ユーフォルビア・オベサ・ドットコム

今年の1月に開催された、サンシャインシティ世界の蘭展2026の記事の続きです。相変わらずカトレア部門にいます。本日は、やや変わった交配のものがあります。RhyncholaeliocattleyaやBrassocattleyaはともかく、CaulocattleyaやProcatavola、Brassantheあたりは私は馴染みがありませんでした。


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C. Prince Hisahito
Cattleya(C.)。醒めるような紅色の花。日比谷花壇が作出した、悠仁親王に因んだカトレアです。見るからに旧・Sophronitisが入っている雰囲気です。C. Love Castle × C. Minipetの交配。



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Rlc. Mari Kaneko
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)。Rlc.はRhyncholaelia(Rl.) × Cattleya(C.)。この場合、Rlc. Herons Soon × Rlc. BenikomachiというRlc.同士の交配。



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Clty. Chantilly Lace
Caulocattleya(Clty.)。Clty.はC. × Caularthron(Cau.)の組み合わせ。この場合は、C. El Dorado Splash × Cau.

bicornutum。この特徴的な花弁は、カウラルトロンによるものなのでしょう。


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C. Lawre-Mossiae
Cattleya。C. lawrenceana × C. mossiaeの交配。


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Bc. Sanyo Point
Brassocattleya(Bc.)。Bc.はBrassavola(B.) ×  C.の交配。この場合の組み合わせは、B. nodosa × C. Sanyo Splash。リップが非常に目立ちますが、ノドサの影響が強く出ていますね。



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Pcv. Golden Peacock
Procatavola(Pcy.)。Pcv.はBc. × Prosthechea(Psh.)の交配。この場合の組み合わせは、Bc. Richard Muller × Psh. vitellina。プロステケアの交配は初めて見ました。



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Bsn. Island Stars
Brassanthe(Bsn.)。Bsn.はB. × Guarianthe(Gur.)の交配。この場合の組み合わせは、B. Little Stars × Bsn. Maikaiです。ブラッサボラが強く出ています。



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去年の12月に筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。本日も珍しい蘭が盛りだくさんです。


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B. nodosa
Brassavola(B.)。もっとも一般的なブラッサボラ。メキシコ、中米の原産。



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Bothriochilus macrostachya
Bothriochilusは現在ではCoeliaとなっているようです。Coeliaは5種からなる蘭とのこと。私も知らない蘭です。メキシコ、中米の原産。

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あまり見ない雰囲気の花です。


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Bulb. orientale
Bulbophyllum(Bulb.)。房咲きでこれだけ花数があると豪華です。中国南部、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。

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ブルボフィルムのイメージにはない美しい花です。


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Bulb. frostii
Bulbophyllum。腐肉色のブルボフィルムにはよくある雰囲気ですが、ずいぶんと丸っこい花です。ベトナムの原産。



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Holcoglossum kimballianum
ホルコグロッスムは私も知らない蘭ですが、東南アジアを中心に24種あるそうです。キンバリアヌムは中国南部、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。



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Bark. skinneri
Barkeria(Bark.)。バーケリアは久しぶりに見ました。メキシコ、グアテマラの原産。



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Phal. pantherina
Phalaenopsis(Phal.)。原種のコチョウランですが、いかにもな感じですね。ボルネオ島の原産。


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去年の年末に行った市川市観賞植物園の記事の続きです。1つの部屋が全て多肉植物なので、規模の割りに見どころが満載です。


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Aloe ferox
「青鰐」の名前でも呼ばれる巨大アロエ。薬用アロエの原料。しかし、A. marlothiiやA. spectcabilisもそうですが、小苗が流通しているものの、育てば背丈を越えますから、いずれ手に負えなくなるような気がします。南アフリカ、レソトの原産。ツルボラン科。



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Gasteria liliputana
小型のガステリア。G. discolor var. liliputanaとも呼ばれますが、G. discolorがG. obliquaの異名となったため、リリプタナは変種を認めないG. obliquaに吸収されました。ツルボラン科。



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Beaucarnea guatemalense
グアテマラ、ニカラグア原産のトックリラン仲間。レクルバタは見かけますが、グアテマレンシスは珍しいですね。キジカクシ科。

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なかなか立派な塊茎。


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Agave attenuata
あまりアガヴェには見えませんが、実際にやわらかくトゲはありません。まさに、「narrow-leaf agave」ですね。メキシコの原産。キジカクシ科。



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Kalanchoe beharensis
巨大なカランコエ。見上げる高さになります。マダガスカルの原産。ベンケイソウ科。

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小苗が販売されることもありますが、やはり温室に地植えが一番見栄えしますね。神代植物公園や東京農業大学バイオリウムでも地植えのベハレンシスを見ています。


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Aeonium arboreum cv. Zwartkop
あまり見かけない良いサイズの黒法師。品種ごとの違いはよくわかりません。カナリア諸島、モロッコの原産。


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Crassula fusca
何気なく多肉植物が群生していますが、これは「赤鬼城」と呼ばれるクラッスラです。南アフリカ、ナミビアの原産。
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開花していました。


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去年の11月に行った新宿御苑で開催された洋らん展の記事の続きです。新宿御苑が栽培した洋らんを見てきましたが、本日は個人出品の蘭を見てみましょう。


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Alcra. Donaod Halliday
Aliceara(Alcra.)。Brassavola(Brs.) × Miltonia(Milt.) × Oncidium(Onci.)の交配。この場合は、Alcra Tahoma Glacier × Onc. Richard Waugh。ちょっと変わった花ですが、よく見るとミルトニアとオンシジウムが合わさった感はありますね。



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ここからは、個人出品の蘭です。


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Phal. pulcherrima
Phalaenopsis(Phal.)。コチョウランの重要な交配親。旧・Dortis属。東南アジアの原産。



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Aergs. biloba
Aerangis(Aergs.)。アフリカのギニア湾沿いの原産。

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エランギスは夜香性です。


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Onc. Aloha Iwanaga
Oncidium(Onc.)。Oncidium × Gomesa(Gom.)なので、OncidiumではなくOncidesa(Oncsa.)となっています。この場合は、Oncsa. Goldiana × Gom. Star Warsの組み合わせ。



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L. rubescens
Laelia(L.)。メキシコ、中米の原産。



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Den. bigibbum
Dendrobium(Den.)。旧・デンファレ系のデンドロ。ニューギニア島、オーストラリアの原産。



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V. Pachara Delight
Vanda(V.)。非常に濃い紫色です。V. coerulea × V. saunderiana × V. deareiなどの交配。この場合は、V. Karulea × V. Gordon Dillonの組み合わせ。


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相変わらず寒い日が続いています。しかし、冬でも花キリンは咲いて目を楽しませてくれます。本日は花キリンを中心に少し我が家の多肉植物をご紹介しましょう。


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Euphorbia tardieuana
2023年に飛鳥山公園にて開催された北区グリーンフェスタにて購入しました。だいぶ生長しましたが花が咲く気配はありません。

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ある種のトゲナシ花キリンですが、一般的にトゲナシ花キリンと呼ばれるE. geroldiiと比べると、葉が細く艶がないなど違いがあります。


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Euphorbia leistoneri
レイストネリは完全に休眠中です。既に機能してないように見える葉は不思議なことになかなか落ちません。
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徐々に木質化するのっぺりした幹。レイストネリは花キリンではなく、どちらかと言えばE. poissonii系なのかなと思います。


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白花矮性花キリン
始めは小さな苗でしたが、プレステラ180に植えるサイズになりました。花キリンは冬でもよく開花しますから、花が少ないこの時期こそ見頃と言えます。


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Euphorbia erythrocuculata
エリトゥロククラタ(エリスロククラタ)は葉を落としません。

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室内とは言え、室温も下がり気味なのに独特の奇妙な花がついています。


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Euphorbia suzannae-marunierae
おそらく、本物のスザンナエ-マルニエラエです。何でそんな言い方をするかというと、国内のスザンナエ-マルニエラエの名前で流通しているのは、基本的にアンボボンベンシスだからです。実際にスザンナエ-マルニエラエで検索して出てくるのは、アンボボンベンシスにしか見えないものばかりです。



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Euphorbia ambovombensis
こちらは「Euphorbia suzannae-marunierae」の名前で入手しましたが、見たところアンボボンベンシスですね。このように葉の幅が広いものはアンボボンベンシスの可能性が大です。


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Euphorbia waringiae
そう言えば、ワリンギアエ名義で、実際にはアンボボンベンシスの場合もあるようです。こちらが本来のワリンギアエです。
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本物のワリンギアエは葉が非常に細長いので、区別は容易です。


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正月明けに板橋区立熱帯環境植物館にて蘭展が開催されたので行って参りましたが、温室内もじっくり見てきました。本日は東南アジアの熱帯雨林では主要な樹種であるフタバガキ科植物や椰子などの熱帯樹種を見ていきます。


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ウチワヤシ Licuala grandis
大変観賞価値が高い椰子。サンタクルス島、バヌアツの原産。



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Shorea sumatrana
Shorea属はフタバガキ科最大の属でしたが、分解され現在は47種からなります。また、サラノキ属と呼ばれ沙羅双樹(S. robusta)が代表的です。S. sumatranaはジャワ島、マレー半島、スマトラ島、タイの原産。


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Gnetum gnemon
グネモンノキ。遭遇したのは小石川植物園に続いて2回目。驚くことにグネツム科はグネツム属(Gnetum)、マオウ属(Ephedra)やウェルウィキア属(Welwitschia)という、外見も育ち方もまったく異なり似ていない3属からなります。3属とも裸子植物らしく味気ない花を咲かせますが、グネモンノキは虫媒花です。アッサムから東南アジア、ニューギニア島、オーストラリアの原産。



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Shorea singkawang
こちらもフタバガキ科。2022年にRubroshorea属となっています。Rubroshorea属はShorea属から分離された属で、71種からなります。マレー半島、スマトラ島、タイの原産。


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Hopea odorata
フタバガキ科。Hopea属は114種からなる大きな属です。現地では「タキアン」と呼ばれ、民間信仰に関係する樹種です。また、樹脂を薬用に使用するそうです。バングラデシュ、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレー半島、ベトナムの原産。


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ヤエヤマヤシ(八重山椰子)
Satakentia liukiuensis

1属1種で、八重山諸島の石垣島と西表島に固有の椰子。すっきりとした美しい椰子です。


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アマメシバ(天芽芝)  Sauropus androgynus
開花していましたが、何せ小さく目立たないので気が付かれにくい花です。しかし、2023年に来た時も咲いていましたから、存外いつでも咲いているのかも知れません。ちなみに、ダイエットのためにアマメシバの粉末やジュースが販売されましたが、重篤な気管支炎を誘発し、アマメシバが原因で亡くなる方まで現れたため現在は販売が禁止されています。南アジア、中国南部、東南アジア、ニューギニア島の原産。
そう言えば、2023年に調べた時はBreynia(オオシマコバンノキ属)でしたが、現在はPhyllanthus(コミカンソウ属)です。しかし、どうやらコミカンソウ属は近縁属を統合しながら拡大しているようで、Sauropus属も今はコミカンソウ属に吸収されました。オオシマコバンノキ属もいずれコミカンソウ属に吸収されるのかも知れません。旧・トウダイグサ科、今はコミカンソウ科。



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サトウヤシ Arenga pinnata
樹液から砂糖を取ることが出来ます。東南アジアの原産。



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1月に開催されたサンシャインシティ世界蘭展2026の記事の続きです。膨大な数があるカトレア部門にいますが、やはり蘭展の主役はカトレアですね。どの蘭展でもカトレアが多く、種類も多く交配も盛んです。


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Rth. Morning Call
Rhyncattleanthe(Rth.)。Rth.はRhyncholaelia(Rl.) × Guarianthe(Gur.) × Cattleya(C.)の交配。この場合は、Rth. Love Passion × C. Beaufortの組み合わせ。リップの奥が少しだけ赤くなっています。ミニカトレア。


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Rlc. Faikon Love
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)。「Faikon Love」は調べてもよくわかりませんでしたが、「Faikon」が名前につくシリーズは旧・Sophronitis系のカトレアが交配に使われているようです。Rlc.はRl. × C.の組み合わせ。



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C. Phantom
Cattleya。淡い色合いに濃淡がある印象的なカトレアの交配種。C. mossiaeやC. intermedia、C. pumilaなどが交配に使われているようです。C. mossiae × C. Cariad's Mini-Quineeの組み合わせ。
 

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C. walkeriana 'Spring Grand'
Cattleya。ワルケリアナ系は実に様々な花色がありますが、リップの先だけ色付く可愛らしい品種。


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Rth. Young Min Orange
Rhyncattleanthe。オレンジ色の小型品種。Gur. × C.の交配。この場合は、Rth. Viola Nuggett × Cattlianthe(Ctt.) Trick or Treatの組み合わせ。



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Ctyh. Lime Sherbet
Cattleychea(Ctyh.)は、C. × Prosthechea(Psh.)の組み合わせ。緑色の花弁にリップのフリルだけ白という配色が実に鮮烈です。C. forbesii × Psh. marinaeの交配。



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Rth. Duh's Crown
Rhycattleanthe。ゴージャスなリップを持つカトレア。ピンク、紫系が主流のカトレアでは珍しい配色です。C. × Rl. × Gur.の交配。この場合の組み合わせは、Rth. Duh's Smile × Rth. Duh's Treasure。


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去年の年末に行った市川市観賞植物園の記事の続きです。相変わらずサボテン温室を彷徨っています。


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Sedum palmeri
「薄化粧」という名前もあるセダム。花茎が伸びています。メキシコの原産。ベンケイソウ科。



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Haworthia parva
よく繁茂していますが、これは何者でしょうか。Haworthia parvaはHaworthが命名したハウォルチアですが、これはHaworthiopsis tessellata var. tessellataの異名です。しかし、このパルバは明らかに別種です。この場合、H. parvaはただの園芸名のような気がします。


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Haworthia  sp. オラソニー
軟葉系ハウォルチアは詳しくないので、よくわかりませんが、普及種のようです。「Haworthia 'Ollasonii'」と書くみたいですが、園芸品種ということでいいのでしょうか。




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Aloe bainesii
木立ちのアロエですが、これはただの大型アロエではなくAloidendronですね。現在はAloidendron baraenaeの異名となっています。南アフリカ、ナミビアの原産。



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Aloe dichotoma
代表的な樹木アロエのディコトマです。やはり、こちらもAloidendron dichotomumとされています。アロイデンドロンは遺伝子情報に基づきアロエから分離されていますから、アロエとは別属であるのは間違いがありません。

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ちょうど開花していましたが、高い場所に咲いており、しかも花が窓の方を向いているため上手く撮影出来ませんでした。


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ユッカも立派です。


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Euphorbia oncoclada
Pencil-stemのユーフォルビアです。実際にはこれはE. alluaudii subsp. alluaudiiでしょう。アルアウディイはワンコインのミニ多肉植物で流通しましたが、やはりオンコクラダの名札がついていました。オンコクラダというのは、Euphorbia alluaudii subsp. oncocladaのことで、節が膨れる特徴的な姿となります。しかし、私が入手した「本物のオンコクラダは、Euphorbia alluaudiiの名前の名前で販売されていました。完全に逆になっていますね。おそらく、輸入種子の名前に誤りがあるのでしょう。

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ということで、Euphorbia alluaudii subsp. alluaudiiでした。


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去年の12月に筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。蘭の同好会の銘品を見ていますが、原種の珍しい種が沢山見られました。


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Gchls. japonicus
Gastrochilus(Gchls.)。カシノキランと呼ばれ、日本、台湾、韓国に分布する蘭。日本では千葉県が北限とのことです。


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Bulb. pecten-vensis
Bulbophyllum(Bulb.)。ブルボに有りがちな形状の花ですが、非常に細長い花弁ですね。中国南部、ラオス、ベトナムの原産。



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Liparis gibbosa
代表的な小型蘭であるリパリスですが、Liparis gibbosaは2011年にStichorkis gibbosaとされています。


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Bulb. pardalotum
Bulbophyllum。まだ花は開きかけでした。フィリピンの原産。



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Bulb. purpurascens
ボルネオ島、典型的なブルボの花ですが、花は短く白色・クリーム色系なのは珍しいですね。ブルボは悪臭で蝿を呼ぶものが多いのですが、花色からして蛾媒のような気がします。この色合いですと良い香りがしても良さそうですが、匂いを嗅ぐのを忘れました。ジャワ島、スマトラ島、マレー半島、タイの原産。



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Pths. prolifera
Pleurothallis(Pths.)。南米の小型蘭といえばプレウロタリスですね。こちらは2001年にAcianthera proliferaとされています。


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Angcm. ramosum
Angraecum(Angcm.)。AngraecumといえばAngcm. sesquipedaleですが、ラモスムは初めて見ました。一見してどれが距かわかりませんが、何やら盗蜜防止になりそうな雰囲気がありますね。マダガスカルの原産。



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Epi. eburneum
Epidendrum(Epi.)。エピデンドラムと言えば、ラディカンス系の華美な園芸品種のイメージが強いため、一見してエピデンドラムだとは思いませんでした。中米、南米北部の原産。



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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーセンターの記事の続きです。長々と続けてきましたが、本日で最終回です。最後は熱帯スイレンを見ましたが、パラグアイオオオニバスがまだ蕾でしたね。最後の部屋で多肉植物展を開催していました、というかそれが目的で来たわけですが展示会は既に記事にしております。


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熱帯植物の温室にはつきもののバナナ。
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ちょうど実がなっていました。


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熱帯スイレンの部屋に入りました。しかし、残念なことにカメラの性能の限界なのが、上手く色が再現出来ませんでした。撮影すると青系はピンクとか紫になっちゃうので、何とも困りました。


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Nymphaea King of Siam
青系ですが、残念ながら紅紫色に撮影されました。


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Nymphaea Pink Platter


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Nymphaea colorata
現在はN. nouchali var. zanzhbariensis。アフリカ南部の原産。



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Nymphaea gigantea
こちらも青系ですが紫に撮影されてしまいました。オーストラリアの原産。


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パラグアイオオオニバス
Victoria cruziana
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの原産。オオオニバスは3種類あり、一番有名なV. amazonicaの他、V. bolivianaがあります。

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残念ながらまだ蕾でした。


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大船駅の朝顔
ということで、日比谷花壇大船フラワーセンターでした。10月という半端な時期に行きましたが、思わず秋薔薇がよく咲いていましたし、多肉植物展も非常に楽しめました。温室では初めて使君子の花を見ることが出来ました。まあ、モクワンジやカンレンボクの珍しい実も見ることが出来ました。時期的に枯れていましたが蓮のコレクションがかなりの規模でしたから、花期にまた訪れたいですね。


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去年の11月に行った新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。相変わらず素晴らしい蘭、珍しい蘭が盛りだくさんです。珍種のエリオデスは初めて見ましたし、ガストロキルスもあまり栽培されない蘭です。あと、旧・オドントグロッサム系を久しぶりに見ましたが、目が覚めるような素晴らしい花でした。


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Odm. エンペラー
Odontoglossum(Odm.)。オドントグロッサム系は花の形が美しくややフリンジ状になるだけではなく、花色も目を引きます。
しかし、この「エンペラー」はよくわかりません。外見的には「Oda. Lovely Penguin 'Emperor'」に似ているような気がします。このOda.はOdontidaですが、Odm. × Cochlioda(Cda.)という組み合わせです。旧・オドントグロッサム系はこのOda.が多いような気がします。しかし、OdontoglossumにしろCochliodaにしろ、現在はOncidium(Onc.)に統合されたため、Odontidaは消滅しました。Onc. × Onc.になりますからね。


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C. C.G.Roebling
Cattleya(C.)。素晴らしい色合いです。大変美しいですね。C. gaskelliana × C. purpureaの組み合わせ。



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Gchls. obliquus
Gastrochilus(Gchls.)。カシノキラン(Gchls. japonicus)の仲間。アッサム、ヒマラヤ、ラオス、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの原産。



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Paph. primulinum
Paphiopedilum(Paph.)。縮こまったようなペタルが可愛らしいですね。スマトラ島の原産。



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Cym. dayanum
Cymbidium(Cym.)。寒鳳蘭と呼ばれる東洋蘭。アッサム、中国、東南アジア、台湾、日本の原産。
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Eriodes barbata
1属1種の珍種。アッサム、中国南部、ヒマラヤ、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。



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C. Marcello Miranda
Cattleya。C. caulescens × C. labiataの組み合わせ。



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いよいよ寒くなってきましたが、多肉植物たちは生長を止めたり、室内が暖かいせいか再び生長の兆しを見せるものもあります。まあ、花キリンはずっと咲き続けていたりしますけどね。


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Euphorbia silenifolia
シレニフォリアは冬でも元気そうです。
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蕾が出てきましたが、咲くか分かりません。以前も蕾は出たものの咲かずに萎れてしまいました。


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Adenia venenata
ヴェネナタは1年で5倍くらい伸びました。同じアデニアでも耐寒性は様々で、完全に葉を落としたものもありますが、ヴェネナタのように新しい葉を出しているものあります。


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Ibervillea tenuisecta
一度、つるは枯れましたが、またつるが伸びてきました。生長が旺盛で嬉しいですね、


260201124240046
Gymnocalycium erinaceum WR 726B
エリナケウムに蕾がついています。真冬ですが咲くでしょうか。


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Euphorbia heterodoxa
ヘテロドクサは去年はだいぶ枝が増えました。地味に花が咲き続けています。
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目立たない花ですが、一応は咲いています。


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白葉姫性吹上
矮性で葉が白い吹上です。葉が増えて密になりましたが、大変な美しさですね。


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正月明け早々に板橋区立熱帯環境植物館にて開催された蘭展へ行きました。蘭展については既に記事にしていますが、蘭展以外もゆっくり見てきましたから記事にします。ミニ水族館はさらっと触れるだけで、温室の熱帯植物を見ていきます。


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まずはミニ水族館。鮮やかなネズッポの仲間。


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結構大きな海水の水槽があります。


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淡水魚の水槽もあります。


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巨大エイも元気そう。



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温室に移ります。これはウナズキヒメフヨウのピンク花の品種です。蕾ではなく完全に花が開かないタイプです。ラベルにはMalvaviscus penduliflorusとありました。しかし、新宿御苑のウナズキヒメフヨウのラベルには、M. arboreus var. mexicanaとありました。このM. penduliflorusとM. arboreusはウェブ上の画像では区別出来ず、そもそも混同されている雰囲気があるため、ウェブ上の画像と名称が合っているのかもわかりません。さらに、M. penduliflorusの名前をタイリンヒメフヨウとしている場合もありますが、タイリンヒメフヨウをM. arboreusとしている場合もあります。いよいよ混沌としてきました。私自身はアオイ科の分類学上的で重要な形質を知りませんから、植物を直接見てもいまいちわかりません。まずは基礎的な知識を得るところからですね。


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ショウナンゴムノキ Ficus binnendykii
イチジク属に見えない垂れ下がる長い葉が特徴ですが、英名も「Narrowleaf fig」です。タイ、スマトラ島、マレーシア、ジャワ島、ボルネオ島の原産。クワ科。



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オオハマボウ(大浜朴) Hibiscus tiliaceus
海岸付近や砂浜の後ろ、マングローブの後背地に生えるハイビスカスの仲間。メキシコ〜南米、アフリカ、インド〜日本など、世界中の熱帯、亜熱帯に分布します。アオイ科。



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キンカチャ(金花茶) Camellia chrysantha
中国原産の椿やお茶の仲間。カメリア属には珍しい黄花。お茶としても利用されます。現在はC. petelotiiとされています。

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よく咲いていました。


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Ruellia graecizans
下生えがルエリアでした。Christmas Prideという名前があるそうです。現在はR. brevifoliaの異名となっているようです。南米原産。キツネノマゴ科。



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植物園の温室は下生えにアロイドが何気なく植えられていたりします。これは、Aglaonemaでしょうか。


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ハスノハギリ Hernandia nymphaeifolia
以前、来た時に撮った写真がぶれぶれだったので撮り直しました。日本の火山列島や台湾、東南アジア、オーストラリア、さらにはスリランカやマダガスカルまで広く海洋島に分布します。要するに種子が海流散布されるのでしょう。ハスノハギリ科。



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私たちは日常的に植物を栽培していますが、それはあくまでも園芸的なものであり、ついつい栽培される植物でも自然の中では生態系の一部をなすということを忘れがちです。特に原産地が遠く植生や気候が著しく異なる多肉植物は、その自然な生態はなかなか想像しにくいのではないでしょうか。本日は竜神木(Myrtillocactus geometrizans)に展開される生態系を見てみましょう。参考とするのは、Alicia Callejas-Chaveroらの2023年の論文、『Herbivory in Myrtillocactus geometrizans (Cactaceae): Do Parasitoids Provide Indirect Defense or a Direct Advantage?』です。


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Myrtillocactus geometrizans(右)
中央はMarginatocereus marginatus、左はPilosocereus palmeri=P. leucocephalus
筑波実験植物園にて(2025年12月)


植物と害虫の相互作用
近年まで、植物と昆虫の関係に関する研究は直接的な関係である、植物と植食者、植物と花粉媒介者、植物と種子散布者などの関係に焦点を当ててきました。しかし、植物と昆虫との相互作用をより包括的に捉え、捕食者や寄生者、重寄生者、分解者、さらには競争者も考慮に入れる必要があります。

植物の植食者に対する反応は複雑で、被食から逃れる、あるいは防御する、耐えるなどがあります。間接的な防御としては、草食動物の天敵(捕食者、寄生者、病原体)を引き寄せたり、天敵に報酬や隠れ家を提供することがあります。植物は草食動物を誘因する揮発性の化合物(HIPV)を放出することで、草食動物の天敵を引き寄せることはよく知られています。

CespedesはMyrtillocactus geometrizansの昆虫に対する耐性の高さは、トリペルテンとステロールにより説明可能であることを指摘しました。これらの化合物は、Lamaireocereus chichipeやMyrtillocactus cochal、Myrtillocactus schenckii、Myrtillocactus eichlamiiからも単離されています。これらの化合物は、室内実験でツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)やミルワーム(Tenebrio molitor)といった害虫の防除に効果がありました。しかし、M. geometrizansの植食者に対して同じ効果があるのか、さらには植食者の天敵を引き寄せる作用があるかは不明です。


竜神木をめぐる生態系
M. geometrizansの害虫である軟カイガラムシ(Toumeyella martinezae)は、別種のカイガラムシ(Opuntiaspis philococcus)と競合関係があります。さらに、カイガラムシには少なくとも2種の寄生者が存在し、寄生蜂であるMexidalgus toumeyellusを調査しました。また、カイガラムシはアリ(Liometopum apiculatum)とは共生関係を結んでいます。アリはカイガラムシの世話をすることで、代わりに餌となる甘露を与えます。カイガラムシが大量発生すると、植物に付着した過剰な甘露がカビを増殖させ、短期間で植物を枯死させます。


カイガラムシの有無による影響
M. geometrizans(以下、サボテン)のカイガラムシの有無を比較しました。カイガラムシがない場合は、カイガラムシがある場合と比べてサボテンの枝は平均2倍生長しました。蕾や開花数はカイガラムシがいない場合に有意に多くなりました。しかし、成熟した果実数や果実の大きさ、種子の発芽率には有意差はありませんでした。種子や実生のサイズは、カイガラムシがいない方が大きいことが確認されました。


蟻・カイガラムシ・寄生蜂の関係
研究開始から2カ月間は、蟻のいるサボテンといないサボテンでは、寄生蜂に寄生されたカイガラムシの割合は約15%で同程度でした。しかし、蟻がいない場合は寄生されたカイガラムシは平均25%に達し、蟻がいる場合は寄生されたカイガラムシは平均10%まで減少しました。

カイガラムシは口器による穿刺とそれに伴う栄養の搾取と壊死という直接的な影響と、病原体の伝播や汚染などの間接的な影響があります。カイガラムシはサボテンの生長や繁殖、実生の生育に影響を及ぼし、サボテンの適応度を著しく低下させます。M. geometrizansはカイガラムシの個体数が少ない場合にはある程度の抵抗性と耐性を示しますが、カイガラムシの個体数が増えるとその悪影響が顕著となります。

寄生蜂が宿主の位置を特定し産卵するために、視覚や嗅覚などん利用します。さらに、HIPVの量は植食者の密度に依存しています。植食者の密度が大きくなると植物の被害も増大し、寄生蜂が検知できる揮発性化合物の放出量も増加します。この寄生蜂を誘引する化合物は未だに特定されていませんが、散在するカイガラムシの位置を特定するのに十分なことは明らかです。

蟻はカイガラムシの個体群の急激な生長を促進するため、逆に寄生蜂にとってより魅力的なものとなっています。しかし、蟻はカイガラムシの上を巡回し、寄生蜂の産卵を防いでいます。蟻は他の植食者から植物を守ることで植物に恩恵をもたらす可能性がありますが、カイガラムシの保護は植物や植物に関係する他の生物に間接的に悪影響を及ぼします。カイガラムシの増加は過剰な甘露による煤病の増殖により、サボテンの茎を覆い光合成を阻害します。カイガラムシの大量発生によりM. geometrizansは数年で枯死します。これが、調査地域のM. geometrizansの枯死する主要な要因となっています。

植物と寄生蜂の関係は相利共生関係と言えます。しかし、蟻がいる場合は寄生率が大きく下がるため、植物はわずかな利益しか得られず、寄生蜂は引き続き利益を得ることが出来るため、片利共生関係に近くなります。そのため、植物と天敵の相利共生関係を表す「敵の敵は味方」(my enemy's enemy is friend)という表現は当てはまりません。


最後に
以上が論文の簡単な要約です。
蟻と甘露をもたらすアブラムシやカイガラムシの関係はよく知られており、昔から研究されています。寄生蜂や寄生蝿の研究も行われていますが、内部寄生であるため観察だけでは済まないことと、種類が膨大なため研究はまだまだのように思います。寄生蜂や寄生蝿は実は膨大な種類があり、1種の昆虫に1種以上の寄生昆虫がいるとまで言われています。さて、サボテンとサボテンに関わる三者の関係はというと非常に複雑になります。サボテンとカイガラムシの関係、カイガラムシと蟻の関係、蟻と寄生蜂の関係、寄生蜂とサボテンの関係、サボテンと蟻の関係、寄生蜂とカイガラムシの関係がありますからね。このような複雑な生態関係を解明した研究は稀な気がします。大変、勉強になりました。今後もサボテンや多肉植物に関する生態学的研究を取り上げていきたいと思います。


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1月始めに開催されたサンシャインシティ世界のらん展2026に行ってきました。しかし、サンシャインシティなんて子どもの頃以来でしたから、あまりに馴染みがなさすぎて、行き方も分からないくらいでした。


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開催を告げるポスター。私は最終日に行きました。展示以外にナーセリーの出店もかなりありましたが、蘭以外にもアロイドやタンクブロメリア、多肉植物も少しありました。意外と食虫植物が豊富で驚きました。しかし、最終日で海外業者が安いせいか、アロイドに若者たちが群がっていました。アロイドの人気ぶりを肌で感じましたね。


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出展した蘭の愛好会一覧。これだけでその規模の巨大さが分かろうというものです。


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大量のカトレア。原種のカトレアが思いの外沢山ありました。カトレアは華美な交配種がメインで、蘭展で展示される原種はC. maximaやC. purpurataなど一部に過ぎませんが、サンシャインシティの蘭展ではあまり見かけない原種のカトレアが見られました。
しかし、とにかく物量がすごいですね。ディスプレイや企画展示では世界らん展に負けますが、とにかく沢山の蘭を見たいなら、こちらの方が混雑もせずじっくり見られるので良いのではないかと思います。



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C. trianae fma. concolor
Cattleya(C.)。これは淡く良い色合いです。fma. concolorは単色であることを示しますが、学術的に記載された名前ではなく、あくまでも園芸的な区分に過ぎません。コロンビアの原産。



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C. loddigesii
Cattleya。あまり見かけないカトレア。ブラジルの原産。



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C. percivaliana
Cattleya。コロンビア、ベネズエラの原産。


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C. lueddemanniana fma. labio-solid
Cattleya。fma. labio-solidは何でしょうね。植物の名前では聞いたことがありません。「labio」は「唇」ですからリップのことでしょうか。では、「solid」は「完全な」とか「堅い」という意味ですが、ちょっと意味がわかりません。リップに何か特徴があるのでしょうか。ベネズエラの原産。


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C. percivaliana fma. escura 
Cattleya。「escura」はポルトガル語で「暗い」という意味らしいです。全体的に濃色であることを示しているのでしょうか。



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L. anceps
Laelia(L.)。レリアは花茎が長く伸びるためポツンと咲くイメージがありましたが、これだけ咲くと見事です。メキシコ、中米の原産。


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去年の12月に筑波実験植物園にて開催されたつくば蘭展の記事の続きです。本日も変わった珍しい蘭を沢山見られました。


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Den. Global Village
Dendrobium(Den.)。久しぶりに見たデンファレ系。そう言えば、デンファレの学名を何気なく調べてみたら、いつの間にやらDen. phalaenopsisからDen. bigibbum var. superbumに変わっていました。



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Ddc. propinquum
Dendrochilum(Ddc.)。2021年にCoelogyne propinquaとされています。フィリピンの原産。



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Den. chrysanthum
Dendrobium。遠目にはLaeliaの長い花茎かと思いましたが、非常に背が高いデンドロビウムのバルブでした。アッサム、中国、ヒマラヤ、ラオス、ミャンマー、ネパール、チベット、ベトナム、タイの原産。

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花はいかにもなデンドロですね。


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Bulb. careyanum
Bulbophyllum(Bulb.)。アッサム、バングラデシュ、中国、ヒマラヤ、インド、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムの原産。

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密集した穂のような花。Bulbophyllumは変わったものが多く驚くほど多様です。
 

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Den. bracteosum
Dendrobium。花の付き方がデンドロ感がなく珍しいですね。ニューギニア島、ビスマルク諸島、モルッカ諸島の原産。



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Den. sanderae var. emilianum
Dendrobium。ゴージャスなデンドロ。フィリピンの原産。



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Cym. dayanum
Cymbidium(Cym.)。寒鳳蘭と呼ばれる東洋蘭。アッサム、中国、東南アジア、台湾、日本の原産。

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Cymbidiumは春蘭や寒蘭以外あまり見かけませんから、蘭展では貴重ですね


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去年の12月に行った市川市観賞植物園の記事の続きです。サボテン温室は広く、栽培されている多肉植物も多様です。


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Dasylirion longissimum
もっとも一般的なダシリリオン。しかし、ダシリリオンはあまり植物園でも見かけませんね。しかも、このサイズは初めて見ました。
そう言えば、D. longissimumはD. quadranglatumと混同されてきた経緯があるそうですが、この個体はどうでしょうか。

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葉の落ちた跡が美しいですね。


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花キリンがあちこちで開花しています。


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笹吹雪 Agave ferdinandi-regis
ウェブ上ではA. scabraとA.
victoriae-reginaeの交配種とする意見も見かけます。しかし、現在はA. nicklsiaeの異名となっています。とは言え、アガヴェはその多くが自然交雑により生まれたという意見もありますから、実際のところはわかりません。



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聖牛殿 Gasteria beckeri × Gasteria sp.
ラベルでは交配種としていますが、独立種としている場合もあります。ちなみに、このG. beckeriとはG. nitida var. nitidaのことです。そう言えば、「聖牛殿」はConophytumにもありますね。


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Sansevieria cylindrica Motum Kenya
ケニアのMotum原産のSansevieria。「Sansevieria sp. Motum Kenya」や「Sansevieria Motum Kenya」という表記も見かけます。そう言えば、SansevieriaはDracaenaに吸収されました。S. cylindricaも2018年にDracaena angorensisとされています。しかし、D. angolensisはアンゴラ、ジンバブエ、ザンビアの原産ですから、「Motum Kenya」がケニア原産というのが本当ならば別種でしょうね。


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笹の雪 Agave victoriae-reginae
なかなか立派な笹の雪です。

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隣の個体は開花中でした。


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1月に板橋区立熱帯環境植物館にて開催された蘭展の記事の続きです。小規模な催しでしたから、蘭展の展示は今回で終了です。しかし、板橋区立熱帯環境植物館の温室も見てきましたから、そちらの記事が始まります。ちなみに、温室でも蘭が咲いていますから、そちらも楽しめました。


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V. coerulea
Vanda(V.)。コエルレア(セルレア)は代表的なバンダで、紫〜青紫色の大きく美しい花を咲かせます。。アッサム、バングラデシュ、中国、ヒマラヤ東部、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの原産。



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Rlc. Chia Lim
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)は、Rhyncholaelia(Rl.) × Cattleya(C.)の交配種。Rhyncholaeliaの影響か非常にリップが大きいですね。



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Epi. porpax
Epidendrum(Epi.)。中米、コロンビア、ベネズエラ、ボリビアの原産。

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小型ですが、ちゃんと蘭の花です。


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V. Suksamran Spot × V. Painter's Dream
バンダの交配種。スポットを強調するような花です。



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Ddc. wenzelii
Dendrochilum(Ddc.)。2021年にCoelogyne(Coel.)となっています。白色・クリーム色系が多い旧・Dendrochilumの中でも目立つ色合いで、蘭展では割りと見かけます。フィリピンの原産。



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Rlc. Good Hope
Rhyncholaeliocattleya。巨大かつ目立つ色合いの交配系カトレア。C. Princess Bells × Rlc. Mount Hoodの組み合わせ。



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Angcm. sesquipedale
Angraecum(Angcm.)。マダガスカルの原産。白色の花は見るからに蛾媒花ですが、やはり香りがあり蛾を誘因します。蛾媒は蝿媒とは異なり良い香りが多いのですが、セスキペダレも良い香りがあり、世界らん展でセスキペダレの香水が披露されたこともありました。

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この30cmに及ぶ長大な距が特徴です。かのチャールズ・ダーウィンが、長い距に貯まった花蜜を吸える長大な口器を持つ蛾がいるはずだと予想し、その後に実際に長さ22cmに及ぶ口器を持つキサントパンスズメガが発見されました。そのため、セスキペダレを「ダーウィンの蘭」と呼ぶこともあるそうです。
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セスキペダレを訪れるキサントパンスズメガの絵が飾ってありました。


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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーセンターの記事の続きです。相変わらず温室を彷徨っています。


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ベニマツリ(紅茉莉) Rondeletia odorata
キューバの原産。アカネ科。

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鮮やかな可愛らしい花。茉莉(花)=ジャスミンの名前をいただいていますが、花に芳香があるともないとも言われているそうです。


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サンタンカ(山丹花) Ixora chinensis
山丹花も咲いていました。中国、東南アジアの原産。アカネ科。


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シクンシ Combretum indicum
使君子はあちこちの温室で見ていますが、花は初めて見ました。花は夕方に白い花が咲き蛾を引き寄せ、やがて花は赤くなり蜂などを引き寄せると言います。シクンシ科。


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こちらはハロウィン企画の「こわ〜い植物展」。


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食虫植物のムシトリスミレ(Pinguicula)。美しい花を咲かせますが、ベタベタした葉で捕虫します。これは、P. tina × P. emarginataという交配種。


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スナバコノキ Hura crepitans
スナバコノキの果実は、羽根ペンなどの余分なインクを吸わせる砂入れに使われたため「砂箱の木」と呼ばれているそうです。果実は初めて見ました。この果実は爆発的に破裂しますが、ビニールがかかっているのは爆発しないようにしているわけです。果実の爆発はかなりのパワーで、種子は時速240キロもの速度で18メートル以上もの距離に飛散するということです。ちなみに、幹がトゲだらけのスナバコノキ自体は、筑波実験植物園や東京農業大学バイオリウムで見ることができます。


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ライオンゴロシ Uncarina grandidieri
要するにトゲに返しがあり、抜こうとするとその部分にも刺さってしまうため、ライオンすら殺してしまうというのが名前の由来です。これはただの俗説で、おそらくは踏みつけ種子とされます。しかし、よく考えると、実際にはウンカリナはマダガスカル原産ですからライオンはいないわけで、これはウェブ上で流布している誤りです。実際にライオンゴロシの名前で呼ばれているのは、アフリカ大陸原産のハルパゴフィルムの実でしょう。


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スパイダーガム Eucalyptus lehmanii
ユーカリの1種。奇妙な形の実がなります。オーストラリアの原産。フトモモ科。



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Ibicella lutea
キバナツノゴマ。果実には強いトゲがあり、「悪魔の爪」と呼ばれます。植物全体に粘液があり虫がトラップされることから、食虫植物に分類されると説明がありましたが、これは誤りでしょう。食虫植物には誘因、捕獲、分解、吸収といった要素がありますが、ツノゴマは捕獲するだけで分解や吸収をせず、植物の生長に捕虫は役立ちません。粘液の役割は、一般的には植食者昆虫に対抗するためでしょう。しかし、このような食虫植物の各要素の1つを持つ植物から食虫植物は進化したと考えられており、このような植物を「原始の食虫植物」と呼ぶこともあります。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの原産。ツノゴマ科。


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ヤドリギ Viscum album
立派な楡の盆栽ですが、ヤドリギに寄生されています。説明ではV. albumとされていましたが、日本のヤドリギはV. coloratumです。かつて、V. album ssp. coloratumとされていたからかも知れません。日本、朝鮮半島、台湾、中国、内モンゴル、アムール、ハバロフスクの原産。ビャクダン科。
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幹から出ている緑色の葉がヤドリギです。


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去年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。新宿御苑の蘭コレクションを観ていましたが、蘭の同好会の育てた蘭を見ていきます。


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Brs. arcuigera
Brassia(Brs.)。実にブラッシアらしい花。まさにスパイダーオーキッド。中南米の原産。



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Coel. rossiana
Coelogyne(Coel.)。現在はCoel. trinervisの異名となっています。アッサム、中国、東南アジアの原産。



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V. lamellana
Vanda(V.)。バンダらしさが薄い希少種。南西諸島、台湾、フィリピン、ボルネオ島の原産。



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ここからは、川崎洋蘭クラブの展示。


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V. Wirat Gorden
Vanda系交配種。V. sanderiana × V. coerulea × V. deareiなどの組み合わせ。
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バンダらしいインパクトの大きな花。


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Bc. Miura Otome
Brassocattleya(Bc.)と表記されていましたが、おそらく「Cahuzacara Miura Otome」ではないかと思います。Bc.はBrassavola × Cattleyaですが、Cattleya(C.)からGuarianthe(Gur.)が分離され、Brassavola(B.)からRhyncholaelia(Rl.)から分離されたからですかね。Cahuzacara(Chz.)は、B. × C. × Gur. × Rl.ということです。



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Ctt. Portia
Cattlianthe(Ctt.)。よく揃って咲いています。Gur. bowringiana × C. labiataの組み合わせ。


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去年の12月に行った筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。今だに蘭の同好会の銘品を見ています。カトレア系を中心に交配が進み、複雑な交配属が誕生しています。私も知らないものばかりです。あと、珍しい原種の蘭を栽培する人も増えて、思わぬ珍種が蘭の展示会でも見られるようになりました。


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Paph. bellatulum
Paphiopedilum(Paph.)。花の形や色模様が独特で可愛らしい小型のパフィオです。アッサム、中国、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイの原産。


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Paph. henryanum
Paphiopedilum。
原種パフィオではよく見かけるヘンリアヌムですが、これは何やら巨大かつ派手で驚きます。中国、ベトナムの原産。


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Paph. Mount Toro
Paphiopedilum。Paph. stonei × Paph. philipinensisの組み合わせ。蘭は緑色系のものも割りとあり、逆に目を引きます。また、パフィオにはペタルが長く垂れ下がるものもあります。


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Trctm. cosymbnphorum
Trichocentrum(Trctm.)。お菓子のような可愛らしい花です。しかし、トリコケントルムはあまり見かけませんが、Onc.系なのでしょうか?。メキシコの原産。


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Aergs. kotschyana
Aerangis(Aergs.)。エランギスは小さいアングレカムと言った雰囲気の蘭です。白い花で長い距を持ち、夜に香るとなると、これは典型的な蛾媒花ですね。アフリカに広く分布します。
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蛾媒花は夜に訪れる蛾を引き寄せる花です。夜は花に色がある意味がないので、蛾媒花では白色やクリーム色となりがちです。さらに、香りで蛾を呼び寄せ、視覚ではなく嗅覚でアピールします。花の後ろから長く伸びる赤みがかる距には蜜が貯まっていますが、長い口器を持つ特定の種の蛾しか蜜を吸うことが出来ません。


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Plmths. caudatus
Plectrelminthus(Plmths.)。私も知らない蘭ですが、1属1種の珍種のようです。旧・アングレカムなので上のエランギスと似たような生態なのかも知れません。コンゴ民主共和国からギニアまでのギニア湾沿いに分布します。

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距が長いですね。


251207103901087
Phal. foseiota?
Phalaenopsis(Phal.)。原種のコチョウランの1つです。名前は誤記で、おそらくPhal. fasciata。ファスキアタはアッサム、ヒマラヤ東部、フィリピンの原産。



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去年の12月に行って参りました市川市観賞植物園の記事の続きです。前回、サボテン温室に入りました。あまり植物園では見かけない小型の多肉植物が沢山ありました。


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Senecio barbertonicus
現在の学名はKleinia barbertonicaとなっていますが、どうも多肉質な種はセネキオから分離されつつあるようです。南アフリカ、モザンビーク、ジンバブエの原産。キク科。


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東美人 Pachyphytum pachyphytoides
これはどうも属間交配種のようで、「× Pachyveria pachyphytoides」という名前のようです。組み合わせは、Echeveria gibbiflora × Pachyphytum bracteostm。


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Echeveria トプシータービー
これは、Echeveria runyoniiの葉が逆に反り返るタイプを指しているらしく、「Topsy Turvy」と書くようです。


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Conophytum blandum
メセンですが、よく増えて群生しています。南アフリカの原産。ハマミズナ科。


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Euphorbia hedyotoides
へディオトイデスがニョロニョロ伸びています。へディオトイデスは非常に細い茎を長く伸ばすため、頼りない雰囲気がありますが、これでも木本です。地下に塊根を持ち、分岐し葉が出る短枝と分岐せず伸びるだけで葉が出ない長枝を繰り返して生長します。マダガスカルの原産。トウダイグサ科。



251220094054519
Sansevieria  bacularis
Sansevieria属は消滅し、Dracaena属に吸収されました。S. bacularisは2018年にD. bacularisとされました。コンゴ民主共和国の原産。キジカクシ科。


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黄金司 Mammillaria elongata
久しぶりに黄金司を見ました。昔は多肉植物の寄せ植えだとか、ミニ多肉植物として見かけましたが、最近はあまり見た覚えがありません。イベントばかりで普通の園芸店などに行かないからかも知れません。そう言えば、Mammillaria elongataという名前は、Ariocapus retususの異名でもあります。まあ、命名者が異なりますが。メキシコの原産。


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今年の正月明けに行った板橋区立熱帯環境植物館で開催された蘭展の記事の続きです。展示会場は逆光がきつくて、撮影はやや難儀しました。


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V. Gordon Dillon
Vanda(V.)。V. sanderiana × V. coelurea × V. deareiの組み合わせ。花弁が非常に丸いですね。



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Rlc. George King
Rhyncholaeliocattleya(Rlc.)。Cattleya(C.) × Rhyncholaelia(Rl.)の交配。この場合、C. mossiae × C. dowiana × Rl. digbyanaの組み合わせ。大型なカトレア系の蘭。ゴージャスなリップは、Rhyncholaelia由来でしょう。



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Lc. Puppy Love
Laeliocattleya(Lc.)は、Laelia(L.) × C.の交配。この場合、L. anceps × C. harrisoniana × C. trianaeの組み合わせ。



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C. maxima
Cattleya。マキシマは蘭の展示会ではよく見かけます。花色は多様。エクアドル、ペルーの原産。


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Rlc. Don De Michaels
Rhyncholaeliocattleya。C. trianae、C mossiae、C. warscewicziiとRhyncholaelioの組み合わせでしょうか。交配親としてよく使われているようです。


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Bulb. Elizabeth Ann
Bulbophyllum(Bulb.)。ブルボフィルムではメジャーな交配種。組み合わせはBulb. longissimum × Bulb. rothschildianum。


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Ctt. Portiata f. coelurea
Cattlianthe(Ctt.)です。Cattleya × Guarianthe(Gur.)の交配。C. labiata × Gur. bowringianaの組み合わせ。



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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーセンターの記事の続きです。温室に入りましたが、様々な品種のハイビスカスが沢山咲いていました。


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Hibiscus Waterfall Pink
ピンク色の園芸品種。アオイ科。



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Hibiscus arnottianus
ハワイ原産のハイビスカス。赤い花柱が目立ちます。


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Everflesh
エバーフレッシュと呼ばれるマメ科の樹木は、ウェブ上ではCojoba arborea var. angustifloliaと表記されている場合と、Pithecellobium confetumと表記されている場合があります。ラベルには「マメ科コヨバ属」とあったのでCojoba arboreaのほうでしょう。

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この数珠つなぎのような赤い実が特徴です。Pithecellobium confetumのほうは平たい豆がなるため特に似てはいません。
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この葉の細かさが、ラテン語で「狭い葉」を表す「angustiflolia」の由来でしょう。


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様々な色のハイビスカス。


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ハマオモト銅葉
Crinum asiaticum
葉の色が赤みがかるハマオモト(ハマユウ)。花も花柄が赤色。日本を含む東アジア、東南アジア、南アジア、ニューギニア、オーストラリアの原産。ヒガンバナ科。



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非常に大きな花のハイビスカス。


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時期的にハロウィンの飾りがあちこちにあります。


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キバナキョウチクトウ
Thevetia peruviana

キョウチクトウ(Nerium oleander)と同じキョウチクトウ科ですが、キョウチクトウ属ではありません。現在の学名はCascabela thevetidとなっています。メキシコから南米の原産。


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ルリマツリ(瑠璃茉莉)
Plumbago auriculata
ルリマツリは園芸で普通に栽培され、日本でも越冬することもあります。南アフリカ、モザンビークの原産。イソマツ科。



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昨年の11月に開催された新宿御苑の洋らん展の記事の続きです。本日は新宿御苑が栽培している蘭のコーナーがありましたので、そこを見ていきます。


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蘭展に合わせて雛壇が作られていました。


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Bol. violacea
Bollea(Bol.)。ボレアはあまり見かけない蘭です。花の雰囲気も個性的。ちなみに、2005年にPescatoniaとなっています。ブラジル、ギニア、ガイアナ、スリナム、ベネズエラの原産。


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Octomeria sp.
オクトメリアは中南米、カリブ海地域に171種が知られています。妙な花の付き方ですが、花茎が伸びないからですね。



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Paph. henryanum
Paphiopedilum(Paph.)。原種のパフィオでは割りと見かける種です。中国、ベトナムの原産。


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Paph. spicerianum
Paphiopedilum。アッサム、中国、ヒマラヤ東部、ミャンマーの原産。



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Oma. grandiflora
Octomeria(Oma.)。種小名からして、オクトメリアでは花が大きいのかも知れません。南米の原産。


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Bulb. dearei
Bulbophyllum(Bulb.)。フィリピン、ボルネオ島、マレー半島の原産。

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萼片が反り返る面白い花です。


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Epig. nakaharae
Epigeneium(Epig.)。現在はDendrobiumとされているようです。台湾、タイ、ベトナムの原産。


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去年の10月に行った東京農業大学のバイオリウム温室の記事の続きです。長々と続いたバイオリウムの記事も本日で最終回となります。


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ニセカイソウ(偽海葱) Albuca bracteata
子持ちオーニソガラムと呼ばれることもあるアルブカです。かつては、Ornithogalum caudatumでしたが、2009年にカルブカとなりました。私も栽培していますが、非常に強健で地植え可能で、雪が降ってもまったく問題ありません。むしろ、子持ちオーニソガラムの名前の由来となる、親球根に子球根がついて増える特徴から、あっという間に大群落となってしまいます。



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Operculicarya pachypus
なかなか立派なパキプスです。マダガスカルの原産。ウルシ科。

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この枝ぶりはまさに自然の盆栽。


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Pachypodium geayi
群生するゲアイ。マダガスカルの原産。キョウチクトウ科。



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Dracaena marginata
=D. concinna
いわゆるドラセナで一般的に流通しているものです。ウェブ上ではD. marginata=D. concinnaとされているようですが、正確には、D. concinna=D. marginata var. concinnaですね。ちなみに、D. marginataはD. reflexa var. angustifoliaの異名となります。


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ビヨウタコノキ Pandanus utilis
植物園の温室では定番のタコノキです。ビヨウタコノキのモーリシャスの原産。タコノキ科。

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名前の由来となった支柱根。
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よく見ると実がなっていました。


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マダガスカルウツボカズラ
Nepenthes madagascariensis
2024年の春に播種したそうで、去年の1月に来た時はまだ1cm程度しかありませんでしたから、だいぶ育っちましたね。マダガスカリエンシスはウツボカズラの中では難しい部類のようですが、上手く育っているようです。


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バオバブの種子が販売されていたので購入しました。しばらく経ってから3粒播いたところ、全て発芽したので種子はなかなか新鮮なものだったようです。普通は夏に播種しますが、時期悪く11月に播種したため、発芽まで2週間かかりました。この寒さの中、今も室内で生長を続けています。


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レムールたちも元気そうです。


ということで、東京農業大学のバイオリウムの記事でした。今年は1月に来て流石に冬なので葉がない植物もありましたが、10月に来た時は葉が茂っており花キリンも旺盛に開花していました。サボテンを始め展示も変わっていましたから、新しい見どころがあり楽しめました。しかし、なんと言っても、バイオリウム温室は私の好きなマダガスカル原産の多肉植物が非常に豊富です。多肉植物ファンなら楽しめること請け合いです。


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去年の12月に行って参りました市川市観賞植物園の記事の続きです。前回はバス停から植物園を目指して、途中で薔薇園を覗いたりしました。植物園に到着しましたが、取り敢えず中庭を見てから温室に入りました。


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温室前の植え込みに柿がなっていました。とは言え、あまりにも実が小さいので豆柿か老爺柿かも知れません。豆柿や老爺柿は柿(Diospyros kaki)とは別種で、豆柿はD. lotus、老爺柿はD. rhombifoliaです。


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中庭は立派な蘇鉄やアガヴェが植栽されていました。


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これは当然、Agave americanaですね。


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Yuccaが開花していました。
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この時期(12月)に野外で見られる貴重な花です。


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池があり水生植物も栽培されているようです。冬なので内容はわかりません。


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サラセニアがありました。サラセニアは北米の原産で耐寒性が高いため、周年屋外で栽培されることもあります。
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湿地の植物のはずですが、普通にプランターで栽培されていました。


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いよいよ、温室に入ります。まずは、サボテン温室を見ていきます。


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Kalanchoe prolifera
「五節の舞」の名前もあるカランコエ。多肉植物感はあまりありません。高さ3〜4mにもなるそうですが、自重を支えられずに倒れて育つと言います。マダガスカル原産。

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ちょうど、蕾が出ていました。


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Euphorbia spp.
名札には「大雲閣」とありましたが、大雲閣は一般的にはE. accurensisと呼ばれています。しかし、E. accurensisは巒岳(E. abyssinica)の異名とされています。ソマリア、スーダン、ジブチ、エリトリア、エチオピアの原産。
251220093925804
巒岳は稜(rib)がうねる特徴がありますが、一般的に大雲閣の名前で販売されるユーフォルビアにその特徴はありません。また、巒岳は挿し木だとその特徴が出ないとも言います。よくわかりません。稜がうねらないタイプの巒岳が大雲閣なのか、挿し木の巒岳が大雲閣と呼ばれているのか、あるいはそれらが混同されているのでしょうか。はたまた、まったく別種が混同されている可能性もあるかも知れません。そもそも、なぜこの個体の名札では「Euphorbia spp.=ユーフォルビアの仲間」とされているのは、実は正体が分からないからかも知れません。論文を探せば、E. accurensis=E. abyssinicaは確認出来るかも知れませんが、E. accurensis=大雲閣の証拠は見つかる気がしません。


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去年の12月に行った筑波実験植物園の蘭展の記事の続きです。熱帯資源植物温室に展示された蘭の同好会の蘭を見ています。


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C. maxima fma. coerulea
C. maximaはコロンビア、ベネズエラの原産。淡い色合いが大変美しいですね。


251207103459732
蘭の雛壇


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Pths. strupifolia
Pleurothallis(Pths.)。現在はAciantheraとされています。ブラジルの原産。

251207103515126
格別に奇妙な花ですね。


251207103526314
C. cernua
小型のCattleya。SophronitisがCattleyaに吸収されたため、2010年にカトレアになりました。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの原産。


251207103558826
Fdk. Turning Point
Fredclarkeara(Fdk.)は、Catasetum(Ctsm.) × Mormodes(Morm.) × Clowesia(Clow.)の交配種。この場合、Ctsm. expansum × Morm. elegansと × clow. warczewitziiの組み合わせ。緑色の花はインパクトがあります。


251207103614966
Ddc. wenzelii
Dendrochilum(Ddc.)。現在はCoelogyneとされています。フィリピンの原産。


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Lhta. lunifera
Lockhartia(Lhta.)。フィリピンの原産。蘭に見えない面白い葉を持ちます。ラン科の多様性の高さはなかなかのものです。
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花は小さいもののラン科の特徴があります。


251207103641407
Wcz. amazonica
Warczewiczella(Wcz.)。ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーの原産。


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去年の10月に行った日比谷花壇大船フラワーの記事の続きです。今回から温室に入ります。まずは、1つ目の部屋の植物から見ていきます。


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温室入ると直ぐに巨大なモンステラ。Monstera deliciosaですね。グアテマラ、メキシコの原産。サトイモ科。


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Neoregelia "Fireball"
美しいアナナスたち。


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キダチアロエとタマシダが茂っています。


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Philodendron cv. Kookaburra
あまり情報がないアロイドですが、どうも園芸品種のようです。過去に夢の島熱帯植物館でも見ていますが、この株は巨大ですね。


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温室は定番のビカクシダも吊るされていました。


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こちらもネオレゲリアですかね。


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トックリラン Nolina recurvata
トックリランはノリナ属から分離され、現在はBeaucarneaとされています。旧・リュウゼツラン科、今はキジカクシ科とされます。

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少し狭そうですね。


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Tacca chantrieri
いわゆるタシロイモです。奇妙な花を咲かせるため、植物園では割りと見かけます。今までは独立したタシロイモ科でしたが、近年の分類ではヤマノイモ科とされます。アッサム、バングラデシュ、中国南部、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、チベット、ベトナムの原産。


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イランイラン Cananga odorata
香水の原料としても有名なイランイランですが、花がいまいち目立たないため気が付かれにくいような気がします。花も芳香がありますから、植物園で見かけたら匂いをかいでみてください。東南アジア、ニューギニア、オーストラリアの原産。バンレイシ科。


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Euphorbia milii var. splendens
現在は独立種であるE. splendensとされています。一般的に流通している花キリンはミリイではなくスプレンデンスであるとされているようです。マダガスカル原産。トウダイグサ科。


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正月明け早々に板橋区立熱帯環境植物館に行って参りました。「らん・ラン・蘭展2026年」と題し、蘭の展示会を開催するとのです。
去年、蘭はだいぶ気にして見ていました。昔、蘭について調べたりもしましたが、あまりに知識が古いため色々変わっていましたね。去年は植物園の蘭について調べたので、だいぶ知識がアップデートされました。また、蘭展では図鑑でしか見たことがない珍しい蘭も展示されており、驚きの連続でした。ということで、2026年は蘭を積極的に見に行く予定です。


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ポスターによりますと、18日まで開催されているみたいです。


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入ると直ぐに蘭の花がありました。Cymbidiumですね。


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1月4日に訪れたので購入植物飾りがありました。しかし、流石植物園ですね。実に立派。


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こちらにも飾りがありました。


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さて、園内も見て回りましたが、取り敢えず記事は蘭展から開始します。洋蘭の販売もありました。蘭は神代洋らん会の協力とのこと。


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蘭展は主にこのコーナーくらいなので、規模は小さいですかね。まあ、豪華な蘭のディスプレイや、記念撮影スペースもありますから、それなりに楽しめる内容です。それと、温室内にも蘭の花は咲いていますからね。


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C. Sancha × TOKYO NO.1
Cattleya(C.)。妙な名前の蘭ですが、「Sancha」も「TOKYO NO.1」もC. walkerianaの選別品種とのことで、選別品種同士の掛け合わせのようです。リップだけが色付く可愛らしいカトレアです。



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L. anceps
Laelia(L.)。レリアは花茎が長く伸びます。カトレアと比べるとほとんど見かけませんが、豪華な代わりにずんぐりとしたカトレアと比べ、レリアは可憐な感じがします。メキシコ、中米の原産。

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良い色合いです。


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Alcra. Flying High
Aliceara(Alcra.)は、Brassia(Brs.) × Miltonia(Milt.) × Oncidium(Onc.)の交配種。しかし、Alcra. Flying HighはBrs. gireoudiana × Onc. harryanum × Onc. fuscatumの組み合わせで、ミルトニアがありません。調べると、Onc. fuscatumはMilt. warszewicziiとされたことがあるからかも知れません。まだ、未開花の蕾ですがかなりの存在感があります。花はOdontoglossumに似た花型にBrassiaの模様が入るインパクトの強い花です。



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Chz. Miura Otome
Cahuzacara(Chz.)は、Brassavola(B.) × Guarianthe(Gur.) × Cattleya(C.)の交配種。B. nodosa × Gur. bowringiana × C. mossiaeの組み合わせ。なぜ、Brassavolaを交配する必要があるのかよくわかりませんが、リップに影響するのでしょうか? それはそうとして、淡い良い色合いです。



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Onc. Aloha iwanaga
Oncidium(Onc.)と表記されていましたが、正しくはOncidesa(Oncsa.)。OncidesaはGomesa(Gom.) × Oncidiumの組み合わせ。Gom. varicosa × Gom. flexuosa × Onc. sphacelatumの組み合わせ。オンシ系は詳しくないので、今まであまり見てきませんでしたが、思った以上に複雑な交配が試されているようです。今後はオンシ系にも注目していきます。


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Bulb. lasiochirum album
Bulbophyllum(Bulb.)。「album」は白いことを示していますが、この場合は黒い斑点がないタイプ




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C. triamae
Cattleya。リップが淡く色付きます。コロンビアの原産。


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年が明け、急に寒くなったり突風が吹き荒れたりしましたが、我が家の多肉植物たちは取り敢えず何事もなく無事に過ごしています。本日はユーフォルビアの難物として知られるソマリアものを取り上げましょう。


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Euphorbia mitriformis
去年の1月のビッグバザールで入手しましたから、丸一年経ちました。既に1.5倍程度に生長しています。ソマリアものにしては強健な雰囲気があります。


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Euphorbia gymnocalycioides
今年4年目のギムノカリキオイデス。自根なのでなかなか思うように育ちません。やはり、根が弱くあまり発達しないのが原因でしょうね。


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Euphorbia philipsioides
フィリプシオイデスはどうにも上手くいきません。実は既に1株枯らしていて、これは再購入したものです。フィリプシオイデスはある程度の日照を当てないとトゲが弱くなるため、割りと遮光弱めで育てていたら日焼けして枯れてしまいました。これは2年目ですが、去年の冬にダニが大発生して肌が汚らしくなってしまいました。

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蕾がついています。フィリプシオイデス自体は強健で生長は早いのですが、日焼けを気にし過ぎているせいかなかなか良いトゲが出ません。


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Euphorbia philipsiae
フィリプシアエは6年目ですが、ソマリアものとは思えないくらい強健です。強光を当て過ぎて動きが完全に止まった年もありましたが、去年はよく生長しました。



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Euphorbia columnaris
コルムナリスはいまいち育て方がわかりません。今年で5年目になりますが、根がやられがちでほぼ動きがありません。我が家の環境だと難しいので、接ぎ木で維持した方が良いのかも知れませんね。


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三連休の真ん中はビッグバザールに行きましたが、12日はサンシャインシティで開催された蘭展を観てきました。その帰りにせっかく池袋に来たのだから鶴仙園へ寄って行こうということになりました。


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鶴仙園は冬モードでしたが、店舗移動後に初めて行った時よりだいぶ植物が充実していました。サボテンはかなり豊富でしたが、昔の店舗程ではありませんね。まあ、今回はガステリアなんかも気にもなりましたが、記念にテフロカクタスを購入しました。最近、何やら気になっているウチワサボテンです。



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長刺武蔵野
Tephrocactus articulatus var. diadematus
武蔵野の刺が長いタイプです。しかし、どうもT. articulatusは変異幅が広いようで、基本的に変種などは認められておりません。


というわけで、久しぶりに鶴仙園へ行って参りました。去年のハウォルチアのイベント以来でしょうか。それはさておき、今年は既に蘭展に2つ行っています。今年は積極的に蘭展を見に行く予定です。とは言え、帰りにデパ地下やらあちこち行ったこともあり疲れました。カレンダーには景気よく植物園やらイベントの予定をビッシリ書き込んでありますが、全てこなせる程の体力はだいぶ怪しい気もします。行けたら行く程度の感じで、無理ない範囲でと考えております。



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2026年最初の多肉植物のイベントはビッグバザールです。混雑を予想して、開始しばらくしてからの参加となります。しかし、驚いたことに、開場から30分近く経っているのにまだ待機列が解消されていませんでした。とは言え10人程度の列でしたから待つという程のことではありません。


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さて、新年明け一発目のイベントで何か面白いものはあるでしょうか。今回は適当に流し見て記念に何か1点でも買えればといったところです。
今回は時期的にケープバルブやOthonnaなどの冬型の植物が目につきました。ハウォルチアも結構目立ちました。あとは シクラメンやCeraria(Portulacaria)も見かけました。今回もAgave専門店が複数ありましたが、人だかりがないので何が並んでいるのか見ることが出来ました。以前は囲みがきつくて近づけませんでしたからね。また、相変わらずサボテンはかなり目立ち、やや珍しい柱サボテンや紐サボテンの苗もありました。ユーフォルビアもかなりありましたが、手持ちにないものは高額なものばかりでしたから断念しました。まあ、いつか機会はあるでしょう。

さて、それでは購入品です。今回は時間があるため、会場をゆっくり3周しました。まず、目についたのは、Haworthia marginata、つまりはTulista marginataです。国際多肉植物協会による配置図は変更される可能性があるため、正しいかわかりませんが、配置図によると購入したのはSP園芸ですかね。これは、いわゆる「白折鶴」と言われるタイプと思われます。結構小型の個体でも、まあまあしますから購入は躊躇していましたが、かなりお手頃でした。サイズも立派です。次にフライレアを探しました。最近、毎度フライレアを買うと言いつつ忘れていたので、今回は結構丹念に探しました。すると、錦玉園に「狸の子」があったので、迷わず購入しました。最後に、前回悩んだプナを、今回はグランカクタスに良いサイズの株があったので購入しました。今回はこれで大満足です。


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Haworthia marginata=Tulista marginata
遺伝子解析によりハウォルチアから分離され、現在はTulistaとなっています。一般的には白い半透明の結節がついてイボイボした見た目になりますが、角や先端だけ結節がつくタイプは珍重され、「瑞鶴」やその選抜品の「白折鶴」があります。この個体は角につく結節がはっきりしているので、贔屓目に見て白折鶴かなぁと思います。


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狸の子
「狸の子」と呼ばれるフライレアは、Frailea pseudopulcherrimaとされていますが、現在はF. pygmaea subsp. pygmaeaの異名とのことです。しかし、F. pygmaeaは「豹の子」と言われていますよね。ただのタイプ違いなのか、異なる亜種に相当するのかはわかりません。


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Puna bonnieae=Tephrocactus bonnieae
こう見えてウチワサボテンの仲間です。2001年にTephrocactusになっていますが、Puna属は寄せ集めの属で消滅しました。ちなみに、かつてMaihueniopsisとする提案もありました。2025年の論文ではPterocactus連に分類されています。このPterocactus連のウチワサボテンらしからぬ形状がちょっと気になっており、いつの間にやら黒竜(Pterocactus tuberosus)、キノコウチワ(Maihueniopsis clavarioides=Puna clavarioides)に続いて3種類目となりました。


ということで、1月のサボテン・多肉植物のビッグバザールでした。今回は久しぶりにサボテンがメインでした。引き続きPterocactus連は気になりますから、Tephrocactusや入手可能ならMaihueniopsisを探したいところです。とは言え、また硬葉系ハウォルチアばかり買ってしまいそうですけどね。


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去年の11月に新宿御苑の洋らん展へ行きましたが、その続きです。前回までは屋外を散策したり、温室内の熱帯植物を見てきましたが、本日から洋らん展の内容に移ります。まずは入口付近の入選作から。ちなみに入賞作は一番最後に配置されていましたから、今回は登場しません。


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C. maxima
Cattleya。マキシマは代表的なカトレアの1つで、蘭展ではよく見かけます。しかし、これだけ咲きそろうのと実に見事です。エクアドル、ペルーの原産。


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Psh. vitellina
Prosthechea(Psh.)はEncycliaから独立した属です。一見して蘭に見えない雰囲気があります。メキシコ、中米の原産。


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Den. serratilabium
Dendrobium(Den.)です。デンドロビウムは有名ではありますが、種類が多いため私も知らないものばかりです。フィリピンの原産。


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Tolu. Jairak Firm
Tolumnia(Tolu.)はOncidiumから独立した属です。Tolumniaはあまり聞かない蘭です。Tolu. triquetra × Tolu. hamiltoniiの組み合わせ。



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Den. munificum
Dendrobiumです。印象的な花です。旧・Inobulbon。ニューカレドニアの原産。



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Bc. Carnival Kids
Brassacattleya(Bc.)は、Cattleya × Brassavola(B.)の交配種。しかし、Bc. Carnival Kidsは「Bc. Gulfshore's Beauty」の異名とのことです。鮮烈な色合いが楽しいですね。これは、B. nodsae × C. dormanianaの組み合わせ。



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C. Remo Prada
Cattleya。C. trianae × C. mossiae × C. pupurataの組み合わせ。面白い配色ですね。



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去年の10月に行った東京農業大学バイオリウム温室の続きです。本日はマダガスカル原産のアデニアとウンカリナを見ていきます。1月に訪れた時には葉を落としていましたから、葉が茂っていました。ウンカリナは花も楽しめますから、いつか花も見てみたいですね。


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Adenia perierri
アデニアはアフリカからマダガスカル、アラビア半島、南アジア、東南アジア、ニューギニア島、オーストラリアまで105種が分布するトケイソウ科植物です。樹木性が高いものから塊根性まであり、つる性も種により強弱があります。


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Adenia olaboensis
種小名はSakalava族がオラボエンシスの樹皮がワニ肌なため、「鰐」を指す「oraboay」と呼んでいることに因んだものだそうです。
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立派な塊根。幹肌はかなりボコボコしています。我が家の小苗ですらも既に凸凹しています。


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Adenia isaloensis
イサロエンシスが茂っています。ちなみに、我が家のイサロエンシスはまだ爪楊枝のような細さです。


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Uncarina roeoesliana
ロエオエスリアナは小型のウンカリナです。ウンカリナはゴマ科で、大抵は黄色い漏斗状の合弁花を咲かせます。
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我が家にもロエオエスリアナはありますが、いまいち育て方がわかりません。地上部より地下の塊根の発達が著しく、直ぐに塊根が鉢底に到達してしまいます。今はロングポット植えですが、既に浮かして植えている状態です。塊根を途中で切断するか、不相応に巨大な鉢に植えるかしないとどうにもならない気がします。


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Uncarina leandrii
大きな葉を広げるレアンドリ。
ウンカリナの種子は強烈な鉤爪がありますが、これは動物の体毛に引っ掛かって運ばれるためのものではないようです。これは、絶滅した巨鳥であるエピオルニスの硬い足の裏に絡みつき、エピオルニスが走る度に硬い果実が壊れて種子がばら撒かれる仕組みが想定されています。アフリカ大陸にはウンカリナと近縁なハルパゴフィルムが分布しますが、ハルパゴフィルムの種子はライオン殺しと呼ばれるほど強烈な鉤爪がありますが、上記と同じ仕組みでダチョウにより種子が散布されます。これを踏みつけ種子と言います。ウンカリナは種子散布者が絶滅しておりウンカリナ自体が絶滅への道を歩みつつあります。しかし、牧場近くに生えるウンカリナは牛がエピオルニスの変わりに種子を踏みつけるため、牧場の周囲ではウンカリナが増えているそうです。



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Uncarina pertata
葉がとても大きくあまり切れ込みません。違いがあり面白いですね。
しかし、ウンカリナは樹冠の面積が広く、結構場所をとりますからいまいち集める気にはなりません。


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Uncarina grandidieri
マダガスカルと言えばキツネザルですが、キツネザルがマーキングする樹木としてはウンカリナが一番人気があるそうです。ウンカリナはパキポディウムとは違いトゲがなく、ユーフォルビアのように有毒な乳液も出しません。また、ウンカリナは写真のように二股になりがちですが、キツネザルが片枝を掴んでマーキングすることから、マーキングしやすい樹形なのかも知れません。


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去年の12月末に千葉県にある市川市観賞植物園へ行って参りました。市川大野駅から土日だけ運行している動植物園行きのバスで向かいます。本日は観賞植物園の道中にあるバラ園を見ていきましょう。


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バス停近くに動物園がありますが、開園時間前でしたから帰りに寄ろうかというところ。まずは、バラ園を目指します。


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自然な植生でやや鬱蒼としています。


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見事な紅葉。


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マユミ(真弓、Euonymus hamiltonianus=Euonymus sieboldianus)ですかね。


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ムラサキシキブ(紫式部、Callicarpa japonica)の実がなっていました。日本を含む東アジアの原産。シソ科。


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ガマズミ(Viburnum dilatatum)の赤い実が美しいですね。ガマズミの実は食べられますが、秋に実る赤い実には有毒のものもあるため注意が必要です。


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「タヌキは手をかみます」。まあ、野生ですから、不用意に手を出せばそりゃあ噛みますよね。


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Sommerduft
1986年、ドイツ作出。芳香種。HT系統。
バラ園に到着しました。12月末で薔薇は終わりに近いのですが、結構咲いていました。よく手入れされており、無料の薔薇園としては十分楽しめました。



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希望
1986年、京成バラ園作出。HT系統。



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Rio Samba
1993年、アメリカ作出。HT系統。



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伊豆の踊子
2001年、フランス作出。FL系統。芳香種。



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うらら
1995年、京成バラ園作出。FL系統。



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Brass Band
1995年、アメリカ作出。FL系統。気温により花色が変動するそうです。



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Limoncell
2008年、フランス作出。S系統。

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スッキリとした形の美しい薔薇です。


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Parole
1991年、ドイツ作出。HT系統。



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乾杯
1983年、京成バラ園作出。HT系統。ローマバラ国際コンクールで金賞を獲得しているそうです。



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Knock Out
2000年、フランス作出。FL系統。


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花霞
1985年、京成バラ園作出。FL系統。



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La Sevillana
1978年、フランス作出。FL系統。


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ローズいちかわ
2008年、日本作出。FL系統。市川市のオリジナルの薔薇。密に花がつきます。



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緑光
1981年、京成バラ園作出。淡い緑色の薔薇ですが、写真では緑色が飛んでしまい上手く再現出来ません。国際コンクール金賞。



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バラ園の周囲の小川。時期的に枯れ葉ばかりです。
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ジュズダマ(Coix lacryma-jobi)がありました。今はジュズダマも滅多に見かけなくなりましたね。インド、ヒマラヤ地域から中国南部、東南アジア台湾の原産で、世界ではジュズダマの実から数珠やロザリオを作っていました。


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順路を間違って霊園の方に出てしまいました。引返さずに、一度外に出て植物園を目指します。


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植物園に到着。


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去年の11月に行って参りました京成バラ園の記事の続きです。京成バラ園の記事は今回で最終回となります。最後に温室を見て、園芸店とお土産店を見てからレストランで昼食をとり、併設されたパン屋でパンを買って帰りました。


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Pashmina
2008年作出。F系統。


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緑光
1991年、京成バラ園作出。F系統。



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温室に入ります。


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セイヨウヒイラギですかね。


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バナナは実がありませんでした。


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メディニラはまだ咲いていませんでした。
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これからですね。


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エンジェルトランペットはかなり大型でした。
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1つの温室はオブジェクトに占領されていました。


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温室内にも薔薇が咲いています。


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こちらの温室には花をあしらったメリーゴーランドがありました。


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なかなか立派なトックリラン。


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アガヴェもありました。
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アスパラガスのような花茎が伸びていました。


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サボテンコーナーは微妙な感じではあります。


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美しいアガヴェです。


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ユッカも美しいですね。


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お土産店もあり、薔薇に因んだお菓子などが販売されていました。薔薇に因んだお菓子をいくつか購入しました。お土産店とは別に大型園芸店も併設されており、大量の薔薇の苗が販売されています。


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レストランも併設されています。その名も「ラ・ローズ」。
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見た目も美味しい牛の煮込み料理。


というわけで、京成バラ園の記事でした。本当に行ってきたというだけの記事でしたが、過去に行った薔薇園の中でもダントツに素晴らしかったですね。薔薇の量や種類もですが、全てが園内で完結してしまうところが嬉しいと思いました。都内の薔薇園はどうしても狭い傾向があり、逆に郊外の薔薇園は広いものの食事などはやや難があります。その点、京成バラ園は全てが揃っていますから、楽チンかつ思い出深いものとなりました。また、時期を見て再訪したいですね。


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去年の12月に筑波実験植物園で開催されたつくば蘭展の記事の続きです。熱帯資源植物温室に展示された蘭の同好会の蘭を見ています。ブラシア(ブラッシア)やロドリグェジィア(ロドリゲチア)など、あまり見かけない蘭を見ることが出来ました。


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Cycd. Taiwan Gold
Cycnodes(Cycd.)は、Cycnoches(Cyc.) × Mormodes(Morm.)の交配種。この場合、Cyc. chlorochilon × Morm. badiaという組み合わせ。明るく賑やかな色合いです。


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Enc. cochleata
Encyclia(Enc.)です。現在はProsthechea(Psh.)とされています。メキシコ、中米、南米北部の原産。ひっくり返ったような奇妙な花です。



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Ctt. Blue Boy
Cattlianthe(Ctt.)です。Gur. bowringiana × C. gaskelliana × C. tigrinaという組み合わせ。透き通るようか美しい色合いです。


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Rdza. decora
Rodriguezia(Rdza.)です。旧・Burlingtonia。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの原産。Onc./Comp.系のような花の形が面白いですね。あまり見ない蘭です。


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Fdk. After Dark Pearl
Fredclarkeara(Fdk.)です。この場合、Mormodia(Mo.) × Catasetum(Ctsm.)の組み合わせ。ちなみに、あまり聞かないMo.は、Morm. × Clowesia(Clow.)。赤黒い非常に目を引く交配種ですね。やはり、印象的なせいか蘭展ではよく見かけます。


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Coel. speciosa
Coelogyne(Coel.)。インドネシアの原産。



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Brs. cochleata
Brassia(Brs.)。南米北部の原産。
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ブラッシア自体は有名な蘭ですが、いかんせん地味なのでそれほど一般的ではありません。


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10月に日比谷花壇大船フラワーセンターへ行った記事の続きです。園内を散策していましたが、ようやく温室に到着しました。まずは温室に囲まれた中庭のような場所にオージープランツが植栽されていましたから、ぶらりと一回りして温室に入りました。


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温室の入口手前につる植物が垂れていました。これは、サカキカズラ(Anodendron affine)で神奈川県では絶滅危惧種とのことです。


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Eucalyptus mannifera
ユーカリの1種。ユーカリは716種もあり、オーストラリアだけではなくニューギニアや一部は東南アジアにも分布するようです。本種はオーストラリアの原産。
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樹皮は剥がれつるりとしています。
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上部の枝にはまだ樹皮があります。


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Banksia 'Joey Candle'
地を這うように広がるバンクシアがありました。バンクシアらしい特徴的な花が沢山咲いています。ヤマモガシ科。


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Eucalyptus gregsoniana
こちらもオーストラリア原産のユーカリ。フトモモ科。
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樹皮が剥離中でした。


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Elaeocarpus reticulatus
ホルトノキ属。オーストラリア原産。

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ホルトノキ属はあまり見かけませんから、葉やその付き方も気になります。


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Hakea sericea
ハケア属は初めて見ました。針葉樹のようにも見えますが、ヤマモガシ科です。
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奇妙な実らしきものがついていました。代表的なオージープランツであるヤマモガシ科やフトモモ科の花は面白いものが多いので、花を見てみたいものです。


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去年の11月に行った新宿御苑の記事の続きです。洋らん展を見に行ったわけですが、苑内を散策していました。今回、ようやく洋らん展の会場である温室に到着しましたが、本日は蘭以外の植物を見ていきます。洋蘭がところ狭しと並んでいるせいか、あちこちで花が咲いていることに気が付かない人もいそうです。


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温室に到着。洋らん展を見にきた人で、いつもより少し混んでいました。


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レッドジンジャー Alpinia purpurata
最近、ショウガ科植物が気になっており、以前より目に入るようになって来ました。アカボゲットウ(赤穂月桃)と呼ばれているそうです。夢の島熱帯植物館でレッドジンジャーらしき花を見ています。ニューギニア周辺、ニューカレドニア、バヌアツ、モルッカ諸島、ビスマルク諸島の原産。


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Clerodendrum macrosiphon
Clerodendrum macrosiphonという名前は2種の植物に命名されており、残念ながらネット上では混同されているようです。この植物の場合は、1883年に命名されたC. macrosiphon Hook.f.でしょう。アフリカ東部の原産です。現在はRotheca microphyllaとされています。混同されているC. microsiphon (Baker) W.Piepは1938年に命名されましたが、nom.illeg.ですから非合法名です。こちらは1900年に命名されたClerodendrum duseniiが正しい名前です。標本を確認すると集散花序が確認され、名前以外で似ている要素はなさそうです。


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Euphorbia leucocephala
「白雪姫」の名前で栽培されるユーフォルビア。一般的には鉢植えサイズですが、植物園では樹木状となりかなり大型となります。メキシコ、中米、コロンビアの原産。


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Dioon spinulosum
これは大変立派なスピヌロスムですね。スピヌロスムは蘇鉄の中でも最大となる種です。メキシコ原産。



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Hypoestes aristata
キツネノマゴ科は詳しくないので、よくわかりません。「Ribbon bush」と呼ばれているそうです。花はコエビソウ(Justicia brandegeeana)に似ていますが、かつてはJusticia aristataとされていましたから納得ですね。アフリカに広く分布します。


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オオハマオモト Crinum asiaticum var. sinicum
去年の9月に来た時は終わりかけでしたが、今回は満開です。タイワンハマオモトとも呼ばれます。
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ハマオモトとはあまり聞き慣れない名前かも知れませんが、一般的にはハマユウと呼ばれています。日本に分布しているハマユウ(ハマオモト)は、Crinum asiaticum var. japonicumです。


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9月に見た時は赤みがありましたが、だいぶ熟してきましたね。


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コエビソウ Justicia brandegeeana
こちらがコエビソウです。メキシコ、中米の原産。キツネノマゴ科。
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印象的な花です。


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Osmoxylon lineare
新宿御苑でオスモキシロンの特徴的な花を見るのは2回目です。そういえば、板橋区立熱帯環境植物館でも花を見ています。オスモキシロンは「コウトウヤツデ属」と呼ばれるらしく、東南アジアに61種あります。ウコギ科。


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ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
変種mexicanusは現在は変種arboreusに含まれます。それはさておき、ウナズキヒメフヨウとタイリンヒメフヨウ(M. penduliflorus)の違いがよくわかりません。タイリンヒメフヨウはM. arboreus var. penduliflorusとされたこともありますから、似ていることは間違いありませんが…。タイリンヒメフヨウの別名をウナズキヒメフヨウとしているサイトもあり、ウェブ上の情報だけだと判断は難しそうです。



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三が日明け最初の記事は、去年の10月に行った東京農業大学のバイオリウム温室の続きです。前回はミリイ系花キリン(Goniostema節)を見ましたが、本日はミリイ系以外の花キリンを中心に見ています。


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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイが沢山咲いていました。
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ゴトレベイはあまり枝分かれせず、根元から叢生します。我が家でもそうですが、冬でもよく開花する良い花キリンです。


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Euphorbia genoudiana 
ゲノウディアナも開花していました。

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葉の雰囲気はゴトレベイに似ていますね。


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Euphorbia neobosseri
塊根性の花キリン。E. milii var. bosseriでしたが、独立しE. neobosseriとなりました。ただ、既にマダガスカル原産のE. bosseriが命名済みですから、「neo」が付加されました。そういえば、E. bosseriは「ゾンビプラント」と呼ばれており、E. platycladaの名前で流通しています。
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葉は細長い密に並んでいますが、非常に特徴的です。


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Fouquieria fasciclata
ファスキアタの葉がよく茂っていますね。枝も多く育ちが良さそうです。



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テングノゴマスリ
Sesamothamnus lugardii
知らない植物ですが、ボツワナ、ジンバブエ、南アフリカ原産のゴマ科植物ということです。

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薄い表皮がめくれています。


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Euphorbia lomeliiとありましたが、ロメリイは茎が太く節がくびれるため、外見的にはE. antisyphiliticaに見えます。しかし、E. lomeliiを検索するとE. antisyphiliticaらしきものも混ざっており、逆にE. antisyphiliticaで検索するとE. lomeliiらしきものが混ざっています。これはウェブ上でも混同されている雰囲気があります。輸入品の名前が誤っているというのは、多肉植物ではよくあることです。この場合、赤く大きな花が咲けばE. lomelii、数mmの小さな白い花が咲けばE. antisyphiliticaです。まあ、他に似た種類があるのかも知れませんが。


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農大No.1
いわゆるAgave titanota。東京農業大学が初めて日本に導入しました。流行りのタイプは葉が短く丸まりますが、あれはこのサイズまで育っても丸まったままなのでしょうか。個人的にはあの畑のキャベツみたいな形のアガヴェより、こちらの方がよく見えてしまいます。



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新年明けましておめでとうございます。
新たな年の始まりを、新春の花で始めましょう。


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Euphorbia fruticosa
フルティコサは満開ですが、花冠のようです。ユーフォルビアの地味な花の中では、花色が鮮やかで賑やかな感じがしますね。


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Euphorbia heptagona
=Euphorbia enopla
普段、あまり見ることがない紅彩閣の小さな花です。紅彩閣のトゲは花が咲かない花茎ですが、トゲの先端に花が咲くこともあります。とは言え、あまりに小さく地味なので気が付かないだけでしょう。



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Euphorbia ramena
ラメナも開花しています。葉はポロポロと落ちていますが、花が咲いています。花キリンの仲間は、葉が全て落ちても花だけ咲いたりしますからね。



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Euphorbia moratii
ラメナも開花していますが、季節により花色が微妙に異なります。冬の開花は花色が薄くなりがちです。


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Euphorbia geroldii
先始めで花色は薄いのですが、なんとか正月に開花が間に合いました。


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Euphorbia gottlebei
ゴトレベイはずっと咲き続けています。この時期に一番目立つ花です。


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Euphorbia rossii
ロシイも開花中。ロシイは割と季節を無視して咲きがちです。



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Euphorbia delphinensis
デルフィネンシスも咲いています。非常に小さな花です。


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Euphorbia globosa
グロボサはほぼ一年中咲いていますが、相変わらず奇妙な花ですね。



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2025年、最後の記事はこの1年の読書の振り返りを行います。今年はバタバタしており、十分な読書時間が取れず、買ったはいいものの本を積みあげるばかりで、まだ読んでいない本が沢山あります。ですから、ランキングというほど読んではいませんが、一応面白かった本をご紹介しましょう。


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第一位: 『物語化批判の哲学』
難波優輝 / 著、講談社現代新書、2025年刊行
 これは実に意外性のある本で、あまり考えたことがないことが話の中心でした。哲学とありますが、それほど踏み込んだ哲学議論ではありません。もちろん、哲学者は登場しますが、心理学者や歴史学者など分野横断的です。内容は現代的というか、今私たちが生きる現実を解析したものです。我々は現実を生きるために、自身の物語を作り上げます。思うに、各社会にはそうあらねばならない、そうであるべき、そうあって欲しい、そう語らなければならない、現実や過去から逸脱した「私」が必要とされているようです。ですから、私たちは本当の「私」を表現したり語ることはなく、無意識に世界に合わせ作り上げられた「私」を語るのです。特に現代は情報の改定スピードが異様に早く、最新を追えば追うほど安定した「私」を見失ってしまうような気がします。生成AIによるリアルなフェイク画像や、2次元との狭間にあるVチューバーの流行など、「私」を取り巻く世界はあやふやであまりにもフィクショナブルです。現実とフィクションの境界はこれからますます曖昧になっていくのでしょう。果して確固たる「私」を維持出来るのでしょうか。物語的に作り上げられた非現実的な「私」は、フィクショナブルな現実とますます乖離してしまい、雲の上を歩くように生きることになるのかも知れませんね。


第二位: 『進化という迷宮 隠れた「調律者」を追え』
千葉聡 / 著、講談社現代新書、2025年刊行
 これは実に良い本で、過去に書評していますから、詳細は下のリンクをご参照下さい。しかし、本書はあまり評判がよろしくないようです。「調律者」という言葉にはアレルギーがある人が多いようですが、まあ分からないでもありません。進化論に関する本では上位存在を匂わせたり、生物の自意識的な進化願望は勘違いを生みますから、割りと意識的に排除されますからね。しかし、本書ではあえてそのように書かれておりますが、勘違いはないようになっていますから、個人的には問題は感じませんでした。まあ、ない方が良いとは思いますが…。しかし、「調律者」という言葉に対して過剰反応して、オカルト本と言っている人もいますが、明らかに読んでいないのがバレバレなのは困ったものです。




第三位: 『福音派-終末論に引き裂かれるアメリカ社会』
加藤喜之 / 著、中公新書、2025年刊行
 米国はキリスト教が強い国で、政治すら宗教に引っ張られることがあります。特に福音派の拡大には目を見張るものがあります。それは、強弱はありますが大統領選にも何かしらの影響を及ぼして来ました。ドナルド・トランプもその一人で、本書で扱われるカーター、レーガン、クリントン、オバマといった歴代大統領に関しても然りです。これも、米国を理解する重要な視点です。
 先の大統領選について日本でも、マスコミや知識人らが喧しく議論や意見を表明しました。私自身はやはり強引なトランプでは困るとは思いましたが、結局はトランプが大統領に再選されました。何が勝敗を分けたのか、私も興味があり色々読みましたが、新聞が大統領選後に様々な階層の人達にインタビューしていましたが、意外にもマイノリティーや社会的弱者は、女性の黒人であるハリスを必ずしも支持していませんでした。果してハリスがマイノリティーや社会的弱者を代表して何かをしてくれるのだろうかと疑問視された点もあるようです。日本の知識人たちがトランプの欠点ばかり見ていたのとは対照的に、米国国民はトランプだけではなくハリスの欠点も見ていたのです。さらに、本書を読んだならば、陰に陽に宗教が選挙に影響を及ぼしていたであろうことも、容易に推察出来ます。人間は様々な視点から多角的に見るという当たり前のことは何故か忘れがちです。私もまた視野狭窄気味の現代人の一人として、様々な視点を取り入れるべく、多様な読書を続けたいものです。


第四位: 『寄生生物の果てしなき進化』
Tuomas Alivelo / 著、草思社文庫、2024年刊行
 一言に寄生生物と言っても、この場合はトコジラミなどの外部寄生や、ウイルスなどの感染症を含みます。そのため、寄生生物の生態や生活環だけはなく、様々な感染症や寄生虫症の発生も紹介しています。しかし、本書が楽しいのは著者のマダガスカルで行なったキツネザルとキツネザルの寄生虫の研究です。キツネザルにも性格の違いがあり、個体ごとに寄生虫も均一ではないというところも面白いですね。



第五位: 『チャップリンが見たファシズム』
大野裕之 / 著、中公選書、2024年刊行
 チャップリンが「街の灯」を公開に合わせ世界を旅行した記録を丹念に追っています。やはり、世界的なスターであるチャップリンは行く先々で追い回される運命にあります。日本にも来ていますが、五一五事件に遭遇しています。当日の秘書が高野虎市という日本人であることを初めて知りました。


第六位: 『賽の河原-供養の宗教学』
村上晶 / 著、ちくま新書、2025年刊行
 これは大変な良書で、イタコとは何か、その歴史について丹念に追っています。宗教学と銘打っていますが、民俗学的に見ても大変面白く読みました。さらに、近年の供養についても述べていますが、弔いの形も時代により変わっていくのでしょう。学びだけではなく、考えさせられる本でした。


第七位: 『世界の絶景植物』
湯浅浩史 / 著、淡交社、2024年刊行
 とにかく素晴らしい世界の植物の写真を沢山見ることが出来ます。詳しい書評は以下のリンクをご参照下さい。



第八位: 『コミンテルン 国際共産主義運動とは何だったのか』
佐々木太郎 / 著、中公新書、2025年刊行
 私自身が旧ソ連関係についての本を集めていたこともあり、贔屓目かも知れませんが、大変面白く読みました。本書だけでも理解出来ますが、やはりコミンテルンを中心に話が進みますから、知識があると格段に面白く感じます。ずいぶんと旧ソ連関連本を読みましたが、コミンテルンがメインという本は初めて読みました。しかし、ソ連崩壊からこれだけ経っても新しい関連本が出てくることに驚きますが、それだけ東西冷戦やソ連崩壊に重大なインパクトがあったということでもあります。


第九位: 『ローマ帝国とアフリカ』
大清水裕 / 著、中公新書、2025年刊行
 西洋哲学を学ぶうちに、どうしても西洋史の基本的な教養が必要となり、西洋史の本を読み漁ることになりました。いつしか、哲学そっちのけで西洋史どころか、世界史にどっぷり浸かることになりました。西洋史では特にローマ帝国についての本は多く、今までずいぶんと読んできましたが、アフリカ大陸に関する本は初めてです。過去の本でもまったく記述がないわけではありませんが、カルタゴ以外の王国やアフリカ出身のローマ皇帝についてこれだけ詳細に語られており、大変驚かされました。まだまだ勉強すべきことはいくらでもあるということです。このような良書と出会えたことに感謝します。


第十位: 『日本の古代とは何か』
有富純也 / 編、光文社新書、2024年刊行
 日本史はとにかく出版されている冊数が膨大で、なかなか前に進めません。縄文・弥生・古墳時代だけで膨大な書物を紐解く必要があり、ずいぶんと読んできたつもりですが完全に理解出来たとは言えず、不勉強極まりない状況です。まだ、江戸時代にすら到達出来ていません。それはさておき、本書の守備範囲は奈良時代と平安時代です。最近、新しいことが次々と判明しており、割りと本も出ています。日本の古代は最新の研究により変わりつつある大変面白い時代です。私も感心しきりでした。情報はあっという間に古くなってしまいます。過去の常識すら変わりうるのです。情報のアップデートには最適な本です。


最後に
 さて、以上が2025年の読書ランキングでした。年末はバタバタしており、記事を書く時間が取れず30日の夜中に慌てて書いています。ですから、文章は荒れ気味で内容も淡泊なものにならざるをえませんでした。申し訳なく思います。
 しかし、読書とは素晴らしい体験です。私に限らず誰しも知らないことはいくらでもあるはずです。私は今年も知らないことを知り、己の無知を知ることが出来ました。どの本も面白く叡智に溢れています。願わくば来年は読書をする時間が十全にとれて、読みたい本がいくらでも読める年であって欲しいものですね。回し車を回すハムスターの如くバタバタしているだけの、平凡極まる小市民たる私には過分な願いかも知れませんがね。
 さて、これが今年最後の記事となります。色々と足りないブログではありますが、来年もぜひご贔屓にして下さると大変有り難く思います。では皆様、良いお年を。


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今年もやって参りました。年末恒例の我がブログの閲覧者の国籍別ランキングの時間で、今年で4回目となります。
これは、Google Seach Consoleというブログの管理のためのソフトの機能の一部を活用したものです。とは言え、これしか活用していないので、役に立っているかは怪しいところではあります。
それはともかく、早速どの国や地域(※Googleの分類による)が我がブログを閲覧しているのでしょうか? ちなみに、日本が圧倒的に多いのは当たり前なので今年もランキングから省きました。というわけで、この1年間の国別のアクセスのランキングを見てみましょう。ちなみに、()内は去年の順位です。

世界ランキング
1位(1) 米国     13,531   
2位(5) ブラジル   2,839
3位(3) イギリス   902
4位(4) インド    897
5位(-)  ベトナム   751
6位(2) ロシア    734
7位(6) 韓国        689
8位(7) ドイツ          622
9位(-)  カナダ             502
10位(3)  台湾       477

米国は今年も1位です。ロシアと台湾が順位を落として、ブラジルが上がっています。去年は10位圏外のベトナムとカナダがランクイン。あとは、割りと安定、いつものメンバーですね。地域別に見るとアジア地域が多くなっており、アジア地域での多肉植物の盛況ぶりが分かります。10位以下のランキングも上位は伝統的な多肉植物国であるヨーロッパと新興のアジア地域が競り合っている状況です。勢いからすると今後はアジア地域が多肉植物の中心地になるのかも知れません。


アジア地域①ランキング
1位(1)  インド             897
2位(6)  ベトナム      751
3位(2)  韓国           689
4位(3)     台湾                              477
5位(8)  タイ                              395
6位(9)  インドネシア     387 
7位(10)  オーストラリア     291
8位(4)  シンガポール     237
9位(12)   フィリピン         233
10位(11) マレーシア            188
11位(15) 香港                  120
12位(17) 中国                  112
13位(-)     ニュージーランド    73
14位(-)     ネパール              71
15位(-)     バングラデシュ     70
16位(-)     ミャンマー                21
17位(-)     スリランカ          16
18位(-)     ラオス               10
19位(-)     パプアニューギニア     5
19位(-)     モンゴル             5

あまりにアジア地域は広大です。今回からアジア地域を2つに分割しました。このアジア地域①は、東南アジアを中心に隣接する東アジア、文化的に関係するインドまでの南アジア、北東アジア、さらにはアジアではないものの東南アジアに隣接するオセアニアを加えました。
去年に引き続きインドが強いですね。ベトナムが躍進していますが、韓国や台湾などアジア地域の多肉植物強国は健在です。コーカサスや中東が抜けたため、初登場の国が沢山あります。


アジア地域②ランキング
1位(1)   ロシア            734
2位(5)   トルコ         165
3位(7)   ウクライナ          136
4位(18)    パキスタン         83
5位(7)   サウジアラビア       68
6位(-)    イラク           56
7位(16)   アラブ首長国連邦    46
8位(18)    ウズベキスタン       40
9位(11)    ベラルーシ         39
10位(20)  ヨルダン                36
11位(-)     リトアニア      34
12位(13)     イスラエル      31
13位(14)  カザフスタン        29
14位(-)      イラン                 23 
15位(-)      アゼルバイジャン   18
16位(-)      パレスチナ            14
17位(-)      カタール          12
17位(-)      グルジア                   12
17位(-)      レバノン                   12 
17位(-)      モルドバ             12

アジア地域②はコーカサスを中心に、隣接する中央アジア、中東、ロシア、パキスタン以西の南アジアからなります。ロシアはヨーロッパと区分されがちですが、その大半がアジアにあるため今回からアジア地域②に含めました。また、東ヨーロッパに区分されることもある、バルト三国、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバはアジア地域②に含めました。
ヨーロッパでトップだったロシアがアジア地域②でも1位でした。西アジアの多肉植物強国であるトルコやサウジアラビアも上位です。今年はパキスタンが躍進しています。


ヨーロッパ地域ランキング
1位(2)  イギリス      902
2位(3)  ドイツ          622
3位(4)  イタリア      357
4位(6)  フランス      340
5位(5)  スペイン      277
6位(8)  オランダ      171
7位(9)  ポーランド     100
8位(19)   ベルギー        81
9位(13)   スウェーデン      76
10位(18) アイルランド      63 
11位(10) ルーマニア       46
12位(-)    スイス連邦             42
13位(12) チェキア(チェコ)     39
13位(14)  ギリシャ          39
15位(17) ポルトガル       33
16位(-)    オーストリア       31
17位(-)   ノルウェー         27
18位(16)   ブルガリア           25
19位(15)   ハンガリー        22
20位(-)   デンマーク        19

今回からロシアが抜けたため、イギリスが首位です。上位はイギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、オランダ…と伝統的な多肉植物強国が並びます。


アメリカ地域ランキング
1位(1)  アメリカ合衆国  13531
2位(2)  ブラジル          2839
3位(4)  カナダ             622
4位(3)  メキシコ         355
5位(5)  アルゼンチン       211
6位(10)   エクアドル        132
7位(6)  ペルー                  79
8位(6)  コロンビア          73
9位(17)   パラグアイ         69
10位(8)   チリ                        61
11位(9)   ベネズエラ         59
12位(13)トリニダード・トバゴ  34
13位(-)    バルバトス                  29
14位(16) ウルグアイ        25
15位(11)    ドミニカ            24
16位(15)  ジャマイカ       22
17位(14)  ボリビア        18
17位(12)     ホンジュラス         17
19位(-)        グアテマラ       15
20位(17)     パナマ         14

やはり米国が圧倒的ですが、アメリカ地域だけではなく全体でもブラジルが2位ですから強いですね。去年も2位でしたから、突発的なものではないようです。


アフリカ地域ランキング
1位(3)  南アフリカ    154
2位(4)     モロッコ            101
3位(1)  エジプト           83
4位(6)  チュニジア       46
5位(2)  アルジェリア      34
6位(5)  ケニア               27
7位(8)  ナイジェリア         18
8位(10)   マダガスカル      17
9位(7)  エチオピア             13
9位(8)     セネガル                 13
11位(-)       セイシェル          10
11位(11) タンザニア          10
13位(-)    モザンビーク        8
14位(-)    リビア                             7
14位(19) ガボン                    7
16位(-)     ナミビア               6
16位(14)  コートジボワール     6
18位(12)  アンゴラ               5
18位(-)      スリナム                       5
18位(17)  ガーナ                      5
18位(13)     ウガンダ                        5

アフリカ地域は南アフリカが1位に返り咲きました。上位にあまり変わりはありませんが、初登場の国が沢山ありますね。


最後に
以上、我がブログの2025年の国籍別の閲覧者ランキングでした。今年は去年より閲覧者は多い雰囲気ではありますが、閲覧国は減少しました。去年は驚異の191カ国でしたが、今年は179カ国でした。
さて、考えてみれば私のブログもずいぶんと変わりました。以前より頻繁に植物園へ行きましたから、やたらに植物園の記事が増えました。しかし、植物園の記事では必ずしも多肉植物が登場しないせいか、記事の反応はいまいちかも知れません。しかし、私自身が植物園が楽しくて仕方がないため、これはやめられません。私のブログはあくまでも個人ブログに過ぎませんから、閲覧者の好みに合わせる必要はありませんし、アフィリエイトブログでもないため閲覧数を稼ぐ必要も皆無です。というわけですので、今後も私の好きなことだけを記事にしていきたいと思います。


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植物園は好きで、今までも行ってはいましたが、今年は意識的にアチラコチラと植物園を見に行きました。植物園は図鑑でしか見たことがない植物が何気なく植えられていたりしますから、植物好きな私には天国のような場所です。多肉植物が主体にはならない場合がほとんどですが、見に行く度に発見があり楽しくて仕方がありません。あと、薔薇園なんかも見に行きましたが、なかなか良いものでした。ということで、今年行った植物園やフラワーパークを見てみましょう。


①東京農業大学バイオリウム
1月の寒い最中、東京農業大学のバイオリウム温室へ行って参りました。マダガスカル原産の植物が多く、嬉しいことに多肉植物だらけでした。さらに、私の好きな蘇鉄類が豊富で感心しきりでした。ただ、時期的に葉がないものもあったため、暖かい時期に再訪しました。



②筑波実験植物園
以前は6月に来ましたが、寒い2月に筑波実験植物園に行ってみました。温室ではPseudobombaxの刷毛のような花が咲いていましたね。そういえば、ヒスイカズラは咲き始めの時期のようでした。



③筑波実験植物園・つくば蘭展
2月に筑波実験植物園に行ったわけですが、3月に蘭展を開催するというパンフレットがあったため、再び筑波実験植物園へ行って参りました。ハバチに擬態する花を持つ地生ランを特集するなど、流石は筑波実験植物園ですね。大変勉強になりますし、非常珍しい蘭を見ることが出来ました。そういえば、バニラの花を初めて見ました。



④あしかがフラワーパーク
ゴールデンウィークにあしかがフラワーパークに藤を見に行きました。藤はやや終盤戦といった雰囲気でしたが、まあとにかく巨木で広大な藤棚には驚かされました。また、薔薇やシャクナゲ、クレマチスもよく咲いており、花壇もしっかり管理されており感心しましたね。



⑤伊奈町制施行記念公園のバラ園
5月は薔薇が良い季節です。薔薇園を探しましたが、伊奈町制施行記念公園は400種5000株を擁する、埼玉県最大の薔薇園とのことで見に行きました。よく管理された素晴らしい薔薇を堪能することが出来ました。



⑥東京都薬用植物園
5月は出掛けるのに良い時節です。あしかがフラワーパーク、伊奈町制施行記念公園に続いて、東京都薬用植物園へ行って参りました。ご禁制品である芥子の花の時期を見計らって行きました。国内では芥子の花を見られる場所はそうそうありませんから、貴重な体験です。また、薬用植物園ですから漢方や製剤の原料植物、香辛料、毒草と、あまり他の植物園では見かけないラインナップが豊富で楽しめました。



⑦堀切菖蒲園
6月は堀切菖蒲園へ行って参りました。時期が決まった季節の花です。しかし、花菖蒲にこれだけの品種があるとは驚かされました。



⑧小石川植物園
7月は汗を拭きながら、東京大学の植物園である小石川植物園へ行って参りました。温室ではグネモンノキやエウポマティアを見ることが出来て感動しましたま。また、園内を時間をかけて散策しましたが、まだ全てを見きれていません。来年また訪れたいですね。



⑨神代植物公園・食虫植物展
8月は神代植物公園で食虫植物展が開催されたので、見に行きました。ウツボカズラやサラセニアなどの代表的な食虫植物もこれだけの種類を見たのは初めてです。有名どころ以外の珍しい食虫植物も沢山あり、その多様性に驚かされました。また、個人的には図鑑でしか見たことがないアンプラリアを見ることが出来て良かったですね。



⑩東京薬科大学・薬用植物園
9月は東京薬科大学の薬用植物園へ行って参りました。大学内には勝手に立ち入ることは出来ないため、見学には大学の許可が必要です。しかし、9月だと言うのに最高気温は38℃に達し、温室は地獄と化していました。結局、短時間で逃げ出す羽目になったので、また良い時節に訪れたいですね。



⑪東京農業大学バイオリウム
1月に東京農業大学のバイオリウムに行きましたが、10 月に再訪しました。花キリンもよく咲いており、前回とは異なり多肉植物の葉が茂っていました。多肉植物好きには堪らない温室です。



⑫新宿御苑
10月になりそろそろ秋薔薇の季節だろうと思い、新宿御苑を見てきました。しかし、残念ながら薔薇はまだまだのようでした。天気は良かったので、苑内を半周して温室を見て帰りました。まあ、何かしらは咲いていますから行って無駄になることはありません。



⑬日比谷花壇大船フラワーセンター
新宿御苑に行って直ぐに鎌倉市にある日比谷花壇大船フラワーセンターへ行って来ました。目的は日本多肉植物の会が主催する多肉植物展を見るだけです。しかし、同時に大船フラワーセンターもじっくり見て回る魂胆でした。これがどういうわけか秋薔薇がよく咲いており、新宿御苑では肩透かしだったので嬉しい誤算でした。モクゲンジやカンレンボクの面白い実を見ることが出来ました。



⑭新宿御苑洋らん展
10月にも新宿御苑に行きましたが、11月に洋らん展が開催されたので見に行きました。紅葉が始まっていましたから、まずは苑内を散策しました。日本庭園では菊花壇展が開催されており、見事な菊を観賞しました。十月桜などいくつか花を巡り、温室にて洋らん展を堪能しました。



⑮京成バラ園
11月になり秋薔薇がいよいよ本番です。日本でもトップクラスの薔薇園である京成バラ園へ行って参りました。まあ、とにかく凄かったですね。薔薇の背が高く、薔薇に包まれたようでした。



⑯筑波実験植物園・つくば蘭展
今年3回目の筑波実験植物園です。3月と同じく蘭展ですね。地元の蘭の愛好家たちの銘品も素晴らしかったのですが、筑波実験植物園が集めた原種の珍しい蘭も見られて非常に良かったです。



⑰市川市観賞植物園
2025年最後の植物園は市川市観賞植物園です。12月末に行きましたから、温室が主たる目的です。無料の植物園にしては充実した展示内容でした。しかし、まだ記事にはしておりません。来年、ぼちぼち記事を書き始めます。
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まあ、今年はずいぶんとあちこちに行きましたね。東京農業大学バイオリウムや小石川植物園、東京都薬用植物園、東京薬科大学薬用植物園、市川市観賞植物園は初めて訪れた植物園です。それぞれに個性がありそれぞれに楽しみがありました。また、今年はフラワーパークも積極的に見に行きましたが、季節の花を観るのは素晴らしい体験でした。2026年も沢山の植物園を見に行きたいですね。


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いよいよ2025年も終わりに近づき、2026年が迫って参りました。本日からは、毎年恒例の年末記事にシフトします。まずは、私が訪れた今年の多肉植物関係のイベントを振り返ります。


①新年のサボテン・多肉植物のビッグバザール
新年早々、多肉植物のイベントです。ソマリアもののE. mitriformisを入手したのは僥倖でした。しかし、同時に購入したE. micracanthaは最近安く出回っており、高く買ってしまい毎度のことですがややショックではあります。




②3月のサボテン・多肉植物のビッグバザール
またもや、ビッグバザールです。Pencil-Stemのユーフォルビアを2つばかり買いました。まだ、葉がない状態でしたが、E. pteroneuraはよく生長し花も咲きました。嬉しい限りです。




③JSS 春の多肉市2025
日本多肉植物の会が主催するイベントで、3月に埼玉県越谷市のシマムラ園芸にて開催されました。去年も同地で開催されており、フィールドナンバー付きのH. attenuataを購入しましたが、なんと今年もフィールドナンバー付きのH. attenuataを購入してしまいました。それはさておき、駐車場の異様な混雑ぶりで、かなりの混乱をきたしていたせいか、来年は茨城県で開催さるようです。ただ、茨城県の会場は交通の便があまりよろしくない感じがあり、行くかはちと悩みます。



④多肉植物BIGフェア
横浜にあるヨネヤマプランテイションにて開催された多肉植物の即売会です。規模やラインナップは毎度異なるため、好み次第ですが当たり外れは大きいイベントです。この4月のイベントではサボテンが豊富で、珍しいものもありましたが、私は一般的な羅星丸を購入しました。



⑤春の多肉植物・サボテン展示会
4月に埼玉県川口市にある川口緑地センター樹里庵にて開催された春の多肉植物・サボテン展示会に行ってきました。主催は埼玉多肉・サボテン友の会です。



⑥5月のサボテン・多肉植物のビッグバザール
今年3回目のビッグバザールです。混雑ぶりが激しかったのですが、珍しいことにEuphorbia trichadeniaの小苗があり購入しました。



⑦多肉植物BIGフェア
ヨネヤマプランテイションの今年2回目のイベントです。ビッグバザールで購入した多肉植物が、安く大量に出回っていました。ついうっかりフィールドナンバー付きのH. attenuataを購入してしまいました。



⑧UNIQUE PLANTS FESTA
日本サボテン狂人会の60周年イベントで、東京ビッグサイトで開催されました。非常に大きなイベントで、ビッグバザールでは見かけないナーセリーもあり、非常に楽しめました。Cycas siamensisなどを購入しました。



⑨9月のサボテン・多肉植物のビッグバザール
今年4回目のビッグバザールです。午後から仕事があり、さっと流し見て帰りました。柳葉キリン(Euphorbia monteiroi)を入手出来たのはラッキーでしたね。



⑩JSS.サボテン・多肉植物展
日本多肉植物の会の展示会です。鎌倉にある日比谷花壇大船フラワーセンター内の温室が会場です。よく育った美しいサボテンを沢山見ることが出来ました。




⑪多肉植物BIGフェア
ヨネヤマプランテイションの今年3回目のイベントです。まあ特に気になるものさなかったのですが、記念にPortulacaria pygmaea(=Ceraria)の小苗を購入しました。




⑫コーナン港北インター店、多肉植物即売会
ヨネヤマプランテイションのイベントからそのままコーナンのイベントをハシゴしました。笹の雪の小苗があったので購入。




⑬FEHN
鶴仙園で開催される毎年恒例のハウォルチアのイベントです。ワイルドな原種の硬葉系ハウォルチアを購入しました。しかし、またもや午後仕事なため、10分程度しかいられませんでした。大変残念なことです。



⑭11月のサボテン・多肉植物のビッグバザール
今年5回目のビッグバザールです。昨日に鶴仙園のイベントに行ったばかりですが、キノコウチワとアストロロバを購入しました。今年のビッグバザールは、個人的にはあまりピンと来ない感じがしていますが、今回のビッグバザールは久しぶりにワクワクしました。2025年、最後の多肉植物のイベントでしたから、終わり良ければ全て良しということにしました。



今年もずいぶんと沢山の多肉植物のイベントに行きました。しかし、基本的に毎年変わり映えしない同じイベントばかりが固定されてしまい、面白味にかける感じはどうしても否めません。たまには、よく知らないイベントにも足を伸ばしてみるのも悪くないのかも知れませんね。
さて、しばらく花キリンを集めていましたが、最近は珍しいものもないため、微妙に流行りつつあるPencil-Stemのユーフォルビアや、趣向を変えてアデニアも少しずつ集めています。さらに、最近はコミフォラの実生苗が出回るようになったので、少し手を出したりしています。しかし、やはり硬葉系ハウォルチアは見るたびにうっかり買ってしまいます。来年はどのような多肉植物が見られるでしょうか。今から楽しみにしつつ、来年も沢山のイベントに参加したいと思っています。



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2010年以降の多肉植物の新種について、以前より記事にしています。サボテンやアガヴェ、アロエ、エケベリア、セダムの5分類群について、年1回記事を更新してきました。これらは、種類が豊富なため新種も割りと頻繁に見つかるため、それだけで記事になるのです。しかし、大変種類が多く私が好きなユーフォルビアに関しては躊躇していました。なぜなら、ユーフォルビアは多肉植物ではないものの方が多く、乾燥地ではない世界中から新種の報告がなされているからです。基本的に多肉植物の新種の記事なので、多肉植物だけを選別したいのですが、ユーフォルビアの新種を検索すると、コニシキソウタイプやトウダイグサタイプの草本についての論文が出てきてしまいます。しかも、有料論文で読むことが出来ない場合、説明も画像がないためいちいち画像を探して確認する必要がありますし、最近見つかったものなどは画像を検索してもヒットしないものすらあります。というわけで、ユーフォルビアは避けてきたのですが、今年は重い腰を上げて調べてみることにしました。ちなみに、コニシキソウやトウダイグサの仲間にも葉が多少多肉質なものもありましたが、大抵は1年草ですから割愛しました。


2012年
★ブラジル東部Bahia州より、新種のEuphorbia flavianaが記載されました。Chamaesyce亜属Crossadenia節に属し、E. teresに似ていますが細長く輪生枝があります。


2013年
★ボリビアより新種のEuphorbia riinaeが記載されました。Chamaesyce亜属Crossadenia節Ephedropeplus亜節に属し、ブラジル原産のE. gymnocladaに関連しています。 

★ソコトラ島より新種のEuphorbia marie-cladieaeを記載されました。E. socotranaに近縁です。

https://www.inaturalist.org/taxa/1036960-Euphorbia-marie-cladieae


2017年
★インドのアーンドラ・プラデーシュ州より、新種のEuphorbia venkatarajuiが記載されました。Euphorbia亜属で、E. gokakensisやE. caducifoliaに似ています。


2018年
★マダガスカル北東部より、新種のEuphorbia longitubicinicyathiumが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia節に属し、形態的にはマダガスカル東海岸に分布する無棘種であるE. geroldiiやE. robivelonae、E. thualsianaに近縁です。大型で生長がよく、長いトランペット型の莢を持ちます。
https://www.inaturalist.org/taxa/886486-Euphorbia-longitubicinicyathium

★ブラジルのミナス・ジェライス州、Espinhaco山脈の一部であるMontevideo山脈より、新種のEuphorbia tetrangularisが記載されました。ribが4つあります。分子系統においては、Euphorbia亜属Brasilienses節に属しています。

★アフリカ南部のユーフォルビアが整理され、南アフリカよりMedusea亜節のEuphorbia willowmorensis、ナミビア南部よりEsula節のEuphorbia corneliae、ナミビアよりEuphorbia節のEuphorbia otavibergensisが記載されました。

https://inaturalist.lu/taxa/1068293-Euphorbia-willowmorensis/browse_photos


2019年
★ナミビア北部オタビ山脈とその周辺より、新種のEuphorbia otavimontanaが説明されました。棘のある多肉質な低木です。アンゴラ西部に分布するE. ingenticapsaに近縁であると考えられます。
→現在は2018年に記載されたE. otavibergensisの異名となっています。



2020年
★ソマリランドのカル・マドウ山脈西部より、新種のEuphorbia buqensisが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia節に属します。先端が二股に分かれ、単棘を持ちます。E. margaretaeに近縁であると考えられます。

★モザンビーク中央部より、新種のEuphorbia pseudocontortaが記載されました。Euphorbia亜属に属する小型の低木で、E. contortaに近縁です。



2021年
★ソマリア中部より、新種のEuphorbia elburensisが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia亜節に属します。アフリカの角に特徴的な形態を持ちます。

★インドのマハラシュトラ州より、新種のEuphorbia lakshminarasimhaniiが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia亜節に属します。

★インドのマハラシュトラ州より、新種のEuphorbia sahyadricaが記載されました。Euphorbia亜属に属します。E. nivuliaに近縁ですが、低木状で短い葉柄、容易に視認出来る側脈を持つ楕円形の葉などの特徴があります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia agatheaeが記載されました。Euphorbia亜属Pervilleanae節に属します。外見はE. denisiiに似ています。樹木状で光沢があり剥離する樹皮があります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia atimovataeが記載されました。E. denisiiと類似しており混同されてきました。

★マダガスカルより新種のEuphorbia fuscocladaが記載されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。E. splendensと比較すると、枝が太く樹皮は暗赤褐色で葉柄があるなど特徴が異なります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia kalambatitrensisが記載されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。E. splendensに似ていますが、葉がはるかに大きく葉身が狭いなど特徴が異なります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia linguiformisが説明されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。細長い舌状の葉が、茎に密着して下向きにつきます。
→草本性のユーフォルビアであるE. linguiformis Mc Vaughが1961年に既に命名されており、この名前はnom. illeg.です。同年に同命名者により、Euphorbia linguifoliaと命名され直しました。

★マダガスカルより新種のEuphorbia mahaboanaが記載されました。Euphorbia亜属Denisophorbia節に属します。E. rangovalensisに分岐パターンが似ていますが、葉が広卵形で沿岸部に分布するなど特徴が異なリます。

★マダガスカルより新種のEuphorbia makayensisが記載されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。E. psammiticolaやE. leandrianaに似ていますが、若いトゲが細く柔軟で直ぐに消失するなど特徴が異なります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia parvimedusaeが記載されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。E. subapodaに似ていますが、より頑丈で球根状の基部を持つトゲと、目立つ中脈がある細長く鋭い葉を持つなど特徴が異なります。多肉質の茎と塊根があります。

★マダガスカルより新種のEuphorbia spannringiiが記載されました。Euphorbia亜属Goniostema節に属します。葉に広範囲に明るい白色の斑入りで、根は多肉質です。由来不明の「Fishbone euphorbia」として知られていました。

★マダガスカルよりGoniostema節の非公式グループ「Euphorbia perrieri group」に分類される、Euphorbia multibrachiataEuphorbia perrierioidesが記載されました。共に塊茎があり、脱落性のトゲがあります。E. perrieriは大型で枝分かれは少ないのですが、E. multibrachiataは小型で基部からよく分岐します。E. perrierioidesは全体的に軟弱で、E. perrieriとはCyathiumの色が異なり、E. paulianiiとはCyathiumが非常に小さいことで区別されます。

★マダガスカルよりGoniostema節の非公式グループ「Euphorbia rubrostriata group」に分類される、Euphorbia graciliramulosaEuphorbia rigidispinaEuphorbia tsihombensisが記載されました。E. graciliramulosaはE. rubrostriataより小型で基部より3本以上の主茎が出ます。E. rigidispinaは葉裏が赤くE. hofrtaetteriに似ますが、草丈が低く枝が非常に細く区別されます。低木状で斜向します。


2022年
★インドのアーンドラ・プラデーシュ州より、新種のEuphorbia raviiが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia節に属します。E. caducifoliaと近縁です。


2024年
★インドのマハラシュトラ州より、新種のEuphorbia duerriiが記載されました。Euphorbia亜属Euphorbia節に属します。E. sahyadricaに近縁ですが、花柄の形状や蒴果の特徴により区別されます。

★Euphorbia neriifolia complexの解明が行われました。現地調査しタイプ標本の確認、文献や標本を調査した結果、様々な植物がE. neriifoliaとしてまとめられていました。Euphorbia neriifolia complexから、西インド原産の新種として、Euphorbia yadaviiEuphorbia paschimiaが分離されました。


2025年
★インドのデカン高原南端より、新種のEuphorbia paraikalliが説明されました。E. susan-holmesiaeに近縁ですが、幅広い節や密集した輪生枝、最大6枚のribかあり、葉はより大きく、分布も異なります。まだ、キュー王立植物園のデータベースには記載がありません。

★インドのNilgiri山脈とBilirangan山脈より、新種のEuphorbia costatalataが説明されました。E. tortilisに近縁ですが、最大5枚のribや、より長く螺旋状ではない節、花の特徴などから区別されます。
まだ、キュー王立植物園のデータベースには記載がありません。


最後に
以上が近年のユーフォルビアの新種です。とは言え、簡単に調べただけですから、漏れている新種も沢山あるでしょう。毎年、更新してデータを追加していくスタイルなため、初年度の今年は色々と大目に見てやって下さい。
さて、内容をざっと見てみますと、マダガスカルの花キリン(Goniostema節)を中心とした新種が目立ちます。花キリンは見た目が似ているものが多いため混同されがちで、最近整理が進んでいます。この流れはまだ続いていくでしょう。また、マダガスカルの植物は分布がスポット的なため、まだまだ新種が見つかる可能性があります。次に意外にもインドのユーフォルビアの新種が目立ちます。あまり知られていませんが、柱サボテン状のユーフォルビアはインドにも分布します。インドのユーフォルビアは研究が進んでいなかったのか、ここ数年で次々と新種が発表されています。まだ市場では見かけませんが、いずれインドのユーフォルビアもイベントなどで販売されていくでしょう。
2021年はユーフォルビアの整理が大幅に進展しましたが、来年はどうでしょうか? 新たなユーフォルビアの発見を楽しみにしています。


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11月に行った京成バラ園の記事の続きです。相変わらず、写真を並べるだけになります。


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名前を見忘れましたが、よく咲きそろっています。


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Jubile du Prince de Monaco
2000年作出。F系統。


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Melina
1973年作出。HT系統。かなりの巨大輪。



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優花
2004年作出。F系統。



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桜霞
1990年、京成バラ園作出。F系統。



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Shortcake
1991年、京成バラ園作出。Mini系統。

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面白い配色です。
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小型薔薇のブッシュも良いものです。


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Plum Perfect
2009年作出。F系統。


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Matinee
2019年作出。FL系統。



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Pink Knock Out
2004年作出。F系統。



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Alive
2007年作出。HT系統。



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Blue Bajou
1993年作出。F系統。


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筑波実験植物園にて開催されたつくば蘭展の記事の続きです。相変わらず熱帯資源植物温室に展示された蘭の同好会の蘭を見ています。


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C. Blue Velvet
Cattleyaの交配種。組み合わせは、C. pumila  × C. walkeriana ×  C. warneri。リップの先だけ濃色で面白いですね。


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L. Splendid Spire
Laeliaの交配種。組み合わせは、L. splendida × L. anceps。花茎が長く伸びるのはいかにもレリアといった感じがします。
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スッキリとした花形で美しいですね。


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エピカタンセ Hsiang Yu Gold Coast
Epicatanthe(Ett.)は、EpidendrumとCattleyaと
Guariantheの交配。組み合わせは、Epi.  stamfordianud × C. milleri × Gur. aurantiaca。しかし、実に目を引く色合いです。


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バンダコスティリス Jularay
Vandachostylis(Van.)は、VandaとRhynchostylisの交配種。おそらく「Jularay」ではなく「Jularax」。組み合わせは、V. coerulea × Rhy. coelestis × V. sanderiana。

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Jularaxは調べると花色は様々。


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Den. Candy Stripe
Dendrobiumの交配種。組み合わせは、Den. bigibbum v. superbum × Den. bifalce × Den. tangerinum。
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ストライプ柄が印象的。


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Clowesetum Penang Walz
Clowesetum(Clo.)は、ClowesiaとCatasetumの交配種。組み合わせは、Cl. warczewitzii × Ctsm. pileatum × Ctsm. expanisum。カタセツム系では斬新な模様ですね。



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Bulb. Elizabeth Ann
Bulbophyllumの交配種。組み合わせは、Bulb. longissimum × Bulb. rothschildianum。

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ブルボのこう言うタイプは、基本的に悪臭があります。


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10月に行った日比谷花壇の大船フラワーセンターの記事の続きです。予想外に薔薇が素晴らしく堪能していましたが、そこから外周をグルリと廻り、温室を目指しました。本日は道中と温室前の花を見てみましょう。


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ハロウィンイベント中なためか、イブキもモンスター仕様。


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沢山並んでいました。


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花壇もよく手入れされています。


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カンレンボク(旱蓮木) Camptotheca acuminata
中国南部、ベトナム原産のヌマミズキ科植物。「喜樹」とも呼ばれる、あまり見ることが出来ない非常に珍しい植物とのことです。Camptotheca属は2種からなります。

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面白い形の実が沢山なっていました。
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そういえば、カンレンボクは抗がん作用がある物質を含まずが、毒性があり副作用が強いため製剤化は中止されたとのことです。しかし、その誘導体は抗がん剤として製剤化されているそうです。


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こちらの花壇もきれいですね。


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ハロウィンの🎃がゴロゴロしていました。


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何やらつる植物が巻き付いています。
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フウセンカズラ(風船葛、Cardiospermum halicacabum)でした。フウセンカズラはムクロジ科のつる植物ですが、分布が非常に広いとされています。何でも、アフリカからアラビア半島、南アジアから東南アジア、中国、台湾、ニューギニア島、オーストラリア、メキシコから中南米に分布するとされますが、自然分布なのでしょうか?


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マルバデイゴ(丸葉梯梧)
Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo'
デイゴが沢山咲いていました。デイゴの花は何気に初めて見ました。しかし、沖縄にも分布するデイゴ(E. variegata)ではありません。E. crista-galliは南米原産でアメリカデイゴと呼ばれていますが、マルバデイゴは園芸品種なのでしょう。



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チュウキンレン(地湧金蓮) Musella lasiocapa
中国、ベトナム原産のバショウ科植物。これだけ茂っているのは初めて見ました。

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葉をかき分けると花が咲いていました。チュウキンレンの花は神代植物公園、新宿御苑に続いて3回目。実は1属1種の珍種です。


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蘇鉄(Cycas revoluta)もなかなか見事。


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Agave americanaですかね。地植えにしても良さそうなサイズです。


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