木更津Cactus & Succulentフェアは今回で行くのも3回目となった多肉植物の即売会です。出店数が毎回増え、今回は出店数が19もあるそうです。私は12月のイベントには出ましたが、5月のイベントははじめてなので、どんな多肉植物があるか楽しみです。
さて、今回は高速バスがアクアラインの渋滞により大幅に遅れるアクシデントがありました。高速を降りた時点で30分遅れでしたが、最終的に20分遅れまで挽回しました。ということで、少し遅れましたが会場に到着。出店も多く人手もいつも以上でした。
◎まず、過去2回の木更津C & Fでユーフォルビアを購入したブースへ。前回はE. ellenbeckii、前々回はE. phillipsioidesなどを購入しました。今回もユーフォルビアを購入。ユーフォルビアは割とありましたが、たまたま手元にあるものばかりでした。
Euphorbia f. ルブリフォリア
何のformaやねんという話ですが、見たまんまE. francoisiiというか、E. crassicaulisです。一般には、E. francoisii var. crassicaulis f. rubrifoliaと言われ、var. crassicaulisの葉の赤味が強いタイプとされますが、ただの園芸名のような気がします。ちなみに、E. francoisiiがE. decaryiとなったことから、E. francoisii var. crassicaulisはE. decaryi var. crassicaulisとなりました。しかし、2021年にはE. crassicaulisとなり独立しました。ということで、こいつはE. crassicaulisのより赤っぽいタイプです。
◎次に関西から参加のBaby leaf Plantsさん。最近はビッグバザールにもお越しです。ビッグバザールでは絶滅種のAloe bakeriを購入しました。今回はガステリアとグラスアロエを購入。原種アロエを唸るほど並べていましたが、Garteria ellaphieaeやAstroloba bicarinata(×Astrolista bicarinata)など、渋いラインナップもありましたね。
Garteria acinacifolia
ガステリアは美しいものですが、あまり人気がないせいか見かけません。G. acinacifoliaは昔からある種類ですが初めて見ました。こんな風にガステリアはちまちま集めています。
Aloe thompsoniae
今回はアロエは買っても1種類と決めてきました。それで購入したのはこちら。アロエ感が少し弱い小型アロエです。花がかわいいみたいです。
◎お次はユーフォルビア苗を沢山持ってきているブースへ。ワンコインからの激安実生苗が沢山あって、ついつい沢山買ってしまいました。
Euphorbia ramena
塊根性花キリンです。葉の感じはE. boiteaui系ではなさそうですが、何に近縁でしょうかね?
Euphorbia granticola
E. mlanjeanaに似たような柱サボテン状に育つようです。
Euphorbia suzannae-marnirae?
店主によると、国内のE. suzannae-marniraeとして流通しているのは、特徴的にはE. ambovombensisかもしれないとのことです。ただ、これはこれで面白いので購入。どう育つでしょうか? こんな小さな苗でも花が咲いていますが、私の育てているE. ambovombensisはそれなりのサイズなのに、全く花が咲かない不思議。
Euphorbia makayensis
これには少し驚きました。2021年に記載されたばかりの花キリンです。そのせいか情報がほとんどありません。名前からすると、Pachypodium makayenseと同じマダガスカル南部のMakay山が産地でしょうか?
Euphorbia denisiana var. ankarensis
産毛がビロードのように生えていますね。何やら面白い形に育ちそうです。E. viguieri系ではなくてE. neohumbertii系のような気もしますが、どうでしょうか?
◎去年の冬の木更津C & FでDioon eduleとAloidendron ramossimumを購入したブースへ。今回はワンコインのサボテンを購入しました。
Gymnocalycium bayrianum
良い色合いのバイリアヌムです。1999年にはG. spegazzinii supsp. bayrianumとする意見もあったくらいですから、天平丸に近縁なのかも知れません。
◎最後に割と気になる変わった多肉植物があるブースへ。Monadeniumやユーフォルビアの珍種がありましたがお高いですね~。安価な2鉢を購入。
Euphorbia venefica
E. venenificaで通っていましたが、正しくはE. veneficaであることが分かりました。正しい名札がついています。
Fouquieria splendens
また、ついうっかりフォウクィエリアを買ってしまいました。フォウクィエリアはもう8種類になります。もう、何でも売っていますね。
メチャクチャ買いました。ユーフォルビア7、アロエ1、ガステリア1、ギムノカリキウム1、フォウクィエリア1。まあ、最近は花キリンが気になるので、うち5種類は花キリンですけどね。
今回はくじ引きがありましたが、あちこちでちょこちょこ買ったので引き換え券は1枚だけ。まあ、ハズレでしたが。しかし、皆さん偉い回数くじ引きしてましたが、いったい何万円分買ったのか、いやはや羽振りが良くて羨ましいですね。対して私は小さい実生苗をちょこちょこ買っただけです。
さて、今回の木更津C & Fは、ユーフォルビアやアロエも豊富で、サボテンも多く、コーデックスもあり、偏りがなくなかなかバランスの良いラインナップでした。あと、珍しくAstrolobaもありましたね。本物のHaworthiopsis fasciataが十二の巻と並んで売ってましたが、誰も気が付かないし誰も買わないような気がします。H. attenuataではない本物のH. fasciataは割とレアなんですけどね。
感想としましては、会場が広いのでビッグバザールと比較すると人の多さの割に混んだ感じがしませんでした。良いイベントですから、これからも続いて欲しいものです。
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◎まず、過去2回の木更津C & Fでユーフォルビアを購入したブースへ。前回はE. ellenbeckii、前々回はE. phillipsioidesなどを購入しました。今回もユーフォルビアを購入。ユーフォルビアは割とありましたが、たまたま手元にあるものばかりでした。
Euphorbia f. ルブリフォリア
何のformaやねんという話ですが、見たまんまE. francoisiiというか、E. crassicaulisです。一般には、E. francoisii var. crassicaulis f. rubrifoliaと言われ、var. crassicaulisの葉の赤味が強いタイプとされますが、ただの園芸名のような気がします。ちなみに、E. francoisiiがE. decaryiとなったことから、E. francoisii var. crassicaulisはE. decaryi var. crassicaulisとなりました。しかし、2021年にはE. crassicaulisとなり独立しました。ということで、こいつはE. crassicaulisのより赤っぽいタイプです。
◎次に関西から参加のBaby leaf Plantsさん。最近はビッグバザールにもお越しです。ビッグバザールでは絶滅種のAloe bakeriを購入しました。今回はガステリアとグラスアロエを購入。原種アロエを唸るほど並べていましたが、Garteria ellaphieaeやAstroloba bicarinata(×Astrolista bicarinata)など、渋いラインナップもありましたね。
Garteria acinacifolia
ガステリアは美しいものですが、あまり人気がないせいか見かけません。G. acinacifoliaは昔からある種類ですが初めて見ました。こんな風にガステリアはちまちま集めています。
Aloe thompsoniae
今回はアロエは買っても1種類と決めてきました。それで購入したのはこちら。アロエ感が少し弱い小型アロエです。花がかわいいみたいです。
◎お次はユーフォルビア苗を沢山持ってきているブースへ。ワンコインからの激安実生苗が沢山あって、ついつい沢山買ってしまいました。
Euphorbia ramena
塊根性花キリンです。葉の感じはE. boiteaui系ではなさそうですが、何に近縁でしょうかね?
Euphorbia granticola
E. mlanjeanaに似たような柱サボテン状に育つようです。
Euphorbia suzannae-marnirae?
店主によると、国内のE. suzannae-marniraeとして流通しているのは、特徴的にはE. ambovombensisかもしれないとのことです。ただ、これはこれで面白いので購入。どう育つでしょうか? こんな小さな苗でも花が咲いていますが、私の育てているE. ambovombensisはそれなりのサイズなのに、全く花が咲かない不思議。
Euphorbia makayensis
これには少し驚きました。2021年に記載されたばかりの花キリンです。そのせいか情報がほとんどありません。名前からすると、Pachypodium makayenseと同じマダガスカル南部のMakay山が産地でしょうか?
Euphorbia denisiana var. ankarensis
産毛がビロードのように生えていますね。何やら面白い形に育ちそうです。E. viguieri系ではなくてE. neohumbertii系のような気もしますが、どうでしょうか?
◎去年の冬の木更津C & FでDioon eduleとAloidendron ramossimumを購入したブースへ。今回はワンコインのサボテンを購入しました。
Gymnocalycium bayrianum
良い色合いのバイリアヌムです。1999年にはG. spegazzinii supsp. bayrianumとする意見もあったくらいですから、天平丸に近縁なのかも知れません。
◎最後に割と気になる変わった多肉植物があるブースへ。Monadeniumやユーフォルビアの珍種がありましたがお高いですね~。安価な2鉢を購入。
Euphorbia venefica
E. venenificaで通っていましたが、正しくはE. veneficaであることが分かりました。正しい名札がついています。
Fouquieria splendens
また、ついうっかりフォウクィエリアを買ってしまいました。フォウクィエリアはもう8種類になります。もう、何でも売っていますね。
メチャクチャ買いました。ユーフォルビア7、アロエ1、ガステリア1、ギムノカリキウム1、フォウクィエリア1。まあ、最近は花キリンが気になるので、うち5種類は花キリンですけどね。
今回はくじ引きがありましたが、あちこちでちょこちょこ買ったので引き換え券は1枚だけ。まあ、ハズレでしたが。しかし、皆さん偉い回数くじ引きしてましたが、いったい何万円分買ったのか、いやはや羽振りが良くて羨ましいですね。対して私は小さい実生苗をちょこちょこ買っただけです。
さて、今回の木更津C & Fは、ユーフォルビアやアロエも豊富で、サボテンも多く、コーデックスもあり、偏りがなくなかなかバランスの良いラインナップでした。あと、珍しくAstrolobaもありましたね。本物のHaworthiopsis fasciataが十二の巻と並んで売ってましたが、誰も気が付かないし誰も買わないような気がします。H. attenuataではない本物のH. fasciataは割とレアなんですけどね。
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