新天地は日本でも昔から栽培されているギムノカリキウム属のサボテンです。ギムノカリキウム属としてはよくあるアルゼンチン原産となります。

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新天地 Gymnocalycium saglionis

新天地はギムノカリキウム属の中でも大型の種類です。私が育てている新天地は直径20cm程度ですが、30cm以上になるそうなのでまだまだ大きくなりそうです。1cmくらいのミニサボテンを購入して、約30年でここまで育ちました。無遮光で霜にも当てっぱなし、丈夫なのをいいことに植え替えもろくすっぽしない有り様なので、生長も遅そうです。

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良く見ると、新しいトゲが出ています。写真は2022年の1月末のものなので、真冬に戸外で生長中ということになります。これは、ゲゲゲの仙太郎さんのHPで解説されています。何でも、春と夏はトゲは動かないで球体が太っていって、秋からトゲが出てくるとのことです。なんとも不思議な感じがします。
そう言えば、新天地は割りと色々なタイプがある、というより個体差が結構あるみたいですね。

新天地は最初、フランスの園芸家のジャック・フィリップ・マルタン・セルスにより、Echinocactus saglionis Celsと命名されました。セルスは徴税人でしたが、フランス革命により職を追われ、何故か園芸家として大成功を納めた人物のようです。人生何があるかわかりませんね。
その後、アメリカの植物学者・分類学者のナサニエル・ロード・ブリトンと、同じくアメリカの植物学者であるジョセフ・ネルソン・ローズが、1922年に新天地をギムノカリキウム属に移しました。つまり、Gymnocalycium saglionis (Cels) Britton & Roseです。ローズはサボテンの専門家で、ブリトンと組んでサボテンに関する論文や図鑑を書いています。

そう言えば、海外のサイトをダラダラ見ていたら、G. saglionisの実をジャムにして食べるなんて書いてありましたが、国内でやってみた人っているんでしょうかね? なかなか面白そうです。


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