2月に行った筑波実験植物園の記事の続きです。相変わらずサバンナ温室を漂っていますが、それも今回までです。実は現在筑波実験植物園で開催中のつくば蘭展を先日見てきましたから、この2月の訪問時の記事が終わったら記事にします。ただし、まだ去年見れなかった熱帯雨林温室もありますから、2月の記事はまだ続きます。

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Aloe marlothii
巨大アロエのマルロティイです。「鬼切丸」の名前で苗がホームセンターなどでも売っていますが、このように巨大に育つと思っていない人も多いでしょうね。
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この貫禄はすごいですね。

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Aloe plicatilis
プリカティリスも花茎を伸ばしています。現在はアロエ属から分離され、Kumara plicatilisとなっています。我が家のプリカティリスは分岐すらしていないので、私が生きている間に花を見ることはないでしょう。プリカティリスについては何度か記事にしています。以下の記事をご参照までに。



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Euphorbia weberbaueri
ウェベルバウエリは奇妙なPencil-Stemのユーフォルビアです。我が家のウェベルバウエリは単頭ですが、このサイズになると分岐するようですね。マダガスカルではなくエクアドル、ペルーの原産。

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Euphorbia grandidens
グランディデンスは何故か植物園でよく見かけるユーフォルビアです。新宿御苑の温室では「スミダノユキ」の名前で小型個体、東京農業大学のバイオリウムでは「ダイシキリン(大歯麒麟)」の名前でやはり小型の個体を見ましたが、この個体は非常に立派ですね。本来は樹木状に育つ大型種で、見上げる高さになりますから、これでもまだ小さいですね。


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奇想天外 Welwitschia mirabilis
もっとも珍奇な植物の1つである奇想天外ですが、初めて開花を見ました。
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花は終わっていて鮮度はありません。しかし、貴重な体験です。
Welwitschiaは驚くべきことに裸子植物で、グネツム(Gnetum)と麻黄(Ephedra)と合わせてグネツム亜綱に属します。グネツム亜綱は針葉樹と姉妹群であり、蘇鉄やイチョウとは系統的には離れているのが、なんとも面白いですね。


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Euphorbia unispina
猛毒で知られるユニスピナが開花していました。
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花は小さく地味ですが、葉がなく白い枝の先にかたまってつくため目立ちますね。

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Bombax ceiba
キワタの仲間。
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奇妙な幹肌です。

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着生サボテンが沢山吊るされている通路を抜けると、熱帯資源温室です。

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Vanilla planifolia
これがヴァニラの実です。プラニフォリアは商業的に生産されるヴァニラで、品質も良いとのこと。
しかし、ヴァニラはタイミングが悪く、花を見たことがありません。割りとあちこちの植物園で見かけてはいるのですがね。

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蕾はあるのですが、本当にタイミングが悪いですね。まあ、つくば蘭展で見ることが出来ましたが。


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