ユーフォルビア・オベサ・ドットコム

2026年01月

私たちは日常的に植物を栽培していますが、それはあくまでも園芸的なものであり、ついつい栽培される植物でも自然の中では生態系の一部をなすということを忘れがちです。特に原産地が遠く植生や気候が著しく異なる多肉植物は、その自然な生態はなかなか想像しにくいのではないでしょうか。本日は竜神木(Myrtillocactus geometrizans)に展開される生態系を見てみましょう。参考とするのは、Alicia Callejas-Chaveroらの2023年の論文、『Herbivory in Myrtillocactus geometrizans (Cactaceae): Do Parasitoids Provide Indirect Defense or a Direct Advantage?』です。


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Myrtillocactus geometrizans(右)
中央はMarginatocereus marginatus、左はPilosocereus palmeri=P. leucocephalus
筑波実験植物園にて(2025年12月)


植物と害虫の相互作用
近年まで、植物と昆虫の関係に関する研究は直接的な関係である、植物と植食者、植物と花粉媒介者、植物と種子散布者などの関係に焦点を当ててきました。しかし、植物と昆虫との相互作用をより包括的に捉え、捕食者や寄生者、重寄生者、分解者、さらには競争者も考慮に入れる必要があります。

植物の植食者に対する反応は複雑で、被食から逃れる、あるいは防御する、耐えるなどがあります。間接的な防御としては、草食動物の天敵(捕食者、寄生者、病原体)を引き寄せたり、天敵に報酬や隠れ家を提供することがあります。植物は草食動物を誘因する揮発性の化合物(HIPV)を放出することで、草食動物の天敵を引き寄せることはよく知られています。

CespedesはMyrtillocactus geometrizansの昆虫に対する耐性の高さは、トリペルテンとステロールにより説明可能であることを指摘しました。これらの化合物は、Lamaireocereus chichipeやMyrtillocactus cochal、Myrtillocactus schenckii、Myrtillocactus eichlamiiからも単離されています。これらの化合物は、室内実験でツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)やミルワーム(Tenebrio molitor)といった害虫の防除に効果がありました。しかし、M. geometrizansの植食者に対して同じ効果があるのか、さらには植食者の天敵を引き寄せる作用があるかは不明です。


竜神木をめぐる生態系
M. geometrizansの害虫である軟カイガラムシ(Toumeyella martinezae)は、別種のカイガラムシ(Opuntiaspis philococcus)と競合関係があります。さらに、カイガラムシには少なくとも2種の寄生者が存在し、寄生蜂であるMexidalgus toumeyellusを調査しました。また、カイガラムシはアリ(Liometopum apiculatum)とは共生関係を結んでいます。アリはカイガラムシの世話をすることで、代わりに餌となる甘露を与えます。カイガラムシが大量発生すると、植物に付着した過剰な甘露がカビを増殖させ、短期間で植物を枯死させます。


カイガラムシの有無による影響
M. geometrizans(以下、サボテン)のカイガラムシの有無を比較しました。カイガラムシがない場合は、カイガラムシがある場合と比べてサボテンの枝は平均2倍生長しました。蕾や開花数はカイガラムシがいない場合に有意に多くなりました。しかし、成熟した果実数や果実の大きさ、種子の発芽率には有意差はありませんでした。種子や実生のサイズは、カイガラムシがいない方が大きいことが確認されました。


蟻・カイガラムシ・寄生蜂の関係
研究開始から2カ月間は、蟻のいるサボテンといないサボテンでは、寄生蜂に寄生されたカイガラムシの割合は約15%で同程度でした。しかし、蟻がいない場合は寄生されたカイガラムシは平均25%に達し、蟻がいる場合は寄生されたカイガラムシは平均10%まで減少しました。

カイガラムシは口器による穿刺とそれに伴う栄養の搾取と壊死という直接的な影響と、病原体の伝播や汚染などの間接的な影響があります。カイガラムシはサボテンの生長や繁殖、実生の生育に影響を及ぼし、サボテンの適応度を著しく低下させます。M. geometrizansはカイガラムシの個体数が少ない場合にはある程度の抵抗性と耐性を示しますが、カイガラムシの個体数が増えるとその悪影響が顕著となります。

寄生蜂が宿主の位置を特定し産卵するために、視覚や嗅覚などん利用します。さらに、HIPVの量は植食者の密度に依存しています。植食者の密度が大きくなると植物の被害も増大し、寄生蜂が検知できる揮発性化合物の放出量も増加します。この寄生蜂を誘引する化合物は未だに特定されていませんが、散在するカイガラムシの位置を特定するのに十分なことは明らかです。

蟻はカイガラムシの個体群の急激な生長を促進するため、逆に寄生蜂にとってより魅力的なものとなっています。しかし、蟻はカイガラムシの上を巡回し、寄生蜂の産卵を防いでいます。蟻は他の植食者から植物を守ることで植物に恩恵をもたらす可能性がありますが、カイガラムシの保護は植物や植物に関係する他の生物に間接的に悪影響を及ぼします。カイガラムシの増加は過剰な甘露による煤病の増殖により、サボテンの茎を覆い光合成を阻害します。カイガラムシの大量発生によりM. geometrizansは数年で枯死します。これが、調査地域のM. geometrizansの枯死する主要な要因となっています。

植物と寄生蜂の関係は相利共生関係と言えます。しかし、蟻がいる場合は寄生率が大きく下がるため、植物はわずかな利益しか得られず、寄生蜂は引き続き利益を得ることが出来るため、片利共生関係に近くなります。そのため、植物と天敵の相利共生関係を表す「敵の敵は味方」(my enemy's enemy is friend)という表現は当てはまりません。


最後に
以上が論文の簡単な要約です。
蟻と甘露をもたらすアブラムシやカイガラムシの関係はよく知られており、昔から研究されています。寄生蜂や寄生蝿の研究も行われていますが、内部寄生であるため観察だけでは済まないことと、種類が膨大なため研究はまだまだのように思います。寄生蜂や寄生蝿は実は膨大な種類があり、1種の昆虫に1種以上の寄生昆虫がいるとまで言われています。さて、サボテンとサボテンに関わる三者の関係はというと非常に複雑になります。サボテンとカイガラムシの関係、カイガラムシと蟻の関係、蟻と寄生蜂の関係、寄生蜂とサボテンの関係、サボテンと蟻の関係、寄生蜂とカイガラムシの関係がありますからね。このような複雑な生態関係を解明した研究は稀な気がします。大変、勉強になりました。今後もサボテンや多肉植物に関する生態学的研究を取り上げていきたいと思います。


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1月始めに開催されたサンシャインシティ世界のらん展2026に行ってきました。しかし、サンシャインシティなんて子どもの頃以来でしたから、あまりに馴染みがなさすぎて、行き方も分からないくらいでした。


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開催を告げるポスター。私は最終日に行きました。展示以外にナーセリーの出店もかなりありましたが、蘭以外にもアロイドやタンクブロメリア、多肉植物も少しありました。意外と食虫植物が豊富で驚きました。しかし、最終日で海外業者が安いせいか、アロイドに若者たちが群がっていました。アロイドの人気ぶりを肌で感じましたね。


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出展した蘭の愛好会一覧。これだけでその規模の巨大さが分かろうというものです。


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大量のカトレア。原種のカトレアが思いの外沢山ありました。カトレアは華美な交配種がメインで、蘭展で展示される原種はC. maximaやC. purpurataなど一部に過ぎませんが、サンシャインシティの蘭展ではあまり見かけない原種のカトレアが見られました。
しかし、とにかく物量がすごいですね。ディスプレイや企画展示では世界らん展に負けますが、とにかく沢山の蘭を見たいなら、こちらの方が混雑もせずじっくり見られるので良いのではないかと思います。



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C. trianae fma. concolor
Cattleya(C.)。これは淡く良い色合いです。fma. concolorは単色であることを示しますが、学術的に記載された名前ではなく、あくまでも園芸的な区分に過ぎません。コロンビアの原産。



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C. loddigesii
Cattleya。あまり見かけないカトレア。ブラジルの原産。



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C. percivaliana
Cattleya。コロンビア、ベネズエラの原産。


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C. lueddemanniana fma. labio-solid
Cattleya。fma. labio-solidは何でしょうね。植物の名前では聞いたことがありません。「labio」は「唇」ですからリップのことでしょうか。では、「solid」は「完全な」とか「堅い」という意味ですが、ちょっと意味がわかりません。リップに何か特徴があるのでしょうか。ベネズエラの原産。


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C. percivaliana fma. escura 
Cattleya。「escura」はポルトガル語で「暗い」という意味らしいです。全体的に濃色であることを示しているのでしょうか。



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L. anceps
Laelia(L.)。レリアは花茎が長く伸びるためポツンと咲くイメージがありましたが、これだけ咲くと見事です。メキシコ、中米の原産。


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去年の12月に筑波実験植物園にて開催されたつくば蘭展の記事の続きです。本日も変わった珍しい蘭を沢山見られました。


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Den. Global Village
Dendrobium(Den.)。久しぶりに見たデンファレ系。そう言えば、デンファレの学名を何気なく調べてみたら、いつの間にやらDen. phalaenopsisからDen. bigibbum var. superbumに変わっていました。



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Ddc. propinquum
Dendrochilum(Ddc.)。2021年にCoelogyne propinquaとされています。フィリピンの原産。



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Den. chrysanthum
Dendrobium。遠目にはLaeliaの長い花茎かと思いましたが、非常に背が高いデンドロビウムのバルブでした。アッサム、中国、ヒマラヤ、ラオス、ミャンマー、ネパール、チベット、ベトナム、タイの原産。

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花はいかにもなデンドロですね。


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Bulb. careyanum
Bulbophyllum(Bulb.)。アッサム、バングラデシュ、中国、ヒマラヤ、インド、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの原産。

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密集した穂のような花。Bulbophyllumは変わったものが多く驚くほど多様です。
 

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Den. bracteosum
Dendrobium。花の付き方がデンドロ感がなく珍しいですね。ニューギニア島、ビスマルク諸島、モルッカ諸島の原産。



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Den. sanderae var. emilianum
Dendrobium。ゴージャスなデンドロ。フィリピンの原産。



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Cym. dayanum
Cymbidium(Cym.)。寒鳳蘭と呼ばれる東洋蘭。アッサム、中国、東南アジア、台湾、日本の原産。

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Cymbidiumは春蘭や寒蘭以外あまり見かけませんから、蘭展では貴重ですね


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去年の12月に行った市川市観賞植物園の記事の続きです。サボテン温室は広く、栽培されている多肉植物も多様です。


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Dasylirion longissimum
もっとも一般的なダシリリオン。しかし、ダシリリオンはあまり植物園でも見かけませんね。しかも、このサイズは初めて見ました。
そう言えば、D. longissimumはD. quadranglatumと混同されてきた経緯があるそうですが、この個体はどうでしょうか。

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葉の落ちた跡が美しいですね。


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花キリンがあちこちで開花しています。


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笹吹雪 Agave ferdinandi-regis
ウェブ上ではA. scabraとA.
victoriae-reginaeの交配種とする意見も見かけます。しかし、現在はA. nicklsiaeの異名となっています。とは言え、アガヴェはその多くが自然交雑により生まれたという意見もありますから、実際のところはわかりません。



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聖牛殿 Gasteria beckeri × Gasteria sp.
ラベルでは交配種としていますが、独立種としている場合もあります。ちなみに、このG. beckeriとはG. nitida var. nitidaのことです。そう言えば、「聖牛殿」はConophytumにもありますね。


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Sansevieria cylindrica Motum Kenya
ケニアのMotum原産のSansevieria。「Sansevieria sp. Motum Kenya」や「Sansevieria Motum Kenya」という表記も見かけます。そう言えば、SansevieriaはDracaenaに吸収されました。S. cylindricaも2018年にDracaena angorensisとされています。しかし、D. angolensisはアンゴラ、ジンバブエ、ザンビアの原産ですから、「Motum Kenya」がケニア原産というのが本当ならば別種でしょうね。


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笹の雪 Agave victoriae-reginae
なかなか立派な笹の雪です。

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隣の個体は開花中でした。


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1月に板橋区立熱帯環境植物館にて開催された蘭展の記事の続きです。小規模な催しでしたから、蘭展の展示は今回で終了です。しかし、板橋区立熱帯環境植物館の温室も見てきましたから、そちらの記事が始まります。ちなみに、温室でも蘭が咲いていますから、そちらも楽しめました。


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V. coerulea
Vanda(V.)。コエルレア(セルレア)は代表的なバンダで、紫〜青紫色の大きく美しい花を咲かせます。。アッサム、バングラデシュ、中国、ヒマラヤ東部、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。



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Rlc. Chia Lim
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)は、Rhyncholaelia(Rl.) × Cattleya(C.)の交配種。Rhyncholaeliaの影響か非常にリップが大きいですね。



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Epi. porpax
Epidendrum(Epi.)。中米、コロンビア、ベネズエラ、ボリビアの原産。

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小型ですが、ちゃんと蘭の花です。


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V. Suksamran Spot × V. Painter's Dream
バンダの交配種。スポットを強調するような花です。



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Ddc. wenzelii
Dendrochilum(Ddc.)。2021年にCoelogyne(Coel.)となっています。白色・クリーム色系が多い旧・Dendrochilumの中でも目立つ色合いで、蘭展では割りと見かけます。フィリピンの原産。



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Rlc. Good Hope
Rhyncholaeliocattleya。巨大かつ目立つ色合いの交配系カトレア。C. Princess Bells × Rlc. Mount Hoodの組み合わせ。



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Angcm. sesquipedale
Angraecum(Angcm.)。マダガスカルの原産。白色の花は見るからに蛾媒花ですが、やはり香りがあり蛾を誘因します。蛾媒は蝿媒とは異なり良い香りが多いのですが、セスキペダレも良い香りがあり、世界らん展でセスキペダレの香水が披露されたこともありました。

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この30cmに及ぶ長大な距が特徴です。かのチャールズ・ダーウィンが、長い距に貯まった花蜜を吸える長大な口器を持つ蛾がいるはずだと予想し、その後に実際に長さ22cmに及ぶ口器を持つキサントパンスズメガが発見されました。そのため、セスキペダレを「ダーウィンの蘭」と呼ぶこともあるそうです。
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セスキペダレを訪れるキサントパンスズメガの絵が飾ってありました。


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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーセンターの記事の続きです。相変わらず温室を彷徨っています。


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ベニマツリ(紅茉莉) Rondeletia odorata
キューバの原産。アカネ科。

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鮮やかな可愛らしい花。茉莉(花)=ジャスミンの名前をいただいていますが、花に芳香があるともないとも言われているそうです。


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サンタンカ(山丹花) Ixora chinensis
山丹花も咲いていました。中国、東南アジアの原産。アカネ科。


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シクンシ Combretum indicum
使君子はあちこちの温室で見ていますが、花は初めて見ました。花は夕方に白い花が咲き蛾を引き寄せ、やがて花は赤くなり蜂などを引き寄せると言います。シクンシ科。


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こちらはハロウィン企画の「こわ〜い植物展」。


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食虫植物のムシトリスミレ(Pinguicula)。美しい花を咲かせますが、ベタベタした葉で捕虫します。これは、P. tina × P. emarginataという交配種。


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スナバコノキ Hura crepitans
スナバコノキの果実は、羽根ペンなどの余分なインクを吸わせる砂入れに使われたため「砂箱の木」と呼ばれているそうです。果実は初めて見ました。この果実は爆発的に破裂しますが、ビニールがかかっているのは爆発しないようにしているわけです。果実の爆発はかなりのパワーで、種子は時速240キロもの速度で18メートル以上もの距離に飛散するということです。ちなみに、幹がトゲだらけのスナバコノキ自体は、筑波実験植物園や東京農業大学バイオリウムで見ることができます。


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ライオンゴロシ Uncarina grandidieri
要するにトゲに返しがあり、抜こうとするとその部分にも刺さってしまうため、ライオンすら殺してしまうというのが名前の由来です。これはただの俗説で、おそらくは踏みつけ種子とされます。しかし、よく考えると、実際にはウンカリナはマダガスカル原産ですからライオンはいないわけで、これはウェブ上で流布している誤りです。実際にライオンゴロシの名前で呼ばれているのは、アフリカ大陸原産のハルパゴフィルムの実でしょう。


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スパイダーガム Eucalyptus lehmanii
ユーカリの1種。奇妙な形の実がなります。オーストラリアの原産。フトモモ科。



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Ibicella lutea
キバナツノゴマ。果実には強いトゲがあり、「悪魔の爪」と呼ばれます。植物全体に粘液があり虫がトラップされることから、食虫植物に分類されると説明がありましたが、これは誤りでしょう。食虫植物には誘因、捕獲、分解、吸収といった要素がありますが、ツノゴマは捕獲するだけで分解や吸収をせず、植物の生長に捕虫は役立ちません。粘液の役割は、一般的には植食者昆虫に対抗するためでしょう。しかし、このような食虫植物の各要素の1つを持つ植物から食虫植物は進化したと考えられており、このような植物を「原始の食虫植物」と呼ぶこともあります。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの原産。ツノゴマ科。


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ヤドリギ Viscum album
立派な楡の盆栽ですが、ヤドリギに寄生されています。説明ではV. albumとされていましたが、日本のヤドリギはV. coloratumです。かつて、V. album ssp. coloratumとされていたからかも知れません。日本、朝鮮半島、台湾、中国、内モンゴル、アムール、ハバロフスクの原産。ビャクダン科。
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幹から出ている緑色の葉がヤドリギです。


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去年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。新宿御苑の蘭コレクションを観ていましたが、蘭の同好会の育てた蘭を見ていきます。


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Brs. arcuigera
Brassia(Brs.)。実にブラッシアらしい花。まさにスパイダーオーキッド。中南米の原産。



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Coel. rossiana
Coelogyne(Coel.)。現在はCoel. trinervisの異名となっています。アッサム、中国、東南アジアの原産。



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V. lamellana
Vanda(V.)。バンダらしさが薄い希少種。南西諸島、台湾、フィリピン、ボルネオ島の原産。



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ここからは、川崎洋蘭クラブの展示。


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V. Wirat Gorden
Vanda系交配種。V. sanderiana × V. coerulea × V. deareiなどの組み合わせ。
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バンダらしいインパクトの大きな花。


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Bc. Miura Otome
Brassocattleya(Bc.)と表記されていましたが、おそらく「Cahuzacara Miura Otome」ではないかと思います。Bc.はBrassavola × Cattleyaですが、Cattleya(C.)からGuarianthe(Gur.)が分離され、Brassavola(B.)からRhyncholaelia(Rl.)から分離されたからですかね。Cahuzacara(Chz.)は、B. × C. × Gur. × Rl.ということです。



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Ctt. Portia
Cattlianthe(Ctt.)。よく揃って咲いています。Gur. bowringiana × C. labiataの組み合わせ。


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去年の12月に行った筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。今だに蘭の同好会の銘品を見ています。カトレア系を中心に交配が進み、複雑な交配属が誕生しています。私も知らないものばかりです。あと、珍しい原種の蘭を栽培する人も増えて、思わぬ珍種が蘭の展示会でも見られるようになりました。


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Paph. bellatulum
Paphiopedilum(Paph.)。花の形や色模様が独特で可愛らしい小型のパフィオです。アッサム、中国、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイの原産。


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Paph. henryanum
Paphiopedilum。
原種パフィオではよく見かけるヘンリアヌムですが、これは何やら巨大かつ派手で驚きます。中国、ベトナムの原産。


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Paph. Mount Toro
Paphiopedilum。Paph. stonei × Paph. philipinensisの組み合わせ。蘭は緑色系のものも割りとあり、逆に目を引きます。また、パフィオにはペタルが長く垂れ下がるものもあります。


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Trctm. cosymbnphorum
Trichocentrum(Trctm.)。お菓子のような可愛らしい花です。しかし、トリコケントルムはあまり見かけませんが、Onc.系なのでしょうか?。メキシコの原産。


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Aergs. kotschyana
Aerangis(Aergs.)。エランギスは小さいアングレカムと言った雰囲気の蘭です。白い花で長い距を持ち、夜に香るとなると、これは典型的な蛾媒花ですね。アフリカに広く分布します。
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蛾媒花は夜に訪れる蛾を引き寄せる花です。夜は花に色がある意味がないので、蛾媒花では白色やクリーム色となりがちです。さらに、香りで蛾を呼び寄せ、視覚ではなく嗅覚でアピールします。花の後ろから長く伸びる赤みがかる距には蜜が貯まっていますが、長い口器を持つ特定の種の蛾しか蜜を吸うことが出来ません。


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Plmths. caudatus
Plectrelminthus(Plmths.)。私も知らない蘭ですが、1属1種の珍種のようです。旧・アングレカムなので上のエランギスと似たような生態なのかも知れません。コンゴ民主共和国からギニアまでのギニア湾沿いに分布します。

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距が長いですね。


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Phal. foseiota?
Phalaenopsis(Phal.)。原種のコチョウランの1つです。名前は誤記で、おそらくPhal. fasciata。ファスキアタはアッサム、ヒマラヤ東部、フィリピンの原産。



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去年の12月に行って参りました市川市観賞植物園の記事の続きです。前回、サボテン温室に入りました。あまり植物園では見かけない小型の多肉植物が沢山ありました。


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Senecio barbertonicus
現在の学名はKleinia barbertonicaとなっていますが、どうも多肉質な種はセネキオから分離されつつあるようです。南アフリカ、モザンビーク、ジンバブエの原産。キク科。


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東美人 Pachyphytum pachyphytoides
これはどうも属間交配種のようで、「× Pachyveria pachyphytoides」という名前のようです。組み合わせは、Echeveria gibbiflora × Pachyphytum bracteostm。


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Echeveria トプシータービー
これは、Echeveria runyoniiの葉が逆に反り返るタイプを指しているらしく、「Topsy Turvy」と書くようです。


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Conophytum blandum
メセンですが、よく増えて群生しています。南アフリカの原産。ハマミズナ科。


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Euphorbia hedyotoides
へディオトイデスがニョロニョロ伸びています。へディオトイデスは非常に細い茎を長く伸ばすため、頼りない雰囲気がありますが、これでも木本です。地下に塊根を持ち、分岐し葉が出る短枝と分岐せず伸びるだけで葉が出ない長枝を繰り返して生長します。マダガスカルの原産。トウダイグサ科。



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Sansevieria  bacularis
Sansevieria属は消滅し、Dracaena属に吸収されました。S. bacularisは2018年にD. bacularisとされました。コンゴ民主共和国の原産。キジカクシ科。


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黄金司 Mammillaria elongata
久しぶりに黄金司を見ました。昔は多肉植物の寄せ植えだとか、ミニ多肉植物として見かけましたが、最近はあまり見た覚えがありません。イベントばかりで普通の園芸店などに行かないからかも知れません。そう言えば、Mammillaria elongataという名前は、Ariocapus retususの異名でもあります。まあ、命名者が異なりますが。メキシコの原産。


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今年の正月明けに行った板橋区立熱帯環境植物館で開催された蘭展の記事の続きです。展示会場は逆光がきつくて、撮影はやや難儀しました。


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V. Gordon Dillon
Vanda(V.)。V. sanderiana × V. coelurea × V. deareiの組み合わせ。花弁が非常に丸いですね。



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Rlc. George King
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)。Cattleya(C.) × Rhyncholaelia(Rl.)の交配。この場合、C. mossiae × C. dowiana × Rl. digbyanaの組み合わせ。大型なカトレア系の蘭。ゴージャスなリップは、Rhyncholaelia由来でしょう。



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Lc. Puppy Love
Laeliocattleya(Lc.)は、Laelia(L.) × C.の交配。この場合、L. anceps × C. harrisoniana × C. trianaeの組み合わせ。



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C. maxima
Cattleya。マキシマは蘭の展示会ではよく見かけます。花色は多様。エクアドル、ペルーの原産。


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Rlc. Don De Michaels
Rhyncholaeliocattleya。C. trianae、C mossiae、C. warscewicziiとRhyncholaelioの組み合わせでしょうか。交配親としてよく使われているようです。


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Bulb. Elizabeth Ann
Bulbophyllum(Bulb.)。ブルボフィルムではメジャーな交配種。組み合わせはBulb. longissimum × Bulb. rothschildianum。


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Ctt. Portiata f. coelurea
Cattlianthe(Ctt.)です。Cattleya × Guarianthe(Gur.)の交配。C. labiata × Gur. bowringianaの組み合わせ。



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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーセンターの記事の続きです。温室に入りましたが、様々な品種のハイビスカスが沢山咲いていました。


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Hibiscus Waterfall Pink
ピンク色の園芸品種。アオイ科。



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Hibiscus arnottianus
ハワイ原産のハイビスカス。赤い花柱が目立ちます。


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Everflesh
エバーフレッシュと呼ばれるマメ科の樹木は、ウェブ上ではCojoba arborea var. angustifloliaと表記されている場合と、Pithecellobium confetumと表記されている場合があります。ラベルには「マメ科コヨバ属」とあったのでCojoba arboreaのほうでしょう。

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この数珠つなぎのような赤い実が特徴です。Pithecellobium confetumのほうは平たい豆がなるため特に似てはいません。
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この葉の細かさが、ラテン語で「狭い葉」を表す「angustiflolia」の由来でしょう。


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様々な色のハイビスカス。


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ハマオモト銅葉
Crinum asiaticum
葉の色が赤みがかるハマオモト(ハマユウ)。花も花柄が赤色。日本を含む東アジア、東南アジア、南アジア、ニューギニア、オーストラリアの原産。ヒガンバナ科。



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非常に大きな花のハイビスカス。


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時期的にハロウィンの飾りがあちこちにあります。


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キバナキョウチクトウ
Thevetia peruviana

キョウチクトウ(Nerium oleander)と同じキョウチクトウ科ですが、キョウチクトウ属ではありません。現在の学名はCascabela thevetidとなっています。メキシコから南米の原産。


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ルリマツリ(瑠璃茉莉)
Plumbago auriculata
ルリマツリは園芸で普通に栽培され、日本でも越冬することもあります。南アフリカ、モザンビークの原産。イソマツ科。



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昨年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。本日は新宿御苑が栽培している蘭のコーナーがありましたので、そこを見ていきます。


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蘭展に合わせて雛壇が作られていました。


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Bol. violacea
Bollea(Bol.)。ボレアはあまり見かけない蘭です。花の雰囲気も個性的。ちなみに、2005年にPescatoniaとなっています。ブラジル、ギニア、ガイアナ、スリナム、ベネズエラの原産。


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Octomeria sp.
オクトメリアは中南米、カリブ海地域に171種が知られています。妙な花の付き方ですが、花茎が伸びないからですね。



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Paph. henryanum
Paphiopedilum(Paph.)。原種のパフィオでは割りと見かける種です。中国、ベトナムの原産。


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Paph. spicerianum
Paphiopedilum。アッサム、中国、ヒマラヤ東部、ミャンマーの原産。



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Oma. grandiflora
Octomeria(Oma.)。種小名からして、オクトメリアでは花が大きいのかも知れません。南米の原産。


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Bulb. dearei
Bulbophyllum(Bulb.)。フィリピン、ボルネオ島、マレー半島の原産。

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萼片が反り返る面白い花です。


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Epig. nakaharae
Epigeneium(Epig.)。現在はDendrobiumとされているようです。台湾、タイ、ベトナムの原産。


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去年の10月に行った東京農業大学のバイオリウム温室の記事の続きです。長々と続いたバイオリウムの記事も本日で最終回となります。


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ニセカイソウ(偽海葱) Albuca bracteata
子持ちオーニソガラムと呼ばれることもあるアルブカです。かつては、Ornithogalum caudatumでしたが、2009年にカルブカとなりました。私も栽培していますが、非常に強健で地植え可能で、雪が降ってもまったく問題ありません。むしろ、子持ちオーニソガラムの名前の由来となる、親球根に子球根がついて増える特徴から、あっという間に大群落となってしまいます。



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Operculicarya pachypus
なかなか立派なパキプスです。マダガスカルの原産。ウルシ科。

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この枝ぶりはまさに自然の盆栽。


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Pachypodium geayi
群生するゲアイ。マダガスカルの原産。キョウチクトウ科。



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Dracaena marginata
=D. concinna
いわゆるドラセナで一般的に流通しているものです。ウェブ上ではD. marginata=D. concinnaとされているようですが、正確には、D. concinna=D. marginata var. concinnaですね。ちなみに、D. marginataはD. reflexa var. angustifoliaの異名となります。


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ビヨウタコノキ Pandanus utilis
植物園の温室では定番のタコノキです。ビヨウタコノキのモーリシャスの原産。タコノキ科。

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名前の由来となった支柱根。
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よく見ると実がなっていました。


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マダガスカルウツボカズラ
Nepenthes madagascariensis
2024年の春に播種したそうで、去年の1月に来た時はまだ1cm程度しかありませんでしたから、だいぶ育っちましたね。マダガスカリエンシスはウツボカズラの中では難しい部類のようですが、上手く育っているようです。


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バオバブの種子が販売されていたので購入しました。しばらく経ってから3粒播いたところ、全て発芽したので種子はなかなか新鮮なものだったようです。普通は夏に播種しますが、時期悪く11月に播種したため、発芽まで2週間かかりました。この寒さの中、今も室内で生長を続けています。


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レムールたちも元気そうです。


ということで、東京農業大学のバイオリウムの記事でした。今年は1月に来て流石に冬なので葉がない植物もありましたが、10月に来た時は葉が茂っており花キリンも旺盛に開花していました。サボテンを始め展示も変わっていましたから、新しい見どころがあり楽しめました。しかし、なんと言っても、バイオリウム温室は私の好きなマダガスカル原産の多肉植物が非常に豊富です。多肉植物ファンなら楽しめること請け合いです。


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去年の12月に行って参りました市川市観賞植物園の記事の続きです。前回はバス停から植物園を目指して、途中で薔薇園を覗いたりしました。植物園に到着しましたが、取り敢えず中庭を見てから温室に入りました。


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温室前の植え込みに柿がなっていました。とは言え、あまりにも実が小さいので豆柿か老爺柿かも知れません。豆柿や老爺柿は柿(Diospyros kaki)とは別種で、豆柿はD. lotus、老爺柿はD. rhombifoliaです。


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中庭は立派な蘇鉄やアガヴェが植栽されていました。


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これは当然、Agave americanaですね。


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Yuccaが開花していました。
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この時期(12月)に野外で見られる貴重な花です。


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池があり水生植物も栽培されているようです。冬なので内容はわかりません。


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サラセニアがありました。サラセニアは北米の原産で耐寒性が高いため、周年屋外で栽培されることもあります。
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湿地の植物のはずですが、普通にプランターで栽培されていました。


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いよいよ、温室に入ります。まずは、サボテン温室を見ていきます。


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Kalanchoe prolifera
「五節の舞」の名前もあるカランコエ。多肉植物感はあまりありません。高さ3〜4mにもなるそうですが、自重を支えられずに倒れて育つと言います。マダガスカル原産。

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ちょうど、蕾が出ていました。


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Euphorbia spp.
名札には「大雲閣」とありましたが、大雲閣は一般的にはE. accurensisと呼ばれています。しかし、E. accurensisは巒岳(E. abyssinica)の異名とされています。ソマリア、スーダン、ジブチ、エリトリア、エチオピアの原産。
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巒岳は稜(rib)がうねる特徴がありますが、一般的に大雲閣の名前で販売されるユーフォルビアにその特徴はありません。また、巒岳は挿し木だとその特徴が出ないとも言います。よくわかりません。稜がうねらないタイプの巒岳が大雲閣なのか、挿し木の巒岳が大雲閣と呼ばれているのか、あるいはそれらが混同されているのでしょうか。はたまた、まったく別種が混同されている可能性もあるかも知れません。そもそも、なぜこの個体の名札では「Euphorbia spp.=ユーフォルビアの仲間」とされているのは、実は正体が分からないからかも知れません。論文を探せば、E. accurensis=E. abyssinicaは確認出来るかも知れませんが、E. accurensis=大雲閣の証拠は見つかる気がしません。


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去年の12月に行った筑波実験植物園の蘭展の記事の続きです。熱帯資源植物温室に展示された蘭の同好会の蘭を見ています。


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C. maxima fma. coerulea
C. maximaはコロンビア、ベネズエラの原産。淡い色合いが大変美しいですね。


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蘭の雛壇


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Pths. strupifolia
Pleurothallis(Pths.)。現在はAciantheraとされています。ブラジルの原産。

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格別に奇妙な花ですね。


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C. cernua
小型のCattleya。SophronitisがCattleyaに吸収されたため、2010年にカトレアになりました。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの原産。


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Fdk. Turning Point
Fredclarkeara(Fdk.)は、Catasetum(Ctsm.) × Mormodes(Morm.) × Clowesia(Clow.)の交配種。この場合、Ctsm. expansum × Morm. elegansと × clow. warczewitziiの組み合わせ。緑色の花はインパクトがあります。


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Ddc. wenzelii
Dendrochilum(Ddc.)。現在はCoelogyneとされています。フィリピンの原産。


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Lhta. lunifera
Lockhartia(Lhta.)。フィリピンの原産。蘭に見えない面白い葉を持ちます。ラン科の多様性の高さはなかなかのものです。
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花は小さいもののラン科の特徴があります。


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Wcz. amazonica
Warczewiczella(Wcz.)。ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーの原産。


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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーの記事の続きです。今回から温室に入ります。まずは、1つ目の部屋の植物から見ていきます。


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温室入ると直ぐに巨大なモンステラ。Monstera deliciosaですね。グアテマラ、メキシコの原産。サトイモ科。


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Neoregelia "Fireball"
美しいアナナスたち。


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キダチアロエとタマシダが茂っています。


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Philodendron cv. Kookaburra
あまり情報がないアロイドですが、どうも園芸品種のようです。過去に夢の島熱帯植物館でも見ていますが、この株は巨大ですね。


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温室は定番のビカクシダも吊るされていました。


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こちらもネオレゲリアですかね。


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トックリラン Nolina recurvata
トックリランはノリナ属から分離され、現在はBeaucarneaとされています。旧・リュウゼツラン科、今はキジカクシ科とされます。

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少し狭そうですね。


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Tacca chantrieri
いわゆるタシロイモです。奇妙な花を咲かせるため、植物園では割りと見かけます。今までは独立したタシロイモ科でしたが、近年の分類ではヤマノイモ科とされます。アッサム、バングラデシュ、中国南部、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、チベット、ベトナムの原産。


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イランイラン Cananga odorata
香水の原料としても有名なイランイランですが、花がいまいち目立たないため気が付かれにくいような気がします。花も芳香がありますから、植物園で見かけたら匂いをかいでみてください。東南アジア、ニューギニア、オーストラリアの原産。バンレイシ科。


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Euphorbia milii var. splendens
現在は独立種であるE. splendensとされています。一般的に流通している花キリンはミリイではなくスプレンデンスであるとされているようです。マダガスカル原産。トウダイグサ科。


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正月明け早々に板橋区立熱帯環境植物館に行って参りました。「らん・ラン・蘭展2026年」と題し、蘭の展示会を開催するとのです。
去年、蘭はだいぶ気にして見ていました。昔、蘭について調べたりもしましたが、あまりに知識が古いため色々変わっていましたね。去年は植物園の蘭について調べたので、だいぶ知識がアップデートされました。また、蘭展では図鑑でしか見たことがない珍しい蘭も展示されており、驚きの連続でした。ということで、2026年は蘭を積極的に見に行く予定です。


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ポスターによりますと、18日まで開催されているみたいです。


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入ると直ぐに蘭の花がありました。Cymbidiumですね。


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1月4日に訪れたので購入植物飾りがありました。しかし、流石植物園ですね。実に立派。


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こちらにも飾りがありました。


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さて、園内も見て回りましたが、取り敢えず記事は蘭展から開始します。洋蘭の販売もありました。蘭は神代洋らん会の協力とのこと。


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蘭展は主にこのコーナーくらいなので、規模は小さいですかね。まあ、豪華な蘭のディスプレイや、記念撮影スペースもありますから、それなりに楽しめる内容です。それと、温室内にも蘭の花は咲いていますからね。


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C. Sancha × TOKYO NO.1
Cattleya(C.)。妙な名前の蘭ですが、「Sancha」も「TOKYO NO.1」もC. walkerianaの選別品種とのことで、選別品種同士の掛け合わせのようです。リップだけが色付く可愛らしいカトレアです。



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L. anceps
Laelia(L.)。レリアは花茎が長く伸びます。カトレアと比べるとほとんど見かけませんが、豪華な代わりにずんぐりとしたカトレアと比べ、レリアは可憐な感じがします。メキシコ、中米の原産。

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良い色合いです。


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Alcra. Flying High
Aliceara(Alcra.)は、Brassia(Brs.) × Miltonia(Milt.) × Oncidium(Onc.)の交配種。しかし、Alcra. Flying HighはBrs. gireoudiana × Onc. harryanum × Onc. fuscatumの組み合わせで、ミルトニアがありません。調べると、Onc. fuscatumはMilt. warszewicziiとされたことがあるからかも知れません。まだ、未開花の蕾ですがかなりの存在感があります。花はOdontoglossumに似た花型にBrassiaの模様が入るインパクトの強い花です。



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Chz. Miura Otome
Cahuzacara(Chz.)は、Brassavola(B.) × Guarianthe(Gur.) × Cattleya(C.)の交配種。B. nodosa × Gur. bowringiana × C. mossiaeの組み合わせ。なぜ、Brassavolaを交配する必要があるのかよくわかりませんが、リップに影響するのでしょうか? それはそうとして、淡い良い色合いです。



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Onc. Aloha iwanaga
Oncidium(Onc.)と表記されていましたが、正しくはOncidesa(Oncsa.)。OncidesaはGomesa(Gom.) × Oncidiumの組み合わせ。Gom. varicosa × Gom. flexuosa × Onc. sphacelatumの組み合わせ。オンシ系は詳しくないので、今まであまり見てきませんでしたが、思った以上に複雑な交配が試されているようです。今後はオンシ系にも注目していきます。


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Bulb. lasiochirum album
Bulbophyllum(Bulb.)。「album」は白いことを示していますが、この場合は黒い斑点がないタイプ




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C. triamae
Cattleya。リップが淡く色付きます。コロンビアの原産。


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年が明け、急に寒くなったり突風が吹き荒れたりしましたが、我が家の多肉植物たちは取り敢えず何事もなく無事に過ごしています。本日はユーフォルビアの難物として知られるソマリアものを取り上げましょう。


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Euphorbia mitriformis
去年の1月のビッグバザールで入手しましたから、丸一年経ちました。既に1.5倍程度に生長しています。ソマリアものにしては強健な雰囲気があります。


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Euphorbia gymnocalycioides
今年4年目のギムノカリキオイデス。自根なのでなかなか思うように育ちません。やはり、根が弱くあまり発達しないのが原因でしょうね。


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Euphorbia philipsioides
フィリプシオイデスはどうにも上手くいきません。実は既に1株枯らしていて、これは再購入したものです。フィリプシオイデスはある程度の日照を当てないとトゲが弱くなるため、割りと遮光弱めで育てていたら日焼けして枯れてしまいました。これは2年目ですが、去年の冬にダニが大発生して肌が汚らしくなってしまいました。

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蕾がついています。フィリプシオイデス自体は強健で生長は早いのですが、日焼けを気にし過ぎているせいかなかなか良いトゲが出ません。


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Euphorbia philipsiae
フィリプシアエは6年目ですが、ソマリアものとは思えないくらい強健です。強光を当て過ぎて動きが完全に止まった年もありましたが、去年はよく生長しました。



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Euphorbia columnaris
コルムナリスはいまいち育て方がわかりません。今年で5年目になりますが、根がやられがちでほぼ動きがありません。我が家の環境だと難しいので、接ぎ木で維持した方が良いのかも知れませんね。


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三連休の真ん中はビッグバザールに行きましたが、12日はサンシャインシティで開催された蘭展を観てきました。その帰りにせっかく池袋に来たのだから鶴仙園へ寄って行こうということになりました。


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鶴仙園は冬モードでしたが、店舗移動後に初めて行った時よりだいぶ植物が充実していました。サボテンはかなり豊富でしたが、昔の店舗程ではありませんね。まあ、今回はガステリアなんかも気にもなりましたが、記念にテフロカクタスを購入しました。最近、何やら気になっているウチワサボテンです。



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長刺武蔵野
Tephrocactus articulatus var. diadematus
武蔵野の刺が長いタイプです。しかし、どうもT. articulatusは変異幅が広いようで、基本的に変種などは認められておりません。


というわけで、久しぶりに鶴仙園へ行って参りました。去年のハウォルチアのイベント以来でしょうか。それはさておき、今年は既に蘭展に2つ行っています。今年は積極的に蘭展を見に行く予定です。とは言え、帰りにデパ地下やらあちこち行ったこともあり疲れました。カレンダーには景気よく植物園やらイベントの予定をビッシリ書き込んでありますが、全てこなせる程の体力はだいぶ怪しい気もします。行けたら行く程度の感じで、無理ない範囲でと考えております。



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2026年最初の多肉植物のイベントはビッグバザールです。混雑を予想して、開始しばらくしてからの参加となります。しかし、驚いたことに、開場から30分近く経っているのにまだ待機列が解消されていませんでした。とは言え10人程度の列でしたから待つという程のことではありません。


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さて、新年明け一発目のイベントで何か面白いものはあるでしょうか。今回は適当に流し見て記念に何か1点でも買えればといったところです。
今回は時期的にケープバルブやOthonnaなどの冬型の植物が目につきました。ハウォルチアも結構目立ちました。あとは シクラメンやCeraria(Portulacaria)も見かけました。今回もAgave専門店が複数ありましたが、人だかりがないので何が並んでいるのか見ることが出来ました。以前は囲みがきつくて近づけませんでしたからね。また、相変わらずサボテンはかなり目立ち、やや珍しい柱サボテンや紐サボテンの苗もありました。ユーフォルビアもかなりありましたが、手持ちにないものは高額なものばかりでしたから断念しました。まあ、いつか機会はあるでしょう。

さて、それでは購入品です。今回は時間があるため、会場をゆっくり3周しました。まず、目についたのは、Haworthia marginata、つまりはTulista marginataです。国際多肉植物協会による配置図は変更される可能性があるため、正しいかわかりませんが、配置図によると購入したのはSP園芸ですかね。これは、いわゆる「白折鶴」と言われるタイプと思われます。結構小型の個体でも、まあまあしますから購入は躊躇していましたが、かなりお手頃でした。サイズも立派です。次にフライレアを探しました。最近、毎度フライレアを買うと言いつつ忘れていたので、今回は結構丹念に探しました。すると、錦玉園に「狸の子」があったので、迷わず購入しました。最後に、前回悩んだプナを、今回はグランカクタスに良いサイズの株があったので購入しました。今回はこれで大満足です。


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Haworthia marginata=Tulista marginata
遺伝子解析によりハウォルチアから分離され、現在はTulistaとなっています。一般的には白い半透明の結節がついてイボイボした見た目になりますが、角や先端だけ結節がつくタイプは珍重され、「瑞鶴」やその選抜品の「白折鶴」があります。この個体は角につく結節がはっきりしているので、贔屓目に見て白折鶴かなぁと思います。


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狸の子
「狸の子」と呼ばれるフライレアは、Frailea pseudopulcherrimaとされていますが、現在はF. pygmaea subsp. pygmaeaの異名とのことです。しかし、F. pygmaeaは「豹の子」と言われていますよね。ただのタイプ違いなのか、異なる亜種に相当するのかはわかりません。


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Puna bonnieae=Tephrocactus bonnieae
こう見えてウチワサボテンの仲間です。2001年にTephrocactusになっていますが、Puna属は寄せ集めの属で消滅しました。ちなみに、かつてMaihueniopsisとする提案もありました。2025年の論文ではPterocactus連に分類されています。このPterocactus連のウチワサボテンらしからぬ形状がちょっと気になっており、いつの間にやら黒竜(Pterocactus tuberosus)、キノコウチワ(Maihueniopsis clavarioides=Puna clavarioides)に続いて3種類目となりました。


ということで、1月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。今回は久しぶりにサボテンがメインでした。引き続きPterocactus連は気になりますから、Tephrocactusや入手可能ならMaihueniopsisを探したいところです。とは言え、また硬葉系ハウォルチアばかり買ってしまいそうですけどね。


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去年の11月に新宿御苑の洋らん展へ行きましたが、その続きです。前回までは屋外を散策したり、温室内の熱帯植物を見てきましたが、本日から洋らん展の内容に移ります。まずは入口付近の入選作から。ちなみに入賞作は一番最後に配置されていましたから、今回は登場しません。


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C. maxima
Cattleya。マキシマは代表的なカトレアの1つで、蘭展ではよく見かけます。しかし、これだけ咲きそろうのと実に見事です。エクアドル、ペルーの原産。


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Psh. vitellina
Prosthechea(Psh.)はEncycliaから独立した属です。一見して蘭に見えない雰囲気があります。メキシコ、中米の原産。


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Den. serratilabium
Dendrobium(Den.)です。デンドロビウムは有名ではありますが、種類が多いため私も知らないものばかりです。フィリピンの原産。


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Tolu. Jairak Firm
Tolumnia(Tolu.)はOncidiumから独立した属です。Tolumniaはあまり聞かない蘭です。Tolu. triquetra × Tolu. hamiltoniiの組み合わせ。



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Den. munificum
Dendrobiumです。印象的な花です。旧・Inobulbon。ニューカレドニアの原産。



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Bc. Carnival Kids
Brassacattleya(Bc.)は、Cattleya × Brassavola(B.)の交配種。しかし、Bc. Carnival Kidsは「Bc. Gulfshore's Beauty」の異名とのことです。鮮烈な色合いが楽しいですね。これは、B. nodsae × C. dormanianaの組み合わせ。



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C. Remo Prada
Cattleya。C. trianae × C. mossiae × C. pupurataの組み合わせ。面白い配色ですね。



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去年の10月に行った東京農業大学バイオリウム温室の続きです。本日はマダガスカル原産のアデニアとウンカリナを見ていきます。1月に訪れた時には葉を落としていましたから、葉が茂っていました。ウンカリナは花も楽しめますから、いつか花も見てみたいですね。


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Adenia perierri
アデニアはアフリカからマダガスカル、アラビア半島、南アジア、東南アジア、ニューギニア島、オーストラリアまで105種が分布するトケイソウ科植物です。樹木性が高いものから塊根性まであり、つる性も種により強弱があります。


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Adenia olaboensis
種小名はSakalava族がオラボエンシスの樹皮がワニ肌なため、「鰐」を指す「oraboay」と呼んでいることに因んだものだそうです。
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立派な塊根。幹肌はかなりボコボコしています。我が家の小苗ですらも既に凸凹しています。


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Adenia isaloensis
イサロエンシスが茂っています。ちなみに、我が家のイサロエンシスはまだ爪楊枝のような細さです。


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Uncarina roeoesliana
ロエオエスリアナは小型のウンカリナです。ウンカリナはゴマ科で、大抵は黄色い漏斗状の合弁花を咲かせます。
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我が家にもロエオエスリアナはありますが、いまいち育て方がわかりません。地上部より地下の塊根の発達が著しく、直ぐに塊根が鉢底に到達してしまいます。今はロングポット植えですが、既に浮かして植えている状態です。塊根を途中で切断するか、不相応に巨大な鉢に植えるかしないとどうにもならない気がします。


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Uncarina leandrii
大きな葉を広げるレアンドリ。
ウンカリナの種子は強烈な鉤爪がありますが、これは動物の体毛に引っ掛かって運ばれるためのものではないようです。これは、絶滅した巨鳥であるエピオルニスの硬い足の裏に絡みつき、エピオルニスが走る度に硬い果実が壊れて種子がばら撒かれる仕組みが想定されています。アフリカ大陸にはウンカリナと近縁なハルパゴフィルムが分布しますが、ハルパゴフィルムの種子はライオン殺しと呼ばれるほど強烈な鉤爪がありますが、上記と同じ仕組みでダチョウにより種子が散布されます。これを踏みつけ種子と言います。ウンカリナは種子散布者が絶滅しておりウンカリナ自体が絶滅への道を歩みつつあります。しかし、牧場近くに生えるウンカリナは牛がエピオルニスの変わりに種子を踏みつけるため、牧場の周囲ではウンカリナが増えているそうです。



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Uncarina pertata
葉がとても大きくあまり切れ込みません。違いがあり面白いですね。
しかし、ウンカリナは樹冠の面積が広く、結構場所をとりますからいまいち集める気にはなりません。


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Uncarina grandidieri
マダガスカルと言えばキツネザルですが、キツネザルがマーキングする樹木としてはウンカリナが一番人気があるそうです。ウンカリナはパキポディウムとは違いトゲがなく、ユーフォルビアのように有毒な乳液も出しません。また、ウンカリナは写真のように二股になりがちですが、キツネザルが片枝を掴んでマーキングすることから、マーキングしやすい樹形なのかも知れません。


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去年の12月末に千葉県にある市川市観賞植物園へ行って参りました。市川大野駅から土日だけ運行している動植物園行きのバスで向かいます。本日は観賞植物園の道中にあるバラ園を見ていきましょう。


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バス停近くに動物園がありますが、開園時間前でしたから帰りに寄ろうかというところ。まずは、バラ園を目指します。


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自然な植生でやや鬱蒼としています。


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見事な紅葉。


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マユミ(真弓、Euonymus hamiltonianus=Euonymus sieboldianus)ですかね。


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ムラサキシキブ(紫式部、Callicarpa japonica)の実がなっていました。日本を含む東アジアの原産。シソ科。


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ガマズミ(Viburnum dilatatum)の赤い実が美しいですね。ガマズミの実は食べられますが、秋に実る赤い実には有毒のものもあるため注意が必要です。


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「タヌキは手をかみます」。まあ、野生ですから、不用意に手を出せばそりゃあ噛みますよね。


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Sommerduft
1986年、ドイツ作出。芳香種。HT系統。
バラ園に到着しました。12月末で薔薇は終わりに近いのですが、結構咲いていました。よく手入れされており、無料の薔薇園としては十分楽しめました。



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希望
1986年、京成バラ園作出。HT系統。



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Rio Samba
1993年、アメリカ作出。HT系統。



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伊豆の踊子
2001年、フランス作出。FL系統。芳香種。



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うらら
1995年、京成バラ園作出。FL系統。



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Brass Band
1995年、アメリカ作出。FL系統。気温により花色が変動するそうです。



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Limoncell
2008年、フランス作出。S系統。

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スッキリとした形の美しい薔薇です。


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Parole
1991年、ドイツ作出。HT系統。



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乾杯
1983年、京成バラ園作出。HT系統。ローマバラ国際コンクールで金賞を獲得しているそうです。



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Knock Out
2000年、フランス作出。FL系統。


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花霞
1985年、京成バラ園作出。FL系統。



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La Sevillana
1978年、フランス作出。FL系統。


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ローズいちかわ
2008年、日本作出。FL系統。市川市のオリジナルの薔薇。密に花がつきます。



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緑光
1981年、京成バラ園作出。淡い緑色の薔薇ですが、写真では緑色が飛んでしまい上手く再現出来ません。国際コンクール金賞。



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バラ園の周囲の小川。時期的に枯れ葉ばかりです。
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ジュズダマ(Coix lacryma-jobi)がありました。今はジュズダマも滅多に見かけなくなりましたね。インド、ヒマラヤ地域から中国南部、東南アジア台湾の原産で、世界ではジュズダマの実から数珠やロザリオを作っていました。


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順路を間違って霊園の方に出てしまいました。引返さずに、一度外に出て植物園を目指します。


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植物園に到着。


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去年の11月に行って参りました京成バラ園の記事の続きです。京成バラ園の記事は今回で最終回となります。最後に温室を見て、園芸店とお土産店を見てからレストランで昼食をとり、併設されたパン屋でパンを買って帰りました。


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Pashmina
2008年作出。F系統。


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緑光
1991年、京成バラ園作出。F系統。



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温室に入ります。


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セイヨウヒイラギですかね。


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バナナは実がありませんでした。


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メディニラはまだ咲いていませんでした。
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これからですね。


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エンジェルトランペットはかなり大型でした。
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1つの温室はオブジェクトに占領されていました。


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温室内にも薔薇が咲いています。


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こちらの温室には花をあしらったメリーゴーランドがありました。


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なかなか立派なトックリラン。


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アガヴェもありました。
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アスパラガスのような花茎が伸びていました。


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サボテンコーナーは微妙な感じではあります。


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美しいアガヴェです。


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ユッカも美しいですね。


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お土産店もあり、薔薇に因んだお菓子などが販売されていました。薔薇に因んだお菓子をいくつか購入しました。お土産店とは別に大型園芸店も併設されており、大量の薔薇の苗が販売されています。


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レストランも併設されています。その名も「ラ・ローズ」。
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見た目も美味しい牛の煮込み料理。


というわけで、京成バラ園の記事でした。本当に行ってきたというだけの記事でしたが、過去に行った薔薇園の中でもダントツに素晴らしかったですね。薔薇の量や種類もですが、全てが園内で完結してしまうところが嬉しいと思いました。都内の薔薇園はどうしても狭い傾向があり、逆に郊外の薔薇園は広いものの食事などはやや難があります。その点、京成バラ園は全てが揃っていますから、楽チンかつ思い出深いものとなりました。また、時期を見て再訪したいですね。


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去年の12月に筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。熱帯資源植物温室に展示された蘭の同好会の蘭を見ています。ブラシア(ブラッシア)やロドリグェジィア(ロドリゲチア)など、あまり見かけない蘭を見ることが出来ました。


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Cycd. Taiwan Gold
Cycnodes(Cycd.)は、Cycnoches(Cyc.) × Mormodes(Morm.)の交配種。この場合、Cyc. chlorochilon × Morm. badiaという組み合わせ。明るく賑やかな色合いです。


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Enc. cochleata
Encyclia(Enc.)です。現在はProsthechea(Psh.)とされています。メキシコ、中米、南米北部の原産。ひっくり返ったような奇妙な花です。



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Ctt. Blue Boy
Cattlianthe(Ctt.)です。Gur. bowringiana × C. gaskelliana × C. tigrinaという組み合わせ。透き通るようか美しい色合いです。


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Rdza. decora
Rodriguezia(Rdza.)です。旧・Burlingtonia。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの原産。Onc./Comp.系のような花の形が面白いですね。あまり見ない蘭です。


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Fdk. After Dark Pearl
Fredclarkeara(Fdk.)です。この場合、Mormodia(Mo.) × Catasetum(Ctsm.)の組み合わせ。ちなみに、あまり聞かないMo.は、Morm. × Clowesia(Clow.)。赤黒い非常に目を引く交配種ですね。やはり、印象的なせいか蘭展ではよく見かけます。


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Coel. speciosa
Coelogyne(Coel.)。インドネシアの原産。



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Brs. cochleata
Brassia(Brs.)。南米北部の原産。
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ブラッシア自体は有名な蘭ですが、いかんせん地味なのでそれほど一般的ではありません。


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10月に日比谷花壇大船フラワーセンターへ行った記事の続きです。園内を散策していましたが、ようやく温室に到着しました。まずは温室に囲まれた中庭のような場所にオージープランツが植栽されていましたから、ぶらりと一回りして温室に入りました。


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温室の入口手前につる植物が垂れていました。これは、サカキカズラ(Anodendron affine)で神奈川県では絶滅危惧種とのことです。


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Eucalyptus mannifera
ユーカリの1種。ユーカリは716種もあり、オーストラリアだけではなくニューギニアや一部は東南アジアにも分布するようです。本種はオーストラリアの原産。
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樹皮は剥がれつるりとしています。
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上部の枝にはまだ樹皮があります。


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Banksia 'Joey Candle'
地を這うように広がるバンクシアがありました。バンクシアらしい特徴的な花が沢山咲いています。ヤマモガシ科。


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Eucalyptus gregsoniana
こちらもオーストラリア原産のユーカリ。フトモモ科。
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樹皮が剥離中でした。


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Elaeocarpus reticulatus
ホルトノキ属。オーストラリア原産。

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ホルトノキ属はあまり見かけませんから、葉やその付き方も気になります。


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Hakea sericea
ハケア属は初めて見ました。針葉樹のようにも見えますが、ヤマモガシ科です。
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奇妙な実らしきものがついていました。代表的なオージープランツであるヤマモガシ科やフトモモ科の花は面白いものが多いので、花を見てみたいものです。


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去年の11月に行った新宿御苑の記事の続きです。洋らん展を見に行ったわけですが、苑内を散策していました。今回、ようやく洋らん展の会場である温室に到着しましたが、本日は蘭以外の植物を見ていきます。洋蘭がところ狭しと並んでいるせいか、あちこちで花が咲いていることに気が付かない人もいそうです。


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温室に到着。洋らん展を見にきた人で、いつもより少し混んでいました。


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レッドジンジャー Alpinia purpurata
最近、ショウガ科植物が気になっており、以前より目に入るようになって来ました。アカボゲットウ(赤穂月桃)と呼ばれているそうです。夢の島熱帯植物館でレッドジンジャーらしき花を見ています。ニューギニア周辺、ニューカレドニア、バヌアツ、モルッカ諸島、ビスマルク諸島の原産。


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Clerodendrum macrosiphon
Clerodendrum macrosiphonという名前は2種の植物に命名されており、残念ながらネット上では混同されているようです。この植物の場合は、1883年に命名されたC. macrosiphon Hook.f.でしょう。アフリカ東部の原産です。現在はRotheca microphyllaとされています。混同されているC. microsiphon (Baker) W.Piepは1938年に命名されましたが、nom.illeg.ですから非合法名です。こちらは1900年に命名されたClerodendrum duseniiが正しい名前です。標本を確認すると集散花序が確認され、名前以外で似ている要素はなさそうです。


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Euphorbia leucocephala
「白雪姫」の名前で栽培されるユーフォルビア。一般的には鉢植えサイズですが、植物園では樹木状となりかなり大型となります。メキシコ、中米、コロンビアの原産。


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Dioon spinulosum
これは大変立派なスピヌロスムですね。スピヌロスムは蘇鉄の中でも最大となる種です。メキシコ原産。



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Hypoestes aristata
キツネノマゴ科は詳しくないので、よくわかりません。「Ribbon bush」と呼ばれているそうです。花はコエビソウ(Justicia brandegeeana)に似ていますが、かつてはJusticia aristataとされていましたから納得ですね。アフリカに広く分布します。


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オオハマオモト Crinum asiaticum var. sinicum
去年の9月に来た時は終わりかけでしたが、今回は満開です。タイワンハマオモトとも呼ばれます。
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ハマオモトとはあまり聞き慣れない名前かも知れませんが、一般的にはハマユウと呼ばれています。日本に分布しているハマユウ(ハマオモト)は、Crinum asiaticum var. japonicumです。


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9月に見た時は赤みがありましたが、だいぶ熟してきましたね。


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コエビソウ Justicia brandegeeana
こちらがコエビソウです。メキシコ、中米の原産。キツネノマゴ科。
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印象的な花です。


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Osmoxylon lineare
新宿御苑でオスモキシロンの特徴的な花を見るのは2回目です。そういえば、板橋区立熱帯環境植物館でも花を見ています。オスモキシロンは「コウトウヤツデ属」と呼ばれるらしく、東南アジアに61種あります。ウコギ科。


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ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
変種mexicanusは現在は変種arboreusに含まれます。それはさておき、ウナズキヒメフヨウとタイリンヒメフヨウ(M. penduliflorus)の違いがよくわかりません。タイリンヒメフヨウはM. arboreus var. penduliflorusとされたこともありますから、似ていることは間違いありませんが…。タイリンヒメフヨウの別名をウナズキヒメフヨウとしているサイトもあり、ウェブ上の情報だけだと判断は難しそうです。



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三が日明け最初の記事は、去年の10月に行った東京農業大学のバイオリウム温室の続きです。前回はミリイ系花キリン(Goniostema節)を見ましたが、本日はミリイ系以外の花キリンを中心に見ています。


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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイが沢山咲いていました。
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ゴトレベイはあまり枝分かれせず、根元から叢生します。我が家でもそうですが、冬でもよく開花する良い花キリンです。


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Euphorbia genoudiana 
ゲノウディアナも開花していました。

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葉の雰囲気はゴトレベイに似ていますね。


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Euphorbia neobosseri
塊根性の花キリン。E. milii var. bosseriでしたが、独立しE. neobosseriとなりました。ただ、既にマダガスカル原産のE. bosseriが命名済みですから、「neo」が付加されました。そういえば、E. bosseriは「ゾンビプラント」と呼ばれており、E. platycladaの名前で流通しています。
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葉は細長い密に並んでいますが、非常に特徴的です。


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Fouquieria fasciclata
ファスキアタの葉がよく茂っていますね。枝も多く育ちが良さそうです。



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テングノゴマスリ
Sesamothamnus lugardii
知らない植物ですが、ボツワナ、ジンバブエ、南アフリカ原産のゴマ科植物ということです。

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薄い表皮がめくれています。


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Euphorbia lomeliiとありましたが、ロメリイは茎が太く節がくびれるため、外見的にはE. antisyphiliticaに見えます。しかし、E. lomeliiを検索するとE. antisyphiliticaらしきものも混ざっており、逆にE. antisyphiliticaで検索するとE. lomeliiらしきものが混ざっています。これはウェブ上でも混同されている雰囲気があります。輸入品の名前が誤っているというのは、多肉植物ではよくあることです。この場合、赤く大きな花が咲けばE. lomelii、数mmの小さな白い花が咲けばE. antisyphiliticaです。まあ、他に似た種類があるのかも知れませんが。


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農大No.1
いわゆるAgave titanota。東京農業大学が初めて日本に導入しました。流行りのタイプは葉が短く丸まりますが、あれはこのサイズまで育っても丸まったままなのでしょうか。個人的にはあの畑のキャベツみたいな形のアガヴェより、こちらの方がよく見えてしまいます。



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新年明けましておめでとうございます。
新たな年の始まりを、新春の花で始めましょう。


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Euphorbia fruticosa
フルティコサは満開ですが、花冠のようです。ユーフォルビアの地味な花の中では、花色が鮮やかで賑やかな感じがしますね。


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Euphorbia heptagona
=Euphorbia enopla
普段、あまり見ることがない紅彩閣の小さな花です。紅彩閣のトゲは花が咲かない花茎ですが、トゲの先端に花が咲くこともあります。とは言え、あまりに小さく地味なので気が付かないだけでしょう。



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Euphorbia ramena
ラメナも開花しています。葉はポロポロと落ちていますが、花が咲いています。花キリンの仲間は、葉が全て落ちても花だけ咲いたりしますからね。



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Euphorbia moratii
ラメナも開花していますが、季節により花色が微妙に異なります。冬の開花は花色が薄くなりがちです。


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Euphorbia geroldii
先始めで花色は薄いのですが、なんとか正月に開花が間に合いました。


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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイはずっと咲き続けています。この時期に一番目立つ花です。


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Euphorbia rossii
ロシイも開花中。ロシイは割と季節を無視して咲きがちです。



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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスも咲いています。非常に小さな花です。


251231155543941
Euphorbia globosa
グロボサはほぼ一年中咲いていますが、相変わらず奇妙な花ですね。



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