川口緑化センター樹里庵で開催された、春の多肉植物・サボテン展示会を見に行きました。しかし、最近忙しく出かけるのも憚られる状況ではあります。それでも、今回のイベントは割と近く時間がかからないため、買いものついでに行ってきました。実は木更津C&Sフェアも同日に開催されていたのですが、流石に時間的にしんどいので断念しました。
そうそう、昔、川口緑化センター樹里安に行った際に貰ってきたパンフレットによると、埼玉高速鉄道の戸塚安行駅から要所を巡りながら、ゆっくり歩いて20分ちょいとあります。まあ、めんどくさいので、バスで行きました。しかも、東武線の草加駅からです。

草加駅からバスで15分ほどで到着。バス停の目の前が川口緑化センターなので便利です。

展示会の開催を告げる旗。主催は埼玉多肉・サボテン友の会です。

正面の入口にはシャクナゲが沢山並んでいました。

入るとエビネと山野草の展示会も開催されていました。ふらりと建屋内を見て回りましたが、売り物の多肉植物も少しあり、A. dichotomaなんかもありました。
さて、ここからは「春の多肉植物・サボテン展示会」の展示物を見ていきます。

花牡丹
Ariocarpus furfuraceusですが、牡丹類のサボテンはイボがより大きい選抜品種が好まれます。A. furfuraceusは、現在「岩牡丹」(A. retusus)の異名とされています。

姫春星
Mammillaria humboldtii var. caespitosa。「春星」の変種とされますが、M. humboldtiiに変種はなく、変種caespitosaは学術的に記載された名前ではないようです。

黒王丸
Copiapoa cinerea。このように維持出来れば良いのですが、近年のブームではまったく維持出来ていない軟弱な株が目立ちます。

太平丸
Echinocactus horizonthalonius。よく締まった太平丸。

緋冠竜
Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus。天晃の変種ですが、T. hexaedrophorusの異名扱いで変種は認められていません。ずいぶんと強刺ですね。

白条複隆鸞鳳
鸞鳳玉(Astrophytum myriostigma)の変異株。しかし、Vladimir A. Basiukの2013年の報告によると、高温の温室内の鸞鳳玉の蕾が生長障害を起こし、新芽に変わり、「複隆」が生じたとのことです。これは、綴化やモンストと同じように、遺伝的な突然変異ではなく、生長点の障害とA. Basiukは捉えています。
件の記事は以下のリンクをご参照下さい。

白閃小町
Notocactus rudibuenekeriが一般的ですが、NotocactusがParodiaに吸収されて消滅したことからParodiaになりました。しかし、どういうわけか、Parodia scopaが現在の学名です。ここいら辺の経緯はよく分からないですね。少し調べてみます。

小人の帽子
Epithelantha bokei。エピテランサは整然とした美しい姿で憧れます。しかし、安定して育てられない性分なもので、私では綺麗に育てられそうにありません。

マタンザヌス
Melocactus matanzanus。最近ではホムセンのイベントでも販売されることもあるメロカクタスです。花座が美しいですね。
そういえば、最近我がブログのメロカクタスの記事がやたらに閲覧されているみたいです。メロカクタスの果実をトカゲが食べるという論文を訳した記事なのですが、最近書いた記事でもないし不思議ですね。
件の記事は以下のリンクをご参照下さい。
というわけで、春の多肉植物・サボテン展示会ですが、疲れたので続きは明日にします。ということで続きます。
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そうそう、昔、川口緑化センター樹里安に行った際に貰ってきたパンフレットによると、埼玉高速鉄道の戸塚安行駅から要所を巡りながら、ゆっくり歩いて20分ちょいとあります。まあ、めんどくさいので、バスで行きました。しかも、東武線の草加駅からです。

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正面の入口にはシャクナゲが沢山並んでいました。

入るとエビネと山野草の展示会も開催されていました。ふらりと建屋内を見て回りましたが、売り物の多肉植物も少しあり、A. dichotomaなんかもありました。
さて、ここからは「春の多肉植物・サボテン展示会」の展示物を見ていきます。

花牡丹
Ariocarpus furfuraceusですが、牡丹類のサボテンはイボがより大きい選抜品種が好まれます。A. furfuraceusは、現在「岩牡丹」(A. retusus)の異名とされています。

姫春星
Mammillaria humboldtii var. caespitosa。「春星」の変種とされますが、M. humboldtiiに変種はなく、変種caespitosaは学術的に記載された名前ではないようです。

黒王丸
Copiapoa cinerea。このように維持出来れば良いのですが、近年のブームではまったく維持出来ていない軟弱な株が目立ちます。

太平丸
Echinocactus horizonthalonius。よく締まった太平丸。

緋冠竜
Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus。天晃の変種ですが、T. hexaedrophorusの異名扱いで変種は認められていません。ずいぶんと強刺ですね。

白条複隆鸞鳳
鸞鳳玉(Astrophytum myriostigma)の変異株。しかし、Vladimir A. Basiukの2013年の報告によると、高温の温室内の鸞鳳玉の蕾が生長障害を起こし、新芽に変わり、「複隆」が生じたとのことです。これは、綴化やモンストと同じように、遺伝的な突然変異ではなく、生長点の障害とA. Basiukは捉えています。
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白閃小町
Notocactus rudibuenekeriが一般的ですが、NotocactusがParodiaに吸収されて消滅したことからParodiaになりました。しかし、どういうわけか、Parodia scopaが現在の学名です。ここいら辺の経緯はよく分からないですね。少し調べてみます。

小人の帽子
Epithelantha bokei。エピテランサは整然とした美しい姿で憧れます。しかし、安定して育てられない性分なもので、私では綺麗に育てられそうにありません。

マタンザヌス
Melocactus matanzanus。最近ではホムセンのイベントでも販売されることもあるメロカクタスです。花座が美しいですね。
そういえば、最近我がブログのメロカクタスの記事がやたらに閲覧されているみたいです。メロカクタスの果実をトカゲが食べるという論文を訳した記事なのですが、最近書いた記事でもないし不思議ですね。
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