朝晩は冷えますが、日中は暖かい日も多くなってきました。多肉植物も春を感じたのか、ポツポツ動き始めています。
冬の間に入手した多肉植物は植え替えをしておりませんでしたから、天気もよろしいので植え替えをしてみました。
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必要な用土と鉢。
グランカクタスさんの推奨用土の改造版を作ります。
まあ、改造したからこっちのほうがいいわけではありません。単純に好みの問題です。
赤玉土 8
鹿沼土 4
軽石 2
バーク堆肥 2
くん炭 1
ゼオライト 1 
マグアンプK 少々

去年の使い終わった堆肥の袋は丈夫なので取って置きました。その空袋に材料を入れて混ぜれば完成です。

第一弾
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ハウォルチアとかアロエの仲間、ユーフォルビアが大半です。抜いて古い用土を落とし、少し乾かします。
買った多肉植物をわざわざ植え替えする理由は、主に3つあります。
①根の状態チェック
根の状態は抜かないとわかりません。多肉植物は葉に水分を貯めておけるので、根がやられても直ぐにはしおれたり枯れたりしません。根が腐っているのに水やりすれば悪化しますから、根の状態チェックは必要です。
また、種まきポットを利用する生産者さんも結構います。これは発芽には便利ですが、多肉植物栽培には適さない材料です。ですから、生産者さんはある程度育ったら、ポットごと大きい鉢に赤玉土で植え込んだりします。そういう株は、根元に種まきポットが残っていたりします。ポット内の根は加湿で枯れていますから、ポットカスはすべて取り除きます。
場合によってはお店での管理が良くないと、鉢の中がカビが発生することもありますから、注意が必要です。
②用土
使われている用土が異なると、乾燥の具合が分かりにくいものです。慣れた用土なら乾き具合は何となく推測できるようになります。
また、鉢ごとに用土が異なると、乾き具合が鉢ごとに異なり管理が難しくなります。
③鉢
鉢もサイズや高さにより、乾燥具合が異なります。根の大きさや、植物の性質により決めます。
私は鉢の再利用はしません。必ず廃棄して、新しい鉢を使用しています。ネジラミとかカビとかバイラス病とか、まあいろいろ厄介なので。

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第一弾は終了。
ダシリリオン・ロンギシムムは根元に水が溜まると腐りますから、浅植えしました。あと、鉢底にカビが発生している鉢が一鉢ありました。また、竜城は根がありませんでした。まあ、これは腐敗していませんから、問題ありません。暖かくなってきましたから、心配しなくてもそのうち生えてくるでしょう。
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火星人の鉢がぐらぐらするので、鉢底を見てみると…
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根が盛大にはみ出しています。最早、抜くことも出来ませんから、鉢を壊して取り出します。
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植わっていた見た目より、塊根は大きいようです。
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オペルクリカリア・ボレアリスは抜いたところ、なんか予想と異なる感じでした。塊根、というか本当に芋。

第二弾
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新規購入サボテンと、生長して窮屈になったユーフォルビアの植え替えです。
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植え替え完了。
ユーフォルビア・フィリプシアエは二株が一鉢に植えていたので、二鉢に分けました。花は咲きましたが、鉢がぎゅうぎゅうで生長が鈍っていたので。ユーフォルビア・バイオエンシスは根元から子株が出たのはいいのですが、かなり窮屈だったので、鉢を一回り大きくしました。ギムノカリキウム・バッテリーは何故か生長とともに、端に移動してしまいます。徐々に動くという不思議。根の形でそうなっているような気もしますが謎です。やはり植え替えました。


かがんだ姿勢でいたせいか腰が痛いので、本日はこれで終了。
生長して窮屈になった多肉植物はまだありますから、また順次植え替えしていきます。鉢を買わなくては…


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