アンボボンベンシスは、マダガスカル原産のユーフォルビアです。いわゆる花キリンの仲間(ゴニオステマ節)で、その中でもデカリィやキリンドゥリフォリア、トゥレアレンシスに近いことは花の形状が共通するのでわかります。
アンボボンベンシスは塊根を持ち、葉が縮れるのが特徴です。

2020年3月、購入時の写真です。今は亡きファーマーズガーデン西新井で入手した一鉢。

2022年2月の姿。生長は非常に緩やかです。
購入時と比較すると、枝が低く這うように伸びています。塊根も丸味を帯びてきました。
何より葉の厚みが増して、葉の縮れが強くなりました。この葉の厚みと縮れが、健全な生長の証です。
アンボボンベンシスは日照不足になると、特徴である葉の縮れが無くなり、葉は薄くなってペラペラになってしまいます。なるべく日に当てて、間延びしてひょろひょろにした株にならない様にしたいものです。
アンボボンベンシスは生長は遅いものの、非常に丈夫です。私は遮光せず、週1回の水遣りで育てています。
冬は寒さに弱いので室内栽培です。室温が10度程度を保てるのならば、葉は落ちません。その場合、冬でも生長してしまいますから、どうしても日照不足になってしまいます。私のアンボボンベンシスは、冬は植物用ライトを当てていますから問題ありませんが、用土が乾きづらいのでミニ扇風機で風を当てて2~3日で乾くようにしています。
さて、アンボボンベンシスという長く読みづらい名前ですが、これは原産地の地名であるAmbovombeから来ています。アンボボンベンシスの自生状況は、Alluaudia-Didierea林に生えるみたいです。AlluaudiaやDidiereaはトゲトゲの灌木で、キツネザルが飛び回っている場所ですね。
学名はEuphorbia ambovombensis Rauh & Razaf.です。1987年の命名なので、割りと発見されたのは新しい方ですね。Rauhは、ドイツの生物学者・植物学者・作家のWerner Rauh のことです。そう言えば、トゥレアレンシスもキリンドゥリフォリアもRauhによるものでした。
Razaf.は、Alfred Razafindratsiraのことで、マダガスカルで園芸農園を営む園芸家とのことです。なんでも、2014年に新発見されたパキポディウム・エニグマティクムが、初めて見つかったのがRazafindratsiraの農園の所有株だったそうです。
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アンボボンベンシスは塊根を持ち、葉が縮れるのが特徴です。

2020年3月、購入時の写真です。今は亡きファーマーズガーデン西新井で入手した一鉢。

2022年2月の姿。生長は非常に緩やかです。
購入時と比較すると、枝が低く這うように伸びています。塊根も丸味を帯びてきました。
何より葉の厚みが増して、葉の縮れが強くなりました。この葉の厚みと縮れが、健全な生長の証です。
アンボボンベンシスは日照不足になると、特徴である葉の縮れが無くなり、葉は薄くなってペラペラになってしまいます。なるべく日に当てて、間延びしてひょろひょろにした株にならない様にしたいものです。
アンボボンベンシスは生長は遅いものの、非常に丈夫です。私は遮光せず、週1回の水遣りで育てています。
冬は寒さに弱いので室内栽培です。室温が10度程度を保てるのならば、葉は落ちません。その場合、冬でも生長してしまいますから、どうしても日照不足になってしまいます。私のアンボボンベンシスは、冬は植物用ライトを当てていますから問題ありませんが、用土が乾きづらいのでミニ扇風機で風を当てて2~3日で乾くようにしています。
さて、アンボボンベンシスという長く読みづらい名前ですが、これは原産地の地名であるAmbovombeから来ています。アンボボンベンシスの自生状況は、Alluaudia-Didierea林に生えるみたいです。AlluaudiaやDidiereaはトゲトゲの灌木で、キツネザルが飛び回っている場所ですね。
学名はEuphorbia ambovombensis Rauh & Razaf.です。1987年の命名なので、割りと発見されたのは新しい方ですね。Rauhは、ドイツの生物学者・植物学者・作家のWerner Rauh のことです。そう言えば、トゥレアレンシスもキリンドゥリフォリアもRauhによるものでした。
Razaf.は、Alfred Razafindratsiraのことで、マダガスカルで園芸農園を営む園芸家とのことです。なんでも、2014年に新発見されたパキポディウム・エニグマティクムが、初めて見つかったのがRazafindratsiraの農園の所有株だったそうです。
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