ユーフォルビア・オベサ・ドットコム

2024年06月

さてさて、昨日に引き続き筑波実験植物園に行ってきた話です。いよいよ温室に到着しましたが、なんと地植えの多肉植物が温室前に沢山植えられているじゃないですか! まあ、ユッカとかアオノリュウゼツランはわかりますが、サボテンも地植えされているのは割と驚きでした。

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Yucca flaccida
先ずは満開のイトランがお出迎え。


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Agave americana
植物園にはつきものの巨大なアオノリュウゼツランです。なかなかのサイズでした。


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Hesperoyucca whipplei
ヘスペロユッカは知りませんでした。2種類しかない属のようですね。


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Agave striata
アガヴェも沢山ありました。私はあまり興味がないので、ふ~んと言った感じでしが。


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Dychia aff. ibiramensis
ディキアも屋外に地植えされていました。aff.がついていますから、イビラメンシスに類似した種類と言う意味です。こういう正体不明の未記載種は沢山あります。

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ちょうど開花していました。ディキアの花は初めて見ましたね。

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巨大なユッカらしき植物が開花中。ここいら辺は詳しくないので、ネームプレートがないため何だかよく分かりません。Y. rostrata?

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まさかの屋外に地植えされた金鯱。
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金鯱は2014年にKroenleinia属となりEchinocactusから分離されましたが、分子系統解析ではFerocactusです。またそのうち名前が変わるかも知れません。

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枯れた花茎ですが…
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屋根を突き破っています。

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Agave franzosini
ネットではA. franzosiniiと呼ばれがちで、「i」が余計ですね。現在はアオノリュウゼツランの変種、A. americana var. franzosiniとされています。


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Jacaranda mimosifolia
温室脇に置かれた鉢植えのジャカランダが開花していました。美しい花です。

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温室の入口の小スペースに置かれたイポメア。
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ちょうど開花していました。ヒルガオと言うかサツマイモの花ですね。

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Aloidendron dichotomum
ネームプレートはまだアロエ属のままでした。


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Adenia glauca
これぐらい太れば貫禄が出ますね。


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Euphorbia tirucalli
青珊瑚だのミルクブッシュだの呼ばれているティルカリですが、頭が重そうです。

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根本はだいぶ木質化していますね。

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Fouquieria splendens
メキシコの砂漠ではお馴染みのOcotilloです。

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幹はなかなか太らないみたいです。まあ、根本から叢生するタイプの灌木で、コーデックスではありませんからね。
温室はまだ入口です。明日からは本格的に温室に入ります。



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今年は積極的に植物園へ行こうと決めていたのですが、まったく行けていません。予定ではすでに3〜4の植物園に行っているはずなのですが…。3月4月は外の多肉植物置き場を整備したり、多肉植物を外に出したり、植え替えたりと、とにかく週末はバタバタしていていました。5月は公私ともに忙しく、多肉植物のイベントにも参加出来ませんでした。と言うことで、6月に入り身動きがとれるようになりましたから、ようやく植物園巡りを開始します。しかし、もう夏ですよ。困ったことに。真夏の温室は地獄ですから、ちょっと躊躇してしまいます。今回だって6月末ですから、まあ危険な暑さです。まあ、7月8月はないとして、また秋口に再開する予定です。

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と言うことでやって来ました。筑波実験植物園です。

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入館前に巨大なソテツ(Cycas revoluta)がお出迎え。高さは何メートルあるでしょうか?

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入館すると「つくば夏の洋蘭展」を開催していました。ギリギリ開催期間中でした。つくば洋蘭会の協力とのことです。

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Den. treacherianum
デンドロビウム・トレアケリアヌムは私の好きな蘭です。なかなか見かけないので嬉しいですね。
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しかし、これだけの群生株はお見事。

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Rl. dygbiana
こちらも面白い蘭です。ちなみに、洋蘭は属名が略されますから、Rl.はRhyncholaeliaの略です。しかし、見た瞬間にB. (Brassavola)だと思ったのに違うので混乱しましたが、
現在Rhyncholaeliaとなっているそうです。蘭を調べていたのはもう10年くらい前ですから、情報がいちいち古臭いわけですな。

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Rlc. King Harold
交配系のカトレアです。大輪で実に鮮やかです。見応えがあります。このように、洋蘭は複数属を交配して新品種を作り出すことが出来ますから、交配が非常に盛んです。ちなみに、Rlc.は並びから推測すると、Rhy. × L. × C.でしょうか?


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Ren. 20th WOC Singapore 2011
レナンテラは鮮烈な赤で大好きですが、品種とか交配についてはまったく分かりません。

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レナンテラのこの強烈な赤はあまりない感じがします。

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C. purpurata fma. flamea
プルプラタ系のカトレアです。面白い模様の入り方ですね。

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C. tenebrosa
何やらえらく色がくっきり分かれています。非常に面白いですね。


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Paph. bellatulum
コンパクトで可愛らしいパフィオです。3花揃って綺麗に咲いています。


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Bulb. frostii
花を見なくても分かるBulb.ですが、花も典型的な形です。かつては、Bulb.じゃなくてCirr.とすべきなんて言われたりもしましたが、結局はBulb.で落ち着いたみたいですね。

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Bulb.は腐ったような臭いのものもあり、ハエを呼びます。だから、地味な腐肉色です。

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Mcp. tibicinis
背の高い蘭で13本も花茎があることもあり迫力があります。

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すごい迫力。

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C. purpurata fma. carlea
こちらもプルプラタ系のカトレア。リップの淡い色合いが美しいですね。交配系の大きく派手な色合いで見栄えするものが主流ですが、原種はまた別の美しさがあります。


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Phrag. Andean Fire
フラグミペディウムは捻れた花弁が垂れるものが主流ですが、こういう可愛らしいタイプの方が好みです。


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C. Aloha Case
絶妙な色合いのカトレア。


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Den. secundum fma. album
デンドロビウムは種類も多く、姿も非常に多様で面白い蘭です。

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さて、洋蘭もたっぷり堪能しましたから、ようやく外に出ました。鬱蒼としていますが、とりあえず温室を目指します。
写真はトチノキですが、こんなに背が高いトチノキは初めて見ました。街路樹として植えられているトチノキと言うかマロニエは、環境が合わないのか葉が痛みがちであまり見た目がよろしくないですよね。


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セコイアの並木はあまりに巨大。メタセコイヤと交互に植えられて比較できる仕様です。
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この激しい幹肌が良いですね。

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端の方に誰も気が付かないような小さな池があったりします。
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なにやら、花が咲いていますね。何でしょうか?
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Echinodorus grandiflorus subsp. aureus
エキノドルスはアクアリウムに利用される水生植物です。アクアリウムで使われる植物の多くは水中葉と水上葉を持ちますから、このように育てることが出来ます。と言うより、水嵩が増した時とかに一時的に水中葉を展開する場合が多いので、アクアリウムでは割と無理矢理に水中葉を維持しているだけですよね。


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Sarracenia leucophylla
食虫植物のサラセニアも開花中でした。食虫植物は貧栄養の湿地に生える植物です。


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巨大なカナリーヤシ(Phoenix canariensis)の脇に温室があります。長くなったので今日はここまで。いよいよ明日は温室に入ります。


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今年の植え替えは今回で176鉢になりました。本日はフォウクィエリアを中心に植え替えました。しかし、フォウクィエリアは葉がないとなんだか分かりませんね。

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Fouquieria diguetii
ディグエティイは入手から5年目になりますが、なかなか育たず、幹もなかなか太くなりません。2020年1月にヨネヤマプランテイションにて購入。

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根は絡まるようでしたが、結構太くなりました。
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植え替え後。プレステラ90からプレステラ105にサイズアップしました。

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Fouquieria formosa
フォルモサは去年、倍以上に伸びました。2022年7月のビッグバザールにて購入。

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根はやや貧相。と言うか深植えし過ぎて根域が狭いみたいです。
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植え替え後。こちらもプレステラ90からプレステラ105にサイズアップしました。

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Fouquieria macdougalii
ディグエティイも去年は倍以上に伸びました。2021年11月にヨネヤマプランテイションにて購入。

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根が非常に強いですね。
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植え替え後。プレステラ90からプレステラ120に一気に鉢増ししました。幹も太ってきてこれからが楽しみです。

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Euphorbia balsamifera
バルサミフェラは不調です。まったく勢いがありません。根の状態が気になります。

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なんと、根が菌に侵されていました。フカフカしている部分を除くと、残った根はこんなものです。
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植え替え後。殺菌剤を撒きましたが、復活してくれるでしょうか。心配ですね。

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Euphorbia geroldii
トゲなし花キリンのゲロルディイです。寄せ植えなので狭そうですね。2024年5月に鶴仙園にて購入。

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根はよく張っていました。
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植え替え後。プレステラ120でも小さいので5号鉢に植えました。花が楽しみですね。


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岩場に生える植物は、乾燥や土壌の不足、それに伴う栄養素の欠乏など、大変厳しい環境に生きています。岩場は基本的に乾燥しますから、生える植物は多肉化するものも多く見られます。多肉植物の代表格であるサボテンも岩場に生えるものがあり、岩のわずかな割れ目に根を伸ばし、岩上に張り付くように生えます。このような生態が可能な理由は何なのでしょうか? 本日は、岩場に生えるMammillaria fraileanaに着目した、Blanca R. Lopez、Yoav Bashan、Macario Bacilioの2011年の論文、『Endophytic bacteria of Mammillaria fraileana, an endemic rock-colonizing cactus of the southern Sonora Desert』を見てみましょう。

先駆植物と内生細菌
Mammillaria fraileanaは、高さ10〜15cm、直径3cmになる細い円筒形のサボテンです。このサボテンはバハ・カリフォルニア半島南部の東海岸沿いの岩場でよく見られます。多くの個体は土壌がなくても岩の割れ目や岩の表面に生育します。
M. fraileanaが岩場に先駆的に定着するサボテンであると仮定するならば、窒素固定し岩を風化させることが出来る内生細菌を有しているはずです。内生細菌は、植物の根に住む細菌で、植物の生育を支えています。内生細菌は大気の窒素ガスを固定し、酸を放出して岩石を溶かします。このような内生細菌の窒素を固定し岩石を風化させる働きは、植物の生長と土壌形成を促進し、M. fraileanaのような先駆植物の定着を助けると考えられます。


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Mammillaria fraileana
2021年にマミラリアから分離され、Cochemiea fraileanaとなりました。


M. fraileanaの採取と内生細菌の確認
メキシコのバハ・カリフォルニア・スル州、La Paz市の北約2kmにある海岸平野に接する丘陵の尾根に生えるM. fraileanaを採取しました。気候は亜熱帯性で高温で乾燥しています。M. fraileanaが生える岩は、流紋デイサイトや流紋岩からなります。
採取したサボテンの根を消毒し、表面に付着した細菌を除去しました。根を観察すると内部に内生細菌が確認されました。また、種子の内部にも内生細菌が含まれていました。さらに、根から取り出した内生細菌を実生に接種することにより、実生の根に内生細菌の侵入を確認しました。

内生細菌の能力
窒素固定能力
根に含まれる窒素固定細菌は人工的に培養出来なかったため、切断された根の窒素固定能力を試験しました。培地成分を分析しM. fraileanaの根に含まれる内生細菌が窒素固定能力を持つことを確認しました。
リンの可溶化
根から取り出した内生細菌を難溶性の無機リンを含む培地に接種したところ、10の分離株のうち5株はリンを可溶化しました。
岩石の風化作用

粉砕した流紋デイサイトを含む培地に内生細菌を接種したところ、培地に含まれる岩石の小粒子が9%から403%に増加しました。これは岩石の風化を示しますが、培地の酸性化により起こると考えられます。接種1週間後の培地のpHは1.68〜1.86低下しました。

最後に
以上が論文の簡単な要約です。
乾燥した砂漠地帯の岩場と言う極限環境に生えるMammillaria fraileanaは、内生細菌との共生関係により環境に適応している可能性が示されました。岩場は栄養が不足しますが、窒素固定細菌の働きと、岩石を溶かして風化させリンを可溶化する細菌の働きにより栄養を確保しているのです。また、岩石の風化は土壌の形成を意味しますから、サボテンの生長とともに根域と土壌は増加することになります。岩場に生えるサボテンはただ乾燥に強いのではなく、微生物の力も借りて極限環境を生き抜いているのです。



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今年の植え替えは今回で171鉢になりました。流石にそろそろ植え替えも終えたいところです。

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Hawortiopsis resendeana
いわゆる「紫翠殿」です。H. resendeanaは、現在は九輪塔H. coarctata v. coarctataの異名となっています。2022年10月にタナベフラワーにて購入。

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株の根元の根は枯れて、新しい根が伸びていました。どうやら、古い根が前回の植え替えで取りきれなかった古い用土を抱え込んだまま、過湿になって枯れたようですね。
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植え替え後。古い根は駄目になっていたものの、生育自体は旺盛です。

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Hawortiopsis scabra var. starkiana
いわゆる「風車」のダルマ型です。一般的にはH. starkianaと呼ばれていますが、現在はスカブラの変種とされています。2022年3月に鶴仙園にて購入。
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根は非常に強いですね。
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植え替え後。ダルマ型だと「風車」具合がイマイチなので、普通のタイプも欲しいですね。

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H. fasciata DMC 05265
フィールドナンバーつきのファスキアタです。2022年3月に鶴仙園にて購入。

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根の勢いは大変なものです。
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植え替え後。国内ではファスキアタは割と貴重ですから、大事にしたいですね。

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Aloe somaliensis
ソマリエンシスは絶不調です。真夏は葉が枯れがちになりますが、この時期だと早すぎます。しかも、この激しい枯れ具合はヤバい気がします。2022年2月に鶴仙園にて購入。

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おっと、これは非常に不味い。根がまったくありません。別に過湿にした覚えはないのですが…
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植え替え後。と言うか植え付け後。根が出て復活してくれるでしょうか?

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Euphorbia magnifica
マグニフィカは末期です。冬の間に地際から枯れ始めました。Monadenium magnificumとされていましたが、モナデニウムがユーフォルビアに吸収されたため、今はユーフォルビア属です。2022年7月にシマムラ園芸にて購入。

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もうベコベコに凹んで、カスカスです。
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枯れ始めたのが真冬でしたから何も処置出来ませんでした。どういう訳か、枯れはここで止まり、なんと何本か根が出てきました。
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枯れてはいますが意外にも根の張りはよく、あまり根腐れ感はありません。一体何だったのかよく分かりません。
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植え付け後。枯れた部分をカットしました。葉も出かけていますから、意外と復活するかも知れません。


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最近の花キリンの様子です。本日は開花しているもののみ取り上げました。

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Euphorbia primulifolia
プリムリフォリアがいつの間にやら開花していました。プリムリフォリアは葉が大きく茂るため、葉が出てしまうと花が分からなくなります。学名は、葉がプリムラ(サクラソウ属)に似ているため、「プリムラ+葉」です。


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Euphorbia begardii
ベガルディイもよく咲いています。プリムリフォリアの変種とされてきましたが、ベガルディイは葉が小さく光沢があり葉脈が目立ちません。


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Euphorbia subapoda
プリムリフォリアに近縁と思われる花キリンのスバポダです。葉縁が少し波打ちます。

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Euphorbia decaryi
一般的にはEuphorbia francoisiiと呼ばれているデカリイが開花しています。まあ、冬の間もずっと咲いてはいましたが。ちなみに、一般的にE. decaryiと呼ばれている花キリンは、E. boiteauiとされています。


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Euphorbia crassicaulis
クラシカウリスも開花しています。デカリイ同様、咲き続けます。


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Euphorbia tulearensis
ツレアレンシスも周年開花するタイプの花キリンです。


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Euphorbia cylindrifolia
キリンドゥリフォリアもやはり周年開花します。


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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスは冬の間も開花していましたが、花はクリーム色でした。しかし、外に出したところ、花色にやや赤味が増してきました。


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今年の植え替えは今回で166鉢になりました。一昨年は約100鉢、去年は今頃の植え替えは136鉢で終了しましたから、毎年植え替える数が増えてしまっています。

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Gasteria bicolor
うっかり植え替え前の写真を撮り忘れました。ビコロルですが、G. obliquaの異名となっています。しかし、えらく縦長なタイプですね。ガステリアはこのように同種でも形が大きく異なる場合が良くあります。そのため、分類が非常に難しく、異なるタイプにいちいち名前をつけたため、後に大混乱を引き起こしました。

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根は悪くありませんが、非常に浅いですね。
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植え替え後。なかなか花が咲きません。ガステリアの花は好きなので楽しみにしています。

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Gasteria batesiana
こちらも植え替え前を撮り忘れました。回転しかかっているバテシアナです。2022年10月にタナベフラワーにて購入。

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根は非常に強いですね。
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植え替え後。こちらは花茎がでています。

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Gasteria carinata
カリナタも植え替え。非常に生長が早くよく開花します。2022年6月に鶴仙園にて購入。

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根は意外と浅いですね。
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植え替え後。よく育つのはいいのですが、葉が反り返るため、他の多肉植物と並べると邪魔になります。隙間なく鉢を並べたいのですけどね。

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Gasteria verrucosa
ヴェルコサも植え替えます。現在はG. carinata v. 
verrucosaとされているようです。2023年6月のビッグバザールにて購入。
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植え替え後。やや葉が薄いような気がしますね。置き場所を変えてみます。

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Haworthiopsis koelmaniorum
コエルマニオルムがようやく見られるくらいに育ちました。。2022年4月のビッグバザールにて購入。

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根はよく張っています。
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植え替え後。コエルマニオルムは均整がとれた美しい多肉植物で、私のお気に入りです。大事にしたいですね。


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サボテンや多肉植物も、自生地では周辺に住む人々の生活のために利用されていたりします。例えば、Bowieaのように薬用植物としての利用は一般的ですが、Euphorbia pulvinataのように多岐にわたる日常的な便利グッズとして日々の生活に溶け込んでいるものもあります。サボテンはその利用が活発で、ペヨーテやサン・ペドロの幻覚作用をシャーマニズムに利用したり、果実を収穫するだけではなく、枯れた柱サボテンの骨格を材として利用するなど様々な利用方法があります。このように、地域ごとに様々な植物を利用して人々は生活しているのです。本日はアフリカ大陸東岸のタンザニアにある、ザンジバル諸島の1つであるペンバ島におけるアロエの利用方法について見ていきましょう。参照とするのは、Salim Khamis Saidらの2023年の論文、『The uses and management of an endemic and endangered species of Aloe pembana in Pemba Island of Zanzibar』です。

ペンバ島のアロエ
ペンバ島(Pemba Island)は、タンザニア本土から役割56キロメートル離れており、40万人ほどの人口があります。ペンバ島にはAloe pembanaと言うペンバ島固有のアロエが自生しています。しかし、保全は行われておらず、絶滅する可能性があります。
海水面の上昇により海岸の侵食が激化し、A. pembanaの海岸沿いの岩場に生えるものが失われています。また、気候変動により降水量の減少や熱波、干ばつなどの異常現象が頻発し、A. pembanaを弱らせています。


人為的な問題
しかし、Aloe pembanaの最大の脅威は人間の活動です。それは、農業開拓や伝統医学のための採取であり、将来の世代のための保全は行われていないため、絶滅の危機に瀕しています。
調査では回答者の97%がA. pembanaを伝統医学に使用していると回答しました。

葉の利用
A. pembanaを外用薬あるいは内服薬として利用する場合、いくつかの調剤方法があります。
主な方法は、A. pembanaの葉を細く切り、煮込んでから冷まします。患者はこの汁を1日3回、伝統医の指示に従って飲みます。A. pembanaの葉は、煮込むか3時間以上水に浸しておく場合もありますが、煮ると苦みが軽減されると言われています。この処方では、マラリア、腹痛、月経、中絶、糖尿病、血圧、ヘルニア、便秘、インポテンツ、出産時の鎮痛などのために使用されます。
A. pembanaの葉を叩いたりすり潰したものを、患部に1日2回、これを1週間から3週間塗布すると、徐々に症状が緩和します。主に炎症の治療に使用されます。また、A. pembanaの葉の樹液を、そのままあるいはココナッツオイルと混ぜてボディーローションとして皮膚病の治療に用いることができます。


花の利用
A. pembanaの花は、コクシジウム症、ニューカッスル病、アスペルギルス症、さらには感染性の気管支炎などのニワトリの急性熱帯病の治療に使用されています。A.pembanaの花を水に浸し、その水をニワトリに飲ませます。

アロエとジェンダー
男女に共通したA. pembanaの利用目的は、腹痛、血圧、便秘、糖尿病、解毒、マラリア、皮膚病、腫れ、潰瘍の治療でした。また、男性はヘルニアやインポテンツ、女性は月経や出産時の痛みに対して使用されています。

最後に
以上が論文の簡単な要約です。
実に様々な用途にアロエが利用されていることが分かります。実際の薬としての有効性は分かりませんが、生活の中にこれだけ浸透しているからですから、ペンバ島民にとっては重要な植物であることは間違いありません。また、Aloe pembanaと言うより、アロエ自体の効能からして、いくつかの効能は期待できそうではあります。しかし、この手の野生植物の薬効については、あくまで薬草的なポジションですから、劇的な効果は期待すべきではありません。
さて、論文でも指摘されていましたが、葉を採取する時に古い下の葉から取ればまだ良いのですが、新しい葉も無選別に採取してしまっているため、植物へのダメージが強いようです。
Aloe pembanaは島の固有種であり、他に存在しない稀有なアロエです。現在の野放図な利用を続けていれば、やがて絶滅してしまうでしょう。これだけその利用が一般的なら、Bowieaや矢毒キリンのように家の周りで栽培して、必要量を賄う方が良さそうです。果たしてこの貴重なアロエは、将来的な絶滅を避けることが出来るのでしょうか? 


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植え替えばかりしていますが、よく見るといつの間にか花を咲かせていたりします。とは言え、本日はハウォルチアの花ですから、実に地味ではありますけど。

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Haworthia scabra v. scabra JDV 95/17
フィールドナンバーつきのスカブラです。どうやら葉が渦を巻くタイプのようです。あと2、3年したらもっとはっきりするでしょうね。

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絶賛開花中。
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花はこんな感じ。ちょっと珍しい花色に見えます。
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花弁の内側はやや紅色系で、外側は緑色ではなくて透き通っています。面白いですね。

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Gasteria nitida
ニティダは今年2本目の花茎が伸びてきました。1本目は拗れてしまい少ししか咲かなかったので、これは楽しみです。


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Zamia integrifolia
インテグリフォリアの新葉が美しいですね。去年はまさかのシャクトリムシに葉をやられました。


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Haworthia arachnoidea
アラクノイデアは冬の間に根腐れを起こしてしまい、草姿が乱れていますが平然と開花しています。雑草のような強さです。
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花は濃緑のラインが美しいですね。やや根元が膨らむようです。

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Haworthia mucronata v. mucronata JDV 90/111
フィールドナンバーつきのムクロナタですが、花茎が伸びてきました。しかし、ムクロナタはとにかく増えて仕方がありません。少し整理してスッキリさせたいですね。


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相変わらず植え替えばかりしています。今年の植え替えは今回で161鉢になりました。今月はもうこれと言った多肉植物のイベントはなさそうですから、しばらくはのんびりしましょう。

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Gymnocalycium bayrianum
バイリアヌムはあまり動きがないので少し心配です。2023年5月の木更津C & Sフェアにて購入。

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根は弱いですね。しかし、新しい根も出ていますから、今年は期待しましょう。
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植え替え後。

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Euphorbia sapinii
去年のサピニイはあまり葉が出ませんでした。2022年4月のビッグバザールにて購入。

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根はかなり太っていました。問題はなさそうです。
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植え替え後。鉢底についてしまいそうでしたから、少しだけ浅植えしました。

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Euphorbia submammillaris f. pfersdorfii
プフェルスドルフィイはホムセンで弱っていたものを救出したものです。2020年3月にコーナン港北インター店にて購入。

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根は勢いがあります。
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植え替え後。ホムセン時代に出来た樹皮は治りませんが、もっと育てば目立たなくなるでしょう。

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Fockea edulis
いわゆる「火星人」ですが、育ちが良いので植え替えます。

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塊根はよく太っています。明らかにプレステラ120では小さ過ぎます。
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植え替え後。6号鉢に植えました。蔓と根ばかり伸びて、地面から出した塊根はあまり育ちません。埋めておいた方が太るのが早いのかも知れませんが、まあ焦る必要もないのでこのままいきます。


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最近、Aloe bowieaと言うアロエを植え替えました。なので、A. bowieaについての記事を書いたりしました。


この論文ではA. bowieaを命名したHaworthは、南アフリカで植物を採取しキュー王立植物園に送ったJames Bowieの植物を記載したとありました。しかし、A. bowieaを採取したJames Bowieについての記述はそれだけでした。もとよりJames Bowieはキュー王立植物園が送り込んだ2人目のイギリス人プラントハンターでした。しかし、キュー王立植物園の派遣したプラントハンターと言えば初代のFrancis Massonが有名ですが、何故かJames Bowieについては言及されません。ですから、このJames Bowieの半生を振り返って見ましょう。参照とするのは、Gideon F. Smith & A. E. van Wykの1989年の論文、『Biological Notes on James Bowie and the Discovery of Aloe bowiea Schult. & Schult. (Alooideae: Asphodelaceae)』です。

2代目プラントハンター
Francis Massonは1772年よりキュー王立植物園のガーデナーとして働きはじめました。南アフリカへの派遣はJoseph BanksによりGeorge3世を説得して実現しました。Massonの忍耐力と熱意は誰にも負けないものでした。
James BowieはMassonの後継者として喜望峰に派遣されました。Massonが去ってから22年後のことです。Bowieはロンドンの種苗業者の息子でしたが、21歳近くになったBowieはキュー王立植物園に就職し、4年間ガーデナーとして働きました。1814年、Bowieと同僚のAllan Cunninghamは、植物の収集のためブラジルに派遣されました。その後、Bowieは喜望峰へ、Cunninghumはオーストラリアに派遣されることになったのです。


喜望峰へ
1816年9月28日、Bowieは「Mulgrave Castle」号に乗り、11月にTable湾に到着しました。到着から18ヶ月はケープタウン周辺の収集に専念しました。Bowieは主に園芸的な植物を栽培し、キュー王立植物園に送っていました。Bowieは1818年3月23日に南アフリカ内陸部への最初の収集旅行を開始します。この旅では西はケープタウンとCaledonから、東はKnysnaとPlettenberg湾までを探索し、海岸沿いのコースを通り、10ヶ月後にケープタウンに戻りました。Bowieは1819年1月14日にケープタウンに到着し、おそらくは3ヶ月ほどかけて収集した植物をキュー王立植物園に送るのに費やしました。

2回目の収集旅行
1819年4月9日、BowieはKnysnaに向かい、町の公証人であり開拓者でもあるGeorge Rexのもとに滞在しました。ちなみに、このRexはGeorge王子(後のGeorge3世)の嫡子であると言う根拠のない伝説があります。さて、RexはKnysnaで多くの博物学者を迎えています。BowieがMelkhoutkraalで採取した植物の1つに献名されており、Streptocarpus rexiiがあります。BowieはRexの同行により1820年1月22日にケープタウンに戻りました。

3回目の収集旅行
Bowieの3回目の旅は、Bushmans川、KowieとGrahamstownまで東に向かいました。時期的にはBowieが2回目の旅から戻ってすぐと考えられます。1820年3月9日にはKnysnaに来ていました。RexがケープタウンからKnysnaまで同行しました。約1年間続いた3回目の旅はさらに東へ向かいました。1821年1月15日にAlgoa湾から出航し、1月29日にはTable湾に到着し5月23日まで滞在しました。

4回目の収集旅行
1821年5月24日、Bowieはケープタウンから出航し、6月5日にAlgoa湾に到着しました。当時、あまり知られていなかった植民地の東部と南東部をより徹底的に探索し、North-East Cape州にまで進みColesberg付近で植物を採取しました。
Bowieは1822年6月1日から9月22日までRexと共にKnysnaに住み、やがて陸路でケープタウンに戻りました。

訃報
1820年6月19日、Bowieらを支援していたBanks卿が亡くなりました。その2年後、下院においてBowieのような収集家への支給額を半減させることが決定されました。これにより、CunninghumかBowieのどちらかを呼び戻すこととなりました。どうやら、Bowieの節制を怠る癖と、収集任務なや対する忍耐力の無さから、Bowieが呼び戻されることになりました。
1823年5月23日、アフリカ大陸部への4回目の航海から6ヶ月後、「Earl of Egremont」号に乗りケープタウンからイギリスに向け出航しました。St. Helenaで休憩した後、1823年8月15日にロンドンに到着しました。


帰還
Bowieはキュー王立植物園に雇われず、収集した植物標本を作る作業に費やしました。夜はパブでケープやブラジルでの冒険などを自慢したと言います。こうした飲酒のせいで、Bowieはアルコール中毒になってしまいました。イギリスで無為に4年間を過ごした後、自然史標本の収集家になるべく1827年4月に「Jessie」号で南アフリカに向かいました。

再び喜望峰へ
ケープタウンに移住してから約9年後の1836年までに、BowieはKloof StreetのCarl von Ludwig男爵のガーデナー兼収集家として雇われたようです。この契約は5年と続かず、1841年までに園芸指導や検査、集めた植物の販売でわずかな生計を立てていました。
Bowieは南アフリカに戻ってからの42年間、ケープで非生産的な生活を送りました。自然史標本の輸出をしていたVillet and Sonの事業を継ごうとして失敗し、ケープの植物園の学芸員になる希望も叶いませんでした。その後、ケープバルブの販売で生計を立てようとするも失敗し、苗床のための土地取得すら出来ませんでした。
晩年は健康状態が悪化し、慈善活動としてケープタウンのRalph H. Arderneの素晴らしい庭園の庭師として雇われました。James Bowieは1869年7月2日に亡くなり、ケープタウンに埋葬されました。Bowieが収集した標本は、今でも大英博物館とキュー王立植物園に保管されています。

最後に
以上が論文の簡単な要約となります。論文ではJames Bowieに献名された、Bowiea africana(=Aloe bowiea)の命名に関する議論が展開されますが、今回は割愛しました。
しかし、当時は移動手段も限られており、植物を収集するために僻地に入るプラント・ハンターは命懸けでした。東アジアで活躍した有名・無名のプラント・ハンターたちについて書かれた本を読んだことがありますが、病気で客死したり、中にはトラブルに巻き込まれて殺害されるケースもありました。大抵は道なき道をゆく冒険的なもので、時代的なものを加味すれば大変な辛苦があったでしょう。James Bowieの旅については分かりませんが、舗装された道路を何の苦労もなく自動車で移動したわけではないはずです。その苦労の結果はと言うと、正直あまり明るいものではありませんでした。しかし、Aloe bowieaの学名の中にBowieの名前は残っており、この名前はこれからも使われ続けます。さらに、Bowieの残した標本は貴重な資料として、将来行われる研究を支えるはずです。Bowieの後半生は無念であったかも知れませんが、その名前はいつまでも語られていくでしょう。


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今日は何となくアロエ特集です。小型のアロエが好みなので、コンパクトなものがほとんどです。

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Aloe saundersiae (Reynolds) Reynolds, 1947
シャープな葉のサウンデルシアエです。群生するタイプのようです。最初は1936年にLeptaloeとされたアロエです。湿った草地に生えるそうですが、家畜の踏みつけなどにより減少しているそうです。南アフリカ原産の絶滅危惧種。

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Aloe parvula A.Berger, 1908
女王錦と言う名前もあるパルヴラです。トゲがなくニクイボに覆われますが、何となくクモヒトデを連想させます。ちなみに、異名としてA. sempervivoides、さらにLemeeaとされたこともあります。マダガスカル原産。


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Aloe calcairophila Reynolds, 1960
アロエは子苗のうちは
二列性ですが、育つと回転し始めます。しかし、カルカイロフィラは二列性のまま育つ珍しいアロエです。しかし、せっかくの強いトゲは内向きで、あまり役にたっていなそうです。そう言えば、多肉植物のイベントでカルカイロフィラは最近では割と見かけますね。ちなみに、Guillauminiaとされたこともあります。マダガスカル原産。

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Aloe fragilis Lavranos & Roosli, 1994
美しい斑が入るフラギリスです。ワシントン条約の附属書Iに記載されており、国際取引が規制されています。マダガスカルの小型アロエ。


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Aloe bakeri Scotto Elliot, 1891
バケリはやや生気がありません。強光や暑さにあまり強くない印象です。バケリは野生絶滅種ですが、栽培された個体が維持されています。石材採取のために自生地が破壊されてしまいました。Guillauminiaとされたことがあります。ちなみに、1902年にA. bakeri Hook.f. ex Bakerと言う同名のアロエが記載されましたが、これはA. percrassaの異名となっています。マダガスカル原産の岩性種。


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Aloe florenceae Lavranos & T.A.McCoy, 2004
マダガスカル原産の高地性アロエですが、特別に夏に弱いと言うわけではないようです。青白く均整のとれた姿の美しいアロエです。花は黄色で甘い香りがあります。2004年に記載された割と新しいマダガスカル原産のアロエ。


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Aloe descoingsii Reynolds, 1958
デスコイングシイは最小のアロエと言われていますが、葉が短いだけで幅はありますから何やら寸詰まりに見えます。我が家のデスコイングシイは葉が枯れがちなんですよね。もっと湿っぽくするべきでしょうか。ちなみに、Guillauminiaとされたことがあります。


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Aloe albiflora Guillaumin, 1940
アロエには珍しく白い花を咲かせるアルビフロラです。「雪女王」の名前もあります。このように細長い葉を持つ小型アロエはいくつかありますが、アルビフロラは葉が立ち上がります。
ちなみに、Guillauminiaとされたことがあります。

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Aloe haworthioides Baker, 1887
有名な小型アロエのハウォルチオイデスです。葉の長さではなく1枚あたりの葉の質量では、アロエの中でも最小かも知れません。トゲはなく毛に覆われます。とても丈夫で育てやすい小型アロエです。乾季には完全に乾燥するらしく、かなり乾燥には強いみたいです。
ちなみに、AloinellaあるいはLemeeaとされたことがあります。

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Aloe thompsoniae Groenew., 1936
トンプソニアエはやや萎みがちかも知れません。高地の雲霧林に生えるため、湿気を好む可能性があります。トンプソニアエはトンプソン夫人により発見されたアロエです。極僅かにトゲがありますが、目立たずあまりアロエに見えません。南アフリカ原産。


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Aloe fleuretteana Rauh & Gerold, 2000
フレウレテアナの花茎が伸びて来ました。日を浴びて美しく色付いています。2000年に記載されたマダガスカル原産の小型アロエ。

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Aloe bergerii?
こちらは正体不明の謎のアロエです。A. bergeriiなる聞いたことがない名札がついていました。1番近いのは、多分Aloe bergerianaですけど、これは旧コルトリリオンですから明らかに違いますよね。外見的にはA. albifloraに少しだけ似ていますが、調べるとA. albifloraに似ているアロエとして、Aloe bellatulaが挙げられていました。まあ、私の謎アロエと割と似ています。A. bergeriiはA. bellatulaの誤記かも知れません。しかし、謎アロエは葉の上面が割と平らで溝がほとんど入らないように見えます。まあ、生育環境や個体差がありますから、ちょっと判断が難しいですね。あと、Aloe perrieriも似ています。さらに言えば、A. perrieriに似たAloe aff. perrierはかなりそっくりです。まあ、写真映りが良いだけと言う可能性もあります。とにかく、開花したらわかるかも知れませんね。長々と迷推理を展開してきましたが、結局は交配種かも知れませんから、このような札落ち品に名前をつけてヤフオクとかに流すのはご法度。どれほど詳しくてもシロウトの鑑定なんて当てになりませんからね。


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先日、東京流通センターで開催された6月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでの購入品を早速植え替えました。そう言えば、今回のBBは出店数が50オーバーと言うとてつもない規模だったようです。

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Euphorbia suzannae-marnierae
スザンナエ-マルニエラエらしき花キリンです。外で撮影したら意外と明るい花色なので、アンボボンベンシスではないかも知れません。

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塊根はまだでき始めと言ったところ。
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植え替え後。鉢はそのまま利用しました。我が家の環境と水やり頻度に合わせた用土に替えました。

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Dasylirion serratifolium
ダシリリオンも植え替えます。鉢が小さいですね。

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用土が少ないので根はこんなものです。
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植え替え後。プレステラ90に植えました。

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Aloe pseudoparvula
プセウドパルヴラは化粧砂の下が気になります。2004年に記載された割と新しく知られたアロエ。

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おっと、これはピートモス主体の排水性がない用土でした。気付かないで水やりしていると根腐れをおこしてしまいます。
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植え替え後。根を軽く洗ってピートを落としました。

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Euphorbia sepulta
おそらくは挿し木であろうセプルタの根はどうでしょうか? ソマリアものですから貧弱かも知れません。

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思ったよりしっかりしていますね。ギムノカリキオイデスより丈夫かも知れません。
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植え替え後。高地性のソマリアものですから、育て方に悩みます。接ぎ木が一般的なようですが…

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Haworthiopsis longiana
ロンギアナは割と大きいので、鉢が小さいかも知れません。
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根の張りは非常に良いですね。非常に強い感じがします。
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植え替え後。プレステラ105に植えました。

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Adenia kirkii
キルキイは芋感が強いですが、地下はどうなっているでしょうか?

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塊根が意外と発達しています。なんだか青首大根みたいですね。
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植え替え後。鉢が小さいのでプレステラ90に植えました。根が長いので、少し塊根を出しています。


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5月は忙しく多肉植物のイベントにはまったく行けませんでしたが、6月に入りようやく落ち着いてきました。と言うわけで、開催地が東京流通センターに変わって初のビッグバザールに参加してきました。
いつもと同じように開場後に到着しましたが、なんとまだ外に行列ができていました。今回は出店数も過去最高とのことですが、お客さんの入りも過去最大なのかも知れませんね。10時20分過ぎにセンタービルに入りました。会場を探すために彷徨うことはなかったのは良かったのですが、並ぶのは割とウンザリします。

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会場内は混雑していましたが、思ったほどではありませんでした。開場直後にしては余裕がありしたね。会場が広かったからかも知れません。全てを丹念に見るのは大変なので、1周目はまあ歩きながら流し見しました。それからは、結局はお馴染みのお店に行ってしまいました。まずは、X-PLANTSでユーフォルビアを物色し、お次もユーフォルビアを物色。店名を忘れましたが、過去に木更津C&FでFouquieria leonilaeを購入したことがあります。次に高見澤園芸で硬葉系ハウォルチアを購入し、最後はラフレシア・リサーチです。Operculicarya hyphaenoidesの実生の抜き苗が安かったのですが、ちょっとデカすぎました。もうちょい小さいうちから育てたいので購入せず。安くてお買い得でしたが…。また、小さなボレアリス苗もありましたが、最近はアデニアが気になるので、アデニアの実生苗を購入しました。
と言うわけで1時間もせずに退却しました。とは言え今回は割と安かったため、最近のBBでは珍しく沢山買ってしまいましたから大満足でした。

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ダシリリオン セラティフォリウム
Dasylirion serratifoliumですが、1838年に記載されたD. 
serratifolium (Karl. ex Schult. & Schult.f.) Zucc.と1872年に記載されたD. serratifolium Bakerがあります。後者はD. glaucophyllumの異名です。輸入種子は異名で流通していたり、近縁種が混同されがちです。葉の青白さはD. glaucophyllumに見えますが、もうちょっと育たないと分からなそうです。

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ユーフォルビア スザンナエマルニラエ
Euphorbia suzannae-marnieraeですが、どうでしょうね。国内に流通しているスザンナ-エマルニエラエは、基本的にアンボボンベンシスだと聞きましたが、この個体は葉が長めなのでそれっぽくあります。ただ、花の雰囲気がアンボボンベンシスなんですよね。以前もスザンナエ-マルニエラエ名義のアンボボンベンシスを買いましたから、なんだかアンボボンベンシスのタイプ違いを集めているだけのような気もしますが…。

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Euphorbia sepulta
ソマリアものです。国内では最近出てきましたが、割と高額でした。しかし、接ぎ木で出てきた子株を挿し木して増やしているのでしょう。ギムノカリキオイデスと同じパターンです。ギムノカリオイデスはなかなか値下がりしませんでしたが、セプルタはあっという間に価格が崩壊しましたね。まあ、人気が出なかったのでしょう。


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Aloe pseudoparula Clone D
ついにプセウドパルヴラを買ってしまいました。今日はアロエは無視するつもりでしたが、目に入ってしまったので仕方がありません。毎度、BBのとあるブースでプセウドパルヴラがあって気にはなっていたものの、結構なお値段でしたからついぞ買わないうちに、売れたのか見なくなりました。一期一会と諦めていましたが、ホムセンの名無しの交配アロエくらいの値段でしたから買っちゃったわけです。
しかし「クローンD」って何でしょうね? 家について名札を抜いてみたら、なんかそう書いてあったのですが。

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Haworthia longiana
2013年にHaworthiopsisとなった硬葉系ハウォルチアのロンギアナです。硬葉系ハウォルチアは19種類ありますが、手持ちはこれで16種類目になります。入手しやすい種類は大方入手しましたから、最近は変種やタイプ違いばかりでしたね。


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Adenia kirkii
まったくアデニアは詳しくないのですが、つい買ってしまいました。アデニアは葉が美しいので最近気になっています。残念ながら帰宅時の揺れで葉やツルをやられてしまいましたが、まあ大丈夫でしょう。

なにやら、いつも以上にはしゃいで沢山買ってしまいましたが楽しめました。今回の傾向はと言うとよく分かりません。出店が多すぎて私もよく把握出来ませんでした。しかし、まああれだけの物量でしたから、何でもあったかも知れませんね。と言うわけで、2024年6月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。


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今年の植え替えは今回で151鉢になりました。そう言えば、明日はいよいよビッグバザールですね。五反田TOCビルではなく、東京流通センターで開催されます。寝ぼけて五反田に行かないように気を付けなければ。

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Euphorbia persistens
ペルシステンスは植え替える予定はなかったのですが、ウッカリして鉢をひっくり返してしまいました。慌てて植え替えました。
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植え替え後。ペルシステンスはE. clavigeraの異名となっていますが、特徴がやや異なるため園芸的には別種扱いされています。

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Euphorbia delfinensis
デルフィネンシスはどうにも窮屈そうです。水やりも面倒くさい感じです。2023年10月にタナベフラワーにて購入。

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根はミッシリと詰まっていました。
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植え替え後。5号鉢に植え替えましたが、ちょうど良いサイズですね。デルフィネンシスはクリーム色の目立たない小さな花を咲かせます。しかし、調べて出てくるデルフィネンシスの花色は赤色だったり黄色だったり、花のサイズも、大きかったり小さかったり、何が正解かよく分かりません。色々な種が混同されていそうですね。

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Euphorbia alluaudii
ちょっと日に当てすぎたアルアウディイです。2022年6月に鶴仙園にて購入。

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根は良さそうですが、何やら固まっていますね。
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植え替え後。去年は日に当てすぎたのか、生長はイマイチでした。今年は気を付けたいですね。

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Euphorbia clivicola
去年、菌核菌に感染してしまったクリヴィコラです。根が裂けて黒いつぶつぶ=菌核が出来ていました。根を根元まで切断するのが早いのですが、時期が悪く出来ませんでした。仕方がないので、冬の間は殺菌剤を繰り返し灌注していました。どうなっているでしょうか。

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根はきれいでした。根の裂けた傷跡はありましたが、菌核はなくなったようです。一応、根の先端を切断して死んだ部分を取り除いておきました。
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植え替え後。細根がないため吸水出来ずシワシワです。しばらくは経過観察ですかね。

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Euphorbia longetuberculosa
ロンゲツベルクロサはどういうわけか、冬の間に著しく生長しました。何やら妙に繊細な感じがするユーフォルビアです。2022年11月のビッグバザールにて購入。

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根は貧相ですね。しかし、弱っているわけではなさそうです。
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植え替え後。どうにもぐらつくので、やや深植えしました。

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Gymnocalycium berchtii TOM 6/481
フィールドナンバーつきのベルクティイです。埋もれるように育ちます。2022年9月にビッグバザールにて購入。

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根はよく張っています。塊根が出来ていますね。
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植え替え後。生長は緩やかですが根の状態が良いので安心しました。


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今年の植え替えは今回で145鉢になりました。今年の植え替えは大したことがないつもりでいましたが、思いの外多く中々終わりません。

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Euphorbia polygona
生長点が潰れたポリゴナです。子株がモリモリ出ています。2020年1月にシマムラ園芸にて購入。

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根は動きが鈍そうです。そろそろ子株は外して育てた方が良いかも知れませんね。
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植え替え後。少しづつ子株を外します。

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H. tuberculata v. subexpansa
現在はH. scabra v. scabraに含まれています。2024年5月に鶴仙園にて購入。

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根の状態は良好です。
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植え替え後。渋く実に美しい多肉植物です。

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Euphorbia anoplia
アノプリアは良く子を吹くため、如何にも窮屈そうです。現在、アノプリアやホリダは、すべてE. polygonaに含まれることになりました。アノプリアはトゲがなく小型の矮性タイプといった感じでしょうか。

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今回は子株はすべて外しました。
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アノプリアは子株が地下に出来るため、とんでもない形だったりします。
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植え替え後。スッキリしましたね。増やしても仕方がないので子株は廃棄と相成りました。

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新鳳頭
新鳳頭も植え替えます。2022年1月に鶴仙園にて購入。

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根はまあ悪くはないといった感じです。
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植え替え後。生長は非常に緩やかです。もうちょい頑張ってほしいですね。

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Gymnocalycium vatteri
近年よく見るタイプのバッテリーです。こちらも調子はイマイチでした。2020年11月に鶴仙園にて購入。

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根はまあまあ。
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植え替え後。

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H. attenuata RIB 0060
フィールドナンバーつきのアテヌアタです。開花中ですが植え替えます。2024年3月のJSS春の多肉市にて購入。

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根が非常に良いですね。同じブースで購入したものはみな根張りが素晴らしかったので、相当育て方が良いのでしょう。
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植え替え後。野生由来とは思えない非常に明るい色合いで、鑑賞価値が高いですね。


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久々ですが新刊案内です。植物関係ではありませんが、私個人の長年の疑問に答える良書が出版されたので記事にしたいと思います。それが、2024年4月に刊行された小林憲正 / 著、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(講談社ブルーバックス)です。これは簡単に言うならば、生命の起源と地球外生命体に関する本です。しかし、地球外生命体と言ってもオカルト的なものではありません。あくまでも、科学的な話です。

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さて、私が気になっていたのは、生命が誕生する確率の話でした。生命の誕生は恐ろしく低い確率であり、地球上の生命誕生は奇跡であるとよく言われていたものです。しかし、個人的にはおかしな話だと感じていました。なぜなら、生命誕生の確率と言ってはいるものの、それは実際には地球上で現在の生命が誕生する確率に過ぎないからです。同じように聞こえますが、生命の形は必ずしも地球型である必要はなく、構成成分などは異なっていても良いわけです。この議論の最大の問題は、我々が地球型生命しか知らないと言うことです。そのため、地球外生命体の話でも、何故か地球型の生命が地球外に存在するのかと言う、非常に狭く限定的な議論しか出来ません。しかし、本書では恐ろしく射程の広い議論が展開されております。

また、私が驚いたのは、アミノ酸生成の簡単さです。長らく原始地球を想定したアミノ酸生成は難しいと考えられていましたが、ミラーの放電実験によりアミノ酸の生成が可能であることが示されました。ところが、後にミラーの想定した原始大気は誤りであることが分かりました。ですから、振り出しに戻ったような気がしていました。しかし、ミラーの放電実験の後にも、様々な組成で原始大気からのアミノ酸生成実験は世界中で行われていたのです。その結果と言えば、様々な組成の混合気体でもアミノ酸はあっさりと合成されているのです。さらに、雷を想定した放電だけではなく、陽子線などの様々なエネルギーによってもアミノ酸が出来てしまうと言うのです。これは大変な驚きでした。思うに複数要因でアミノ酸は生成され、しかもその組成が変わってもアミノ酸は生成されうることが示されたのですから。

中心議題ではない部分ばかりをほじ繰り返してばかりで申し訳ないので、本書のキモについても少し述べさせていただきます。1つは化学進化の解説とRNAワールド仮説に対する疑問、そしてがらくたワールド仮説の提唱です。核酸とタンパク質のジレンマは、RNAが触媒作用を持つリボザイムの発見により解決したかに見えました。しかし、肝心のRNAの生成は困難であることが分かりました。著者は化学進化に着目します。アミノ酸生成により生体に使用されない大量のアミノ酸が生成されます。著者はこの「がらくた」を含んだ生成物の世界=がらくたワールドがアップデートされて生命に繋がったと考えています。この仮説は0→1でなはなく、中途段階を想定しています。著者はスペクトラムと表現していますね。

さて、長々とよく分からない感想をぐだぐだ述べて来ましたが、とにかく面白い本でした。私の感想以外の部分、例えば宇宙探査の話もありますし、生命の起源を巡る議論もあります。生命の始まりや地球外生命を考えるならば、逆に生命とはそもそも何者なのかを考えなければなりません。私は仮定の生命から生物を知ると言う逆説的な経験をしました。生物をより理解する契機として本書をお勧めします。


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6月に入りましたが、少し忙しさが和らいだ感があります。6月の主な多肉植物のイベントはビッグバザールぐらいなものでしょうか。木更津C&Sフェアはいけませんでしたから、BBは必ずいきます。しかし、今回からは東京流通センターでの開催です。会場はどんな感じなんでしょうかね?

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Cycas revoluta
ソテツの葉がぐんぐん伸びています。巻いていた葉が解ける様子が面白いですね。


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Zamia furfuracea
フルフラケアの葉が展開仲ですが、第二弾の葉が見えています。

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しかし、よく見ると花芽が見えています。まあ、相手がいないので種子は採れません。

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Euphorbia guillauminiana
グイラウミニアナも元気そうです。


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Euphorbia viguieri
ヴィグイエリが開花していますが、1つしか花がつかなかったのでショボくはあります。


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Euphorbia hedyotoides
ヘディオトイデスが、その名を冠したhedyotoides型分岐を始めました。
hedyotoides型分岐では短枝と長枝を交互に繰り返し出します。

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Euphorbia suzannae-marnirae(?)
E. suzannae-marniraeの名前で入手したユーフォルビアですが、国内ではE. ambovombensisらしき花キリンがスザンナエ-マルニラエの名前で流通しているらしいです。まあ、特徴的にアンボボンベンシスですよね。しかし、葉に厚みがあるタイプで、小さな苗なのによく開花します。


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Euphorbia ambovombensis
こちらのアンボボンベンシスはサイズの割にまったく開花しません。葉は薄いタイプです。


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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイの特徴的な長い葉が出ています。花が楽しみです。


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Albuca bracteata
ブラクテアが開花中です。一般的には「子持ちオーニソガラム」と呼ばれている球根植物です。英名の「Sea Onion」から「海ネギ」と言う妙にダサい名前もあるようです。学名は、
Ornithogalum caudatumが一般的ですが、Ornithogalum longibracteatumを採用している場合もあります。しかし、正式にはOrnithogalum bracteatumが採用され、その後にアルブカ属に移動したため、現在はAlbuca bracteataとなっています。
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葉が茂りすぎて何だか分かりません。
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かき分けると、この通り球根が出てきます。子球が沢山出来ては外れて増えるため、一面球根だらけです。薄皮の下に子球が出来るため、「妊娠中の玉ねぎ」(Pregnant onion)とも呼ばれるようです。「子持ちオーニソガラム」も同じ発想でしょうね。

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Pachypodium densiflorum
今年は外に出すのが遅かったため、例年より開花が遅いですね。


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相変わらず忙しくバタバタしています。今日も植え替えの記事です。と言うより時間がなくてそれしか出来ません。とりあえず、今年の植え替えは今回で139鉢になりました。

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H. limifolia v. gideonii
ギデオニイの根の具合はどうでしょうか? このように化粧砂がある場合、化粧砂の下にどのような用土を用いているか分からないため、水やりの間隔も分かりません。2024年3月のビッグバザールにて購入。

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根の張りは良好です。割と排水の良い用土でした。
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植え替え後。根が良いので生長が良さそうです。v. limifoliaとの違いもよりはっきりするはずです。

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Euphorbia globosa
いわゆる玉鱗宝です。油断すると直ぐに徒長してしまうため、園芸店ではほぼ確実に徒長していますよね。我が家のグロボサは花ばかり咲いてしまい、なかなか新しい節が出ません。2022年9月のビッグバザールにて購入。

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地下に塊根が出来ていますね。
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植え替え後。飛び出しているのは花茎です。

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Euphorbia pseudoglobosa
他人が空似であるプセウドグロボサも植え替えます。プセウドグロボサは過湿にすると直ぐに根腐れしてしまいます。かつて、栽培棚の雨漏りで根腐れしてしまい、挿し木して何とか生き残りました。
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塊根はかなり発達していました。やや狭い感じもします。
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植え替え後。塊根を少し出しました。

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Haworthia tessellata 'mediate' IB 6776
フィールドナンバーつきの竜鱗ですが、見事に徒長してしまいました。室内で他の多肉植物の陰になっていたのになかなか気が付きませんでした。しまったなあ。2024年2月に鶴仙園にて購入。

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根は良さそうです。
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植え替え後。今後は締めていきます。

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H. scabra var. morrisiae VA 6451
モリシアエも植え替えます。2024年3月のJSS春の多肉市にて購入。

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根はまだ動いていません。
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植え替え後。撮影の設定を誤っておかしなことになりました。しかし、スカブラ系は外見的に多様性があります。面白いですね。


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アロエは種類が多く外見的にも非常に多様です。2010年代に遺伝子解析の結果から、樹木状のアロエであるアロイデンドロンやブッシュ状のアロエであるアロイアンペロス、二葉性アロエのクマラ、三葉性アロエのゴニアロエ、さらにアリスタロエがアロエ属から分離されました。しかし、それでもなお、アロエの多様性は失われておりません。特に小型アロエは非常に独特の形態のものがあり、あまりアロエには見えないものもあります。さて、そんな小型アロエの中でも、独特の進化を果たしたAloe bowieaについてのお話です。参照とするのは、Gideon F. Smithの1990年の論文、『Neotypification of Aloe bowiea (Aspbodelaceae: Alooideae)』です。タイプを巡る論考ですが、A. bowieaの経緯が分かる興味深い論文です。

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Aloe bowieb
一見してアロエには見えない小型のアロエです。強光は苦手でハウォルチアと並べて育てています。

Aloe bowieaの歴史
A. bowieaを初めて命名したのはHaworth(1824年)で、Bowiea africanaと命名されました。しかし、HaworthはB. africanaを記述した際(1824年、1827年)に、標本を引用しておらず、タイプ化されていません。その後、Schultes & Schultes(1829年)によりAloe bowieaと命名されました。さらに、Berger(1905年)は単系属であるChamaealoe africanaとしました。現在では、Aloe bowieaが正しく、B. africanaやC. africanaは異名とされています。

タイプ標本
ICBN(国際命名規約)によれば、科以下のすべての分類群には命名上のタイプが必要です。分類群を命名した著者(命名者)がホロタイプを指定しなかった場合、あるいは後に紛失や破損した場合はレクトタイプあるいはネオタイプを代わりに指定する必要があります。タイプは命名した資料の指定した標本や図版です。
しかし、Haworthの命名したBowiea africanaは、標本の引用や図解に対する記述はありません。さらに、Haworthの記述には、この種を確立した材料にも言及していません。そのため、この論文でAloe bowieaはネオタイプ化されます。

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根は根元が太くゴボウ根です。

資料探索
1700年代後半から1800年代前半にかけて、Adrian Hardy Haworth(1768-1833)はイギリスの多肉植物の第一人者でした。AloeやMesembryanthemumなどで沢山の新種を記載しました。Haworthが亡くなった時、チェルシーにあるコレクションには1000株あまりの多肉植物が栽培されていました。Rowley(1951)はHaworthのコレクションの一部は今日まで残っていると述べています。N.E. BrownとW.W. SaundersはHaworthのコレクションのクローンを多肉植物コレクターのJohn Thomas Batesなどに配布しました。Batesのコレクションは現在は科学的に管理されていますが、これらがHaworthの記述した植物であるかを証明出来ません。また、HaworthはオクスフォードのHenry Barron Fieldingに販売した植物標本についてもまとめられていますが、Fieldingは標本を研究に使用した後にそのほとんどを捨ててしまいました。このHaworth由来の標本はオクスフォード大学のFielding-Druce Herbariumに残っていますが、Aloe bowieaはありませんでした。また、Haworthは記載した植物を必ずしも標本としていたわけではないかも知れません。

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Aloe bowieaの花
アロエには珍しい白花です。大型のアロエの花は橙色系統で蜜を求めて花を訪れる鳥が受粉を担う鳥媒花です。しかし、小型アロエの中には白色や淡いクリーム色などの花を咲かせるものがあり、虫媒花である可能性があります。また、この雄しべが突き出す形状はアロエの中では特異的で、Section GraminialoeのSubsection Bowieaeと言うA. bowieaのみからなるグループに分けられています。


タイプを探す
Haworthはキュー王立植物園のW.T. Aitonの友人で、Haworthの記載した新種の多くはここに由来します。当時、喜望峰からJames Bowieが採取しキュー王立植物園に送った新種を受け取ったはずです。Bowiea africanaがキュー王立植物園に受け入れられた1822年に、エディンバラ王立植物園の若いガーデナーであるThomas Duncansonが、キュー王立植物園でまだ描かれていない植物画を描くことを目的とした画家に任命されました。1822年から1826年にかけて700点以上の植物画を描き、そのうち350点は多肉植物でした。Duncansonの植物画のうち、アロエ類の植物画は70枚以上あり、Bowiea africanaの絵を含んでいました。おそらくDuncansonにより「1822年に喜望峰でBowie氏から受け取った」と言うメモが添えられていました。
多くの場合、キュー王立植物園で受理された新種は記載される前に図版が描かれます。そのため、Haworthは記載前にDuncansonの描いたBowiea africanaの植物画を見た可能性があります。これらのことから、Duncansonの描いたBowiea africanaの植物画をAloe bowieaのネオタイプ(イコノタイプ)として指定します。

最後に
以上が論文の簡単な要約です。
古い時代に命名された植物は、タイプ標本が行方不明だったり、第二次世界大戦で焼失したり、類似種が混入していたり、今回のようにそもそも指定されていない場合もあります。タイプ標本が必要であると命名規約で決められましたが、それ以前のものにはタイプ標本があるかは分からないと言うことになりました。あまりに古いと、タイプ標本が指定されたのか否かから調べなくてはならない羽目になります。この論文もまずはタイプの指定の有無から調査され、タイプが指定されていないことが確認されました。そのため、著者は新たにタイプを指定しました。
しかし、考えてみれば、1753年のCarl von Linneから始まり、恐ろしいほどの種類の植物が記載されたわけで、タイプがあるか否か不明なものばかりでしょう。そのすべてを調査し、指定可能な古い資料が存在するかも調査し、それらをまとめて論文にして公表しなければなりません。非常に地道で時間がかかる作業です。このような論文は地味で退屈に思えますが、生物学的には重要です。私もこのような論文は毎度、頭が下がる思いでおり、積極的に記事にしています。今後も見つけ次第、記事にしていく予定でおります。


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いつの間にやら6月になってしまいましたが、まだ植え替えは続きます。今年の植え替えは今回で133鉢になりました。

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瑞昌玉
典型的な瑞昌玉ですが、トゲの根元に色が付かないタイプです。2021年12月の木更津Cactus & Succulentフェアにて購入。

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根の張りには問題はありませんが、ネジラミがいたので洗いました。
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植え替え後。この瑞昌玉はまだ萎んだままであまり膨らんでいません。

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瑞昌玉
こちらの瑞昌玉はホームセンターでよく見かけるタイプで、トゲがあまり湾曲せず肌に張り付きません。2021年1月にトマト園芸レイクタウン店で購入。

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根は微妙な感じでした。もっと伸びても良さそうなものですが。
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植え替え後。

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Euphorbia handiensis
ハンディエンシスは非常によく育ちました。枝も増え花も頻繁に咲きます。2022年11月のビッグバザールにて購入。

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鉢がパンパンに張っており、なかなか抜けませんでした。ご覧の通り太く絡まるような根がみっちり詰まっています。
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植え替え後。プレステラ90ではきついので、プレステラ120に鉢増ししました。

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Agave multifilifera
ムルティフィリフェラは根がはみ出してしまいました。オマケでいただいた小さな抜き苗でしたが、いよいよ特徴が出てきました。2022年9月のビッグバザールにて入手。

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根は非常に良好です。
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植え替え後。鉢増ししました。前回の植え替えでは、まだ小さいため葉がポロポロ取れてしまい難儀しましたが、今回はしっかりしていました。順調に育っているようで嬉しい限りです。

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H. reinwardtii f. chalmunensis
鷹の爪系のカルムネンシスも植え替えます。根元から何やら雑草が生えていますが…。2024年3月のJSS春の多肉市にて購入。

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根は問題なさそうです。飾り石も回収しました。
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脇に生えていた雑草(?)。球根がありますが何者でしょうか?
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植え替え後。飾り石も一応乗せてみました。化粧砂がないのであまり映えませんが。
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元の鉢に謎の球根も植えてみました。なんとなくネギっぽいので、ただのノビル(野蒜)かも知れませんが、まあ一応。


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