まだまだ寒い日が続きますが、日中は暖かくなってきたせいか早くも活動を始める多肉植物もポツポツ出てきました。まあ、室内にあるため冬に関係なく生長しているものもありますけどね。当然、室内でも休眠している多肉植物もあります。同じ仲間でも様々です。そんな、2月の多肉植物の動向を少し見てみましょう。

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貴青玉錦 Euphorbia meloformis cv.
E. meloformis系は冬でも元気に花を咲かせ続けています。斑入りの貴青玉錦は花の赤味が強く、少し目立ちます。


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紅青玉
やはり、E. meloformis系は冬の間も開花します。貴青玉自体が交配種と言われていますが、紅青玉はさらに交配させたものらしいです。現状では貴青玉と外見上の違いはありませんが、生長すれば差が見えるのでしょうか?

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勇猛閣 Euphorbia ferox
勇猛閣という名前はあまり使われず、「フェロックス」の名前の方が馴染みがあるかもしれません。不定期に目立たない花を咲かせますが、冬の間も新しいトゲが幾つか出て、花も咲かせています。

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紅彩閣 Euphorbia heptagona
紅彩閣は丈夫なので冬の間も生長を続けています。わびしい冬の間も新しいトゲが美しいですね。室内で冬の日照を確保出来ない場合、少し暖かいと生長をはじめて徒長してしまいます。冬に室内に多肉植物を取り込む人にとっては逆に育てにくいかもしれません。

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Euphorbia rossii
細長い葉が出る花キリンですが、完全に葉が落ちました。生長はかなり遅いようです。

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Euphorbia gottlebei
同じく細長い葉が出る花キリンですが、こちらも葉はすべて落ちました。ただし、こちらは新しい葉と花芽が出てきました。一足早く春を感じ取っているようです。


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Euphorbia mangokyensis
こちらも花キリンですが、葉は落ちたものの花芽が出てきました。まだ小苗ですから花は嬉しいですね。

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Gymnocalycium intertextum
学名に関しては色々と議論があり未だに定まりません。冬の間も元気でトゲは出続けます。


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女王錦 Aloe parvula
花芽が出てからここまで来るのにかなりの時間を要しています。やはり、明け方や夜間の寒さもあり、花芽の生長も緩やかなのでしょう。


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一番花が垂れてきたので、いよいよ開花が近いみたいです。

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千代田錦 Gonialoe variegata
こちらも、花芽が出てから中々伸びませんでしたが、最近急激に花茎が伸びて来ました。

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一番花が垂れて急激に膨らんで来ました。開花が楽しみです。

2月はまだ多肉植物の動きは緩やかですが、少しずつ目覚め始めています。いよいよ多肉植物の季節が近づいている事を予感させます。Fouquieriaたちも少しずつ葉が出始めています。そういえば、この冬は関東地方にも雪が降ったりしましたが、それでも暖かかったのか、Adenia glaucaは葉を落としませんでしたし、Pachypodiumたちもあまり葉を落としませんでした。逆にPachypodium makayenseなんかは冬の間にかなり太りました。本当に多肉植物も様々ですね。


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