5月に行ってきた東京都薬用植物園の続きです。長々と記事を続けてきましたが、いよいよ温室に入ります。

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温室の入口。


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クジャクサボテン Epiphyllum sp.
クジャクサボテンは属内交配種で、交配が繰り返された結果、由来がよく分からなくなっています。


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Paphiopedilum chamberlainianum
パフィオが咲いていました。現在はP. victoria-reginaと同種ということになっています。スマトラ島の原産。



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キンリョウヘン(金稜辺) Cymbidium floribundum
中国〜ベトナム原産のキンビディウム(シンビジューム)ですが、非常に古い時代に入ってきたようです。明治時代に流行があり、沢山の園芸品種が作られたそうです。


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Perilepta dyeriana
ウラムラサキと呼ばれるカラーリーフ。しかし、ウラムラサキという名前はキノコの和名で使用されているようですから、あまり相応しくないように思われます。ちなみに、現在の学名はStrobilanthes auriculata var. dyerianaとなっています。バングラデシュ、タイ、ミャンマーの原産。
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花も咲いていました。


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インドジャボク Rauvolfia serpentina
インドジャボクはインドの伝統医学であるアーユルヴェーダで利用されるキョウチクトウ科植物。
ちなみに、ネームプレートでは「Rauwolfia」となっていますが、正しくは「Rauvolfia」ですね。しかし、ウェブ上ではマチマチで、公益社団法人日本薬学会や近畿大学薬学部薬用植物園、東北大学薬学部附属薬用植物園などでは「Rauwolfia」、公共財団法人国際緑化推進センターや熊本大学薬学部植物園では「Rauvolfia」と意見が分かれています。これは、RauvolfiaがLeonhard Rauwolfに捧げられた名前だからかも知れません。しかし、Rauvolfiaの名前は古典ラテン語表記の「Leon. Rauvolfio」から来ているため、わざわざ現代語訳して「Rauwolfia」に直す必要はないようです。


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胡蝶蘭(Phalaenopsis)も咲いていました。


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クワッシア Quassia amara
クアッシアとも書かれます。スリナムニガキ、アメリカニガキという名前もあるようです。大変に苦い成分を含み、健胃薬とされます。

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花はとじた形で、先端から花蕊が突き出しています。


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ホウライアオキ Rauvolfia verticillata
ホウライアオキと言いますが、赤から黒色にかわる果実がアオキっぽいだけで、近縁ではありません。先ほど出てきたインドジャボクの仲間です。

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小さな花が咲いていました。



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