急激な冷え込みが始まりました。そろそろ、寒さに強い多肉植物も流石に休眠し始める頃合いです。我が家の多肉植物たちは室内にいますから、まだ生長しているものもあります。本日もそんな我が家の多肉植物たちをご紹介します。
紫翠殿 Haworthiopsis resendeana
九輪塔H. coarctata var. coarctataの結節が白くならないタイプです。実にゆっくりとしたペースで育っています。
Gasteria glauca
グラウカは特徴的な灰緑色の葉を持つガステリアです。崖の岩の裂け目などに生え、石英質の岩に擬態していると言われます。ホームセンターで痩せていたのですが、ようやく新しい葉が出て来ました。新しい葉は太く良い葉ですね。
Gymnocalycium ragonesei
塩分の高い草原に埋まるように生えるそうです。まあ、ギムノカリキウムの平たい種類が埋もれるというのはよく聞く話です。しかし、自生地は表土は塩分濃度が高いため、塩分濃度が低い深い場所まで根を張っているというのは本当でしょうか?
Euphorbia ankarensis
花キリンに花が咲きました。ただ、葉に毛が生えていないのでE. desinianaのような気がします。
E. cylindrifoliaなどに見られる地味な色の花です。かたまって咲いていますね。
天馬空 Pachypodium succulentum
天馬空はあまり枝は伸びませんでした。一昨年、塊根が伸び過ぎて鉢を歪ませてしまい、葉がすべて落ちてしまいました。それ以来、どうにも調子がイマイチです。そろそろ立ち直って欲しいところです。
そう言えば、P. succulentumとP. bispinosumは良く似ており、花が咲くまで違いが分かりにくいようです。聞くところによると、P. succulentumのトゲは短く葉の裏には毛は生えていませんが、P. bispinosumのトゲは長く華奢で葉の裏には毛が生えると言うことです。
Zamia integrifolia
インテグリフォリアはずいぶんと葉が増えました。しかし、シャクトリムシに葉を齧られるという、ソテツにあるまじき失態を犯しました。硬いし毒があるはずなんですけどね。ソテツを専門とするソテツシジミなら分かりますが何とも不思議です。
そう言えば、インテグリフォリアはZamia floridanaの名前で流通しています。インテグリフォリアはCarl von Linneの息子(Linne filius)が記載した種ですが、この時の記述に問題がある可能性があります。Linne filiusはZamia pumilaが複数種に分かれていると考えていたようです。この時に記載されたZ. integrifoliaにはZ. pumilaが含まれてしまっているのでは? という疑惑があるのです。これは、ラテン語の原文をどう解釈するかという話で、意見は対立していましたが、その後にZ. pumilaが除外出来ていることを示す論文も出ており、現在はインテグリフォリアで統一されています。
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九輪塔H. coarctata var. coarctataの結節が白くならないタイプです。実にゆっくりとしたペースで育っています。
Gasteria glauca
グラウカは特徴的な灰緑色の葉を持つガステリアです。崖の岩の裂け目などに生え、石英質の岩に擬態していると言われます。ホームセンターで痩せていたのですが、ようやく新しい葉が出て来ました。新しい葉は太く良い葉ですね。
Gymnocalycium ragonesei
塩分の高い草原に埋まるように生えるそうです。まあ、ギムノカリキウムの平たい種類が埋もれるというのはよく聞く話です。しかし、自生地は表土は塩分濃度が高いため、塩分濃度が低い深い場所まで根を張っているというのは本当でしょうか?
Euphorbia ankarensis
花キリンに花が咲きました。ただ、葉に毛が生えていないのでE. desinianaのような気がします。
E. cylindrifoliaなどに見られる地味な色の花です。かたまって咲いていますね。
天馬空 Pachypodium succulentum
天馬空はあまり枝は伸びませんでした。一昨年、塊根が伸び過ぎて鉢を歪ませてしまい、葉がすべて落ちてしまいました。それ以来、どうにも調子がイマイチです。そろそろ立ち直って欲しいところです。
そう言えば、P. succulentumとP. bispinosumは良く似ており、花が咲くまで違いが分かりにくいようです。聞くところによると、P. succulentumのトゲは短く葉の裏には毛は生えていませんが、P. bispinosumのトゲは長く華奢で葉の裏には毛が生えると言うことです。
Zamia integrifolia
インテグリフォリアはずいぶんと葉が増えました。しかし、シャクトリムシに葉を齧られるという、ソテツにあるまじき失態を犯しました。硬いし毒があるはずなんですけどね。ソテツを専門とするソテツシジミなら分かりますが何とも不思議です。
そう言えば、インテグリフォリアはZamia floridanaの名前で流通しています。インテグリフォリアはCarl von Linneの息子(Linne filius)が記載した種ですが、この時の記述に問題がある可能性があります。Linne filiusはZamia pumilaが複数種に分かれていると考えていたようです。この時に記載されたZ. integrifoliaにはZ. pumilaが含まれてしまっているのでは? という疑惑があるのです。これは、ラテン語の原文をどう解釈するかという話で、意見は対立していましたが、その後にZ. pumilaが除外出来ていることを示す論文も出ており、現在はインテグリフォリアで統一されています。
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