いよいよ、待ちに待ったビッグバザールです。開催場所も五反田TOCに戻り、行きやすくなりました。先週、鶴仙園でハウォルチアのイベントがありかなり散財しましたから、やや懐が心許ない感じではあります。しかし、まあBBは今回で16回目の参加です。参加するだけ参加して、会場の様子をレポートすることにしましょう。
本日はよく晴れて、歩いていると汗ばむ陽気でした。いつものように開場後に到着しましたが、別の部屋にある待機列がまだ捌けていなくて驚きました。そのまま10分ほど並んで待ちましたから、今回のBBは大入りでしたね。多肉植物ブームはまだまだ続きそうです。
TOCビルもクリスマス仕様です。
さて、今回のBBの傾向ですが、よく分かりません。広い角部屋で、2部屋分あります。あまりに広く出店が多く、多肉植物もあまりに多様で目が回ってしまいました。相変わらずアガヴェやハウォルチアの専門店が複数あり、サボテンもかなりありました。私の好きなギムノカリキウムも沢山ありましたね。コーデックスも豊富で、海外からの出店では立派な抜き苗もあちらこちらにありました。
個人的にはユーフォルビアとアロエばかり集めていたので、今回は買わないと決めていました。しかし、ユーフォルビアはかなり豊富でついつい目に入ってしまいますが、心を鬼にして耐えました。
今回も引き続きアデニアを中心に見ていくつもりでしたが、2種入手してとりあえずは満足です。1つはグランカクタスの小さな実生苗、もう1つはSP園芸の大きなアデニアです。
次に気になったのは、ラフレシアリサーチのソテツ苗です。ラフレシアリサーチはたまにソテツ苗を持ってきますが、今回は沢山持ってきていましたね。ここで1鉢購入。
最後にアガヴェを探しました。アガヴェは集めておらず、今後集める予定はありませんが、今年出た論文を記事にしたこともあり少し気になっていました。論文では、アガヴェの一部をEchinoagaveとして分離し新属を提唱しています。まだ、新属は発表されたばかりですから認められるかは分かりませんが、個人的には来年あたりに承認されるような気がします。というわけで、Echinoagaveとされるアガヴェを探しましたが、BBのアガヴェはみな同じようなものばかりで、イマイチ多様性がありませんね。強刺がほとんどで、覆輪がそれなりにといったところでしょうか? 探しましたがEchinoagaveに相当するアガヴェは3店舗で3種類だけでした。小さな内から育てたいので、もっとも小さい鉢をカクタスブライトにて購入。
会場を2周して帰ろうとしましたが、入口で面白いものがありました。配置図に載っていないお店でしたが、「メキシコのカラスウリ」なる塊根植物がありました。面白いので購入。また、結構立派な吹上(Agave striata=Echinoagave striata)もありました。
さて、いよいよお待ちかねの購入品のご紹介です。
アデニア ベネナータ
こちらはグランカクタスのアデニア。Adenia venenataですね。原産地はアフリカ中央部を横断して、アフリカの角からサウジアラビアまでと広大。可愛らしいサイズですね。
Adenia stylosa
何やらボコボコした塊茎が面白いですね。一回りして戻ったらボコボコ具合が激しいやつが消えていました。BBでは即決しないと直ぐに売れてしまいます。マダガスカル原産。かなり大柄なアデニアです。
「紅葉西番蓮」なる表記がありましたが、この怪し気な葉色と葉の形から来ているのでしょうか?
ボコボコしています。
Cycas cairnsiana
これは青いソテツとして有名なカイルンシアナの苗です。まだ、種子がついていますね。オーストラリア原産。
Agave albopilosa
エキノアガヴェが提唱されていますから、気になって1種類入手しておこうということになりました。果たしてEchinoagave albopilosaに変更されるのでしょうか? 2007年に記載された新種。メキシコ原産。
Ibervillea tenuisecta
非常に可愛らしい実をつけるウリ科の塊根植物です。塊根は巨大に育つそうです。そういえば、「メキシコのカラスウリ」と書いてありました。まあ、イベルヴィレアですから、正確にはカラスウリではないわけですけどね。
というわけで、2024年11月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。懐具合が怪しいなどと言っておきながら、随分と盛大に買ってしまいました。特にカイルンシアナは奮発しないと買えないお値段でしたから、散財具合はなかなかのものでした。多肉植物の室外への取り込みも終わっていないのに、イベントばかり行っているのは反省しています。まあ、しかし終わりよければすべて良し。自身、16度目のBBを十二分に堪能しました。来年までしばらくはこれと言ったイベントも無さそうから、それまでに懐を温めておきます。
ブログランキング参加中です。
クリックしていただけますと嬉しく思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
本日はよく晴れて、歩いていると汗ばむ陽気でした。いつものように開場後に到着しましたが、別の部屋にある待機列がまだ捌けていなくて驚きました。そのまま10分ほど並んで待ちましたから、今回のBBは大入りでしたね。多肉植物ブームはまだまだ続きそうです。
TOCビルもクリスマス仕様です。
さて、今回のBBの傾向ですが、よく分かりません。広い角部屋で、2部屋分あります。あまりに広く出店が多く、多肉植物もあまりに多様で目が回ってしまいました。相変わらずアガヴェやハウォルチアの専門店が複数あり、サボテンもかなりありました。私の好きなギムノカリキウムも沢山ありましたね。コーデックスも豊富で、海外からの出店では立派な抜き苗もあちらこちらにありました。
個人的にはユーフォルビアとアロエばかり集めていたので、今回は買わないと決めていました。しかし、ユーフォルビアはかなり豊富でついつい目に入ってしまいますが、心を鬼にして耐えました。
今回も引き続きアデニアを中心に見ていくつもりでしたが、2種入手してとりあえずは満足です。1つはグランカクタスの小さな実生苗、もう1つはSP園芸の大きなアデニアです。
次に気になったのは、ラフレシアリサーチのソテツ苗です。ラフレシアリサーチはたまにソテツ苗を持ってきますが、今回は沢山持ってきていましたね。ここで1鉢購入。
最後にアガヴェを探しました。アガヴェは集めておらず、今後集める予定はありませんが、今年出た論文を記事にしたこともあり少し気になっていました。論文では、アガヴェの一部をEchinoagaveとして分離し新属を提唱しています。まだ、新属は発表されたばかりですから認められるかは分かりませんが、個人的には来年あたりに承認されるような気がします。というわけで、Echinoagaveとされるアガヴェを探しましたが、BBのアガヴェはみな同じようなものばかりで、イマイチ多様性がありませんね。強刺がほとんどで、覆輪がそれなりにといったところでしょうか? 探しましたがEchinoagaveに相当するアガヴェは3店舗で3種類だけでした。小さな内から育てたいので、もっとも小さい鉢をカクタスブライトにて購入。
会場を2周して帰ろうとしましたが、入口で面白いものがありました。配置図に載っていないお店でしたが、「メキシコのカラスウリ」なる塊根植物がありました。面白いので購入。また、結構立派な吹上(Agave striata=Echinoagave striata)もありました。
さて、いよいよお待ちかねの購入品のご紹介です。
アデニア ベネナータ
こちらはグランカクタスのアデニア。Adenia venenataですね。原産地はアフリカ中央部を横断して、アフリカの角からサウジアラビアまでと広大。可愛らしいサイズですね。
Adenia stylosa
何やらボコボコした塊茎が面白いですね。一回りして戻ったらボコボコ具合が激しいやつが消えていました。BBでは即決しないと直ぐに売れてしまいます。マダガスカル原産。かなり大柄なアデニアです。
「紅葉西番蓮」なる表記がありましたが、この怪し気な葉色と葉の形から来ているのでしょうか?
ボコボコしています。
Cycas cairnsiana
これは青いソテツとして有名なカイルンシアナの苗です。まだ、種子がついていますね。オーストラリア原産。
Agave albopilosa
エキノアガヴェが提唱されていますから、気になって1種類入手しておこうということになりました。果たしてEchinoagave albopilosaに変更されるのでしょうか? 2007年に記載された新種。メキシコ原産。
Ibervillea tenuisecta
非常に可愛らしい実をつけるウリ科の塊根植物です。塊根は巨大に育つそうです。そういえば、「メキシコのカラスウリ」と書いてありました。まあ、イベルヴィレアですから、正確にはカラスウリではないわけですけどね。
というわけで、2024年11月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。懐具合が怪しいなどと言っておきながら、随分と盛大に買ってしまいました。特にカイルンシアナは奮発しないと買えないお値段でしたから、散財具合はなかなかのものでした。多肉植物の室外への取り込みも終わっていないのに、イベントばかり行っているのは反省しています。まあ、しかし終わりよければすべて良し。自身、16度目のBBを十二分に堪能しました。来年までしばらくはこれと言ったイベントも無さそうから、それまでに懐を温めておきます。
ブログランキング参加中です。
クリックしていただけますと嬉しく思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント