相変わらず小石川植物園を歩いています。南の方にある池というか沼が点在するあたりを見ていきましょう。


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ミズカンナ Thalia dealbata
最初の池はミズカンナに埋め尽くされていました。

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花は終わっており、実がなっています。


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亀にジロリと一瞥されました。


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タイミンチク(大民竹) Pleioblastus gramineus
覆い被さるように垂れる笹。棹が非常に高密度でひとかたまりに見えます。まるで海岸に押し寄せる波のようです。ちょうどくぐれるため、竹林に入ってみました。タイミンチクはばらけて一面を覆い尽くさず、割りと集団ごとに点在するため、中は歩きやすく明るいものでした。タケノコもポツポツとありましたね。


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ホソバイヌビワの実がなっていました。名前には「ビワ」とつきますが、Ficus属ですからいわば小さなイチジクです。イチジクの仲間は共生関係にあるイチジクコバチが受粉に必要です。イチジクコバチが受粉を行い、受粉して育つ果実の中でイチジクコバチの幼虫は育ちます。ですから、熟した果実にはイチジクコバチが必ず入っています。このような、一対一の切り離せない関係を絶対送粉共生と呼びます。ちなみに、普段食用としているイチジクは、品種改良によりイチジクコバチを必要としないため、中からイチジクコバチが出てくることはありません。


絶対送粉共生の例として、ユッカとユッカ蛾を取り上げたことがあります。以下のリンクからどうぞ。


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アイグロマツ(間黒松) Pinus × densithunbergii
交配種で、組み合わせは赤松(P. densiflora) × 黒松(P. thunbergii)。葉は黒松のように太く短く、幹は赤松のように赤みがあるそうです。
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幹は赤みがかります。


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,ラクウショウ(落羽松) Taxodium distichum
いわゆるヌマスギ(沼杉)で、沼のほとりなど水辺に生える針葉樹です。緩い地盤に生えるためか、板根ほどではありませんが根元が張り出します。北米の原産。
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このような呼吸根が出ているものもありました。泥濘んでいたので、雨が降れば水がたまる場所なのでしょう。まるで、マングローブのようです、このように、樹木の形態の基本設計による制約の下、似た環境に適応した植物は収斂して似た姿となりがちです。


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メキシコラクウショウ
Taxodium distichum var. mexicanum
メキシコ原産のラクウショウ。ラクウショウの変種扱いのようです。枝がよく垂れています。やはり水辺の針葉樹ですが、ラクウショウとは異なり呼吸根はあまり出さないとのこと。ちなみに、世界一太い木で、直径は11mを超えるそうです。



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ヌマミズキ Nyssa sylvatica
ラクウショウの近くに、やはり湿地に生える樹木であるヌマミズキがありました。北米の原産。
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実がなっていました。
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マメコガネがついていました。名前とは異なり様々な植物の葉を食害します。海外ではJapanese Beetleとして有名な害虫で、日本原産の世界的な侵略的外来種です。最近、フランスに侵入したというニュースをみたばかりです。



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