連休中に庭木を剪定していたら、イラガにしこたま刺されてしまいました。刺された時には激痛がありますが、むしろその後に腫れ上がって痒くなるので非常に面倒くさいですね。さて、そんな感じで少し凹んでいますが、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう
蘇鉄キリン
蘇鉄キリンは怪魔玉と鉄甲丸(E. bupleurifolia)の交配種と言われています。伸び過ぎてついに自重を支えきれずに、倒れてしまいました。
実はこの倒れている部分が主頭になります。
H. tuberuclata v. subexpansa
変種スブエクスパンサの花茎が分岐して、新たな蕾が出来ています。最初の花は7月末くらいでしたから、実に長く咲きますね。
ツベルクラタ変種スブエクスパンサは非常に渋い硬葉系ハウォルチアです。現在はH. sabra v. sabraの異名扱いとされていますが、実に個性的な姿です。よく見ると子吹きしていました。
開花にはもうちょっとかかりそうです。
Euphorbia bongolavensis
ボンゴラベンシスは生育は良好です。本来は深緑色の葉ですから、遮光をもっと強めにした方が良いのかも知れませんが、まあ特に問題はなさそうです。今は乾燥にも弱く直ぐに日焼けしてしまいますが、株が充実して根が木質化していけば強くなるのかも知れません。
主幹はこれでもだいぶ太くなりました。ロングポットに植えて、株を充実させた方が良いかも知れません。
白馬城 Pachypodium saundersii
サウンデルシイはやや徒長気味かも知れません。生育は順調なので、少し明るい場所に移動しました。
Aloe bergerii
これは、正体不明の謎アロエです。正体を突き止めるために開花を待っていましたが、ようやく開花したので同定してました。名前的にはベルゲリーなどというアロエは存在しません。オークションサイトに珍品だの原種だの言って出品されたことがあるみたいですが、それ以外に情報はなく胡散臭さしかありませんよね。ちなみに、一番近い名前はAloe bergerianaですが、これはかつてChortolirion bergerianumと呼ばれていたやつで、球根性のアロエですからまったく似ていません。
まずは草体を画像検索すると、いくつか候補が出てきました。とりあえず、ディッキアだとか、単純に形が似てるだけでまったく特徴が異なるAloe parvulaあたりは除外します。さらに、たまたま画像で似た雰囲気に撮影されてしまったAloe bowieaあたりも除外しました。
花はかなり特徴的。筒型で先端まで直線的です。花茎は黄色から緑色。
さて、では似ている連中と比較してみましょう。
①Aloe perrieri
ペリエリはかなり似ていますが、花は釣鐘型で形状がまったく異なります。葉や花色はもっと濃いかもしれません。花茎は強い赤。
②Aloe bellatula
これはたまたま似ている画像があっただけですね。若い時に一時的に似ているようです。育つと葉は立ち上がり気味で、全体的に暗色で斑が沢山入ります。花も釣鐘型で、花茎もやや色付きます。
③Aloe thompsoniae
花の特徴から言えばトンプソニアエに当てはまります。しかし、個人的には疑義があります。なぜなら、トンプソニアエはトゲが痕跡状で、アロエらしさが薄いからです。日本のサイトでは、トンプソニアエで検索して出てくる画像の多くは、明瞭なトゲが沢山ありトンプソニアエには見えません。ちなみに、Aloe thompsoniaeと検索すると海外のサイトが中心となりますが、こちらは正しくトゲが目立たないタイプばかりです。要するに、日本国内ではトンプソニアエの名前で別物が流通している可能性があるのです。可能性としては、「トンプソニアナ×ベラツーラ」という名前で販売されている雑種かも知れません。
ちなみに、こちらがAloe thompsoniaeです。まったく似ていないのに、なぜ混同されたのかは謎ですね。
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蘇鉄キリン
蘇鉄キリンは怪魔玉と鉄甲丸(E. bupleurifolia)の交配種と言われています。伸び過ぎてついに自重を支えきれずに、倒れてしまいました。
実はこの倒れている部分が主頭になります。
H. tuberuclata v. subexpansa
変種スブエクスパンサの花茎が分岐して、新たな蕾が出来ています。最初の花は7月末くらいでしたから、実に長く咲きますね。
ツベルクラタ変種スブエクスパンサは非常に渋い硬葉系ハウォルチアです。現在はH. sabra v. sabraの異名扱いとされていますが、実に個性的な姿です。よく見ると子吹きしていました。
開花にはもうちょっとかかりそうです。
Euphorbia bongolavensis
ボンゴラベンシスは生育は良好です。本来は深緑色の葉ですから、遮光をもっと強めにした方が良いのかも知れませんが、まあ特に問題はなさそうです。今は乾燥にも弱く直ぐに日焼けしてしまいますが、株が充実して根が木質化していけば強くなるのかも知れません。
主幹はこれでもだいぶ太くなりました。ロングポットに植えて、株を充実させた方が良いかも知れません。
白馬城 Pachypodium saundersii
サウンデルシイはやや徒長気味かも知れません。生育は順調なので、少し明るい場所に移動しました。
Aloe bergerii
これは、正体不明の謎アロエです。正体を突き止めるために開花を待っていましたが、ようやく開花したので同定してました。名前的にはベルゲリーなどというアロエは存在しません。オークションサイトに珍品だの原種だの言って出品されたことがあるみたいですが、それ以外に情報はなく胡散臭さしかありませんよね。ちなみに、一番近い名前はAloe bergerianaですが、これはかつてChortolirion bergerianumと呼ばれていたやつで、球根性のアロエですからまったく似ていません。
まずは草体を画像検索すると、いくつか候補が出てきました。とりあえず、ディッキアだとか、単純に形が似てるだけでまったく特徴が異なるAloe parvulaあたりは除外します。さらに、たまたま画像で似た雰囲気に撮影されてしまったAloe bowieaあたりも除外しました。
花はかなり特徴的。筒型で先端まで直線的です。花茎は黄色から緑色。
さて、では似ている連中と比較してみましょう。
①Aloe perrieri
ペリエリはかなり似ていますが、花は釣鐘型で形状がまったく異なります。葉や花色はもっと濃いかもしれません。花茎は強い赤。
②Aloe bellatula
これはたまたま似ている画像があっただけですね。若い時に一時的に似ているようです。育つと葉は立ち上がり気味で、全体的に暗色で斑が沢山入ります。花も釣鐘型で、花茎もやや色付きます。
③Aloe thompsoniae
花の特徴から言えばトンプソニアエに当てはまります。しかし、個人的には疑義があります。なぜなら、トンプソニアエはトゲが痕跡状で、アロエらしさが薄いからです。日本のサイトでは、トンプソニアエで検索して出てくる画像の多くは、明瞭なトゲが沢山ありトンプソニアエには見えません。ちなみに、Aloe thompsoniaeと検索すると海外のサイトが中心となりますが、こちらは正しくトゲが目立たないタイプばかりです。要するに、日本国内ではトンプソニアエの名前で別物が流通している可能性があるのです。可能性としては、「トンプソニアナ×ベラツーラ」という名前で販売されている雑種かも知れません。
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