いよいよ、年の瀬が迫ってきました。ブログもそろそろ年末モードで、この1年を振り返ってみようと考えています。早くも年末年始休みの雰囲気になってしまい、論文もあまり読んでいません。今年はあと1つ2つご紹介出来ればといった感じでしょうか。まあ、そんな感じで緩みきってしまっていますが、本日も我が家の多肉植物たちをご紹介しましょう。

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狗奴子キリン Euphorbia knuthii
狗奴子キリンは枝はあまり伸びませんが、塊根は良く太ります。
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絡みつくような塊根が面白いですね。

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噴炎竜 Euphorbia neohumbertii
噴火竜E. viguieriと異なり、強光を嫌うようです。これでも花キリンですから、他の花キリンと並べて育てています。多肉質の見た目に反して大変水を好みます。
しかし、最近では噴炎竜の現地球すら販売されているのには呆れました。現地の特殊な環境が育成に必要で、日本で栽培すると同じ姿にならないとか、塊茎や塊根が太るのに時間がかかるとかならまだ分かります。しかし、噴炎竜のただダラダラ長く伸びた個体を入手してどうするのかよく分かりませんね。日本で育てても同じ姿になるのに不思議です。

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Haworthia herbacea
冬のハウォルチアは、室内の暗い場所に押し込まれることになります。しかし、逆に透明感が増すので、冬が一番きれいな季節かも知れません。
ヘルバケアは、どうやら原産地ではH. maculataやH. reticulataとの区別が困難とされているようです。遺伝子解析により判別する必要があると言われているようです。
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ヘルバケアはスポット状に散りばめられたように透明の窓があります。ワンコイン多肉植物でしたが、ちゃんと育てれば美しい植物です。

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綾錦 Aristaloe aristata
綾錦は非常に美しく育っています。非常に丈夫で、一年中屋外に放置してあったりするのをたまに見たりします。残念ながら、あまり顧みられない多肉植物です。かつては、Aloe aristataと呼ばれるアロエの1種でしたが、現在はアリスタロエ属となりました。1属1種の単型属です。葉の先端の長い禾や葉の内面の結節はハウォルチアとの関連を疑わせますが、実際にはアストロロバやゴニアロエ(千代田錦など)と近縁とされます。

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Fouquieria splendens
今年は倍近く枝が伸びました。それでも、他のFouquieriaの苗に比べると生長が遅いのですが、アブラムシがついて葉をやられたりしたので、その影響かも知れません。
北イタリアでF. splendensを実生から育てた人の記録によると、実生から8年で開花したそうです。冬は雨避けして氷点下で管理していたそうです。もう少し育ったら、冬も外管理しても良いかも知れません。


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