昨日に引き続き、多肉植物の室内への移動というか、避難をしています。サボテンはそれほどありませんが、ギムノカリキウムは平たい小型種を少し集めています。大型のサボテンは冬でも戸外で、簡単な霜除け位で冬越ししています。おそらくは平気だとは思うのですが、最近集めた小型のサボテンは冬に耐えられない気がしますから、念のため室内に取り込みました。

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隙間なく並べるのに手間取りました。

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Gasteria carinata
はじめて花芽が上がってきました。


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Haworthiopsis fasciata
DMC05265というフィールドナンバー付き。花茎が伸び続けています。曲がりくねっていますが、長さを測ってみたら116cmもありました。まだ咲き続けるようです。


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十二の巻きではない、本物のH. fasciataです。ちなみに、十二の巻きはH. attenuata系です。

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Gymnocalycium erinaceum
WR726Bというフィールドナンバーつき。細かいトゲが多くあまりギムノカリキウムらしさがない姿が魅力。


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Gymnocalycium anisitsii subsp. damsii
VoS03-040というフィールドナンバーつき。ラベルには、G. damsii subsp. evea var. torulosumというよく分からない名前が書いてありました。
いわゆる麗蛇丸G. damsiiは、翠晃冠G. anisitsiiの亜種G. anisitsii subsp. damsiiとされているようです。相変わらずギムノカリキウムの分類は混乱しています。とはいっても、学名はそのうちまた変わる気がして、今一つ信頼性がないですよね。ギムノカリキウムについては細かい研究はあまり進んでいない感じがします。


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大型鬼胆丸 Gymnocalycium gibbosum var. nigrum
九紋竜G. gibbosum系は過去に命名された亜種や変種の大半は現在認められていせん。鬼胆丸G. brachypetalum(=G. gibbosum var. brachypetalum)とG. gibbosum var. nigrumは同種と言われていました。G. gibbosum var. nigrumは大型鬼胆丸の名前で購入しましたが、九紋獅子、黒鷲玉、黒瞳玉など様々な名前で呼ばれているらしいです。よくわからないですね


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Gymnocalycium gibbosum var. borthii
かつてG. borthiiと呼ばれていましたが、現在は九紋竜G. borthiiの唯一認められた亜種とされています。あまり九紋竜には似ていませんが…

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Gymnocalycium ochoterenae var. cinereum
var. cinereumは黒っぽい肌と根元が黒いトゲが特徴と言われています。でも何故か私のvar. cinereumはトゲが白いんですよね。どちらかと言えば守殿玉G. bodenbenderianumに似ています。そもそも、現在はG. ochoterenaeに亜種・変種は認められておりません。本当にギムノカリキウムは泥沼の世界ですね。


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Euphorbia gymnocalycioides
ギムノカリキウムに似たユーフォルビア。種小名の"-oides"は「~に似た」という意味ですから、「ギムノカリキウムに似た」という意味です。6月に購入した時には、何故か根があまりない状態でしたが、現在はしっかりと根が張りました。とはいえ、エチオピア高地原産の難物なので、正木でどこまで持つかわかりませんが…


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