相変わらず、5月に行った東京都薬用植物園の記事の続きです。ちまちまやっていたら、いつの間にやら7月になってしまいました。


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ハマナス(浜茄子) Rosa rugosa
ハマナスが咲いていました。ハマナシ(浜梨)とも呼ばれますが、いずれにせよ「浜」とあるように海岸植物です。Rosa属ですから野生バラの1種で、果実はローズヒップとして利用されます。



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アメリカシャクナゲ Kalmia latifolia
カルミアの和名がアメリカシャクナゲだとは知りませんでした。しかし、シャクナゲとつく以上はツツジ科というのはわかりやすいかも知れません。一見して何の仲間か分かりにくい外見ですからね。葉は有毒で呼吸麻痺などを引き起こすそうです。



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ウマノスズクサ(馬の鈴草) Aristolochia debilis
ウマノスズクサはかつては生薬とされていましたが、成分のアリストロキア酸が腎障害を引き起こすため、現在では使用されません。

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しかし、見た瞬間、これはジャコウアゲハが来ているのではないかと期待しました。ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草ですからね。
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探すと卵が産み付けられていました。
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しばらく待つと蝶がやってきました。しかし、動きが速くヒラヒラした動きでなかな上手く撮影出来ません。これがベストショットでした。
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拡大すると何とか確認出来ます。ジャコウアゲハです。日照が強すぎて色が飛んでいますが、大型で美しい蝶です。ウマノスズクサが生える草地が開発などにより減少し、ジャコウアゲハも珍しい蝶となってしまいました。


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ムサシアブミ(武蔵鐙) Arisaema ringens
割りとポピュラーな天南星です。天南星は有毒植物とされますが、有毒成分はただのシュウ酸カルシウムです。サトイモ科ですから地下には芋が出来ますが、砕いて水に晒せばデンプンを回収出来ます。これはドングリのアク抜きと同じ手法ですから、縄文人も天南星を食べていたかも知れません。


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アムールテンナンショウ Arisaema amurense
中国、朝鮮半島、ロシア極東部に分布する天南星。緑色の仏炎苞が特徴なのかと思いましたが、赤褐色の模様が入るものもあり多様なようです。生薬とするらしいです。


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ムギナデシコ Agrostemma githago
種子にサポニンが含まれており、食べると胃痛や嘔吐、下痢を引き起こすとのこと。しかし、ムギナデシコという名前は、バラモンジン(婆羅門参、Tragopogon porrifolius)を指すこともあり、あまり良い名前ではないかも知れません。ちなみに、ムギセンノウ(麦仙翁)という名前もありますが、ナデシコ科のムギセンノウと、キク科のバラモンジンならば、ムギセンノウの方がムギナデシコらしさがあるような気もします。地中海沿岸の原産。



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チョウジソウ(丁字草) Amsonia elliptica
青みがかる美しい花を咲かせます。園芸で栽培されるのは海外の種とのこと。準絶滅危惧種。有毒植物。


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スイレンはまだ早かったですね。


さて、長々と東京都薬用植物園の記事を続けて来ましたが、次回から温室に入ります。しかし、温室に至るまでに撮影しすぎて、スマホの過熱がピークに達してしまいました。温室内ではシャッター速度が低下してブレるは、本体の過熱で強制シャットダウンするはで散々でした。結局、いつもと比べると撮影は淡白にならざるを得ない感じではありましたが、まあそれなりにあります。というわけで続きます。



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