朝晩は大部冷え込むようになりました。パキポディウムも葉を落とすものが増えています。冬なので代わり映えしない多肉植物も多いのですが、本日も我が家の多肉植物をご紹介します。
奇怪ヶ島 Euphorbia suquarrosa
奇怪ヶ島は塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアです。まだ小さいので塊根は露出させていません。見られる塊根が出来るまであと何年かかるでしょうかね。
Euphorbia marsabitensis
ケニアのMarasabit山原産のユーフォルビア。高地性にも関わらず、育てるのは難しくないと言われているようです。しかし、これと言った情報がないため、あまり語ることがありません。去年の秋の入手ですが、まだ生長は見られません。
特徴的な「Y字型」のspine shieldを持ちます。トゲに連なる角質化した構造であるspine shieldですが、spine shield同士で繋がるものと繋がらないものとがあります。また、ユーフォルビアには、このように大きいトゲ2本と小さいトゲ2本のセットと、トゲは1対のみと言うものがあります。2対の場合については、「1対のトゲと1対の托葉」と見る向きもあるようです(Carter, 1994)。このようにトゲが1対のものと2対のものとがありますが、1対のトゲにもう1対のトゲが追加されたのではなく、2対のトゲから1対が省略されたと考えた方が自然ですが、どうでしょうか?
Pachypodium densiflorum
デンシフロルムは今頃になって紅葉し、ハラハラと落葉し始めました。サイズが大きいせいか、暖房が効いていると冬でもよく開花します。しかし、今年はまだ暖房をかけていないため、葉はすべて落ちてしまうかも知れません。
Pachypodium rutenbergianum
去年の3月にホムセンで投げ売りされていたルテンベルギアニムです。購入時は根がカリカリに乾いて駄目になっていました。現在は鉢底から根がはみ出るほどです。本来は枝が長く伸びますが、切り詰めて枝が混んだ樹形にしようと企んでいます。
Euphorbia millotii
ミロティイはのっぺりした幹肌の花キリンです。先端付近は葉の落ちた痕跡が目立ちますが、下部に行くに従い痕跡は目立たなくなります。このトゲすらないつるつるした幹に何か意味があるのでしょうか?
Astroloba foliorosa
フォリオロサの小型タイプです。生長は緩やかですが、これでも倍くらいの高さになりました。
そう言えば購入時のラベルには「フォリオサ」とありましたが、単純な書き間違いではないようです。海外でもA. foliosaと誤記されがちみたいですから、ラベルの名前はどうやらそこから来ているようです。また、これはフォリオロサだけの話ではありませんが、最初の命名時はAloeで、やがてHaworthiaに移され、新たに創設されたAstrolobaと言うお決まりのパターンを踏襲しています。まあ、途中で時代の徒花であったApicraも挟み、2013年にはTulistaとする意見もありましたが、結局はAstrolobaで落ち着きました。ちなみに、AstrolobaはAloeやHaworthiaより、GonialoeやTulista、Arirtaloeに近縁とされています。
ブログランキング参加中です。
クリックしていただけますと嬉しく思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
奇怪ヶ島 Euphorbia suquarrosa
奇怪ヶ島は塊根から枝を伸ばすタイプのユーフォルビアです。まだ小さいので塊根は露出させていません。見られる塊根が出来るまであと何年かかるでしょうかね。
Euphorbia marsabitensis
ケニアのMarasabit山原産のユーフォルビア。高地性にも関わらず、育てるのは難しくないと言われているようです。しかし、これと言った情報がないため、あまり語ることがありません。去年の秋の入手ですが、まだ生長は見られません。
特徴的な「Y字型」のspine shieldを持ちます。トゲに連なる角質化した構造であるspine shieldですが、spine shield同士で繋がるものと繋がらないものとがあります。また、ユーフォルビアには、このように大きいトゲ2本と小さいトゲ2本のセットと、トゲは1対のみと言うものがあります。2対の場合については、「1対のトゲと1対の托葉」と見る向きもあるようです(Carter, 1994)。このようにトゲが1対のものと2対のものとがありますが、1対のトゲにもう1対のトゲが追加されたのではなく、2対のトゲから1対が省略されたと考えた方が自然ですが、どうでしょうか?
Pachypodium densiflorum
デンシフロルムは今頃になって紅葉し、ハラハラと落葉し始めました。サイズが大きいせいか、暖房が効いていると冬でもよく開花します。しかし、今年はまだ暖房をかけていないため、葉はすべて落ちてしまうかも知れません。
Pachypodium rutenbergianum
去年の3月にホムセンで投げ売りされていたルテンベルギアニムです。購入時は根がカリカリに乾いて駄目になっていました。現在は鉢底から根がはみ出るほどです。本来は枝が長く伸びますが、切り詰めて枝が混んだ樹形にしようと企んでいます。
Euphorbia millotii
ミロティイはのっぺりした幹肌の花キリンです。先端付近は葉の落ちた痕跡が目立ちますが、下部に行くに従い痕跡は目立たなくなります。このトゲすらないつるつるした幹に何か意味があるのでしょうか?
Astroloba foliorosa
フォリオロサの小型タイプです。生長は緩やかですが、これでも倍くらいの高さになりました。
そう言えば購入時のラベルには「フォリオサ」とありましたが、単純な書き間違いではないようです。海外でもA. foliosaと誤記されがちみたいですから、ラベルの名前はどうやらそこから来ているようです。また、これはフォリオロサだけの話ではありませんが、最初の命名時はAloeで、やがてHaworthiaに移され、新たに創設されたAstrolobaと言うお決まりのパターンを踏襲しています。まあ、途中で時代の徒花であったApicraも挟み、2013年にはTulistaとする意見もありましたが、結局はAstrolobaで落ち着きました。ちなみに、AstrolobaはAloeやHaworthiaより、GonialoeやTulista、Arirtaloeに近縁とされています。
ブログランキング参加中です。
クリックしていただけますと嬉しく思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント