チビ花キリンと言う花キリンがありますが、一般的にはEuphorbia decaryiの名前で流通しています。しかし、このE. decaryiと言う名前は誤りで、本当はEuphorbia boiteauiが正しい名前です。ちなみに、E. decaryiとはEuphorbia francoisiiのことを指しているそうです。
さて、このE. decaryi、改めE. boiteauiは一般に流通しているのは挿し木苗です。E. boiteauiは塊根性ですが、挿し木だと塊根は出来ないとされています。しかし、じっくり育てれば塊根のようなものが出来るかもしれないと言う記事を、2年前に上げました。あれから2年で、地下はどうなっているでしょうか?
↓2年前の記事

Euphorbia boiteaui
いわゆるE. decaryiとして流通している挿し木苗です。2020年2月にシマムラ園芸にて入手しました。

鉢から抜いてみました。左側の太い根は地下茎で、あまり細根は出ません。左側の膨れた根が塊根です。

地下茎は塊根と異なり、根元から先端まで同じ太さです。この地下茎を挿せば簡単に増やすことが出来ます。

対する右側の塊根は根元が太く、先端は細くなり細根が沢山出ます。

緑色の線が木質化した主幹あるいは塊根でしょうか。赤い線の主幹ですが、この主幹が木質化してくれると、見目がよいのですがなかなか木質化しません。紫色の線の左側2本は地下茎、右側2本は塊根です。

植え替え後。地下茎は取り除きました。非常にゆっくりですが、塊根は育っています。これからも、塊根の具合を確認していきたいですね。

挿し木苗はきれいな塊根にはなりませんが、これはこれで荒れた感じの枝ぶりで面白いですね。

ちなみに、実生苗は簡単に塊根が出来ます。しかし、実生苗だと枝ぶりも異なりますから、両方とも異なる良さがあります。
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さて、このE. decaryi、改めE. boiteauiは一般に流通しているのは挿し木苗です。E. boiteauiは塊根性ですが、挿し木だと塊根は出来ないとされています。しかし、じっくり育てれば塊根のようなものが出来るかもしれないと言う記事を、2年前に上げました。あれから2年で、地下はどうなっているでしょうか?
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地下茎は塊根と異なり、根元から先端まで同じ太さです。この地下茎を挿せば簡単に増やすことが出来ます。

対する右側の塊根は根元が太く、先端は細くなり細根が沢山出ます。

緑色の線が木質化した主幹あるいは塊根でしょうか。赤い線の主幹ですが、この主幹が木質化してくれると、見目がよいのですがなかなか木質化しません。紫色の線の左側2本は地下茎、右側2本は塊根です。

植え替え後。地下茎は取り除きました。非常にゆっくりですが、塊根は育っています。これからも、塊根の具合を確認していきたいですね。

挿し木苗はきれいな塊根にはなりませんが、これはこれで荒れた感じの枝ぶりで面白いですね。

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