瑠璃晃とは
ドラゴンボールの名前でお馴染みの瑠璃晃ですが、学名はEuphorbia susannaeです。仔を沢山吹いて群生します。特徴的な肉イボは、細かったり太かったり割りと個体差があるみたいですね。
さて、ネットで検索すると上方向にびろびろと間延びしたり、先細りになってしまった株がよく売られています。ブログで縦長になったと書いている人も、まあまあいるみたいです。
そこで、私の瑠璃晃を栽培した生長記録を紹介します。

生長記録
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2020年1月、購入時。丸々していてかわいい。

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2020年5月、生長は早いみたいです。肉イボの数が増えています。初めて蕾がつきましたが、うっかり開花時の写真を撮り忘れました。

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2020年11月、室内に取り込んだところ、大量に開花しました。

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2021年9月、鉢がきつく見えるほど生長しました。

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2021年12月、室内に取り込みました。どっしりした感じがします。また、思いの外、仔が吹きません。
そう言えば、花柄が枯れないでついてるなあと思っていたら、花柄の先から仔が吹いてきました。

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あれ?そんな感じで増えるの?

ネットの情報の怪しさ
そんなこんなで2年間、瑠璃晃を育ててきましたが、特に上に伸びる感じはありません。徒長してしまうというネット情報とは、何が違うのかわかりません。しかし、多肉植物全般の一般的な育て方としては、おそらくは日照不足と、水のやり過ぎが徒長の原因ということになのでしょう。

ネットの情報ではどのような栽培方法が推奨されているのか、いくつかのサイトをのぞいてみました。結果、いくつの栽培方法を書いたサイトでは、夏の直射日光を避けるように書いているようです。しかし、私は真夏でも一切遮光はしていません。こんなに丈夫で日光大好きなのに、とは思いました。思うのですが、栽培方法を書いたサイトは、そのすべてがそうだとは言いませんが、怪しいものが多いように感じます。何より、よそから引っ張ってきた画像を沢山貼り付けていますが、自分で育てた画像がないというのは一体どういうことなんでしょう? これってネットの情報をまとめただけで、自分では育てていないのではないでしょうか。自分で育てた記録を公開している人のブログのほうが、参考になることが多いように思えます。

次に、日本語のサイトで多肉を検索すると、ヒットするのは販売サイトが多いのですが、そこに書かれている育て方は信じないほうがいいみたいです。瑠璃晃に限らず、徒長して縦長になったモヤシみたいな多肉を「こんな大きな○○は手に入らない!」とか書いてあって愕然とします。また、これは多肉の種類に限らず、「レースのカーテンごし」の日射しという決まり文句があるみたいです。レースのカーテンごしで育てたら、サボテンや多肉ユーフォルビア、コーデックスあたりはあっという間に間延びしてしまいますよ。ハオルチアではそれで育つものもありますが、自生地では砂漠に生えているものも多いのですから、しっかり日に当てて引き締まった多肉に育てたいものです。


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