今年最後のビッグイベント、冬のサボテン・多肉植物のビッグバザールが昨日開催されました。私も見物がてら行って参りました。冬は私の好きなユーフォルビアはお休みの季節ですから、何があるのかわかりませんでしたが、イベント好きなので珍しい多肉植物を沢山見てやろうという魂胆です。

先ずは、行く前に方針を決めます。
今年の秋のビッグバザールではメセンがお目見えしていましたが、さすがに冬のビッグバザールではかなり豊富に出ているでしょう。しかし、残念ながら私はメセンを育てるのがどうにも下手なので見るだけです。また、冬
と言えば冬型の多肉植物ですが、私はほとんど冬型は持っていません。いまいち育て方がわからないため、枯らしそうで怖くて手が出ません。しかし、高額な冬型コーデックスは沢山あるでしょうね。おそろしや。
そういえば、去年の冬のビッグバザールではサボテンとパキポディウム苗を購入しました。まあ、パキポディウムはこれ以上集めるつもりはないため、良いギムノカリキウムがあればと思いますが、変わった種類は期待薄でしょう。ラフレシアリサーチさんが変わった輸入品を持ってきてくれることを祈るだけです。
そういえば、秋のビッグバザールではRuchiaさんがギムノカリキウムを幾つか持ってきていましたね。今回あったら買おうかと思います。
さて、私の好きなユーフォルビアですが、毎度ある時はある、ない時はないみたいな感じです。去年の冬のビッグバザールではほとんどない感じでしたが、同じく去年の冬に開催された木更津Cactus & Succulentフェアではまあまあありましたね。今年の秋のビッグバザールでは格安の苗をワゴンセール的な売り方をしていたので、思いもよらず珍しい種類を入手出来ました。
お次はHaworthiopsis、Tulista、Astroloba、Gasteriaあたりですが、秋のビッグバザールでは壊滅的でした。Tulistaで欲しいのはオパリナくらいですが、まあないでしょう。そもそもTulista自体ないでしょうけど。
Astrolobaはあったりなかったりですが、期待はしないことにします。あっても1鉢とかそんなものですからね。
Gasteriaは何故かありません。夏のビッグバザールでは有名なブロガーさんが参戦していて、Gasteriaを複数持ってきてくれていましたから非常にラッキーでした。今回はどうやら出店しないようです。残念。
 Haworthiopsisは秋のビッグバザールでは思わずソルディダが入手出来ました。とはいえ、Haworthiopsis自体は最近のビッグバザールの中でも少ない感じでした。ここはRuchiaさんに期待するしかないのでしょうか? ソルディダを持ってきたSucculent Connectionさんは、10月末に開催されたSucculent Station宮崎台では窓が綺麗な交配系ハウォルチアがメインでした。やはりソルディダはありましたが、それ以外のHaworthiopsisはなかった模様。今回はどうでしょうか? 一応、覗いてみますが…

という、どうでも良い話を考えながらビッグバザールへ向かいます。今年最後のビッグバザールは、普通に寝坊しました。直近の2回のビッグバザールでは開場前に並びましたが、それ以前は昼近くだったので品薄でした。そういうわけで、本当は早く出るつもりでしたが
昨日は終電に飛び乗って帰宅したので、今日はどうにも今一つ調子が良くありません。今回はTOCへの到着は開場後でしたが、まあ9時半くらいですから流石にスカスカのパレットを見るはめにならなくて良かったです。

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TOCビルは早くもクリスマス仕様です。

今回のビッグバザールは全体的には冬型が優勢でした。出店も今年では一番多かったように見受けられ、非常に賑わっていました。
さて、今回はケープバルブの専門店が幾つもありました。見ても詳しくないので正直よくわかりませんが、綺麗な花が咲いていたりして華やかでした。皆さん熱心に選んでいましたから、ケープバルブのファンが沢山おられるようです。あと、メセンも沢山出ていましたが、秋のビッグバザールより少し多いくらいでした。
前回のビッグバザールではアガヴェがあちこちにありましたが、今回も同様です。毎回出店している専門店は相変わらずすごい人だかりで、何が売っているのかもわからない状態でした。他のブースでも、アガヴェの比率は上がっていました。アガヴェ人気はまだしばらくは続きそうです。
そういえばピクタ系などの美しいハウォルチアが最近のイベントでは人気があるようです。今回もカラフルな交配系ハウォルチアには人だかりが出来ていました。最近のビッグバザールではお馴染みのパキポディウム苗は今回は減少傾向でした。冬だからという部分もあるのかもしれませんが、去年の冬よりも減っており、扱うブースも減りました。流行り廃りを実感します。まあ、アガヴェに喰われたのでしょう。
とまあ、傾向としてはこんなところです。しかし、私は流行りどころには縁がないため、残念ながらこれらは見るだけです。

ところで、自宅の置き場しに困るようになってきたこともあり、闇雲に多肉植物を増やすのは如何なものかと最近では少し考えたりもしました。というわけで、今回は安いものだけ、上限を3000円に設定しました。ビッグバザールの多肉植物は万単位のものも普通ですから、ほとんどは見るだけになります。といいつつ、安い苗を沢山買ってしまい、結局は増えてしまい同じことでしたが…。まあ、お財布には少し優しいかもしれませんけど。

それでは、購入品のご紹介といきましょう。
まず、会場の入り口でアロエを沢山並べているブースがありました。珍しい種類が沢山あったのですが、根がない状態で置かれていました。輸入品でしょうかね。見たことがない珍品があって面白く見ました。しかし、購入品は根があるやつにしました。こちらのほうがお安かったので。
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Aloe aristata
綾錦と呼ばれています。現在はAristaloe aristataとなり、アロエ属ではなくなりました。
しかし、私の所有している綾錦はもっとアロエ感が強いのですが、野生株の写真を見ると意外とアロエ感が薄いのが気になっていました。ハウォルチアとの交配種もあると聞いていましたから、ハウォルチアに似ていない私の所有株が純粋な綾錦だと勘違いしておりました。じゃあ何かと言われると困ります。図鑑だと私の所有株にも綾錦と書いてあったりしますが…


記事が長くなってしまったので、記事を分けます。続きは明日です。

続きはこちらの記事です。


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