculenta)を思い浮かべますが、こちらは食用ではありません。名前の通りゴムが採れますが、採取量はあまり多くはないようで、現在はあまり栽培されていないようです。というより勝手に増えて侵略的外来種となっています。デンプンをリューマチや汗止、消毒、さらには賦形剤として利用するそうです。トウダイグサ科。ブラジル原産。

独特の荒れた幹肌。

Polygonatum kingianum
植物園には知らない植物が沢山ありますから。このような雑草然とした植物も気になります。一見してよく分からない植物でしたが、Polygonatumですからナルコユリ(P. falcatum)の仲間ですね。アマドコロ属、あるいはナルコユリ属とも言います。P. kingianumはナルコユリやカギクルマバナルコユリ(P. sibiricum)と共に塊茎をオウセイ(黄精)の名前で漢方とするそうです。滋養強壮や病後の虚弱などに使用するようです。中国、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。

ビワモドキ Dillenia indica
植物分類表を見ていると必ず出てくるビワモドキ科のビワモドキです。以前から気になっていましたが、板橋区立熱帯環境植物館や夢の島熱帯植物館でも見ています。インドから中国、ボルネオ島まで広く分布します。

大きな蕾がありました。花はまだ見たことがないので、タイミングが合わず残念です。
というわけで東京薬科大学の薬用植物園に行ってきましたが、まだ記事は続きます。とは言え、温室に入った途端、全身から汗が噴き出て汗が止まらなくなりました。最高気温となる12時を避けて、早々に退却した次第です。ですから、温室に長居は出来ませんでしたから、いつもより撮影した写真は少な目です。
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