10月に入り、日中はともかく朝晩は急に涼しくなりました。昼夜の寒暖差は多肉植物にとっては良い環境です。どんどん生長して欲しいものです。本日はそんな10月はじめの多肉植物たちをご紹介しましょう。

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Haworthia obtusa
まずはハウォルチアから。オブツーサは暑さにも負けず、パンパンに膨らんでいます。
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オブツーサは半野良で、冬も屋外に出しっぱなしですが、いつの間にやら増えてしまいます。

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Tulista pumila
結節が密につくプミラです。非常に好調です。以下、しばらくはツリスタが続きます。


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Tulista kingiana 
キンギアナは赤味が強くなりやや怪しげな雰囲気ですが、日焼けの兆候はありません。根の張りも非常に良く、ガッチリしています。暑さがストレスだっただけかも知れません。


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Tulista marginata
マルギナタの結節がないタイプです。まだ、回転し始めたばかりですから、あまりツリスタっぽい葉ではありません。しかし、順調に育っていいます。


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Tulista pumila var. ohkuwae GM 602
フィールドナンバーつきのプミラ、しかも最優美と言われる変種ohkuwaeです。結節が非常に目立ちますね。生長は緩やかです。


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Tulista minor
ミノルも生長は緩やかです。


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Tulista minor "swellense"
優れた固有産地のスウェレンセですが、これは大変まずい色合いです。触るとフニャフニャでした。

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これは駄目な感じです。中心までやられてしまいました。去年に一回焦がしてしまい、それから色味も悪く調子が戻りませんでしたが、復活出来なかったようです。残念。

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Euphorbia boiteaui
こちらは、珍しい実生のボイテアウイです。一般的にはE. decaryiの名前で知られています。挿し木だとグングン枝が暴れるように育ちますが、実生だと生長は緩やかで、自然に締まった形となるようです。


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Euphorbia cap-saintemariensis
聖マリー岬固有の小型花キリンです。論文の情報では生息地の降水量はかなり少ないということでしたから、水はかなり絞りました。しっかりと日を当てたこともあり、新しい葉はかなり厚みがある多肉質になりました。


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Euphorbia ambovombensis
アンボボンベンシスは何故か花が咲きません。塊根の根元から新しい枝が出ました。生長自体は良好なので、良く分かりませんね。


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Euphorbia ellenbechii
春に植え替えたら、根元の枝がポロッと取れてしまいました。仕方がないので挿しておいたのですが、どうやらしっかりと根を張ったようです。


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Pachypodium rutenbergianum
挿し木苗。せっかく出た根がホームセンターでカリカリに乾いてしまっていましたが、捨て値だったので買いました。すぐに根を張り、葉を沢山出しました。

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よく見ると、幹が太って割れてきています。ルテンベルギアヌヌムは棒状に細長く伸びるようですが、ある程度太るなら、枝を切り戻しながら枝を増やす盆栽作りにしてみるのはどうでしょうか。マダガスカルのパキポディウムは枝が太いため、基本的に切り戻すのはためらいますが、ルテンベリゲアヌムは枝も細いため盆栽作りには適しているかも知れません。ケヤキの盆栽のように仕立てたら面白いような気がします。


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