多肉ユーフォルビアには、サボテンに間違われるくらい似ていると言われるものがあります。オベサやホリダは有名ですね。まあでも、多肉ユーフォルビアをお店やイベントで沢山見ていれば、何となくユーフォルビアかな? と一目みてわかってきます。そんな目利きになっても、サボテンと区別し難いユーフォルビアを紹介します。

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閃紅閣 Euphorbia fruticosa
アラビア半島とイエメンが原産、つまり紅海を挟んだ両隣です。
地味でユーフォルビアらしさというか、特徴があまりないため、ユーフォルビアの中でもサボテンに一番似ている気がします。トゲの出方がユーフォルビアらしくありません。しかし、アレオーレ(刺座)がないので、よく見ればサボテンではないことがわかります。
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花はいかにもユーフォルビア

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大正キリン Euphorbia officinarum
多肉ユーフォルビアでは珍しいモロッコ原産。
一般的に使われるEuphorbia echinusは異名。海胆キリンの名前もありますが、あまり使われていないようです。
こちらは、柱サボテンによく似ています。柱状ユーフォルビアの角質化したようなつながったトゲとは異なり、透き通ったトゲが出てきます。
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花は赤い。

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