地上は平たい形の多肉質でトゲが並び、地下は大きい塊根があります。
塊根は自生地では本来地下に埋まっているものですが、栽培する時は鑑賞用に露出させます。

2020年1月、購入時の写真です。初めて行ったオザキフラワーパークで入手しました。春に植え替えました。

2022年2月の姿です。
塊根は小さい様に見えますが、見えているのは頭の部分だけで、ほぼ埋まっていて見えません。亀甲竜などのイモと同様、塊根は埋めておいたほうが早く大きくなります。とは言うものの、私は塊根を埋めて大きくしたかった訳ではありません。飛竜の塊根は日焼けしやすいと言われているため、日焼けが怖くて塊根を出せなかっただけです。特に埋まっていた塊根を初めて出した年は、恐らく日焼けしやすいでしょう。植え替えの度に少しずつ、様子を見ながら露出部分を増やして行こうかと考えています。
飛竜の学名は1799年に命名されたEuphorbia stellata Willd.です。Willd.は、ドイツの植物学者・薬剤師・植物分類学者のCarl Ludwig Willdenowのことです。Willdenowは植物地理学の創始者とされており、博物学者のフンボルトの師だそうです。
また、飛竜はシノニム(異名)が沢山あります。1827年に命名されたEuphorbia squarrosa Haw. 、1860年に命名されたEuphorbia micracantha Boiss. 、あまり使われた形跡がない1855年に命名されたEuphorbia mamillosa Lem.の3つが異名の代表格です。これ以外にも異名はいくつかあるみたいですが、ほぼ使われたこともなく、まったく学術的に認められたことがない学名です。命名は早いほうが正当なので、Euphorbia stellataが正式な学名です。
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