コエルマニオルムは南アフリカ原産のハウォルチアの仲間です。生長が遅いせいかわかりませんが、基本的にかなりお高いです。私はたまたまビニールポット植えの小苗だったので、安く買えましたが…

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一見して地味に見えますが、上面はすべて透明の窓。水やりの時に、非常に美しい姿が拝めます。

コエルマニオルムは現在ハウォルチオプシスに分類されています。ハウォルチオプシスHaworthiopsisは、かつて硬葉系ハウォルチアと呼ばれていた仲間です。一般的にハウォルチオプシスは、ハウォルチアよりも強い日照を必要とします。しかし、コエルマニオルムはハウォルチオプシスの中では窓が非常に大きいため、強光線に弱いようです。日焼けには注意する必要があります。
情報によると径15cmになるとのこと。現在は径5cm位なので、そこまで育つのにあと何年かかることやら…

学名は1967年に命名されたHaworthia koelmaniorum Oberm. & D.S.Hardyが最初です。1997年にHaworthia limifolia var. koelmaniorum (Oberm. & D.S.Hardy) Halda、つまりは瑠璃殿の変種とする意見もありました。また、2013年にはツリスタ属とするTulista koelmaniorum (Oberm. & D.S.Hardy) G.D.Rowleyもありました。しかし、現在学術的に認められている学名は、2014年に命名されたHaworthiopsis koelmaniorum (Oberm. & D.S.Hardy) Boatwr. & J.C.Manningです。いわゆる硬葉系ハウォルチアです。


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