ダシリリオン・ロンギシマムを入手しました。
一見して、ススキノキ科のブラックボーイ(Xanthorrhoea)と似ていますが、ダシリリオンはキジカクシ科となります。また、ブラックボーイはオーストリア原産ですが、ダシリリオンはメキシコ原産です。
ダシリリオンはキジカクシ科のスズラン亜科で、スズラン亜科にはトックリラン(Beaucarnea)、Nolina、ドラセナ(Doracaena)、サンスベリア(Sansevieria)、ヤブラン(Liliope)、ジャノヒゲ(Ophipogon)などが含まれます。また、ダシリリオン(Dasylirion)は11種類あるそうです。
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ダシリリオン・ロンギシマム

育て方は、海外のサイトによると、「水遣りを多くすると早く育つが、頭に水をかけるとすぐに腐る」とあります。どうやら雨には当てないほうが安全な様です。
霜にも強いらしく、マイナス10度くらいまでは耐えられるとのことです。とはいえ、入手時期的に今急に外に出したら、寒暖差でダメージがありそうです。やはり、秋から徐々に慣らすのが耐寒性を高めるコツでしょう。成株は寒さに強くても、苗は寒さに弱いパターンも多いので、ある程度のサイズになるまでは冬は室内で管理するつもりです。
恐ろしく生長が遅いブラックボーイよりも、ダシリリオンのほうが圧倒的に生長が早い様です。早く特徴である美しい幹をみたいものです。

学名は1856年にDasylirion longissimum Lem.と命名されています。Lem.は、フランスの植物雑誌編集者・植物画家・植物学者であるCharles Antoine Lemaireのことです。Lemaireはサボテンの研究で知られています。


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