群星冠は南アフリカ原産のトゲが特徴的な多肉ユーフォルビアです。名前の通り星の冠を被った様な姿に魅力があります。
ちょうど、今年の正月位からツボミが綻んできましたので、開花からその美しいトゲが出るまでを追ってみました。
1月3日。つぼみが膨らんできました。
1月10日。花が咲き始めました。
1月22日。花茎が伸びてやや赤味を帯びてきました。萼が尖ってきています。これが将来のトゲになります。
※下のほうのトゲが細いことにも注目。
1月30日。トゲが急激に伸び始めました。雄しべは枯れ落ち始めています。
2月11日。トゲが伸びて立派になりました。相対的に花は目立ちません。花は枯れかけています。
2月26日。強いトゲが出ています
子株からもトゲが出ていてかわいらしい。
群星冠は寒暖差の激しい地域に自生しており、夏は45℃、冬はマイナス5℃になるそうです。そのため、基本的に寒さに弱い多肉ユーフォルビアの中では、例外的に耐寒性があります。しかし、割りとお値段は高めでしたから、私は戸外栽培する勇気はありません。
さて、群星冠はその個性的なトゲが最大の鑑賞ポイントですが、このトゲは基本的に花の時期だけに出るものです。おそらくは、開花は1年に一回なのでしょう。バリダの様に開花し続ければ良いのですが、そうではないのでどうしてもトゲがまばらに生えています。
解決策は簡単で、トゲが出てから次のトゲが出るまで、あまり生長させなければよいのです。つまり、なるべく強い光に当てて、乾燥気味に管理し、肥料も少なめという育て方です。上から3枚目の画像を見ると、下のほうのトゲは細いことがわかります。これは販売時からあったトゲです。私が育てはじめてから出た上のほうの太く強いトゲは、硬く締めて育てた証です。生長は遅くなりますが、強いトゲに覆われた美しい群星冠に育てられるはずです。
群星冠の学名は1826年(publ. 1827)に命名された、Euphorbia stellispina Haw.です。Haw.はイギリスの昆虫学者・植物学者・甲殻類学者であるAdrian Hardy Haworthのことです。フランスの植物学者であるHenri August Duvalはハウォルチア属(Haworthia)を創設しましたが、これはHaworthに対する献名として命名されました。
また、1915年に命名されたEuphorbia astrispina N.E.Br.という学名もあります。しかし、こちらは同種であるとされて現在では認められていない学名です。
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2月11日。トゲが伸びて立派になりました。相対的に花は目立ちません。花は枯れかけています。
2月26日。強いトゲが出ています
子株からもトゲが出ていてかわいらしい。
群星冠は寒暖差の激しい地域に自生しており、夏は45℃、冬はマイナス5℃になるそうです。そのため、基本的に寒さに弱い多肉ユーフォルビアの中では、例外的に耐寒性があります。しかし、割りとお値段は高めでしたから、私は戸外栽培する勇気はありません。
さて、群星冠はその個性的なトゲが最大の鑑賞ポイントですが、このトゲは基本的に花の時期だけに出るものです。おそらくは、開花は1年に一回なのでしょう。バリダの様に開花し続ければ良いのですが、そうではないのでどうしてもトゲがまばらに生えています。
解決策は簡単で、トゲが出てから次のトゲが出るまで、あまり生長させなければよいのです。つまり、なるべく強い光に当てて、乾燥気味に管理し、肥料も少なめという育て方です。上から3枚目の画像を見ると、下のほうのトゲは細いことがわかります。これは販売時からあったトゲです。私が育てはじめてから出た上のほうの太く強いトゲは、硬く締めて育てた証です。生長は遅くなりますが、強いトゲに覆われた美しい群星冠に育てられるはずです。
群星冠の学名は1826年(publ. 1827)に命名された、Euphorbia stellispina Haw.です。Haw.はイギリスの昆虫学者・植物学者・甲殻類学者であるAdrian Hardy Haworthのことです。フランスの植物学者であるHenri August Duvalはハウォルチア属(Haworthia)を創設しましたが、これはHaworthに対する献名として命名されました。
また、1915年に命名されたEuphorbia astrispina N.E.Br.という学名もあります。しかし、こちらは同種であるとされて現在では認められていない学名です。
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