2020年6月、購入しました。
葉も少なく、非常に弱々しい感じです。
2021年の春に植え替えました。
2022年1月。
日照強めで育てたため、特徴である葉の縮れ具合がいい感じです。植え替えの効果か、葉も増えました。
反対側。幹も太ってきて、やや貫禄が出てきました。間延びしないように、日照強めで水を辛めにして育てていきたいと思っています。
花は一年中咲いていますが、小さく地味な色合いなせいもあり、目立ちません。
おそらく、トゥレアレンシスはデカリィに含まれていたのだと思います。つまり、学名はEuphorbia decaryi Guillauminです。デカリィは1934年に命名されています。
1978年にカプ-サインテマリエンシスの枝の短い変種と見なされました。学名は、Euphorbia cap-saintemariensis var. tulearensis Rauhです。Rauhは、ドイツの生物学者・植物学者・作家のWerner Rauh のことで、かなりの大物学者みたいです。世界中で調査していたようですが、専門はアナナスと多肉植物で、マダガスカルの植物に関する研究書を書いています。調査地は1950年:モロッコ、1954年:ペルー、エクアドル、1956年:ペルー、1959/1960:マダガスカル、タスマニア、ケニア、1961年:アフリカ、マダガスカル、1963年:マダガスカル、コモロ、1964年:南アフリカ、1966年:メキシコ、1967年:ペルー、1968年:南アフリカ、1969年:マダガスカル、コモロ、1970年:メキシコ、ペルー、1971年:アメリカ、1973年:エクアドル、ガラパゴス諸島ペルー、ブラジル、1974年:メキシコ、1975年:ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、パナマ、1976年:ペルー、ボリビア、チリ、1977年:米国グアテマラ、コスタリカ、パナマ、1978年:インドネシア、パプアニューギニア、フィリピン、1979年:南アフリカ、ナミビア、1980年:メキシコ、ペルー、エクアドル、1981年:ブラジル、1982年:米国、パナマ、ドミニカ共和国、1983年:エクアドル、ペルー、アルゼンチン、1984年:ベネズエラ、ドミニカ共和国、パナマ、1985年:アメリカ、メキシコ、ペルー、1986年:ブラジル、1994年:マダガスカルと膨大です。旅に生きた学者と言えます。
1988年にトゥレアレンシスは、Euphorbia tulearensis (Rauh) Rauhと、Rauh自身の手で単独種として独立しました。
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